内容をカンタンに説明すると…
- ゼラーダとの戦闘で重傷を負ったマトバ。ティラナの恩人の妖精レアーヤがその身を犠牲にする形で二人を救うことに。
- そして二人の別れの日が来た。のだがマトバが家に帰るとティラナがくつろいでいた。刑事になってもう少し続けてみるという。
- 今回は…吸血鬼との戦いでマトバは一時水中に落ちて危険な状態だったが同僚に助けられ一命をとりとめた。さらわれたティラナは吸血鬼と言葉をかわす。古の者が思うことは何か…。
【コップクラフト 5話】LONESOME VAMPIRE【アニメ感想】
意外なものが有効
「退がれケイ!」
消化器が効くんです?敵は全裸で逃げていきました。
「なんなんだあの化け物は」
「ラーデ・ネーヴェン…お前たちの言葉で言えば…吸血鬼だ」
「吸血鬼?俺ぁ新手の痴女かと思ったぜ。
あの干からびた死体がケツ丸出しの美女になって人を襲ったってのか?有り得ねぇ。カップラーメンかよ」
「死体ではなかったのだ。ラーデ・ネーヴェンは恐ろしい再生能力を備えている。どれだけ肉体が傷ついていても、人間の生き血からラーテナを得て復活する。
大昔に滅びた種族だ。だが、まだ残っていた…注意深く考えれば、もっと早く気づけたのに。1人…死なせてしまった」
「セシルは助かっただろ?」
セシルは助けられたんですがやはり吸われた助手の人は死亡したんですよね。
「お前たちドリーニに、あの吸血鬼を捕らえることができるとは思えない」
「どうかな。俺の銃弾もお前の剣も効いてるように見えたぞ。 SWATが包囲すればどうにかなるだろ
「SWAT?」
「あいつらさ。連中はマッチョだし射撃も上手い。ろくに鍛えてない俺なんぞより余程頼りになるぜ?」
銃が有効な吸血鬼ってのが新鮮ですよね。
大体何も効かないのが関の山ってところで…。
「また犠牲者が出た。アラモ・パークだ。トラックの運転手が襲われた。目撃者もいる」
「アラモ…包囲網の外だろ。どうやってそんな遠くに…」
「それを聞きたくて呼んだ。腕を切り落とされたのにそんなに早く移動できるのか?」
「わからない。古い種族だから」
「わからないで済むことかね?このままだと死人は増える一方だぞ。どうしてくれるんだ!」
「だから私は反対だったんだ。セマーニ人を捜査員に受け入れるなど、ろくなことにならない。
文明社会には文明社会のルールというものがある!それを…こんな小娘」
んあ?どこの刑事ですかこやつら?
「そのへんにしてくれませんかな警視。あんたが一説ぶっている間にも犠牲者が増える。
この娘っ子がおらんかったらセシル・エップスも殺されて、吸血鬼はこっそり逃げ出し、朝まで誰も気づかなかっただろう。この段階で対応できたのは、むしろ僥倖と言うべきだ」
え、主任がかばってくれましたよ?
「ジマー警部。君は一体…」
「だいたいエクセディリカはわしの部下だ!文句があるなら直接わしに言え!この小童が」
主任!!男前すぎます
「たまげたな」
「あいつは鼻っ垂れだ。LA市警で新人の頃よくチビってた。なんだ?お前まで文句があるのか?」
「いえ、全然」
「だったらいちいち驚くな。バカモン」
嫌味は言うけど部下は守る。かっこいいなぁ…。
ティラナを使って探そう
「マトバ。お前ならどう探す」
「吸血鬼は地球社会のことは知らないはずです。テクニカルな逃走はできないだろうし…K-9がいいでしょうね」
「警察犬ならもう出払ってるぞ」
「ここにいますよ」
ティラナを犬扱いするマトバ。
目撃者に話を聞く。
「トラックから出てきてこっちを見てたけど、そのまま行っちゃったわ。向こうに」
「女の服装は裸でしたか」
「いやぁそれが…よくわからなくて。黒いイブニングドレスみたいだったんだけど…」
「ぼんやりしててー、ゆらゆら動いててー、なんていうかー炎のような」
「ヴァウ・エ・デイエだ。初歩的な幻覚のひとつだ。衣服の代わりにもなる。
つまり…吸血鬼はそれだけの力を取り戻しているということだ」
「お前も使えるのかその…あー…ヴァウ…」
「ヴァウ・エ・デイエ。一応使える」
「…やってみせてくれ」
「お断りだ。衣服をつけていると使えないし、気を緩めるとすぐ消えてしまう」
これは…想像してし…。
「ショッピングモールだな。目撃者の証言とは逆方向だぞ。警察犬も」
「だが、あの建物からならこの現場を見張ることができる」
何度も蘇る男
「腹が満たされたのなら、奴が何より欲しいのはこの街の情報だろう。ちょっとやそっとの人間に包囲されたくらいなら、逃走できる自信もあるはずだし」
<防犯システムに反応ないみたいよ?レーザーにも引っかかってないし>
通信で情報が来る。
「強くなった。気配だ。気をつけろ」
方角がわからないのでどう気をつけていいのかわからないのですが…。
現れた吸血鬼、落とされたマトバはモール一階の噴水広場的な場所へ。
結構深いのでは…。そのまま戦線離脱(退場?)
「ケイ…ケイ!しっかりしてケイ!」
「トニー、キスしてやったらどうだ。案外目覚めるかもよ?」
「アレックス。それ、セクハラよ」
「どっちがどっちに?」
トニーとアレックスが駆けつけてくれたようです。
マトバが息を吹き返します。うーん、すごい強運…。
「連絡が途絶えたから助けに来たのよぉ。そしたらあんたがそこに浮かんでてぇ」
「ティラナは?」
「いないわ。何があったの?」
「連れ去られたか…」
<お目覚めか、幼き剣士よ>
<なぜ私を殺さないのです?>
本から情報収集をしている吸血鬼。
<ここは…別の世界だな?>
<地球と呼ばれています>
ティラナ、相手に敬語を使ってますね?
<『ニバの書』にある大いなる門が顕現したのか>
<あなたは罪なき人々を殺した。
けだものの所業です!>
あやうくティラナが吸血されそうになった時…
「ティラナ!」
「ケイ!」
攻撃が有効
「いけない!今の奴は無敵だ!」
退がらせろ。皆殺しにされるぞ!」
でもこの吸血鬼には銃が効くんですよね。
「もっと撃てクマと同じだ!とんでもないタフだ!」
また全裸で逃げてる…。
<おそろしい武器…奴らは何者だ?ただの異世界などではない。わらわは黄泉にでも迷い込んだのか>
そんな彼女をゼラーダ声の光が逃げ道へ誘導します。
「見つからないわけないだろ!モールじゅうくまなく探してるんだ」
<だとしたら…もうモールの中にはいないかもしれない
南に500メートル離れたところに地下鉄が通ってるわ。このモールの空調施設からも繋がってるみたい>
「通風孔か」
警察優秀だなぁ…。
「まったく、走ってばかりだ。健康になっちまうぜ!」
「結構なことではないか。あの不愉快な自動車に乗らずに済む」
「ケイ…できればあの吸血鬼は、殺さずに捕らえたい」
「バカ言うな!奴のバカ力を見ただろ。手加減なんかできる相手じゃないぞ」
「だから、できればの話だ」
「奴と話して、同情心でも湧いたのか?見ず知らずの土地を逃げ回るのが気の毒になったとか?」
「それは…」
「忘れるな。奴はもう2人殺してるんだぞ」
「わかっている!質問したいことがあるだけだ」
吸血鬼が逃げた先に若い男が。でも声はゼラーダ。
術師に操られた傀儡の男。
ゼラーダの望みは”ニバの書”のようです。
逃げ道を教えるはずの傀儡の血を吸う吸血鬼。
<遠い昔、わらわはいくさで死んだ。これは終のひとときに見たうたかたの夢よ>
吸血鬼の古語すごくナチュラルなんですよね…声優さんすごい…。
再び戦闘開始
「タフすぎる!」
マトバが吸血鬼に押さえ付けられる。迫る電車。
ぎりぎりのところでティラナがマトバを救出。
そして吸血鬼は轢かれたのだが…。
「死んだ…のか?」
「そのようだ。ここまで細切れにされてしまっては…」
え……ほんとに?
「それよりもだケイ。一緒に細切れにされていたはずの男から、私は感謝の言葉を聞いていないぞ」
「はっ。別に頼んじゃいねぇよ」
「またそれか!どこまで性根が腐っているのだお前は!一体…」
「ありがとう
……なーんて口が裂けても言ってやらねぇ。さ、応援呼ぶぞ」
「次は助けない!絶対に助けないぞ!何がなんでも絶対だ!」
「勝手にしろ!」
ティラナの力のこもった蹴りが炸裂です。
あーにやにやしてしまいますねぇ。
アクションすごいですね。
あと「バカ」って言うときのティラナちゃんが可愛くて可愛くて…。
ことあるごとに全裸だった吸血鬼、あれ今回で退場とみていいんですか?
ゼラーダみたいにどっかにいませんよね?
もう何も信じられない(笑)