「各々ストレスかかえとるんじゃなぁ…。それをごまかすためにわしゃカラオケとかキャバクラとか連れて行くわけじゃ」

「さすが会社のガン」

「そういえば社長何しに来たんですか」
「あ、そうそう。健康診断来週あるから全員受けるように。
大事な大事な社員にはちゃんと健康診断を受けてほしいのじゃ。皆には長く生きて欲しい～～」

「本当の意図は？」
「病気なんかされて大事な歯車が居なくなるの会社の損害じゃからの」

（（（（ガンめ…））））

「なんで注射が嫌なんですか？」
「血が…怖い…！」

「「あんたほんとに百獣の王か？？」」
「あれ、血がめっちゃ出る進撃の巨象見てたよね？」
「あれ、アニメだし…」

「来週も楽しみだな～～～」
「何かあるの？」
「インフルの予防接種」

「大体アポ無しで伺ってどうするの」

「もしもし弟者だけどどうしたの」

「お前の番組さ、再生回数超すごいね」
「見てくれたんだ～～。ありがとう」
「実はさ、俺もこう動画作りたいなぁって思っててさ、YouTuber的なことってさ今どう？」
「ん～～今から始めるなら余程他と違うことをやるか、センセーショナルなことをやらないと厳しいんじゃないかなぁ」
「だよね～～～」

「弟者、電話誰～～？」
「あー、ツルくんから」
「久しぶりだからちょっと変わってよ」

「最近どうなの？」
「兄者にも聞きたいんだけどさどやったらこう動画の再生回数って増やせそう？」

「再生回数か…前の時に会社の人達おもしろいとかなんか言ってなかったっけ」
「そうなの、変っていうか面白い」
「そこをうまくいじったらどう？もちろん個人情報は隠して」
「やってみるわ」
「くれぐれもネタにする人達の個人情報は出さないようにね」

「あれだけ個人情報を出すなってことは多分他の人もやってないんだろうなぁ。
……ってことは…。」

「俺達がネットで大炎上してるんだ」

ライオン「僕なんて顔が載ってるだけなのに…」

オオハシ「この発信元がこの動画みたいなんだが」

『はーいどうもはじめまして、忍者です。ニンニン。』

「お前何か知ってる？こいつ忍者とか言ってるし…」

「なにかわかったら教えてくれ」

「株価がナイアガラの滝のように勢いよく落ちてる…」