前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 紫音の要望でサザエを獲りに海へ向かうほまれ。しかし結局捕れたのは大量のヒトデ(食用)だけで…。不満を漏らす紫音だが、実はほまれが怪我をしながらもアワビを捕ろうとしてくれていた事を明日香から聞き、「サザエよりも美味しいわ」ヒトデを頬張るのだった。
- 無人島生活に適応していたかに見えた明日香、睦、紫音だが実はかなり強がっていたことが分かる。みんなをなんとか元気づけようと、ほまれはかつて父に教わったバーベキューを決行。大量の魚とクロモジのお茶で腹を満たした彼女たちは、結束を新たに無人島生活を全員で生き延びることを誓う。
- 今回は…明日香と睦は罠にかかっていたうさぎを仕留めた!初めての肉は紫音の提案で南仏国料理風に調理することが決定!完成したうさぎ肉の蒸し焼きと、骨と一緒にコトコト煮込んだスープ。果たしてそのお味は…!?
【ソウナンですか? 6話 アニメ感想】ウサギ実食
捕獲
罠にはウサギが掛かっていました。
「ほまれ呼んでこようよ…!」
「ダメです!逃げられちゃう!私たちでやるしかありません…!」
棒で止めを刺そうとする睦ですが、なかなか当たりません。本当は殺したくない気持ちが邪魔をしているのか。
「なんで死んでくれないの…!?」
「運動音痴が無理すんなよ。私だって動物を殺すのは抵抗がある。でも、睦が泣いてるから――」
「!」
明日香は棒を振り下ろしました。((((;゚Д゚))))
「お~~~い!!獲ったど~!」
「!!」
ほまれ立ちと合流。
明日香と睦はウサギを抱えていました。仕留められています。
「よくやったな、二人共」
「もう倒れそうだよ~」
「明日香さんがいなかったらきっと逃げられていました…」
ちなみにほまれと紫音チームは空振りでした。
「まずは解体用のナイフを作る!」
「そこから!?」
内蔵の腐敗を防ぐため、ウサギを冷たい水に浸してからナイフ作り開始です。
「石ナイフを作る!こうやって叩いて高い音がする石を選んで…」
淵を石で叩くと貝殻のようにギザギザにかけていきます。それを少しづつ丁寧にやっていくのですが石が割れてしまい、なかなかうまくできません。
そんな中、思わぬ才能を開花させた人物がひとり。
(才能あるのかしら、私……)
紫音さんすごい!!!ほまれより上手い(笑)
解体
「私、解体やってみたいです!仕留めるとき役に立てなかったし!」
解体を名乗り出たのは睦でした。ほまれ曰く、うさぎは哺乳類の中でも解体が簡単なのだそう。
「睦、そうやって刃を入れると内蔵まで破って肉をダメにしてしまう。つまんで引っ張ったところを切るように」
「は、はい…!うわあああああああああ!」
「お、おい、大丈夫か?」
「(コクコク)」
ほまれの指示に沿って解体していきます。
おなかの中から外へ向けて尾の方に裂いていく。
内蔵を掻き出すと、ぐちゃぐちゃと不気味な音が響きます。
睦の手が血に染まっていく…((((;゚Д゚))))
明日香と紫音は岩陰に隠れて震えます(笑)
「でで、できました…」
「次は体の皮をはがすんだけど…私がやろうか?」
睦は最後まで自分で解体する、とほまれの助けを断りました。すごいよ…!
「次は頭部と足首を落とそう」
うわあああ(´・言・`;)
「できたぁ~~~」
「すごい!ちゃんと肉になってるじゃん!」
睦、頑張りました!
フレンチにしたい
次にうさぎをどう食べるか決めます。
紫音は南フランスで食べたうさぎ料理(なんかよく分からん馴染みの無い名前←)の話を始めました。
「部位ごとの料理はもちろん、骨からスープを作ったり、血や骨髄を使った料理がコースで出てきたのよ!ああいうのできないかしら??」
「できないと思います」
しかし紫音の強引な仕切りによってうさぎはフレンチ風に調理することが決定。
材料はウサギの肉と海水から作った塩、ツワブキの茎です。
肉を部位ごとに切り分ける睦ですが、ぐちゃぐちゃになってしまいます。それを見た紫音が一言。
「なんか優美さに欠けるわ…」
「フランス料理もウサギ肉も初めてなんです!しかも私が今使ってるの石器ですよ?!」
「ご、ごめんなさいつい」
「むっちゃん怖い」
睦が怒るのも無理はない(笑)
「穴を掘って焼いた石を敷き詰める。素直かけて葉っぱを敷く。ツワブキの葉にくるんだ肉をその穴に並べて、その上にもう一度、葉っぱを敷いて石を並べる。この石の上で焚き火をする。大体50~60分くらいかな」
「でもどうやって時間を計るの?」
「ん?」
「この石の一から影が15度動いたら1時間だ」
(キッチンタイマー!?)
(まさかの日時計…)
原始的です!
初めての肉!
「そろそろ時間だな」
「ちゃんと出来たかしら!?」
「早く早く~~!」
ツワブキの葉から取り出したウサギ肉は良い感じに蒸しあがっていました。
待っている間に作っていた骨スープには塩とツワブキの茎を入れました。
「紫音さんの提案、最初は無茶だと思いましたけどうまくいきそうですね!」
「こんな場所でフランス料理なんて私たちじゃ思いつかないもんな~!すげ~うまそうじゃん!」
「ねっ、成せば成るって言ったでしょうっ?」
フランス人が見たら「こんなのフランス料理じゃない!」って言いそうだけどサバイバルなので大目に見て欲しい( ̄▽ ̄;)
まずはスープを実食。
紫音「南仏風スープね!」
明日香「水炊きみたい!」
紫音「南仏風スープよ?」
明日香「あ、はい……」
南仏風スープと水炊きは似ている…!?(;´д`)
「でもこれ言い出しが出ているわね」
「さっぱりしていて美味しいです!」
「水炊きみたい」って言われたので味の想像ができますね。美味しいに違いない。
「なぁ、うさぎってどんな感じ?何味?」
「え?うさぎ味、だけど…」
「えぇい!自分で確かめる!」
口に入れた瞬間、明日香達の顔がほころびます。
鶏肉みたいにやわらかく、ジューシーなのだそうです。
明日香・睦・紫音「「「ウィーラブお肉~~~♥」」」
ほまれ(モグモグモグモグ)
無人島に来て初めての肉だから余計に美味しかったでしょう!
「は~おいしかったぁ~」
「食べきってしまったから保存食は作れなかったな」
「お腹すいてましたからね」
「初めてだわ。この島に来てお腹いっぱいになったの」
うさぎ一羽で大満足の食事が取れるんですね。魚もいいけどやっぱり肉は食べごたえがあります。
「ご馳走様―――」
明日香はうさぎの骨を取り出してそう言いました。
私たちが食べてる肉も同じ過程を経て食卓に上がっているのは分かるんだけどやっぱりキツイ。
「うわああ(引」なんて言いながら観てました。仕留める時よりも解体する方が辛そうです(;´д`)
飼ったことのあるうさぎを仕留める明日香の勇気もすごいし、睦は初めてなのに上手に捌けてましたね。
紫音に石器を作る才能があるとは思いませんでしたが(笑)
紫音が言ってた南仏国のうさぎフルコースも気になるな…血とか骨髄がどう調理されるのか想像がつかない( ̄▽ ̄;)
ウサギ肉、機会があったら食べてみたいですね!