内容をカンタンに説明すると…
- ホルマジオとナランチャの戦いは続く。ナランチャの生い立ちが明かされる。母親と同じ目の病気にかかったどん底の彼を拾い上げたのはフーゴ、そしてブチャラティであった。
- エアロスミスの能力を最大限に活かしてホルマジオを倒した。次の目的地はポンペイ。フーゴ・ジョルノ・アバッキオに要件は託される。
- 今回は…ポンペイについた三人、目的地までは100M足らずすぐに用事が済むはずだったがフーゴが覗いた鏡の中に刺客がいることがわかったのだがジョルノとアバッキオにはそれが見えていない。二人を押し出すと敵地に引きずり込まれていたのはフーゴであった。
【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 12話】ボスからの第二指令【アニメ感想】
見えない敵
「僕達が目指す犬の床絵はそのポンペイの悲劇詩人の家と呼ばれる場所の入り口近くにある」
「目的の場所はこの先100mくらいだ。例のものを取ってみんなの所に戻るまで30分というところか」
フーゴは柱にある鏡に目をやる。すると人影が。
「アバッキオ。ジョルノ。用心を。後ろの石柱の影から僕らを覗いている」
振り返ると誰も居ない。鏡の中の人は近づいてくる。振り返ると居ない。
フーゴにしか見えてない!?
「こ…こいつ…鏡の中に…?」
「スタンドを出したぞ!誰が戦う!?」
「待てフーゴ!さっきからお前何を言ってるのかさっぱりわからん」
「まずい!攻撃されるぞ!鏡から離れろぉー!!」
ジョルノとアバッキオを押し出す。すると二人は消えていき…。残ったのはフーゴだけ。
ここは鏡の中
「鏡に映っていた男もいない…何をしたんだ!?だいたいこんな場所に鏡なんてかかってること自体が奇妙だったんだ!一体何だ?この能力は!?」
「さすが気付くのが早いな。一人ずつだぜフーゴ。誰からでもよかったのだがたまたま最初に鏡を見たお前から順にだ」
(消えたのはアバッキオ達じゃあない…ここは鏡の中!僕の方だ!引きずり込まれたのは!僕の方だ!)
物の文字が反対なのです。
一方本来の世界にいるジョルノは…
(フーゴは最後に「鏡から離れろ」と叫んだ。「石柱から出てきた男が見えないのか」とも)
勘がいいですね。
そして鏡の中ではフーゴが尋問されてました。
「だがこの死の街ポンペイにお前らが何しにきたか。それも知っておかなくちゃならない事柄だと思うんだよ」
もちろんフーゴが言うはずもなく。
攻撃をかけてくる敵。
「違うね!死ぬのは僕の能力を見るお前の方だな!パープル・ヘイズ!」
(おかしい…スタンドは出ている。確かにそう感じるんだ。それなのにどうして…)
フーゴのスタンドは鏡の外にいました。
アバッキオが焦っています。ジョルノに必至に指示を。
「パープル・ヘイズから離れるんだ!早くしろぉー!!」
ジョルノ時々異様に聞き分けわるくなりますよね。なかなか動かない(笑)
「鏡の中を支配する。それが俺の能力。ここにあるものはすべて命の無い物質だけだ。生きてるのは俺とお前だけ!他は俺が許可していないからだ。お前本体だけ入ることを許可した。
つまりスタンド能力は外に置いてあるんだよぉー!!これが俺のマン・イン・ザ・ミラー!」
(パープル・ヘイズは鏡の外に現れている…それなら何か…戦う方法があるはずだ!)
頭のいいフーゴなら何か…!
フーゴの過去
《何不自由ない恵まれた環境に加えIQ152という生まれついての高い知能。その人生は一転の陰りもないかのように思われた》
《フーゴは時折自分でもよくわからない怒りの感情に襲われたが必死に堪えてなんとかやり過ごした。
そしてその怒りはフーゴが弱冠13歳で入学した大学において最悪の形で暴発した》
変態教授に襲われそうになったんですね…。
《両親は金を使ってフーゴを無罪にしたが、一方で汚らわしいもののように扱い家から勘当した。
天涯孤独になったフーゴは万引きやコソドロで生きるようになった。しかし皮肉にもこれが彼の知性を最大限に生かせる生き方だった》
丁度ブチャラティが自分のチームを作りたいと考え始めた頃に例のレストランで悪さして捕まってたフーゴ。
「俺のチームに入らないか?パンナコッタ・フーゴ。お前の知性と知識が欲しい。
俺と共に来いフーゴ。俺がお前を生かしてやる。その獰猛な怒りの衝動も含めてな」
ブチャラティいいやつすぎんよ……。
さてフーゴが手に入れたスタンドの能力は。
「近付くなよ…パープル・ヘイズが拳を使う時何者も傍にいてはならない…。
殺人ウイルスだ。あれがフーゴのスタンド、パープル・ヘイズの能力…。
奴の手の甲を見ろ。奴が拳で殴るとあのカプセルが破れる。そして中から噴き出すってわけだ!ウイルスが!
ウイルスは空中に巻き散らかされ呼吸か皮膚接触で体内に侵入する。そして獰猛に増殖、約30秒で相手を発病させ即死させる!
しかも一旦ウイルスが撒かれたなら傍にいる者は仲間だろうと敵だろうとお構いなし!あのカラスのようにあらゆる代謝機能を侵害して内側から腐るようにして殺されるのだ。もちろんスタンドもだ!」
超絶怖い兵器でした!!!
でもこのスタンドいつも怒ってるような顔をしているが神経質な奴で体の汚れが気になる様子…。
まさかの萌えキャラ?
「スタンド自体に知的さはほとんどないみたいですね…」
(アバッキオ…ジョルノ…僕のメッセージを受け取ってくれ…鏡の中に引きずり込まれないようにしてくれ!)
頑ななジョルノに対してアバッキオとの口論が止まりません。
「いいか!俺達の任務は鍵を取って娘を安全にボスの所まで護衛する事だ!フーゴを助けたいのは俺もお前と同じ気持ちだ。だが鍵を取ることが最も大切な事なんだ!」
「フーゴは危機に陥ってますが敗北したわけではありません!命を賭けて彼を助けるべきです!それに敵の能力の謎を解かずに動くのは僕らにとっても危険です!」
「違う!三人とも全滅する危険を冒すことがマズいんだ!もう一度言う!先に進むぜ!来い!」
「拒否します!ここで謎を解きフーゴを助け敵を倒す!それがみんなの安全を守ることです!」
ここで二人の進路が分かたれました…。
環境で培われたものとはいえやばい感じですね。
それごと包み込んでくれるブチャラティは聖母かなにかでしょうか…。
今回はジョルノがかなり意固地な感じがしてちょっとはアバッキオさんの話聞きなさいよ…?
ってなってました。とはいえどっちの言い分もわかるんですけどね。
ボスが隠したものに無事たどり着けるんでしょうかね。
フーゴさんの知恵がどう解決に導くのか楽しみです。