【フルーツバスケット 22話 アニメ感想】花ちゃんの壮絶な過去!透達に出会って世界が色づいた!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 王子こと草摩由希と仲むずまじ気な透が気に食わないプリンス由希3年代表の素子は、透の排除計画に乗り出す。だがその前に、透を庇護する電波女・花島咲を倒さねばならない。彼女の弱点を探るべく、1年代表山岸澪、2年代表木ノ下南を連れて花島家に乗り込む。
  • 咲の弟・恵は呪い返しを得意としていた。素子らにとって思わぬ伏兵である。由希への一方的な愛を熱弁する彼女たちに、恵は「相手の気持ちを尊重し、思いやる心を忘れてはいけない」のだと忠言するのだった。
  • 今回は…生まれつき特別な力を持っていた咲は小学生の頃から酷い虐めを受けていた。壊れていく娘に我慢ならなかった両親は引越しを決断。転校した先で透、魚谷と出会う。

【フルーツバスケット 21話 アニメ感想】花ちゃんの弟登場!愛と嫉妬は表裏一体!素子の由希愛!

2019.08.24






【フルーツバスケット 22話】だって、嬉しかったのよ【アニメ感想・名場面】

 花ちゃんの過去が辛すぎる

父「持って生まれた能力とはいえ、なんの対処もしてやれないのは親として歯がゆいね…」
母「病院はダメよ!余計咲ちゃんを傷つけるかも知れないもの!」
祖母「でも私は心配だよ。咲の将来がね。人には無い力で苦しまなきゃいけないんだよ。人には理解されない力でね」

電波のせいで、小さな頃から他人の心の声が聞こえたりしていた花ちゃんです。それは日常生活に支障が出るほどでした。

(優しい家族。優しい声。力のせいで迷惑なんかかけたくなかった。だからできるだけ他人に知られないように)

人との接触を避ける花ちゃんは、おとなしく無口な子になっていました。小学校ではそのせいで「魔女」と呼ばれ、からかわれます。
時に「魔女は生きたヤモリを食べる」などと意味不明な理由で給食にそれを入れられ、無理やり食べさせられます。
花ちゃんは虐められていました(´・ω・`;)

学校の中だと何故か「いじめ」で処理されますが犯罪行為だぞ(´・言・`╬)

(うるさい……。私がもしも魔女ならばあなたはなんだというの?あなたはここまでしていいと許されているの?)

花ちゃんは深く傷つき、黒い感情が心を埋め尽くしていきます。

(嫌い…。大嫌い。いっそお前なんか死んでしまえ。死んでしまえ…死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ!!死ね!!!)

そう強く願った瞬間、加害者の男子生徒は倒れたのでした。Σ(゚д゚lll)電波!?

翌朝、生徒は病院で意識を取り戻しますが付き添っていた母も倒れたといいます。

「死ねばいいと思ったからよ。私が死ねって強く思ってしまったから……。だから」
「咲ちゃん!それは!」
「私はいつ警察に行くの…」
「でもね、咲ちゃんの力が原因なんて証拠どこにも」
「私のせいじゃないという証拠もないわ……」

「本当に殺すかと思ったの。今度は本当に殺してしまうかもしれないの」

両親は言葉を無くし、娘を抱きしめる事しかできませんでした。

「怖い……!」

自分が虐めを受けるより他人を傷つける事を恐れているようにも見えます。

以来、花ちゃんは黒い服しか着なくなりました。
みんなが毛嫌いし、遠ざけ、時に暴力と暴言は悪化する一方で、花ちゃんの心はどんどん壊れていきます。しかし彼女はそれを「当然の報いだ」と受け入れてしまいます。

倒れた加害者生徒のその後。
反省する様子もなく、花ちゃんを見るやいなや逃げ出すのですが、つまづいて転んだ事さえ「魔女の呪いのせい」にします。
自分が傷ついたとたん被害者ヅラするのが、何とも不快ですね…(´∀`)





 自分を必要としてくれる人

「あなた、またそんな本を読んで」
「お婆が、咲の力についての参考になるかもって」

呪詛返しを更に返すことが得意だと言っていた恵。お姉ちゃんを助けようとして得た物だったのね…(´;ω;`)

「どうしていつも黙ってるの。虐めだって、どうして黙って受け続けてるの。当然の報いって、思ってるの?」
「警察が私を裁けなくても、それでも、何らかのの形で私にはバツが与えられるべきだもの。あんなに深く暗く、だれかの死を願ってしまった私の罪は裁かれて当然だもの」

でもそれは傷つけられた反動ですよね…。花ちゃんが裁かれるなら元凶になった加害者生徒も裁かれるべきなのに、そうは考えない花ちゃんです。自分に厳しく、他人に優しいのです。

「咲にとって人は罰を与える存在で。それ以上でもそれ以下でもなくて。一生そうやって生きていくつもりなの?」
「……」
「じゃあ、俺は祈るよ。咲が一生そうやって一人ぼっちでいていいはずないから。この世界に、人があふれるこの世界に咲を大切に思ってくれる人が一人もいないなんて、そんなことあるはず無いから」

「だから会いに来てください。遠い国にいるのなら飛行機に乗って。早く、できるだけ早く咲の前に現れてください」

弟いい子すぎる(´;ω;`)

咲にはそれが途方もない祈りに思えました。届かない祈りだと思っていたからです。

(駄目。何も考えちゃダメ。真っ白に、絶対駄目、殺しちゃダメ、殺したくない!絶対ダメ、お願いだからもう、誰も―――)

中学生になっても虐めは続いていました。電波で相手を殺してしまわないよう、必死に我慢する花ちゃんです。
加害者生徒は未成年だから罪にはならないと思っているのか、花ちゃんが同じ人間に見えないのか、いずれにせよ一人を複数人で取り囲んで火炙りなんて普通に事件です。警察に行ってどうぞ…( ̄言 ̄;)

「引っ越そう。咲が彼女たちを責めたくない気持ちはよくわかったよ。でも父さんたちはもう、今の環境にもう咲を置いておきたくないんだ」
「父さんたちだけ引っ越して、私はもう、迷惑をかけるのは嫌」
「咲」

「迷惑だなんて決めつけたりしないで。親はいつだって子供が心配で、愛しくて仕方がないんだよ」

家族が味方であることが、唯一の救いです(´;ω;`)

「大好きだよ咲。だからまだ、諦めないで……」

この時の花ちゃんには、何に対して「諦めないで」と言われたのか理解できませんでした。

転校初日、罪人の証である真っ黒な爪のまま登校した彼女は言動も相まってやはり浮いていました。虐めの後遺症みたいなもんですよね…。

(新しい環境になっても他人との距離を変えようとはしなかった。そんなのは白々しいと思ったし、忘れてはいけないと思った)





 運命を変える出会い

「はいっ、どうぞ!今日は大盛りサービスなのです!私、本田透といいます!よろしくお願いします!この学校の給食はとっても美味しいと思うのですよ!」

ようやく出てきた透!!安心感半端ないです(*´д`*)

(驚いたわ。臆することなく話しかけてくる子がいるなんて…)
「おい、そこの転校生。どうせ一人で食う気だろ。そういうのウゼーからここ座れよ」
(臆さない人がここにも一人……)

透と魚ちゃんが最初に話しかけてくれたんですね。

「今日子さん的に言えばあんたは花ちゃん!」
「そうですねっ!花ちゃんです花ちゃんっ!」
(この二人変だわ)

3人で食べようとする透、魚ちゃんと、ひとりで食べようとする花ちゃんです。

「細かいことはいいじゃんよ。今日あんたは転校してきて天気が良くて給食があって。変な二人とそれを食べるのだ~!」
「いただきます~!」

「変なふたりだわ…」
「「よく言われます!!」」

この二人と接してると、心がぽかぽかしてきます。

明日また会う約束をして、その日は下校しました。

(”また明日”…?初めて言われたわ。明日は”おはよう”とか言われるのかしら……)

透「おはようございます!花ちゃん!」

本当に言われた(笑)

(だって、嬉しかったのよ。関わっちゃいけないって、何度も思ったのに、気づくと二人のそばにいて、嬉しくて…)

花ちゃんの目に映る景色がどんどん色づいていきます。
普通のことがこの上ない幸せです。

「お~っ、今日も真っ赤な夕焼け!」
「はい!」
「……優しい色」
「だな」
「はい!」
「明日も、いい天気ね」
「そうだな~」
「はい!」

(自分の立場を忘れそうになっていたのに気づいたのは、二つの季節をまたいだ頃だった)

「ねぇ、花島さん…。小学校の頃、同じクラスの男子を殺しかけたって、本当?」
「毒電波ってやつ…?で」
「ウチラにもよくわかんないけど、花島さんすごい不良で…止めに入った女子の腕とか焼いたって」
「それで問題になったって転校したって」

過去を知る誰かが悪意を持って事実をねじ曲げたのかもしれません。

花ちゃんの心に真っ黒な感情が広がっていきます。過去の話を持ち出した少女は急な頭痛に襲われました。花ちゃんは教室を飛び出します。

「待ってください!!」
(怖い!怖い!!私また、また力を使ってしまったの…!?)
「花ちゃん!」
「ダメよ!近づいたら、ダメよ。黙っていたこと謝るわ…。だから、だからもう、私なんかと一緒にいてはダメよ。私、殺しかけて…だから、ダメ……」

消えない罪に苛まれます。
彼女を傷つけた加害者は自分の罪なんて考えたこともない、覚えてもいないだろうに。
花ちゃんだけが苦しんでいました。おかしいよこんなの(´・ω・)

(私は裁かれる存在であればそれで…)
「こんなに近くにいるのに。離れるの嫌です。私はまだ知らないことがたくさんあるかもですが、でも離れていかないでください、花ちゃん」

「花ちゃん、大好きです。大好きなんです、花ちゃん」

透の言葉が胸にしみます。

(傷付けてしまうかもしれないのに。許されないことかもしれないのに)
「お前が決めろよ。なんかいろいろ決めつけんなよ」

透と魚ちゃんは両親と同じ言葉をかけてくれた初めての存在でした。

「お前は離れたいのかよ?知りたいのは、それだけだよ」





 救い

「(あの頃、帰る日、見上げる空は震えるくらい寂しく見えた。不思議。いつの間にか優しく見えて、伸びていく影がひとつじゃなくなった。それだけのことなのに。たったそれだけのことなのに。)一緒に…たい…。一緒に、居たい」

『祈るよ。大切に思ってくれる人が一人もいないなんて、そんな事あるはずがないから。祈るから。だから、諦めないで』

一緒にいたいと願った瞬間、彼女の心に本当の光が差したんですね。
家族の言っていた事に気づけたのも、この時だったのでしょう。

(力をコントロールできるようになったのは、しばらくしての事。満たされることで生まれる余裕のせい?)

家族、透、魚ちゃん、みんなで団欒している時でした。

「咲はいつまで黒服を着続けるの?」
「そうね…。長いあいだ着ていたせいかしら、今ではこの色じゃないと落ち着かないのよ。恵こそ、いつまでも私に付き合って黒服を着ていることはないのよ」
「俺もこの色の方が落ち着くから」

姉弟の強い絆も素敵なんですよね(TヘT )

「感謝しているわ。父さんたちと、あなたに」

いつも花ちゃんのことを心配して、一緒に悩んで苦しんで、味方してくれました。

(胸が痛むことがあるの。あんなに家族に愛されていながら満たされなかった私の心)

それを生前の今日子さんに打ち明けたことがあるようで。

「人間ってさ、他人を求めずにはいられないんだよ、多分。多分、どんなに人に虐げられても絶望しても、家族にどんなに愛されてもやっぱり他人に受け入れて欲しくなるんだよ。きっとさ」

花ちゃんを傷つけたのも救ったのも、他人との出会いでした。

「それに親って、子供が幸せそうにしてたらそれで充分なんだよ。だからあんたたちもいつかさ、それぞれ別の道を歩き出すとしても、白状とか寂しいとか、そんなことないよ、続いていくものはきっと必ずあるはずだから」

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花ちゃんのことを大人っぽくて、自分の意見をはっきり言える強い人だと思っていたのですが、それは絶望から立ち直った強さだったのかもしれません。
見ていて本当に腹が立ったし、悲しかったです。思わず目を背けたくなる場面も(´;ω;`)
家族が隣で支え続けてくれたからこそ、透と魚ちゃんに出会うまでなんとか生きてこられたんだろうな。人の何倍も傷ついた分、もっともっと幸せになって欲しい。
透達に出会ってから世界が色鮮やかになっていく描写は素敵でした。本田親子の言葉も救いだよ。
そして予告は超絶イケボのCV.森川さん!?新キャラ登場の予感です!
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