【魔王様、リトライ! 12話 アニメ感想】最後まで温泉回!魔王九内、エンジェル・ホワイトも攻略完了!?(2期に)続け!!(希望)

内容をカンタンに説明すると…

  • 一人神都に向かい羽を伸ばす九内。北方の迷宮について調べるため、
  • 冒険者ギルドに向かう途中でミカンとユキカゼに遭遇する。
  • 今回は…ラビの村でルナに言われるがままに温泉へと案内されたが不注意で男湯に入ってしまったホワイトは、露天風呂で九内と鉢合わせる。動揺を隠せないホワイトとは裏腹に落ち着き払った態度で話を進める九内であった。

【魔王様、リトライ! 11話 アニメ感想】神都でユキカゼとミカンから情報収集!エンジェル・ホワイトがラビの村に!そっちは男湯!

2019.09.12

【魔王様、リトライ! 12話】白天使と魔王様【アニメ感想】

魔王、演技完璧

「魔王ッ!?」

ホワイトさん、温泉に優雅に入っている九内と鉢合わせ。

「ほぅ…珍しい闖入者が居たものだ」

「わ、私を…待ち伏せていたというのですか…?」

「ここは露天風呂と言われる場所でね。ここで騒ぐような者は常識を知らぬガキか、無粋な者だけだ。
貴女は、そのどちらでもないと思いたいが?」

よくこの状況で冷静に対応できるな…。

(落ち着け俺!ここでベタに悲鳴など上げられた日には評判を良くするどころか、その名は地に落ちるだろう)

心の声はすごく焦ってるものでした。

(聖女視姦罪とかふざけた罪で、投獄されたりしないだろうな…

それに、ここは男湯だぞ…?

まさか、ハニートラップとかじゃないだろうな…!)

心の中の動揺…わかりみしかないです。

「こんなところにまで来られるなど、余程の用件がおありのようですな。私はこう見えて、聞く耳を持っている方だと自負している」

「用件ですって…!?そんなもの、貴方の…」

「その前に、その格好は目に毒ですな」

タオルを聖女へ。すっぽんぽんの自分に気づくの遅い、ですが湯気がしっかり隠してくれてるので大丈夫でしょ。

(だ…男性に初めて裸を見られた…!…しかも目に毒ですって!?私の裸なんて視界に入れる価値もないというの?)

聖女の解釈が違いますねこれは。

魔王様いい体…。聖女、見とれてます…?

「聖女ホワイト?よもや、一国の代表が男の裸程度で動揺する、などと可愛らしい事は言い出すまい」

(初めて男性の裸を見てしまった。それが…よりにもよって諸悪の根源とも言える魔王のだなんて!)

「貴方はマダムまで取り込んで、この国をどうしようというのです!」

「ルナもマダムも、自らが望んでこの村に滞在しているのです。私は強要などしておりませんよ」

「一体、どの口が言うのですか!貴方は…」

「余り、近寄らないで頂きたい…その体は少々、刺激が強いのでね」

タオルで隠しきれない胸のサイズ。

「貴方は…ど、何処まで私を馬鹿にすれば気が済むんですかっ!」

「心外ですな。私はいつも真面目なつもりですよ。この口は真実しか告げない。」

迫るホワイトの胸元にしか目がいかないです…。

絆されていく聖女

「マダムに関しては、そうですな。この湯が、一つの答えとなるでしょう。

心を落ち着け、肩まで浸かるといい」

 

「この湯、何か…」

え、ホワイトさん、あえいでる…??

(お前、変な声出すな!声まで可愛いとかアホかっ!)

いい声がいい声を褒めてる…。

「な、何なんですか、これ…こんなの…初め…てっ…」

これはどうみてもやばい…。

(お前、わざとだろコラッ!)

「この露天風呂には疲労の回復だけでなく、日常からの解放という効果があるのですよ。辛い日常を忘れ、一時の解放を得る…そして、また英気を養って明日へと向かう、という施設なのです。
今、貴女が感じている心地良さが…全ての答えだ」

偉いなぁ、冷静だなぁ…。

「魔王が差し出す酒など、恐ろしくて飲めませんかな?
一国の頂点たる貴女の慎重さと臆病が、この国を乱れさせている原因の一つだというのに」

「貴方にそんな事を言われる筋合いはありません…!第一、私に毒物を飲ませようとしているのなら、無駄ですから!」

天使のスプーンという技を発動させるホワイト。

「私からすれば、毒物とはこの国の上層部の人間に他ならない。多くの人民に塗炭の苦しみを舐めさせ、省みる事がない。その上、現状を打破しようともせず、そのための政策すら何一つ持ち合わせていない
私の国では、こういった者を無能と呼ぶ」

(反論出来ない…)

「貴方から見れば、確かにそうなのでしょうね。私のような小娘が空回りしている様は、さぞ可笑しいのでしょう」

「これは、私の国の酒でね。古くから愛されているものですよ」

チョロインか?

杯が一つしかないので必然的に…。

「あ…。間、接…」

「間接キスなど…処女のガキでもあるまいし、何を寝言を…」

キラー・クイーンの言葉を思い出すホワイト

「悪かったですね。
どうせ私は喪女ですよ!処女ですよ!悪いですかっ!?」

「いや、別に悪いとは言っていない。むしろ、貞淑な女性というのは好まれるものだ。胸を張って良いのではないか?
小馬鹿になどしていない。むしろ、その固さを褒めている程だ」

「貴方もクイーンも、固い固いって…私をゴーレムか何かのように…っ!」

ホワイトは何かキレるというか言葉の誤解がひどい。

(なんかの地雷踏んだ!収拾が付かん!こうなったら…)

天使の輪を取り出す九内。

<防御力+2
光り輝き、ふわふわと浮遊している輪
特殊効果は全く無いが、女性コスプレーヤーが好んで良く装備している。
天使の輪とは逆に『小悪魔の角』という頭防具も人気がある>

「聖女の名に恥じぬ貴女へ…これを贈りたいと思いましてな。
その輪に恥じぬよう、研鑽したまえ。私は、あなたの敵ではない…」

「え?天使様の、輪…?どうして、魔王が…」

特にすごいアイテムというわけではなくゲーム内でのおしゃれアイテムなんですね。

(遠足と同じだ…無事に帰らせて、はじめてゴールになる)

 

「では、聖城まで御送りしよう」
「一体、どうやっ…」

九内はホワイトの腰を引き寄せます。

「あの!な、何をするつもりですか…?」
「何も心配する事はない。私に身を任せたまえ。

静かに。こういう時は、沈黙を尊ぶものだ。羽よ、我が身を運べ…全移動、聖城!」

口に手を当てて黙らせるとか、どこの乙女ゲーかと…。かっこいいな魔王様。

(これは…熾天使の跳躍と同じ、奇跡…?天使の御業に他ならない…)

「貴方は、一体…!?」

「私はかつて、貴女に言いましたな…人から聞いた話より、実際に見た方が理解も早い、と
貴女は今、無事に帰ってきた。経緯はどうあれ、それが全てだ。念の為に言っておくが…今日の事は、他言無用だ」

「貴方は、一体何者なのですか?」

「ふむ…私はいずれ、貴女に協力を願いたい事があってね。以前にも言った、熾天使の事について調べたいのですよ」

「どうして、熾天使様を…」

「私が…座天使に呼ばれた存在だからだ」

覚えてますか?一話で一瞬で崩れたあの石像を。

(今の話が真実なら、腑に落ちなかった事の数々に説明がつく。
あの我侭の塊でありながらも、智天使には深い信仰を捧げていたルナが、どうしてこれ程に傾倒したのか。
あの扱い辛いマダムまでが、中央から離れた事も、熾天使様と同じ、奇跡を行使する事も
天使様の輪を人に与える、などというありえない御業を行える事もあの、摩訶不思議な施設も)

「やはり、貴女は天使の輪がよく似合う」

天使の輪を上げ下げさせてそう言う九内。

これでホワイトさんは完全に魔王に落ちましたね。

「では、また会おう…聖女ホワイト」

瞬間移動で消えてしまった九内。

(ルシファー。堕天使とも魔王とも記されている存在

私がきっと

貴方を元の天使様に…)

聖女全員攻略完了。

目的を北へ

(ん…どうしてこうなった…寝られる訳ないだろ!いい加減にしろ!)

戻ってきた九内の布団の右と左にアクとルナ、布団の上にトロン。上に寝るのは斬新。

娘三人のパパに見えます…。

「悠、病院の事は任せる。我々の評判を高めるように努めよ」
「はい、万事お任せ下さい」

「田原、お前には村の全般を任せる。緊急の案件があれば、いつでも通信を飛ばしてくるように」

(村が、変わる。ここまで巻き込んでしまったら、徹底的にやり抜くしかないな
守るべきものが増えた…
そして、それらを守る為には、より強くならなくてはならない。魔法という弱点を克服しなければ、いつか必ずその点を突かれる事になる)

「…田原、指示に一つ付け加える。この村に害意を持って近付く者が居れば、消せ。一人残らずだ。いいな?」

禍々しいほどの強いオーラが九内から立ち上っています。圧倒される田原。

「あ…了解」

北へ向かう馬車を運転するのはミカンとユキカゼ

「あんなもん、逆立ちしても勝てっこねぇわ」
「当たり前じゃない。貴方なんて長官と比べたらゾウリムシよ」

ゾウリムシという表現。

「監獄迷宮のある街、ルーキーか。

なかなかに栄えてるではないか」

「とっとと監獄迷宮に潜って、魔王が欲しがっているアイテムを見つけるわよ」
「おじ様。監獄迷宮でプリズン・ラブ」

「おーい!今年も勇者様が来たぞー!」(CV:天津向)

白い三連星…。

白い彗星・勇者ヲタメガ

「ええ~~~~!!?」

九内もびっくりですわ。終わるのになんでこんなに濃いキャラ。

続く!ではなく”続け!!”と書かれた最後。

スタッフの願望でしょうか。

続けーー!!

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温泉回何回続くんですか!もう最終回じゃないですか!
この笑いの時間ももう終わりなんですか…。
せっかくこれからなのに、聖女皆魔王の手の内に入ったというのに…。
ほんとに「続け!」の気持ちです。

九内の状態での冷静さ、言い回し。見てても惚れ惚れするスマートさ。
大野は頭いいんだろうなぁと感じました。
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