前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- メガネ美女悪魔・エウリノームと知り合ったミュリン!彼女の本性は、ショタをこよなく愛する変態だった!
- 熱を出したミュリンのお見舞いにやってきたベルゼブブとアザゼル。ミュリンと二人きりになったベルゼブブは大胆な行動に出るのだった。
- 今回は…パンデモニウム図書館長・ダンタリオンは、エウリノームが大好物のショタで…!?アザゼルと仲良くなりたい…ベルフェゴールは手作りブラウニーを無事に渡せるのか!?
【ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。5話 アニメ感想】ちょっぴりビター、ビブリオマニア。/進め、ブラウニーとともに。
図書館長・ダンタリオンと声のデカい人!
ある日、ミュリンは本を返すというアザゼルに着いて初めての図書館へ行くことに。
『名物館長がいつも的確におすすめの本を出してくれるんだ』
「へぇ~、館長さんが」
アザゼルが借りていた本は2冊。
”初めての刺しゅうアップリケ”と”星が教えるハッピー星占い”。
どちらも館長さんが選んでくれたようです。歪みないですね!
ミュリン(え?この人が…)
(子供だ…!)
ウサ耳ショタじゃないか!!(歓喜)←
活字中毒、読書狂、書物収集狂、ビブリオマニアでビブリオフィリア。そんな少年でした。
『また1日中本を読んでいたのか?』
「うん…ぼく、夜に読むほうが集中できるんだよね」
「でも勤務中にこの爆睡はどうかと…」
さっきからとても眠そうなダンタリオン。
「職場は寝るところだよ?」
「違いますよ」
「寝てる間も本に囲まれてるなんて、この職場最高だよね。いえーい」
(なんでクビにならないんだ!?)
「えーっと…?」
「ベルゼブブ閣下の近侍をしています。ミュリンです」
「ダンタリオンです。よろしくお願いします」
「こちらこそ!(かったるそうだけどいい子だ!礼儀正しいし…)」
立ったまま寝てますけど(笑)
ふいにダンタリオンの腹の虫がなります。食事の時間も惜しんで読書していたそうな。本の虫にもほどがありますよ!
「大丈夫、ちょっと待って」
(よかった、なにか食べ物持ってるんだ…)
新しい本を取り出したダンタリオンは紙とインクの匂いを存分に嗅いで…。
「満たされたぁ…!」
「精神的に!?」
それご飯じゃないですよ(笑)
???「ダンタリオンッ!アザゼルが来てるぞ!ダンタリオン~~~ッ!!」
ミュリン「なんなんですかあんた!?」
突然現れた声のデカい人!ミュリンも困惑します!
声のでかい人はモレクといいました。
アザゼル曰く、ベルと並ぶ最古参の悪魔だそうです。
「そうだ~!最古参だ~!」
「めっちゃ偉い人なんじゃん!」
「偉い人だ~!あっはは!あははははっっ!!!」
超声デカい(笑)
図書館ではお静かに!
「モレクさんも図書館の職員なんですか?」
「違うぞぉっ!」
「じゃあ仕事は…」
「仕事は部下がしてるから、僕はしなくていいんだ!!」
(ここの偉い人こんなんばっかだな…)
モレクの部下かわいそう(´・ω・`)
「でも図書館でちゃんと仕事をしているぞぉっ!」
「え?」
「先輩」
「よしキタァ!」
「お座り」
「はーい!」
「先輩は大きいから、高いところの本をとるときは便利」
「ダンタリオンは頭がいいなぁ!」
「先輩ってなんだっけ」
脚立として大活躍してました。それでいいのかモレク…。
ダンタリオンはミュリンに、おすすめの本を選んでくれました。
「どうぞ」
”非モテからの卒業”
「喧嘩売ってんのか!」
なぜ分かった!?(´言`;)
しかし残りの2冊は、ミュリンが学生時代にハマった作者の新作でした。
モレク「はっはっは!ダンタリオンはすごいだろうっ!?」
ミュリン「はい!会ってすぐの俺にもこんなに的確とか!」
モレク「素晴しいー!また一人ダンタリオンのスゴさを知ってしまった!」
伊達に図書館長やってないですね!
狩人エウリノーム!ダンタリオンにはとある秘密が…!?
アザゼルと別れて図書館を見回ることにしたミュリンは、知り合いの悪魔と再会します。
「会うたびにその顔するのやめてくれませんか。エウリノームさん」
相変わらずすごいインパクトだ(笑)
「ねえなんなの!なんであの子と親しげなの!?」
「あの子!?」
「あのカウンターの子よ!うさぎ耳の!あんな天然文学少年、今時いないわよ!?あの儚げでアンニュイな節目…尊い…貴すぎて意味わかんない尊い…!」
尊さのあまり語彙力が低下してますね。私も経験があるから気持ちは分かります(笑)
「私、あの子のことを遠くから見つめてるだけでドキドキして…私…私…」
(すごい、恋する乙女になってる…!)
「ぐへへへ」
(恋する乙女ではないな…)
ヨダレ垂れてますよ(笑)
「お願い黙ってて!!私が彼目当てにここに通ってること!!」
一方的に暴露されて口止めされました。何だったんだ…。
ダンタリオン「気に入った本はあった?」
ミュリン「あ、いや、まだ…ものすごい蔵書の数で…」
ダンタリオン「古今東西の本が揃ってるからね。数億冊はあるよ」
ミュリン「億!?一生かかっても読みきれないなー…」
ダンタリオン「まぁ…読んだけどね」
ミュリン「へ!?全部ですか!?冗談ですよね?」
ダンタリオン「ほんと」
ミュリン「えぇ!?マジで…!いや無理だろ、一日何十冊か読んだって何十年、何百年…」
何十年、何百年とこの図書館の本を読んできた…!?
見た目通りの年齢じゃないのでは…
「(いや、この子そもそも!?)あの、ダンタリオンさんっておいくつ…」
「なーいしょ」
ああああああショタの破壊力ッッッ!尊い!尊いぃぃぃぃぃ!←
(エウリノームさん…ダンタリオンさんは、もしかすると…)
残酷な真実!思わずエウリノームに哀れみを心に抱くミュリンでした。( ̄▽ ̄;)
ブラウニー作りでサービスシーンキタ━(゚∀゚)━!
ベルゼブブ「なるほど。それでアザゼルと話すきっかけに、お菓子が作りたいのですね」
ベルフェゴール「でも一人だと自信のぅて…」
ベルフェゴールの近似・カミオ「ベルゼブブ様、どうかベルフェゴール様とともに、アザゼル様へのお菓子作りをしてくださいませ」
ベルフェゴール「お願いベルっ!」
ベルゼブブ「分かりました。他ならぬごっちんの頼みです、任せてください。でも私――料理はできませんよ」
相談する人を間違えたのでは(笑)
料理に不慣れな2人。
ベルゼブブは助っ人に、お抱え料理人のニスロクを呼び出しました。
ベルゼブブ「味も最高だし、フルコースを3秒で作るんです」
ベルフェゴール「3秒?!」
ニスロク「お見せしましょう!はぁぁぁっ!!」
3秒後、本当にフルコースが完成しましたよ!?目で追えませんでした!
ベルフェゴール「すごい!魔法みたい!」
ベルゼブブ「そしてあまりの華麗な早業に、服がはじけ飛ぶのです!」
なんでだよ(笑)
「お嬢ちゃん。オイちゃんが教えるからには絶対料理上手になれますよ」
「で、でも…っ」
「自分で飯が作れるってのは大きな自信になるし、好きな男だってイチコロだ」
「!(そうだ私、アザゼル様のためにできるようにならんと…)」
好きな人のためなら頑張れる!
「よーく見ていてくださいね!」
「やっぱだめじゃああああっっ!」
チョコを混ぜるのが早すぎて!(´Д`;)
無駄に良い体つきしてるの腹立つ(笑)
「人に頼ろうとしたのが間違っとった…一生懸命自分でやってみる!」
「おお、その意気ですぞ」
「私も手伝います」
ニスロクは役に立たなかった!
「チョコは細かく砕くとええんやって」
「はい」
「ベルが包丁持ってると怖い…」
「では手でやります」
「あかんよっ!結構細かくしないと…」
「大丈夫です。私の握力は500キロです。えいっ」
ゴリラガール、板チョコ粉砕する!!
それからも何度か失敗を繰り返し、用意していたチョコが無くなってしまいました。
「なんかごめんね。なんで私ベルに相談してしまったんじゃろう…」
「友達だからでしょう?」
「…………うん。ベル好き」
「私も好きですよ、ごっちん」
2人とも可愛い…(*´∀`*)
チョコを補充して、ブラウニー作り再開です!
「どうしたのですか?」
「なんか…なんかね、好きな人のこと考えながらお菓子作るのって、こぎゃんドキドキして幸せなんじゃのぅって思って…」
「ごっちんの気持ち、必ず伝わります。困難に気持ちを込めているのですから」
「――うん。っ!」
「どうしましたごっちん?」
「ど、どうしよう!アザゼル様のために作ってるって思い出したら、緊張して、ダメ、どうしようっ!」
いつもの頻尿が!
「ちょとまってごっちん、テンション下げたらいいんです!」
「無理ーっ!何考えたらええん!?」
「ニスロクを思い出すのです!ごっちんさっきニスロクの服でテンション下がってました!」
「そっか!」
ニスロクの扱い酷い(笑)
「ん~~~~~~!」
頭の中でニスロクを思い浮かべるベルフェゴール。ですがそこにアザゼルが入り込んできて…
「きゃああああああああああああああああああっっっ!!!!!」
「どうして!」
アザゼルの服が弾け飛びました(笑)
いいシックスパッドだ!
大切な貴方に渡したい…!
ブラウニーは無事完成しました。
「どう…?」
「おいしいですよごっちん!頑張りました」
「よかったぁ~」
「あとは包んで渡すだけですね」
「渡す…?」
「えぇ。アザゼルに」
「私、死んでしまう…!」
「なんのために作ったのですかごっちん」
ごっちんもう一息だよ!頑張って!(´Д`;)
「冷静に考えたら手作りお菓子って重とうないっ?気持ち悪くないっ??」
「アザゼルはそんなこと思いませんよ」
「そうですぞ!」
「わ、私もそげな人って思っとらんが、でもっ、味もちゃんと出来たけど、アザゼル様はお菓子作るの得意だから…自分でもっと美味しいもの作れるし…そもそもなんでお菓子作れる人にお菓子あげようと思っちゃったんじゃろう!!私アホじゃ~~~っ!」
でもそういう人って手作りお菓子をもらう事が少ないから、逆に喜んでくれるのでは?(´・ω・`)
「ごっちん落ち着いて下さい」
「これを渡して…嫌われちゃったらどうしよう…」
「ごっちん……。ごっちんは、もっとアザゼルと話をしたり親しくなりたいのでしょう?そのきっかけを作りたくて頑張ったのでしょう?それなら一歩、踏みださなくちゃ」
「うん…うんっ!」
仲良くなりたい。でも近づくのが怖い…。乙女心は複雑なのです!
頑張れ!頑張れ~~!\( ‘ω’)/
いつもの回廊でアザゼルを待つベルフェゴール。
アザゼルがやってきました。
(やっぱりダメ、逃げ出したい…)
『それなら一歩、踏み出さなくちゃ』
(!)
ベルゼブブの言葉が背中を押してくれました。
「あ、あアジャゼッ(噛んだ~~~~っ!!)」
かわいすぎるのですが(*´`)
『ベルフェゴール!どうしたんだ?』
「あ、あのっ」
『大丈夫か?』
「きゃあああ~~~~っ!///」
心配したアザゼルが寄って来てくれました。ベルフェゴール落ち着いて!(笑)
「わ、私っ…私がつくっ…」
『ベルフェゴールもお菓子を作るのか。俺に…くれるのか…?』
(コクコクッ)
ついにアザゼルがブラウニーを受け取ってくれましたよ!!((〃゚艸゚))
兄貴、笑顔が眩しいです!
『ありがとう。ベルフェゴールもお菓子を作るのが好きなんだな、今度一緒になにか…』
しかしベルフェゴールはアザゼルの言葉を聞き終える前に失神するのでした。
『ベルフェゴ…ベルフェゴール!!』
頑張ったねベルフェゴール!(*´∀`*)
「ベルも誰かにあげたら?」
少しさかのぼってブラウニーが完成した直後。
お手伝いをしたベルゼブブは、ベルフェゴールにブラウニーを分けてもらいました。
「ミュリンにあげましょうか…」
「え?ミュリンくん?」
「はい」
「なんでミュリン君なの?」
「なんで…?えっと、えっと…た、食べさせドヤ顔がしたいんです!私にも湯煎ができましたよ、って!」
おもしろ可愛い理由だけど、本当は違うんだよなぁ…( ̄∀ ̄)
それに気づけないベルゼブブでした。ベルフェゴールも少し不思議そう。
「あの、ミュリン…」
「なんですか?」
「よかったらこれを…。今日、ごっちんと一緒に作ったんです」
「閣下が?すごいっ、ありがとうございます!」
こちらはスムーズに渡せましたね!
「あぁ閣下、俺も閣下に渡すものがあって」
「え?」
ミュリンが手渡したのは”世界モフモフ百科事典”でした。ベルゼブブが好きそうな本!
「これは?」
「今日初めて図書館に行ったんです。そこで選んできたんですけど、よかったら…」
「嬉しい…!」
「借りてきたものですけどねっ」
「構いません」
「ありがとうございます」
好きな人が自分のことを考えながら、自分のために選んでくれた。
ベルゼブブはそれが何よりも嬉しかったのだと思います(*´∀`*)
一方でエウリノームの変顔やアザゼルたちのサービスシーンも面白くてツボります(笑)
ダンタリオンは何歳なんだろう?
ベルゼブブ達よりは年下、だけどミュリン、エウリノームより遥かに年上で…。まさかのショタジジイ疑惑、逆に萌えます!←
エウリノームも見た目がショタなら気にしないんじゃないかな、と思いました(笑)
ブラウニーを作る女子2人も可愛かったですね~(*´∀`*)
無事に渡せて良かった!
アザゼルとベルフェゴールが一緒にお菓子作りしてるとこ、いつか見たいです!(((o(*゚▽゚*)o)))