前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 心霊写真騒動のさなか、謎の腕によって寧々が鏡の中に引きずり込まれてしまう。鏡の中の世界に居たのはミツバだった。
- 七不思議が3番目、カガミジゴクの境界に迷い込んだ二人に次々と試練が襲い掛かる!正者との入れ替わりをたくらむカガミジゴクから寧々とミツバを救ったのは、どこからともなく現れた司で…。寧々「これ、何がどうなってるの!?」。
- 今のミツバは、低級霊を寄せ集めて作った霊体と彼の魂の一部を使った人造幽霊だった。過去の記憶を失ったミツバは、司が誘導するまま七不思議の3番目となり、人間いなることを望む。
【地縛少年花子くん 11話 アニメ感想】カガミジゴク 其の二
3番の境界へ
冒頭「こんにちは、全体的の中の下、大根ヒロイン八尋寧々です」「先輩は可愛いですよ!?」
早くも自虐に走っとる(笑)
「境界では七不思議は最強って言ってたのにこんなあっさり…!」
司はカガミジゴクをたやすく倒してしまいました。なんでこんなに強いんでしょうか。
「俺、言ったんだよ?ミツバは現世に留まれないくらい弱っちいから、消えたくなかったら頑張らなきゃだめだよって。強くなりたかったら」

怪異にも心臓あるんだ…。
「八尋が攫われてから2時間ぐらいたつのに3番の境界に行けないんだよ!?少年と土下座してみたしりたけどだめだったしさ!」
土籠にすがる花子くんと光。
「お願いします蜘蛛野郎先生!」
「八尋が怪我してたりしたら困る…。俺の助手なのに…。だから教えてよ土籠!ダメ…?」
花子くんの必死な様子に蜘蛛野郎先生は少し驚き。解決方法を教えます。花子くんにはなんだかんだ甘いですよね!
「七不思議の境界はそれぞれ役割がある。2番は空間。つまりそいつの境界を通れば学園内なら大抵の場所には行けます」
ヤコの境界は依代ごと壊したと思っていましたが、管理権を奪っただけで境界自体は存在しているらしい。
「なんで私が手伝わなきゃいけないのよ!?あんたの助手がどうなろうが…」
「うどん」

「うどん。きつねうどん…」
「わ、分かったわよ…」
脅すスタイルで協力を得た(笑)
「なんかこぎれいになってんな!」
「うるさい」
白い階段に下は一面の彼岸花。
「3番の境界まで案内するわ。はぐれるんじゃないわよ」
人型ヤコさんお美しい!
「お前って噂変えられて、すげぇ暴走して、俺たちの事襲いに来てたよな」
「嫌なこと蒸し返してくるわね。だから何?」
「それってどんな感じなのかなって…」
「悪趣味な奴!」
「少年はね、噂を変えられて消えちゃった幽霊の友達が忘れられないって」
「!」
「ちょっと2番に似てるよね」
「どこがよ…」
言いながらヤコは教えてくれました。いい気分ではなかった、と。
「でも、あれは確かに私だった。暴走したからって違うものになるわけじゃないわ。自分の中で普段押し殺している一面が無理やり引きずり出されるだけ」
光を襲った彼もまたミツバだった。
「だから。もしあんたがその子に言葉をかけたなら通じなくても届いてたんじゃない?」
「!」
「だって、たとえどんな理由があっても、姿形が変わってもその子はその子なんだから」
光の言葉も届いていたと思いたい。
「ついたわ。この先に3番の境界がある」
ヤコの道案内はここまで。
「ありがとな狐!」
「狐って呼ぶな!私のことはヤコ姐さんとお呼びなさい!」
「ね、姐さん!押忍!」
ヤコ姐さんのOKでました!
「鏡野郎をぶっ飛ばしてやる!じゃあ行くぜ!」
再会
「や、やめて!」
「はい、あ~ん♡」
ミツバに無理やりカガミジゴクの心臓を食べさせようとする司に寧々は待ったをかけます。
ミツバ「だ、大根先輩…!」
寧々「嫌がってるから!ね?」
ここで大根先輩は卑怯でしょ

司「あぁ、女の子には優しくしないといけないんだった」
寧々の頭をつかんで地面に叩きつけようとした直前、踏みとどまります。
桜に注意されたのかな。
「よしよし、いい子だから静かにしててね」
寧々の意識が遠のきます。
「ここか!?どこだ!ここか!」
「落ち着いて少年!」
花子くんと光が到着!
「八尋!?――眠ってるだけみたいだ」
「よかった」
安堵したのもつかの間、光は信じられない光景を目にします。
「お前、まさか、ミツバ…?どうして…あの時消えちまったはずじゃ…。ミツバ!お前大丈夫だったのか!?怪我とかしてねーか!?」
ミツバの手が怪物になっていました。すぐ脇にカガミジゴクの骨が…。身は全て食べたのか…。
「少年、下がって!」
「は?」
「どうしてここにいるの司…」
花子くんは大混乱。ですがそれはミツバも同じで。
「何なのこれ、どうなってるの…!?」
「これはミツバを守ってくれるものなんだよ?落ち着いてちゃんと制御して。そうそう、上手だね」
ミツバの暴走を止めたのは司でした。
人造幽霊
光「おい、てめぇ。今度はミツバに何しやがった!答えろ!」
司「俺はミツバの願いを叶えた。代償は理性。つまり魂の一部。あの時俺はミツバの魂のひとかけら、理性の部分を抜き取っておいたんだよね。あとはね、結構簡単だよ。消えかけた低級霊を寄せ集めて作った霊体に、ミツバの魂を埋め込むだけでほら!」

「でもこれは全然別物、人として生まれて死んだミツバはもうこの世界のどこにもいないんだから」
司が作りたかったという人造幽霊。酷い…。
「現世には存在できないくらい弱っちくなっちゃったのは想定外だったけど。でもなんか格好いいでしょう?」
「ふざけんなよ!ミツバはお前のおもちゃじゃねーんだぞ!」
「ふーん…。じゃあこんなの作らないほうが良かった?」
「!!」
「ねぇミツバ、生まれて何もなかった君がいま、さらなる力を手に入れた。どうする?手に入れた力を奪われてこのまま消えるか、七不思議の席を奪い取ってこの境界の主になるか。行ってごらん?ミツバ」
恐怖と上辺だけの優しさでミツバを支配する司…。
「…なる…。今ここで消えるなんて嫌だ。何もない僕のまま消えていくくらいなら七不思議でもなんでもなってやる!」
「そう。それを君が望むなら叶えてあげる。今から君が七不思議の3番目だよ」
何…だと…。
「この境界はもうミツバのもの。なんにでもなっていいんだよ」
「じゃあ僕、普通に。普通の人間になりたい?なれる?」
些細な願い…(´・ω・`)
うん、と答える司。しかし花子くんは反対します。
「怪異として彼岸に生まれた存在が人として此岸を生きることは許されない。3番の席は返してもらうよ」
「ミツバ…」
「あはは!いいの!?ミツバ結構強くなったよ。やられちゃうかもよ?」
「…」
ミツバの境界でミツバは最強です。
司「あれ?ミツバ、何してるの」
ミツバ「来ないで!決まってるじゃん逃げるんだよ!」
司「やって(圧)」
ミツバ「や、やらせて頂きます…」
根っこは変わってないな!(笑)
「じゃあ…。そこの3人…!大根先輩は良いとしてクレイジーナイフとクソダサ交通ピアス!」
なんか懐かしい!!
「ここは僕の場所になったからお前たちを生かすも殺すも僕の思いのままなんだぞ~!」
「エロビデオみたいに?」

「って何言わすんだよ!やんないよ!!」
華麗なノリ突っ込み。そしてエロビデオネタも健在!
ただいま!

「お前…俺のこと覚えてねーのかよ?」
「わけわかんない…誰だよお前、なんなの!?」
今の彼はミツバであってミツバでない存在…。
「俺は、俺の名前は光だ!源光!覚えとけか馬鹿!女顔!」
あの日と反対に、今度は光から歩み寄ります。
記憶を無くしたミツバ。忘れられた悲しさを、今度は自分が体感することになったんですね…。
「なにこれ?」
「うるせぇ!持ってろ猫かぶり!」
園芸部の活動記録を託しました。これが思い出すキッカケになればいいけど。
「七不思議の席を取り返すには依代を壊せばいいだけなんだけど、八尋は目を覚まさないし…。まずはあの子を大人しくさせないと」
「花子!!」
「ミツバ、君はかつて此岸を生きた死者ですらない。生者と最も縁遠い純粋な怪異だ。だから人間になんてなれない」
花子くんは自分に言い聞かせているようにも見える。
「諦めて」
「い、いやだ!!」
ミツバの攻撃が境界を壊し、がれきは意識のない八尋を襲いました。
寧々「う…。―――え、ミツバくん?」
ミツバが寧々をかばってくれた。
「先輩!」
「なにこれ!?花子くんも光くんもいつの間に!?大丈夫!?それにその恰好…」
「大根先輩、僕、強くなったんだ。ここの主人に、七不思議ってやつになったんだ。だから大根先輩に境界、っていうの、壊されるの、困る。だからその…今日はもう帰って!!」
寧々たちは鏡の中に引きずり込まれます。
「どうしてこんな…!」
(しー。大人しくしてて)
「っ!?」
(またね)
ミツバはどこか寂しそうだった?
もっけちゃん「おっ!」「死んだ?」
3人は無事に元の世界に戻って来ました。
「ひどい目に遭ったな~。お嬢、元気にしてるかな~」
夏彦先輩生還!!
「夏彦!戻ってきてくれたのね!離れて初めてあなたの大切に気が付いたわ…好き♡」
「お嬢…!」
ここまで妄想。
「お嬢ー!ただいま戻りまし…」

(なんか増えてる)
夏彦のポジションが!!

ミツバが復活してくれたのは嬉しいけど以前の彼とは別人なんですね。だけど前と同じ部分はかなりあって、複雑だな。七不思議になり、弟陣営に入ったミツバと光との関係は今後どうなってしまうのか。
花子くん達を翻弄する司ですが、最終的に何をするつもりなのかは謎ですね。司相手だと花子くんも後手後手な印象。
ラストの夏彦先輩でだいぶ気分が明るくなりました。以前よりひどい扱いになってるような気がします(笑)
次週サブタイは人魚姫!寧々ちゃんメインかな!?