前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 最終試験を乗り越えた炭次郎は最終選別に参加する。合格条件は、鬼が閉じ込められている藤襲山で7日間生き延びる事!
- だが初日に遭遇したのは、50人を食い殺した異形の鬼だった。この鬼は鱗滝に恨みを抱き、錆兎や真菰をはじめとする彼の弟子を片っ端から食い殺したという。炭次郎は傷を負いながらも、鬼の討伐に成功する。
- 今回は…最終戦別を生き残った炭次郎が鱗滝の家に帰ると、禰豆子が目を覚ましていた。どうやら人の血肉を食らう代わりに睡眠を必要としているらしい、と鱗滝は言う。それから15日後、炭次郎の日輪刀を持った刀鍛冶・鋼鐵塚が現れる。
【鬼滅の刃 5話 アニメ感想】己の鋼
決着
異形の鬼「くそ!くそ!くそぉぉ!!体が崩れて消えていく!止められない!!最後に見るのが、鬼狩りの顔だなんて…!」
炭次郎と憎き鱗滝の姿が重なります。
「どうしてこんなことに…」
暗闇に、しゃがみこんで泣く少年が居ました。
『兄ちゃん、どこだい?俺の手を握ってくれよ、いつものように。どうして、どうしておら兄ちゃんを噛み殺しちゃったんだ…?!』
それは異形の鬼の本来の姿でした。しかし、鬼になってしまった少年は”兄ちゃん”が何なのかすら分からなくなります。
「悲しい匂い…」
「神様、どうか、この人が今度生まれてくるときは鬼になんてなりませんように…」
炭次郎、優しい子…(´・ω・`)
握られた手の温もりのおかげで、少年は兄と再会できました。
消滅する直前、異形の鬼の目から涙がこぼれます。
彼も辛かったんですね…。だけど最後の最後で炭次郎の優しさに救われたのではないでしょうか。
「錆兎、真菰、そして殺された他の子供たち。勝ったよ、もう安心していいよ」
炭次郎を見守っていた弟子たちは、大好きな鱗滝のもとへ帰って行きました。
「聞きたいことがある!鬼になった人を元に戻すにはどうしたらいいんだ!?」
その後も鬼狩りを続け、遭遇する鬼に片っ端からこの質問を投げかけますが、どの鬼もまともに会話できる状態ではありません。
「切り抜けた…!」
ふと匂いを感じて上を見上げると藤の花が咲き乱れていました。
生き残ったのは4人だけ!?
7日に渡る最終戦別が終了。生き残ったのは炭次郎を含めてたった4人でした!
初日に見た子達ですね!
(あの人もいない…。あの時俺が気絶なんてしたから…助けられなかった…!)
炭次郎を置いて逃げたモブ…(´Д`)
「おかえりなさいませ。おめでとうございます」
「ご無事で何よりです」
監督役(?)の白黒双子ちゃんが登場。相変わらず感情が読み取れないなぁ…。
「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測りそのあとは階級を刻ませていただきます。階級は10段階ございます」
難解な階級名が読み上げられました( ̄▽ ̄;)
炭次郎達は一番下の癸(みずのと)でした。
「その前に。今から皆様に鎹鴉をつけさせて頂きます。鎹鴉はおもに連絡用の鴉でございます」
双子ちゃんが手を叩くと一斉に飛んできました。
「鴉…?これ雀じゃね?」
黄色い少年だけなんか違う(笑)
「ふざけんじゃねぇ!どーでもいいんだよ鴉なんて!刀だよ刀、今すぐ刀よこせ!鬼殺隊の刀。色変わりの刀!!」
粗暴な少年が、双子ちゃんの頭を鷲掴みにして詰め寄ります。それを止めに入ったのは炭次郎でした。
「この子から手を離せ。離さないなら折る」
「あ”ぁ!?なんだテメェ?!」
主人公してるよ炭次郎!紳士だよ!
「やってみろよ」
粗暴な少年の願いに応じて、呼吸を整えた炭次郎は手に力を入れます。
「――!?ぐぁっ!!」
粗暴な少年は痛みと危険を感じたのか腕を振りほどきました。
炭次郎、本気でしたね!あのままやってたら本当に折れてたかも…( ̄▽ ̄;)
「ではこちらから、玉鋼を選んでくださいませ。鬼を滅殺し、己を守る鋼の刀はご自身で選ぶのです」
どれも同じで何の変哲もない大石に見えます。
(選べと言われても、どう選べばいいんだろう?玉鋼なんて初めて見たし…)
他の3人も炭次郎と同じ気持ちだったのか、なかなか手を出そうとしません。
一番最初に選んだのは炭次郎でした。ここでも匂いが頼りになりましたね!
「そうか。5人も生き残ったのかい。優秀だね、また私の子供たちが増えた。どんな剣士になるのかな…」
立派な屋敷で、鬼滅隊の隊長格と思しき男性はそう口にします。
”5人生き残った”?炭次郎を含めてあの場にいたのは4人のはずですが…!?(´・ω・`;)
帰還
炭次郎は今にも倒れそうな体を引きずって帰路につきます。夜になり、ようやく鱗滝さんの家に到着しました。
「!?? おぉ!?お前!起きたのか!!!」
禰豆子が引き戸を蹴破って出てきました(笑)
元気そうですね!
兄の姿を見た禰豆子は一目散に駆け寄ります。
あああああああ禰豆子!禰豆子!(´;ω;`)
「お前っ…なんで急に寝るんだよ!?ずっと起きないでさぁ!死ぬかと思っただろうが!」
修行期間中もずっと寝てたから、約2年ぶり…。まさか不在の間に目を覚ますとは!
「よく生きて戻った…!」
泣きじゃくる炭次郎。鱗滝さんの目にも涙が浮かんでいました。
初めて弟子が帰ってきた、この喜びは形容しがたいものだったでしょうね…(´;ω;`)
「そうか、異形の鬼をやったか」
「はい」
「ついにな」
狐のお面のくだりは話したのかな…。多分、話さなかったと思いますが。
「本当によく帰ってきた。鬼には――いくつか種類がある。血鬼術という、特殊な術を使う鬼は”異能の鬼”だ。今後はそのような鬼とも戦う事になるだろう。その者たちとの戦いはこれまで以上に困難を極める。しかし炭次郎、お前ならきっと大丈夫だ!」
弟子への信頼と愛を感じる言葉でした。
「…あの、禰豆子は他の鬼と違うと思うんですけど。もしかしてその、ナントカ術なんですか?」
「そうではないな。あれは血鬼術のたぐいではないだろうこれは憶測だが、禰豆子は人の血肉を食らう代わりに眠ることで体力を回復しているのかもしれない」
それであんなに眠り続ける必要があるのね( ´ω`)
(俺が、禰豆子を守るから)
ひょっとこオジさん襲来!炭次郎の日輪刀!
15日後、炭次郎を尋ねてひとりの男がやってきます。
「俺は鋼鐵塚というものだ。竈門炭治郎の刀を打ち、持参した」
「あ、あの。竈門炭治郎は俺です!」
刀鍛冶自らよくおいで下さいました!個性的な装いですね!
「中へどうぞ…」
「これが日輪刀だ。俺が打った刀だ」
「あの、お茶いれますから中へ…」
「日輪刀の原料は太陽に一番近い山で採れる」
「(´・_・`)」
炭次郎の顔(笑)
「ん?んん??あ!お前、矍鑠の子じゃねぇか!こりゃあ縁起がいいなぁ!」
「俺は炭十郎と葵枝の息子です」
「そういう意味じゃねぇ!頭の毛と目ん玉が赤みがかっているだろう?火仕事をする家はそういう子が生まれると縁起がいいって喜ぶんだぜ」
「そうなんですか、知りませんでした」
「こりゃあ刀も赤くなるかもしれんぞ?なぁ、鱗滝」
「あぁ…」
そして炭次郎に日輪刀が手渡されました。
鋼鐵塚「日輪刀は別名色変わりの刀と言ってなぁ。持ち主によって色が変わるのよ」(手をクネクネしながら
先の粗暴な少年が色変わりの刀云々言ってたのはそういう事か。
鞘から抜いた刀身は普通の鋼色でしたが、次第に黒く染まっていきました。
かっこいいじゃないですか!(・∀・)でも…
鱗滝「黒いな」
炭次郎「えっ?黒いとなんか良くないんですか!?不吉ですか!?」
鱗滝「いや、そういうわけではないが。あまり見ないな漆黒は」
鋼鐵塚「俺は鮮やかな赤い刀身が見れると思ったのに”ぃ”ぃ”!!くそーッッッ!キエェェェェ!!!!」
鋼鐵塚さん情緒不安定すぎる(笑)
炭次郎VS鋼鐵塚のプロレスが繰り広げられていたところ、鎹鴉が飛んできます。
鎹鴉「竈門炭治郎ォ!指令を伝えるゥ!」
お前が喋るんかい!!( ̄▽ ̄;)
てっきり足に文くくりつける系かと…。すごい巻き舌ですね(笑)
「え?しゃべってる?」
「北西の町へ迎えぇ、そこでは少女が消えているゥ!」
「――!」
「毎夜毎夜、少女が消えているゥ!底に潜む鬼を見つけ出し、討つのだ!竈門炭治郎、心してかかれぇい!鬼狩りとしての最初に仕事であぁるゥ!」
粗暴な男の子、見目麗しい女の子、名前は明かされませんでしたが任務でまた再会しそう。
黄色い子の扱いが雑だったなー。ネタキャラなのかな(笑)
4人しかいなかったのに5人と言っていたのが気になりますね。
あの場にいなかったひとり…誰なんだろう?逃走モブくんの可能性も?
炭次郎に駆け寄る禰豆子、涙を流す鱗滝さんを見て、目から変な汗が出てきたよ…(´;∀;`)
鋼鐵塚はさぞすごい刀鍛冶なんだろうけどキャラが濃すぎて(笑)
そして炭次郎に初任務が!少女ばかりを襲う鬼とは!?犯罪臭が漂います…()
可能なら禰豆子も同行してほしいですね!