前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ベルゼブブの兄を自称するプレイボーイ悪魔・アスタロト。可愛い妹の初恋相手・ミュリンを見定めるが、彼氏認定…ではなくお母さん認定するのだった。
- アスタロトの近侍・サルガタナスは、クールなドS女性である。でも本当はアスタロトに恋心を抱いていて…!
- 今回は…ショタを愛する変態美女悪魔・エウリノーム登場!ミュリンが熱を出し、ベルゼブブとアザゼルがお見舞いに訪れるが…!?
【ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。4話 アニメ感想】羽ばたけ!想像の翼。/閣下、はじめてのお見舞い。
ギャップ萌え?
パンデモニウム某所で定例会議中。
今日はミュリンも一緒に参加してますね。
「えー、地獄の門のケルベロスが、頭三つのシフト交代制について違法労働ではないかとボイコットを起こしまして…」
ミュリン(うわぁ…いきなりやばそうな案件だな…)
ブラック待遇に反発するケルベロス(笑)
急に親近感が湧いてきたぞ!←
「弟のオルトロスを派遣するのはいかがですか?」
そう提案したのはメガネ美人の悪魔でした。ミュリンも思わず見惚れるほどです。
「天界のパトラッシュに打診できませんかね?」
「それはネロがついてきて余計な人件費がかかるでしょう?」
フランダースの犬か!ネロを邪魔者みたいに言うな!(笑)
ミュリンはメガネ美人のテキパキとした言動を見て感激してます。
アザゼルやサルガタナスの時もそうだけど、仕事ができる人に弱いんですね(笑)
(あ、目が合った…)
!!?Σ(゚言゚lll)
ミュリンと目を合わせたメガネ美人は豹変します。変顔すぎる!!
さっきまで美人さんはどこへ!?
「では閣下は次の会議へ。俺は先に戻っていますので」
「はい。また後で」
(…そういや、さっきの人なんだったんだろう?いかんいかん!今は仕事に集中…)
メガネ美人の強烈な顔が頭から離れないようです(笑)
と次の瞬間、ミュリンはすれ違ったメガネ美人とぶつかってしまいます。
「あ、すみません!大丈夫ですか!?」
「いえ、私こそ急いでいて…」
「あ!(さっきの…)」
ミュリンはまたも変顔で睨みつけられます。
メガネ美人さん、怒ってる…?(´Д`;)
(というかなんだこの顔!?近視!?でもメガネかけてるし…俺めっちゃ嫌われて…)
「あなた…ベルゼブブ閣下の近侍だったわね?」
「は、はい!ミュリンと言います!」
「私はエウリノームよ。よろしくね」
あれ、顔が通常モードになりました。
さっきまで不機嫌そうだったのに。
情緒不安定なの!?(;´д`)
「ごめんなさい、急ぐのでまた。ふふふ、うふふふっ」
(やばい…変顔からのギャップで凄い女神に見える…)
きゅんとときめくミュリン。頬まで染めちゃって!
本命はベルゼブブだけど惚れっぽいところがありますね(笑)
「あれ?エウリノームさんのじゃ…」
エウリノームが落としたハンカチを届けるため、ミュリンは彼女の後を追いかけます。
エウリノームさん、ショタを狙う獣だった
中庭にやってきたミュリンは、エウリノームさんによって木陰に引きずり込まれました。隠れろ、ということみたいですが…?
「ちょっ!何!?なんなんすか?!」
「今からここを、社会見学の少年たちが通るのよ…!」
「は?」
「二か月前から楽しみにしていたの」
エウリノームさん、何言ってるんですか?(´・ω・`;)
「美少年が…」
「?」
「美少年がたくさん…たくさん通るのよ…少年たちの生脚が…足首…少年たちの細い足首がたくさん…たくさん、ゾロゾロ…へへ…えっへへへへ」
「ぎゃあああああああッッッ!!?」
やべーぞ変態ショタコンだ!!!
思わず悲鳴を上げるミュリン(笑)
そして社会見学のショタ行列がやって来ました。エウリノームは身を潜めてそれを凝視します!
(はっ!もしやこの人飛びかかったりするんじゃ!?ダメです!エウリノームさん!!)
「はああああぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ」
エウリノームは浄化されました(笑)
「はぁっ…、天国を見たわ…」
「ここ魔界ですけどね」
「神よっ!!」
「でもよかった、何かするのかと思いました」
「何かって何よ!!いい!?少年を愛するものとして、少年に害を加えるようなことは絶対にしてはダメ!大体私は少年をどうこうしたいわけじゃないのよ!強いて言うなら少年の周りの空気になりたいのよッッッ!」
空気となって美少年を嗅ぎ、目で慈しみ、守り奉りたいのだと言います。
やっぱり変態じゃないか!
「私、少年以外の男って視界に入れるのも不快なのよね!一回生まれ直して出直してきてくれない?」
エウリノームさんが変顔モードに(笑)
ショタになって出直してこいってんな無茶な!
「別に男が嫌いってわけじゃないの…。美少年を愛するあまり!成長後の男が憎いのよクソが!!」
「ひぃぃっ!そんなんでよく仕事できますね!?」
「そこは神が与えたもうた創造の翼の力よ」
エウリノームの特技は、男性を美少年に脳内変換することでした。
エウリノームフィルターをかけるとミュリンが美少年に!!
なにこの無駄な才能(笑)
「でもあなた、外で遊ぶ系少年よね?私、スポーツ系より触れたら壊れそうな繊細文学美少年がドンピシャなの。45点」
(勝手に妄想されたうえ汚された…)
可哀想なミュリン。彼が何したってんだ(´・ω・`)
「あ、アスタロト様!」
「お、ミュリン。それにエウリノーム嬢」
相変わらず両手に花ですね!
「知り合いなんですか?」
「パンデモニウムに俺が知らない美女はいないよ?(スッ)ご機嫌いかがかな?」
「如何も糞もないわ。触んな!」
「手の届かない美少年より、目の前の僕にしない?」
「お前はステーキ食いたいって言ってんのに目の前の生ゴミを食うのか!?」
アスタロトは生ゴミだった…?
ミュリン(この人、美形は美形だし想像の翼を使えば平気なんじゃないですか?)
エウリノーム(もちろん美少年化はするわよ)
ミュリン(するんだ)
抜かりないですね(笑)
「アスタロト……。ナンパで軽薄な男の少年時代。それは天真爛漫と見せかけ、愛されない不安感に怯え、自らの愛を周囲に与え続ける健気でいじらしい金髪美少年!!」
設定懲りすぎでは(笑)
ショタアスタロト『みんな、ぼくのこと嫌いにならないで…?』
そんな妄想をして大満足のエウリノームでした。
「さぁ、仕事に戻りますよ」
アスタロトを迎えにサルガタナスがやってきました。
問答無用で馬乗りになります。安定の武力行使ですね!
「さっちゃん!あのね!!」
「なんですか…?」
「俺――、女の子に乗られて目の前におっぱい無いの初めてだわ」
直後、アスタロトの絶叫が響き渡りました(笑)
ミュリン「あの人最低…!馬鹿すぎだろ…」
エウリノーム「はっ!??」
アスタロトとサルガタナスのやり取りを見たエウリノームが反応します。
彼女の目にはお姉様に虐げられる金髪美少年の姿が映っていました!
ミュリン「あんたもう想像の翼折れっっ!///」
ショタコンは無限大の可能性を秘めてるんだなぁ…( ´_ゝ`)
デートの約束!?熱で倒れたミュリンのお見舞いに!
執務室で仕事中のベルゼブブ。
無意識にミュリンの方に目がいってしまいます。
恋ですねぇ…(*´∀`*)
(そういえば、この間に行ったミュリンとのランチ、とても楽しかったです。またどこかに…)
「映画の招待券ですか?」
「商店街の福引で当たったんだ」
「へぇ~!すごいじゃないですか」
「でもペアだし…俺一緒に行く人なんていないしなー…」
ベルゼブブは思わず席を立ち上がります。
「もしかして閣下、この映画、興味があるんですか?」
「あ、いえ、その…えっと…」
「一緒に行きますか?明日の夜なら閣下もお仕事空いてますから…」
「いいのですかっ…!?」
たまらん可愛い~~~~!!!!(*´`)
ミュリンも悶えちゃってますね。
しかし、冷静になって”ある事”に気づきます。
(閣下、そんなにあの映画見たかったのか~。…ちょっと待って、閣下と映画。女性と映画、これってデー…いや待て待て!職場の人間と映画ってそんなのデートじゃ!いやこれデート?自意識過剰すぎじゃね?大体デートって好きな人とするものじゃ?デートってなんだ!??)
好きな人同士のお出かけだから、デートで間違いないです!( ̄∀ ̄)
ていうか自然にベルゼブブを誘っちゃったんですね…すごいなミュリン!
翌朝、珍しく自分で起きてきたベルゼブブ。目にはクマが。
モブ近侍「徹夜ですか!?(大悪魔たる閣下を悩ませるそれほど重大な案件が…!?)」
本当はミュリンとの映画が楽しみすぎて寝れなかった、というオチ。
ワクワクドキドキが止まらなかったんですね(笑)
「そういえば、今朝ミュリンが迎えに来なかったのですが。何かあったのですか?」
「それが……」
「はーい、どちら様ですか…?閣下!?」
「お見舞いに来ました」
「ア、アニキも!?」
ミュリンの自宅に、ベルゼブブとアザゼルがやってきます。
ミュリンは風邪で寝込んでいました。
「具合はどうですか?もともと風邪気味だったのですか?」
(言えない…悶々として夜中走ってたから風邪ひいたとか言えない!!)
こっちもこっちで寝れなかったんだな(笑)
「すみません迷惑かけて。仕事休むとか…」
「大丈夫ですよ。安心して休んでください」
「ありがとうございます…」
めっちゃホワイト企業じゃないですか!私もパンデモニウムで働きたい!()
(でもちょっと寂しいな。当たり前だけど、俺がいなくても仕事回るんだ…)
しかし、午前中のベルゼブブは無我の境地に到達していました。仕事どころではありません。頭の中は病気になったミュリンのことでいっぱいです!
「私、全然役に立ちませんね。恥ずかしいのですが、料理をしたことがなくて…」
「初めてのことはできなくて当たり前ですよ。閣下はお付きのメイドさん達がいますし」
差し入れのお粥をアザゼルが温めている間、ベルゼブブは自分にも何かできることはないか、と探します。
「ミュリン!すごく汗をかいていますね?体が冷えてしまいます!私が拭いてあげます!」
「え、いや!いいですよ!」
「大丈夫です!」
「やめてぇ~~!!」
騒ぎを聞きつけたアザゼルが心配して駆けつけますが…!?
お取り込み中みたいな図に!!
アザゼル《邪魔してごめん!!!》
ミュリン「違うんですアニキ――ッッッ!!!」
誤解されました(笑)
「閣下も兄貴もありがとうございました。あ、そうだ…。アニキ、よかったら閣下と一緒に行ってくれませんか?」
アザゼルはミュリンから映画のチケットを受け取ります。
ベルゼブブは少し寂しそう。
アザゼルが嫌なわけじゃないけど、ミュリンと見る映画を楽しみにしてたから…。
《早く治すんだぞ》
「はい」
「あの!薬をちゃんと飲んでくださいね?お布団も肩まで掛けてくださいね?」
「分かってます。閣下も、映画楽しんできてくださいね」
「…お大事に」
ベルゼブブとアザゼルがいなくなり、ミュリンはまた一人になりました。
ベルゼブブの止まらない恋心!
「ミュリン!」
「閣下…?」
しばらくして、ベルゼブブが戻ってきました。
「あの、あの…!邪魔でなければ、もう少しだけいても…いいですか…?」
「はい」
「!」
「俺もちょっと…寂しかったんです」
ミュリンを看病するために戻ってきてくれたんですね!
一緒に居たいのが本音だと思いますが、それにベルゼブブが気づいているかは定かではない…( ̄∀ ̄)
「でも良かったんですか?あの映画見たかったんじゃ?」
「あ、いえ。なんの映画か知りませんし…」
寝ているミュリンに近づこうとするベルゼブブ。ですが触れる手前で躊躇します。
(どうして、こんなにドキドキするんでしょう…。少し前はあんなに簡単に触れたのに…。もう理由がないと触れちゃいけない気がします…)
あぁ…恋だ…乙女だ…(*´д`*)
「熱…熱があるか見るなら良いでしょうか…?」
ベルゼブブとミュリンがゼロ距離に!!
「あ、閣下。お帰りなさいませ」
メイドの出迎えもそうそう、一直線に自室へ戻ったベルゼブブ。
枕に顔をうずめて悶えています。
(何を…何をしているのですか、私は…!?)
一瞬キスしたのかと!焦りました!(笑)
大胆な行動をしてしまったベルゼブブ。
恥ずかしいのはもちろん、自分がした事に驚いてるようです。
そして後日、職場復帰したミュリンはベルゼブブが風邪をひいたと知らされます。
(ってそれ、俺が移したんじゃ!?)
恋を自覚してないから自分の行動にも振り回されちゃう…そんなピュアさが最高です。
アザゼルもお見舞いに来てくれて。やっぱり優しい人だな~(*´∀`*)
「スッポンポンで寝てるのに~」とミュリンに言われて顔を真っ赤にするベルゼブブが印象的でした。1話の時とは反応が真逆!
むしろミュリンは気にしてなさそう。慣れって怖いですね(笑)
新キャラのエウリノームは美人だけど、やっぱり変な所があって。
「ショタに害を加えてはならない!だが嗅ぎたい!愛でたい!」という謎のプロ意識に笑いました。
アスタロト&サルガタナス参戦でツッコミが追いつかない感じも良いですね。
また共演して欲しいです(笑)