前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- しょうこを自宅に招いたさとうだが、そこには家宅捜索で来た警官の姿もあった。ストーカーの北埋川が見守る中、玄関からさとうの叔母が姿を現す。
- 全ての欲を愛として受け止める叔母の異常な言動。それを目の当たりにしたしょうこは、さとうとの友情に取り返しのつかない亀裂を生んでしまうのだった。
- 今回は…叔母が住む部屋――さとうがしょうこを招いたのは、305号室だった。しおが待つ1208号室の謎が明らかになる!
【ハッピーシュガーライフ 8話 アニメ感想】1208号室
「1208号室」と「画家のお兄さん」の秘密
1208号室の本来の住人は、画家のお兄さんでした。
ある夜、さとうが絵のモデルになったのをキッカケに顔なじみになったようです。
「お兄さんは私を部屋に入れてくれた。お礼にモデルをする。そうじゃないんだったら、もうここには来ない」
画家のお兄さんに大金を差し出されたさとうはそう言いました。
孤独という共通点で繋がる2人の関係は、その後も続きます。
「愛を知りたい。愛を知って満たされたいの」
『―――』
「応援してくれるんだ。ありがと」
『(君が完成するところを見たいから)』
声を上げない画家のお兄さん。不気味です…。
さとうを未完成な作品として見ているようですね。この人もちょっと変わり者かもしれません。
それからほどなくして、さとうがしおを連れてやって来ました。
「ごめんなさい、ここしかないと思って!え、この子?この子は私の――よく分からないの。でもこの子といると温かくて、柔らかくて…ずっと触れていたくなるの。え?私の顔?何言ってるのか分かんないんだけど。ねぇお兄さん、入っていい?ありがとう」
画家のお兄さんの視界に変化が…。しおの姿だけブレてます。
これは彼の気持ちを表しているのでしょうか((((;゚Д゚))))
「どいて!」って言われたのは地味に傷つく…!
しおと出会って、さとうの顔には変化が見えていました。生き生きしてますね!
しかしそれを見たお兄さんの感情は、目まぐるしく変わります。
『(何だあの顔は あんなに幸せそうで満足そうで 今まで見たことない あんな 表情 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い あんなのは彼女じゃない なんだこの感情は ――あぁそうか 私は)』
『(どこか欠落している彼女が好きなのだ 満たされないと嘆いている 可哀想な彼女が好きなのだ)』
お兄さんも壊れた人だったんですね(´言`;)
彼の描いたさとうは、欠落した雰囲気に満ちていました。美しいけど目が死んでるよ…。
可哀想な彼女を取り戻すために、画家のお兄さんはしおを排除しようとします。
が、ブツリと思考が途切れました。
さとうが背後から惨殺したのです…。
「お兄さんのおかげで分かったかもしれない。私、初めてなの。誰かの為にここまでしたの…!満たされる事なんかないと思ってた。でもやっと見つけた。私分かったの。この感情の名前をなんていうか…。ありがとう、お兄さん」
更生を誓うロリコンにさとうの誘惑が襲い掛かる!
”会う気がないなら先にしょーこちゃんに紹介しちゃうよ。家に呼ぶから。”
さとうのメールにおびき出された三星ですが、道中で我に返りましたね。
何やってるんだろう…と正気になる姿が痛々しい。そして面白いです(笑)
(もう、本当に関わるのは止そう。これがあれば生きていける。とりあえず学校は行こう…これをポケットに入れて。女の人も克服しなきゃ。バイトまた始めよう。これをポケットに入れて)
(そしてまともになって、学校を卒業して、働いて、立派な社会人になるんだ。これをポケットに入れて!)
幼女のポスターをポケットに入れてる時点でまともじゃないんですけど(笑)
しおが居ないと生きていけなくなっちゃったんですね…(※ポスターでも可
言動がちぐはぐです。
以前の彼にはもう戻れない…!
「しおちゃんに会いたい?」
「うわああああああああぁあぁぁああっ!??」
神出鬼没のさとうに腰を抜かす三星!
ポスターでハァハァしてる所を見られてしまいました(笑)
「しおちゃん、可愛いでしょう?本当に天使みたいだよね…。ふわふわ猫みたいな髪の毛。柔らかいほっぺ。モチモチした触り心地のいい肌。すごいよ、本当。可愛すぎてどうにかしたくなっちゃう」
ロリコンには耐え難い誘惑ですね…←
その後もさとうは三星に揺さぶりをかけます。
「ねぇ?三星くんの好きな人ってしおちゃんでしょ?」
さとうは気づいてたんですね!
ちょっと怒ってるようにも見えますね?
「羨ましい?」
「~~~~~~っっっ!!!!!…んだ、何なんだ何なんだよぉ――ッッ!!」
心底悔しがる三星が面白すぎます(笑)
しおのことを警察に言わなかったのは、さとうを恐れていたからではなく、しおと会えなくなるのが嫌だったから。そんな三星にさとうは一つお願いをします。
「しおちゃんは今とっても幸せなのに、それを脅かそうとしている人が居るの。三星くん。その人を始末するの手伝ってくれない?」
「な、何を…」
「そしたら塩ちゃんに会わせてあげる。会いたいでしょう?いい子いい子、ってしてもらいたいでしょう?三星くんはしおちゃんのナイトになるんだよ?」
天使の靴下!!あさひの優しさは母親譲り?
「やるわけないだろ!!僕はまともな人間になるって決めたんだ!もうしおちゃんとかどうでもいいよ!そうだよどうでもいい!これ以上おかしくなりたくないんだよ!知らないよもう松坂さんの事も!何も知らない!だからもう放っておいてく…」
喚き散らすように叫ぶ三星。その顔面に、何かが放り投げられました。(´・ω・`)ナンダコレ?
「脱ぎたての靴下…誰のか分かる?」
(あっ。ミルクの匂いがする―――)
しおちゃんの脱ぎたてソックスだ――――ッッッ\( ‘ω’)/
さすがロリコンソムリエ!一発で嗅ぎ分けました!
爆笑したのと同時に視聴者はドン引きだぞ!(笑)
(天使だァ…!浄化されていく…なんて神々しい存在なんだ!神戸しおちゃん!あぁ!僕は君のためなら、君に触れてもらうためなら!)
三星の脳内に天使が舞い降りました。BGMがパイプオルガンに(笑)
しおちゃんの靴下を握り締めて大興奮です!!
「何゛で゛も゛し゛ま゛す゛!゛!゛」
「ありがと」
チョロかった(笑)
一方、公園であさひと会っていたしょうこは、大切な友達を傷つけたことを後悔し、嘆いていました。
「中途半端なことしなければよかった…そしたら私、今でもあの子と笑っていられたのに」
しょうこにとってさとうは本音で話せる唯一の存在だったんですよね(´;ω;`)
「もうやだ…私なんか、生きてる価値ない…私なんかいなくなっちゃえばいいんだ!!」
「やめろ!!優しい人は、すぐ自分を責める!それで壊れるんだ!」
あさひの言葉にはお母さんの経験則もあるのでしょうか?
「あなたは頑張った。勇気も出したんだと思う、そんな自分を無かったことにしないで欲しい。俺はあなたがすごいと思うし、尊敬もしてる」
「だから、いい子。よしよし」
しおも同じことをロリコンにやってました…。
兄弟なんだな…。これも昔、お母さんがやってくれた事なのかな…(´;ω;`)
フォローが素晴らしいです。中身もイケメンだな!!
「あ、すみません…」
「ちっ、違うの!いいんだけど!頑張ってるのはあんたよね…。いつもいつも張り紙貼って、いつも諦めないで」
「俺には、それしかないから…」
さっきまでしょうこの努力を褒めてたのに、自分の努力はスルーですか!?
自己評価が低いのは虐待されたからなのか…もっと自分を大切にして…(´;ω;`)
あさひ(優しい人が、その優しさだけで報われるような、そんな世界だったらよかったのに…)
現実は真逆ですよね…あさひは達観してるなぁ…。
全ては天使(しお)のために!!
深夜のファミレスに、さとうと三星の姿がありました。
「つまり、こういう事?しおちゃんを探して連れて行こうとしてる男がいて、松坂さんはそれをどうにかしたいって事?」
「そういう事。私はなるべくその人と接触したくなくて。始末なんて言ったけど、別に物騒なことがしたいわけじゃないんだよ。そうだなぁ…自分から遠くに行くように仕向けて欲しいかな。この町から遠くて、人探しがしにくい場所。隣の県あたりが現実的かな」
けっこう難易度高くないですか?(´・ω・`;)
三星はどうするつもりなんだろう?
(松坂さんは人より優れている気がする。頭が良くて、冷静で、その上すごく綺麗だ。こんな人がどうして…?分からない…)「松坂さんなら普通に幸せになることも選択できるのに、どうしてしおちゃんにこだわるの?」
「三星君なら分かるでしょう?理由なんか分かんないって事。分かるのは理由じゃなくて結果だけ。私の心臓がしおちゃんに反応したの!触れたくなって、抱きしめたくなって、そうしたら笑顔をくれたって事。とっても幸せな気持ちになったってこと」
それはまさに愛ですよ!!
「三星君になら分かるはずだよ!でしょ?」
「~~~~~~ッッッ!!!!」
思い当たるフシがあったようです(笑) 三星の呼吸が乱れ始めました(笑)
「しおちゃんは天使。これは仮定じゃない。これは前提。だけど天使は弱くて儚い存在なの。だから、こんな穢れた世界から守ってあげなくちゃいけないよね?」
「…手伝ったら…僕は何をもらえるの…?」
「言ったでしょう?ナイトは天使に謁見する権利がもらえるって。でも、もっともっと役に立てば天使もきっと、喜んでくれるね」
『太陽くん、いい子いい子!』
※三星の妄想です
でも、しおが天使だと言う二人の気持ちが分かる気がしますよ。
三星は感極まって涙を流し始めました。
危ない宗教みたいになってきたな…。大天使しお教的な。
「期待してるよ?ナイトさん…」
そしてあさひの携帯に一本の電話が入りました。しおに関する有力な手がかりがある、と。
これは三星の罠…!?(´・言・`)
さとうが家を乗っ取ってもバレない所を見るに、彼も天涯孤独な人だったのでしょう。大金を渡そうとしたのはお礼の意味と手懐けておきたい気持ちがあったのかもしれません。
独特な演出方法に見入ってしまいました!
そしてロリコンの心を巧みに操り、協力者にしたさとう。素晴らしい人心掌握術です!(笑)
しおの脱ぎたて靴下は爆笑しました。あれを目の前に冷静を保てるロリコンはいないですよ、卑怯ですわ←
華やぐ三星もどうかと思うけど(笑)
あさひに電話をかけたのは三星だと仮定して、隣県で目撃した、と嘘の情報を流せばさとうの課題をクリアできます。
そう上手くいくとは思えませんが…( ̄▽ ̄;)