【ソードアート・オンライン3期 12話 アニメ感想】丹下桜カーディナルかわいい!最高司祭アドミニストレータと創世記秘話!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 整合騎士アリス・シンセシス・サーティに捕縛されたキリトとユージオはセントラルカセドラルの地下牢に投獄される。
  • キリトの機転で牢獄から脱走するも、エルドリエ・シンセシス・サーティワンを名乗る整合騎士が2人の前に立ちふさがり…!?
  • 今回は…エルドリエはアリスと同じく記憶を改造されていた。整合騎士の追撃を逃れる中、カーディナルシステムの仮想人格(通称:図書室の賢者)に助けられたキリトはアンダーワールド創世の秘密を知る。

【ソードアート・オンライン3期 11話 アニメ感想】記憶改変されたアリス!もうユージオがヒロインでいいんじゃないかな

2018.12.16

【ソードアート・オンライン3期 12話 アニメ感想】図書室の賢者

 整合騎士の秘密

先週の続き。
エルドリエに立ち向かうキリトとユージオ。

「それにしてもその技、その戦い方、不思議に見覚えが有る気がするな」
「へぇ?前に俺と同じセルルト流の剣士と戦ったことがあるんじゃないのか?」
「そんなことはありえないのだよ囚人くん。私は1か月前に整合騎士として召喚されたばかりなのだ」
「その召喚っていうのは…なんだか誰かにこの人界に呼び出されたように聞こえるな?」

戦闘のさなか、そんな会話をします。
エルドリエは自分が人間だと思ってないような…?(´・ω・`)

キリトとユージオの連携技が炸裂しますが、致命傷を与えるには至らず。

「アリス様が警戒するわけだな。型も何も無い攻めだが、それ故に私の予測を上回るか。よもや奥義までこのエルドリエに使わせるとはね」
「思い出した…!最初からどこかで聞いたことのある名前だと思ってたんだ!」
「?」
「あなたは今年のノーランガルス北帝国第一代表剣士!そして4帝国統一大会の優勝者。エルドリエ・エールスブルーグ!」

なんですと!?Σ(゚д゚lll)

「確か流麗極まる剣術で全ての試合を一本勝ちしたって…」
「な、何を言っている!?私は整合騎士エルドリエ・シンセシス・サーティワンだ!知らぬ!ウールスブルーグなどという名は知らん!!私は知らん!!私は最高司祭アドミニストレータ様の招きを受け整合騎士として天界よりこの地へっ…」

一番衝撃を受けているのはエルドリエでした。

混乱のあまり絶叫するエルドリエ。額から何かが出てきました。
制御装置にも見えるけど…?(´・ω・`;)

「アリスが記憶を失って別人格になってしまったのもあのせいか…?」

記憶を呼び覚ますため、ユージオはエルドリエについて知る限りの情報を伝えます。
帝国騎士団将軍の父のこと、そして母の名前を…。

「アルメロ……」

涙を流しながら母の名に反応したエルドリエ。
そうだ、戻ってこい…!(;´д`)

さらに記憶を呼び起こそうとしますが、次の瞬間キリトの足に矢が突き刺さります。
痛ァイ!!(;´д`)

「罪人よ。騎士サーティーワンから離れろ!輝かしき整合騎士に堕落への誘いを試みた罪もはや許せん。四肢を射抜いてから郎に叩き返してくれるわ!!」

矢を放ったのは整合騎士でした。
1話でアリスを連行した人?

キリト「走れ!!」

上空からの攻撃を受けながら逃走するキリトたち。
無理ゲーなんですが!( ̄▽ ̄;)

『右よ』

分かれ道に差し掛かった時、そんな女性の声がしました。
ゼフィリアの花の時と同じ声!?

指示に従って行くと、前方に異空間が出現します。手招きする人影も。

『飛び込んで』

またこの声です。手招きする人物とは違うし…一体誰なんだろう。

 カーディナルと接触!

異空間に飛び込んだキリトとユージオは、追撃を断つことに成功しました。

「ここはカセドラル内に存在するが、何者も入ってくることはできない。わしが招かない限りはな」

2人を助けてくれたのは可愛らしい少女でした。
妙に貫禄がありますね。見た目通りの年齢ではないようです。

礼を言って軽く自己紹介をすると、奥の方に案内されて…。

「大図書室…!?」
「うむ。ここにはこの世界が創造された時よりの、あらゆる歴史の記録と天地万物の構造式、そしてお主らが神聖術と呼ぶシステムコマンドの全てが収められておる」

いまシステムコマンドって!(°д°)

「あんたは一体誰なんだ…?」
「わしの名はカーディナル。かつては世界の調整者であり今はこの大図書室ただひとりの司者じゃ」

いろいろ知ってそうですね…!

ユージオが退席し、カーディナルはキリトに向かって話を続けます。

「アンダーワールドの民が信じている神話は、協会が支配権を確立するためにつくり広めたものに過ぎん。神たちの名は緊急措置用のスーパーアカウントとして登録されているが、外の人間がそれでログインしたことは一度もない」
「あんたは…アンダーワールドの住人じゃないんだな。この世界の外側の、システム管理者に近しい存在だ」
「うむ。そしてそれはお主もじゃな。無登録民キリトよ」
「あぁ、そうだ…」

ようやく現実世界のことを話せる人が!(T▽T)

「アンダーワールドを作ったものの名たちはラース。そうだな?」
「いかにも」
「そしてあんたはカーディナルシステム。仮想世界を制御するための自律型プログラムだ」
「ほぅ?それを知っているか。あちら側でわしの同類と接触したことがあるのか?」
「まぁな…」

ユイのことですかね。

「そうだ。あんたは現実世界と連絡が取れるのか?」
「馬鹿もん、それができればこんな埃っぽい場所に何百年も閉じこもっておらんわ。それができるのは最高司祭だけじゃ」
「そ、そうか」

残念…(;´д`)
カーディナルも連絡を取りたいような口ぶりでしたね。

 セントラルカセドラルの創世記

「わしは先ほどこの世界に神はおらんといった。じゃが創世の時代、今より遡ること450年前、似たような者達は存在したのじゃ。まだ王都セントリアが小さな村でしかなかった頃に、4人の神がな」
「それはきっと人間…。この世界を作ったラースのスタッフたちだろう?」
「正しくそのとおり。4人のが異世界人がこの土地に降り立ち、2軒の農家で8人ずつの子供たちを育てたのじゃ」

彼らは読み書きや作物の育て方、家畜の飼い方から後の禁忌目録の礎となった善悪の倫理観まで、あらゆる事を子供たちに教えます。

「原初の4人は、課せられた困難な使命を見事達成したことからも、人間としては最高級の知性を備えていたことが分かる」

「しかし知性には秀でていても、善ならざる者が一人だけ存在したのだ。そやつが子に所有欲や支配欲といった利己的な欲望を伝えてしまった」

全部こいつのせいじゃないか!(;´д`)

「その子供が祖先となったのだ。今の人界を支配する貴族や公理協会の上級司祭たちのな」

数世代後にライオスやウンベールのような人間を生み出したのかと思うとゾッとしますね。
人間の醜さや恐ろしさを見せつけられたような気がします。

「そして彼らの頂点に立つのが、公理協会最高司祭にして今ではシステム管理者ですらあるひとりの女じゃ。アドミニストレータなどという、不遜極まりない名を名乗っている」

キリトはその名に聞き覚えがありました。
エルドリエを召喚した人物です。

「まさにそヤツのことよ。そして、おぞましいことだがアドミニストレータはわしの言うなれば双子の姉でもあるのじゃ」

原初の4人のログアウトから数年後、人界初の政略結婚が行われました。
そして生まれたのがこの少女・クイネラ。

父はクイネラに、神聖術師見習いの天職を与えます。

「システムコール…(みんな気づいていないけれど、神聖語には一つ一つ意味が有る)コールは呼び出し。ジェネレートは生成…」

賢い子だったんですね。

それだけなら良かったのですが、自分で組み上げた攻撃型の神聖術を小動物で試したりと、少々問題もありました。

一方では人間の怪我を治したり…。

『クイネラ様こそステイシア神の巫女に違いない!』

民に優しく微笑むクイネラ。
でもそれは、底無しの支配欲を満足させる時が来たことを悟ったからで…。

「これで、神に祈りを捧げる場所ができますね」

数年後、セントラルカセドラルが建てられました。
最初は小さな塔だったんですね。

成長したクイネラは行動を始めます。

(増え続ける民を支配するためには明文化された法が必要となる。まずは私の権限レベルを越えるものが現れないよう狩りを禁止しなければ。それに殺人行為もだな…)

禁止する理由がおかしくないですか?( ̄▽ ̄;)

その後、ステイシア神の託宣を書き記した聖なる書物だと偽った文書をあらゆる町村に配り、民に遵守させました。

疑うこ戸をしない善良な民たちは、なんの抵抗もなく従ったのでしょうね…。

 アドミニストレータの誕生

時が流れ、クイネラは老いていきます。
咳き込むたび吐血するところを見るに死期が近いようです。

さらにふと見た自分の姿に絶望した彼女は、新しい神聖術を組立て始めます。

カーディナル「そしてクイネラはついに開いてしまったのじゃ。禁断の扉をな。ありえない偶然によってか、あるいは外の世界の何者かが手助けしたのかもしれん」

禁断のコマンドリストに到達したんですね…。
手始めに行ったのは天命値の全回復と自然現象の停止、そして容姿の回復。

カーディナル「彼女は10代後半の輝くような美貌を取り戻した。そこで満足しておけばよかったのじゃ。しかしクイネラは自分と同等の権限を持つ者、カーディナルシステムの存在すら許せなかったのじゃ」

自制しない限り無限に湧いてくるのが欲だからなぁ…( ̄▽ ̄;)

「彼女はカーディナルシステムの権限レベルを奪おうと考え、強大な神聖術を組み上げて唱えた。その結果、カーディナルシステムに与えられていた基本命令を、己のフラクとライトに書き換え不可能な行動原理として焼き付けてしまった。権限レベルを奪うつもりがカーディナルシステムと自らの魂を融合させてしまったのじゃ」

最悪の失敗でした。

「秩序の維持。それがカーディナルシステムの基本命令であり、存在目的じゃ。お主も同じシステムに制御される世界にいたのなら、わかるじゃろう?」

かつて茅場晶彦が支配したSAOの世界…。

「お主らプレイヤーの行動を常に監視し、バランスを乱すような事象を検出するやいなや、容赦なく対処する」
「…」

「もうあらゆる意味で人間ではなくなっておった。老いもせず、水も飲まず、パンも食わず、欲するのは己が支配する人界を今のまま永遠に保つことのみ」

こうしてクイネラは、公理協会最高司祭・アドミニストレータに覚醒するのでした。

 

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衝撃の事実が続々判明しました!
アドミニストレーターとその配下の整合騎士をどうにかしないと、この世界は変わらない、ということか…。
話し合いが通じる相手じゃなさそうだし、敵対は避けられそうにないなー( ´_ゝ`)

カーディナルに接触できたのは大きかったですね。サポートを受けられるのは図書室の中だけですが、ありがたいです。

子供たちに「欲」を教えたラースの男は何を考えていたんでしょう(;´д`)
ラフィンコフィンメンバーなのでは、と一瞬疑ったりしましたが。どうなんでしょうね。

カーディナルが丹下桜さん、アドミニストレータが坂本真綾さんでびっくりしました!Σ(´∀`;)
まさかSAOでお声を聞けるとは…!声優陣豪華すぎます!
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