前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 今日こそは一人で循環器を一周しようと意気込む赤血球だが、さっそく迷子を連発!彼女が心配でたまらない白血球は、こっそり跡をつけていく事にした!
- 自らの努力と、白血球の影からのサポートで、液循を達成した赤血球は大喜び!白血球は、もっと他の細胞の事を知って仲良くなりたいと思い、そしてキラーT細胞に殴られるのだった!
- 今回は…ヘルパーTの指令に従うキラーT細胞。しかし彼らの関係は「上司部下」ではなく「胸腺学校時代の同期」だった!天然ドSの樹状細胞により、2人の黒歴史が暴かれる!
【全巻セット】好酸球、NK細胞など新しいキャラ達も活躍!!
スポンサードリンク
【はたらく細胞 9話 アニメ感想】胸腺細胞
キラーTとヘルパーTの過去!黒歴史を紐解く樹状細胞!
「「お・お・お~お♪俺たちゃ無敵のT細胞~♪恐れるものなど何もない~♪俺たち無敵のT細胞~♪ウイルス細菌ぶっ殺す~♪」」
ナイーブTと教官役のキラーTは物騒な歌を歌いながら絶賛訓練中です!
「お前ら腑抜けしかいねぇのか!T細胞馬鹿にしてんのか!」
「してません!ッサー!」
「こんなどヘタれ共にT細胞が務まるか!!」
「イエッサー!」
「てめぇらT細胞が免疫系の最終兵器だっつー自覚はあんのか!?」
「イエッサー!」
厳しい訓練にナイーブTもヘロヘロですね( ̄▽ ̄;)
キラーT細胞の怒号は、遠く離れた場所にまで響いていました。
「窓、閉めますねー」
爽やかな顔でそう言った樹状細胞。遠まわしに「うるせぇ」って言ってる(笑)
「おっと司令官殿、勢いよく投げすぎちまったな」
キラーTにぶん投げられたナイーブTが、ヘルパーT細胞に直撃しました!飛距離すごいな!?Σ(゚д゚lll)

「前から思ってたんだけどね?君さ、もうちょっとクールにやれないの!?昔から効率ってもんを考えてないよねー!」
「こっちも仕事なんでね!あんたの指令に合わせてきちっと攻撃できるように鍛えなきゃならんのですよ!いざという時ヘナチョコの戦闘員しか居ないと困るのはそっちじゃないスカ?」
「だからやり方を考えてって言ってんの!こんな投げ飛ばしたりしないで。相変わらず不器用だねぇ~!」
二人は昔からの顔なじみですか?(´・ω・`)
上司と部下の関係だと思っていたナイーブTですが、そうでもない様子に疑問が浮かびます。
樹状細胞「ふふっ、知りたい?」
黒歴史の番人キタキタ━(゚∀゚)━!

「彼らはね、胸腺学校時代の同期だったんだよ」
樹状細胞はファイルから取り出した写真をナイーブTに差し出しました。
「うそ…!」
「メガネの彼はヘルパーT指令!?やる気に満ちている!」
「キラーT先輩がヒョロい!泣いてる!泣かされてるぞ!今と全然違うじゃないですか!」
「はは。そう見えるよね。でも昔のあの二人はね――」
樹状細胞の強制回想入りました(笑)
キラーT、ヘルパーT、喧嘩してる場合じゃないですよ!止めなくていいの!?
キラーTとヘルパーTはライバル?
時は遡ること胸腺学校時代。
胸腺上皮細胞教官にしごかれるT細胞たちの姿がありました。
「早速だが!貴様らには今からテストを受けてもらう!外敵である抗原に反応できるかどうかのテストをな!この先、人が他のパネルが突然現れる!それぞれ抗原だと思う方を各自で判断し攻撃しろ!間違って一般細胞を攻撃したもの!ゴールでまで一度も抗原を攻撃できなかった者は即脱落とする!分かったか!」
「「はい!!」」
なかなかシビアなテストですね(;゚д゚)ゴクリ
しかもこの中で最終的に生き残るのは僅か2%だそうで。狭き門です!
テスト開始!
ショタキラーTはさっそく抗原パネルを見つけて破壊しようとしますが、何者かに先を越されてしまいます!
パネルは真っ二つに割れてますよ!?
ショタキラーT「お、おい!そのパネルは僕が先に…!それに人の頭を踏みつけるなんて!」
???「あぁ、悪かったね。踏み台にさせてもらったよ。パネルまでの最短距離だったからね」

「でもこのくらいの反応速度でないと、立派なT細胞になるのは難しいと思うけどね?」
ショタヘルパーTキタ━(゚∀゚)━!
この頃から超クールですね!
歯向かうショタキラーTを、手刀とデコピンだけ返り討ちにしましたよ!
「無駄なエネルギーを使わせないでくれるかな?」
「~~~っ!!」
「そ、そんなに痛いの?今のデコピン…」
「放っときなよ。構ってると労力の無駄になるよ」
まさに優等生と劣等生です!
それからも地獄のような訓練が続きました。何とか耐え抜いて脱落を免れますが…
「へぶしっ!」
「へぶしっ!」
「へぶしっ!」
ショタキラーTはフルボッコです!(笑)
「そこのお前!ギャーギャーやかましぃ!脱落しろ!」
「し、しません!ッサー!」
「っは!お前意地張るなよ!結果は同じだぜ?」
「T細胞になる器じゃないわね」
「生き残れるのは俺たちみたいな成績上位者のみだってのに。なぁ?」
「……そうだね」
このモブT細胞、脱落しそう(´・ω・`)
ショタヘルパーTは、ショタキラーTの粘り強い姿勢に思うところがあるようですが…?
とある夜、個人練習をしにグラウンドへやって来たショタヘルパーT。
天才型かと思いきや努力も人一倍してたんですね!
ですがそこに先客がいました。

「てやぁーっ!キラーTパンチ42連発―――ッッッ!ダダダダ!」
ショタキラーTも個人練習を!?Σ(゚д゚lll)
他に劣る分、努力で追いつこうとしてるんですね!出血も構わず練習続行です!
(あいつ、訓練で疲れてヘロヘロだろうに…)
「クッ…!体内最強奥義・抗原大撲殺木っ端微塵拳―――!!!うおおおおおお!」
(ていうか何が奥義だよ、アホか!まぁいい、僕には関係ないことだ…)
厨二ショタキラーTの練習は効率悪そうですね。やる気はみなぎってるけど(笑)
背を向けるように、ショタヘルパーTも練習を始めました。
樹状細胞「青春って感じだね~。きみもあの二人のこと気になる?」
ロリ制御性T細胞「いえ、別に」
樹状細胞「あれで殴り合いでもしてくれたらもっと青春っぽくていいんだけどね~」
サラッととんでもない事言ったぞ(笑)
「あの二人、生き残ってくれるといいね」
最終試験開始!
月日が流れ、成長したT細胞たちは少したくましくなっていました。
「本日は!抜き打ちでテストを行う!うろたえるな馬鹿野郎め!外的どもが来るのにいちいち予告があるか!?日頃から鍛え方が足りん奴はここでグッバイだ!これからお前たちには正の選択テストを受けてもらう!ルールはいつもと同じ、制限時間までに抗原パネルを攻撃すりゃいい!だがお前らのほぼ全員はここで脱落することになる!」
T細胞たちの緊張はMAXです!最終試験がスタートしました!
「いつも通りにやりゃあ良んだよな?よし…!」
あ、いつぞやのモブ細胞さん(´・ω・`)
「この頭…抗原発見!よっしゃ!これで俺は合格… !!こ、これは!?」
「アウトーッ!それは漬物石を持った一般細胞のパネルだ!」
「いつもと違ぁう~~~!!!」
モブ細胞はボッシュートされました。脱落です。
”漬物石を持った一般細胞”とは(笑)
「うわぁ!ウイルスかと思ったらただのおしゃれな帽子だったぁ!」
その後も紛らわしいパネルに惑わされてモブ細胞達が次々と脱落していきます!
制御性T細胞は見事合格ですね。おめでとうございます!
ヘルパーT(なるほど。今回はいつもより難易度が高いらしいな…)「!」(いや、これは!防災頭巾をかぶった一般細胞!こっちだ!)
さっきから変な細胞パネルしか出てこない!(笑)
ヘルパーTも見事合格しました!おめでとう!

「攻撃する時、無意識に目をつぶる癖がある。それじゃ当たらなくて当然だ。標的を攻撃する時は最後まで目をそらすな」
試験の順番がやって来て緊張するキラーTに、アドバイスするヘルパーT。応援してくれてる…!(゚o゚;;
「あいつ…」
「次ぃ!」
「は、はい!」
キラーTの試験が始まりました!
パネルの影を見て攻撃体制に入るキラーTですが、ヘルパーTの言葉が頭をよぎります。攻撃する時は最後まで目をそらすな、と。
「あ、あっぶねぇ!こいつは針山を持った一般細胞だった!」
「騙されなかったわね~」
「は、はい!」
こんな所にもマクロファージさんが!みんなの成長を見守って来たんですね( ̄▽ ̄;)
制限時間が迫る中、背後に抗原パネルが出現しました。でもちょこまかと動いて、キラーTは場所を把握しきれません。観客席の仲間が指示を出してくれたけど混乱を煽ってるような気も(笑)
ヘルパーT「体内最強奥義・抗原大撲殺木っ端微塵拳だ―――!!」
キラーT「なんで知ってんだ――――ッッッ!!!!」
突如オリジナルの厨二技を絶叫されて羞恥心MAXのキラーT(笑)
勢い余って頭突きすると、偶然にも抗原パネルの破壊に成功しました。合格です!
「よかったじゃないか。合格できてさ」
「まぐれだよ…。俺正直自信ない。これからT細胞としてやっていけるのか…」
合格したとは思えないテンションの低さ!
99%くらいヘルパーTのおかげでしたもんね(笑)
「お前はいいよな。キラーのみならず、ヘルパーにも制御性にもなれるって言われたんだろ?」
「だったら今からでも脱落届け出してこいよ。自信ないんだろ?辞めりゃいいじゃないか」
「なっ、なんだと?!」
「言っとくけどな!君のくっだらない感傷に付き合ってくれるほど世間は、いや、仕事人の世界は甘くないぞ!」
「くだらないだと!?お前みたいな…天才に…俺の気持ちが分かってたまるか!」

「馬鹿野郎――――ッッッ!!!!」
ヘルパーTの強烈なパンチが炸裂しました。なんでや!(´Д`;)
親にもぶたれたことないのにポーズで呆然とするキラーT。
先週の白血球とデジャヴだ(笑)
「自分の弱さと向き合ったんならいい加減覚悟を決めろ!目を覚ませよ!もう頑張るしかないんだよ!無駄に見える努力でも、一人コツコツ続けるのがお前の取り柄だろう!?」
社会に出る学生さんへの言葉かな?(´;ω;`)
「お前…! …分かった。もう弱音は吐かない」
「ああ」
キラーTはここで初めて、ヘルパーTが自分の自主練を見ていたのを知ったんですね。
「俺は強くなる。どんな敵でも一撃で倒せるくらい体鍛えてみるよ!ガンガン筋トレして、頑張ってみる!」
「そうだな。俺もこれから、俺が何を目指すべきか分かったよ。お前みたいな容量の悪い奴らには、指令を送ってやる奴が必要みたいだ」
今のキラーTがあるのはヘルパーTの存在があったから。逆もまた然りです。
いい関係じゃないですか(T▽T)
樹状細胞さん、やっぱり天然ドSだった!
「――てな事があったのさ」
「「へ~~!」」
キラーTとヘルパーTの過去が樹状細胞によって暴かれました(笑)
ナイーブ細胞は納得の様子です。
ヘルパーT「さっきから何見てんの君たち?」
キラーT「あ…?おい!?なんの写真―――」
二人が樹状細胞とナイーブTに近寄ってきて…。あっ…

「「うわああああああああああああああああああ!!!!!」」
樹状細胞「あははは!」
キラーTとヘルパーTは黒歴史を葬るべくファイルを燃やそうとしますが、樹状細胞に攻撃をかわされてしまい…

「ちょっと何するんですか大事な資料なのにー!アハハハ!アーハハハハ!!」
樹状細胞さん良い表情ですね!(笑)
その後も写真をめぐる攻防戦が続きますが、聞こえるのは悲痛な叫びと高笑いだけでした。
キラーT、ヘルパーT、もう諦めろ…( ̄▽ ̄;)
制御性T細胞「本当ばっかみたい。あの二人。あの頃から何も変わってない…」

インフル回に続いて2度も黒歴史を暴露されたキラーT、可愛そう(笑)キラーTとヘルパーTが出会ってなかったら今の二人は居なかったかもしれませんね!
優等生と劣等生。全く真逆の存在に見えたけど、影で努力を怠らない姿は同じでした。それが今の彼らに繋がってるのかな。努力は大切ですね!
口数の少ない制御性Tも何だかんだ見守ってくれてるな~と思いました(´∀`*)
赤芽球の時もそうだったけど、マクロファージさんや樹状細胞さんは歳を取りませんね!どういう仕組みなんだろう、気になります。
キラーTとヘルパーTの黒歴史を握る樹状細胞さんがいい顔してました(笑)
本作で一番好きなキャラかも(笑)