前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 真人パーティVS夜の女帝が全面対決!母として以前にひとりの人間として当然の権利を主張する夜の女帝。身勝手な振る舞いを反省し許しを請うワイズだが、容赦なく切り捨てられる。しかしそこで親子の絆の貴さを論じたのは同じ子を持つ母・真々子だった。真人パーティにフルボッコにされた夜の女帝は、母への愛を述べるワイズの言葉に正気を取り戻す。
- 「喧嘩するほど仲がいい」理論でゲームクリアとなったワイズ親子。しかし真人達のことがいろんな意味で気がかりなワイズは一緒に旅を続けるのだった。
- 今回は…ステータスアップとスキル習得のため、真人、ワイズ、ポータはハハウェにある学園に入学することに!そこで出会った美少女メディに一目惚れする真人だが、彼女には毒親がついており…!?
【通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 5話 アニメ感想】そこは夢と希望に満ちた、子供達の領域。子供達の、だ。ここ大事!
メディ親子
旅を続ける真人たちですが、真々子が強すぎて出る幕がありません。
(通常の戦闘をこなしているだけじゃずっと母さんより強くなれないままだ。うまい具合に俺たちだけ強化できるクエがあるといいんだけどな・・・)
そんな時、学園の試験運用参加を募る依頼書が配られます。真人は乗り気で真々子も肯定してくれました。
「お母さんはね、マーくんがしたいと思うことを全部やらせてあげたいと思うわ」
「そっか・・・。行くぞ学園!」
という事で真人、ワイズ、ポータは学園の街・ハハウェへ!(母上!
「さっき拾った依頼書によると、学園の生徒になって学園生活すれば、大量のSPポイントをGET出来るとある。ステータスアップやスキル習得にはもってこいだな」
しかも真人達3人の欲しい参加特典がピンポイントで掲載されていました。これは裏があるに違いない。
「ママさんはお留守番でよかったんでしょうか?」
「いいんだって。母さんも快く送り出してくれたしさ。学園まで母親同伴なんてありえないから・・・」
「きゃっ!」
後方不注意の真人はひとりの少女とぶつかってしまいます。
真人「すみません!大丈夫ですか!?」
(うわ、めっちゃ美少女!)
「ありがとうございます・・・」
美少女はメディと言いました。真人と同じテストプレイヤーです。
「そちらはクエストをどのくらい制覇してきたのかしら?なんて聞くのは野暮ね、間違いなく私たち親子の方が上位だもの!あぁそうだわコツを教えてあげようかしら聞きたいでしょう?私の言う通りにするだけでいいの、私の娘も全部私が教える通りにやってとっても強くなったのよ。基本的なスタンスとして母親は子供のことを生まれた時から導いてるの、だからゲームの世界だとしても子供は母親に従って行動するべきなのそうしたら間違いないわ(略」
突然現れて畳み掛けるように話し始めた女性はメディママ。メディの母です。
俗に言う毒親っぷりに真人だけでなくワイズ、ポータもタジタジです。
「メディには勝てなくてもめげずに勉強に勤しんでね!おーほほ!さぁ行きますわよ」
「真人くん、お知り合いに慣れて嬉しかったです。では」
夜の女帝もなかなかだったけどメディママも強烈ですね( ̄▽ ̄;)
「メディママさんはともかくいきなりあんな可愛いことで会えるなんて、俺の学園生活、なかなか期待できそうだ!」
メディママの妨害!
「がはは!よく来たな3人とも!君たちは編入生として一週間で学園生活の全てを体験する特別短期コースを受けてもらう!」
教師ゴッツイは言いました。
少し遅れて4人目の編入生が登場。癒術師メディキタ――(゚∀゚)――!!
「でも良かったです。偶然知り合った真人くんと同じクラスになれるなんて。これって運命、ですよね。・・・なんていってみたりしてっ///」
(俺の冒険になにか足りないと思ってたけどこれだよ~っ!清楚で可憐な正統派ヒロイン!しかも同じクラスだなんて恋愛ルート確定!?)
でもなんだろう、メディからあざとい雰囲気がするのは気のせいだろうか( ̄▽ ̄;)気のせいであってほしい
舞い上がる真人ですが「授業参観」を理由にメディママも登場。
「メディに用がある場合はまず私に話を通して頂戴?いいわね」
(学園まで来てよその母親に苛まれるなんてそんなのアリかよ~!?)
メディママの監視の目はとても厳しいです。
メディは大人しくに従ってるけど本心はどうなんだろう・・・。
授業が始まりました。
正解したらSPを10ポイントもらえます。ただしポイントは早い者勝ち。答えが分かった人から挙手していくスタイルです。
娘が一番に回答するとメディママは誇らしげになります。
真人が挙手しようとするとそれを妨害し、娘に答えるよう命令します。そしてメディが正解すると、また誇らしげになるのでした。(最低や
ワイズが挙手しても異常状態を付与して妨害。
ポータはメディママの杖を見てあることに気づきます。
「自分はあの杖が怪しいと思うのですが・・・」
めっちゃ光ってます。絶対この杖だよ(笑)
「メディママさん、これはちょっとやりすぎだと思うんですけど・・・」
「あはは!なんのことか分からにのだけど?」
しらばっくれるメディママ。
「真人君は眠くならないのかしら?」
「俺の防具は異常状態に対する耐性があるんで。完全防御じゃありませんけどね」
「あらそう。でも所詮は体制、完全防御でないのなら施行回数を増やせばいいだけだわ!」
「まじかよっ・・・!」
「これで邪魔者はいなくなった!私の娘がすべての問題に答えて全てのポイントを貰い最高の成長を遂げる!」
メディママは最高の母親を自称します。
我が子を思えばこそ、時にはその他を蹴落すことも必要なのだ、善悪について問う必要などない。だってわが子のためだから。許されるべきだ。というのが彼女の持論です。
子供を言い訳にして好き放題してるだけなのでは!?( ̄▽ ̄;)
「ハァ・・・。本当勘弁してほしいな」
(!? 今のは―――)
真人は意識が落ちる直前、冷たい少女の声を聞きました。
ヒロイン登場!?
「こっそり鑑定したところ、あの杖には装備している人が呪文を唱えなくでも魔法が使える機能があるようです」
メディママが使ったのは母親専用のチート装備。
目覚めたワイズは怒り心頭です。
「俺のヒロインが待っている!(イケボ)」
真人はヒロインに裏庭まで呼び出されました。
「(メディなのか?それともほかの生徒?ふたりのヒロインが主人公を取り合うのもありだよな~~)。俺のヒロインて・・・君のことだよな?」
「えぇ、私よ♥」
ですよねー―( ̄▽ ̄;)
「マー君意外と冷静なのね。お母さんが顔を見せたらもっと怒るかしらと思っていたんだけど」
「あはは、そんなわけ無いだろ。俺はそんなことで起こるほどガキじゃない!息子を甘く見るなよ~~」
真人の目から血涙滝の如し!!(笑)
母のセーラー服姿が心のHPを削っていきます。
一連の茶番を仕組んだのは白瀬さんこと学園の理事長・シラッセでした。
「この学園はゲームとは言え子供が生活する場所に学習施設がないのはおかしいなどという保護者クレーマーを封じ込めるために急遽実装されることとなりました」
クレーマーはおそらくメディママです!
真人たちの興味を引く参加特典を用意したのも、運営の手に余る新たな親子問題を彼らの手で解決してもらうためでした。
「今回私はそちらの問題に積極的に関われません。突貫で作ったこの学園は様々な不具合が生じており調査しないとならないので」
唐突な死亡バグなど事態は深刻です!
真々子VSメディママ
授業再開早々、声を荒げる真人。教室には生徒に溶け込んだセーラー真々子がいました。
真人のストップを受け、真々子は改めて真人の学園生活を見学させて欲しいと言います。
ゴッツイ先生は真々子を参観席へ案内しました。
となりにはメディママの姿も。互いに自己紹介をします。
「先に言っておきますわ。息子さんには劣等感を抱かせてしまうでしょうけどごめんなさいね。なぜなら!私の娘はとても優秀ですので」
感じ悪いな~( ̄▽ ̄;)
「大事用部ですよマーくんだってお友達と直ぐに仲良くなれますから」
「友達作りではなく成績の話をしたつもりなのだけれど・・・。(調子の狂う方ね)」
新たな問題が発表され、前回と同様挙手していくスタイルです。
メディママ「メディ、じっくり悩んでいいのよ。みなさんもそろそろ眠くなりそうだし・・・」
真人(また妨害か?!―――ん?妙だな、誰も寝ていない。あれ?」
「母さんの肘当てが光った!?」
「ま~く~ん♥」
真々子の装備は異常状態を完全に防ぐ機能がありました。
「作りすぎた料理を近所に配るがごとく、その溢れる効果を生徒たちに配って守っているわけだなぁ。あれは補助スキル母のおすそ分けに違いない!当の本人は気づいていないようだけど」
母二人が光る珍光景です(笑)
「ぷっ、毒母ザマァ」
メディの口から出たそんな言葉・・・。真人は聞こえないフリをしました。
「い、今のうちに問題を・・・」
「はいっ」
「なんで母さんが答えるんだよ!?」
真々子の挙手。セーラー服特典で特別に回答権を得ました。
ちなみに問題は「別の空間に引きこもっている魔王本体を引きずらねば勝利はない。さぁどうする?!」です。
「それは引きこもって出てこないのなら魔王さんのお母さんをお連れして一緒に呼びかけてもらえばいいと思います」
「怖くないわよ。ほら、お母さんはこっちに居るわ。大丈夫だから出ていらっしゃい、って」
女神がまぶしい(笑)
真々子はその後も問題に正解し、合計60ポイント以上をもらいました。
「それでは、本日の成績上位者を発表するぞ!」
ダントツ1位はもちろん真々子。
「あとでお話があります!いいわね!?」
「はい、お母様・・・」
2位だったメディは怒られるのでしょうか。結果だけ見て判断するなんてあんまりですよ!(;´д`)
「結局母親だらけの一日だったな・・・」
「マー君、ワイズちゃん、ポータちゃん、今日はよく頑張ってたわね。明日もおかあさんといっしょに楽しく学校に行きましょうね」
真々子さんとなら勉強も頑張れそうです!!
正統派ヒロインに見せかけてブラックな面もチラつかせるメディ。ぱっと見は母に従順ですが、かなりストレスを溜め込んでいる?それが爆発した時に事態が大きく動きそうですね。
ほとんど成長できてない真人、ワイズ、ポータですが挽回なるか!?
そしてセーラー真々子がかわいかった~(*´∀`*)あのフィギュアとか出ないかな(グヘヘ←