内容をカンタンに説明すると…
- 原作は神埼黒音先生によるライトノベル。2016年10月10日から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載開始
- 2017年から双葉社のモンスター文庫で書籍化。2018年10月時点でシリーズ累計発行部数は20万部以上。
- 今回は…サーバーの契約切れとともに自らが作ったゲームを終わりにしようとしてた大野晶は気づくとそのゲームの魔王の姿で異世界に転生をしていた。そこで悪魔への生贄にされた少女と出会う。
【魔王様、リトライ! 1話】魔王降臨【アニメ感想】
速攻異世界転生
「これを作ってからもう15年かぁ…長い趣味になったなぁ。
0時になったらサーバーの契約切れてゲーム会場も丸ごと消し飛ぶんだな。
お前もお疲れ様。膨大な流血と嘆きを生み出した、大帝国における魔王。
じゃあな。九内、それと…おやすみ」
チャットと、共に自分がゲーム内で使ってたキャラが映っています。
で謎の光りに包まれ…
「な、なんだこれ!?ん?つか大森林!ハンパねぇな」
水面に映る自分の姿が違うことに気づきます。
「INFINITY GAMEの魔王…九内伯斗!」
おっさんになってしまったことに動揺する主人公(笑)
「自分の作ったゲームに入り込むなんてありえねーだろ…い、いや。手っ取り早く確かめる方法があるぞ。
ADMINISTRATOR!(管理者権限)
よーしよーしパスワード入力、と」
空中に出た画面には規定条件を満たしていませんとでました。
「どうすりゃいいんだ…こんなことになるならもっとラノベ読んどくべきだったのか?」
そういう問題なのか?(笑)その時人の気配が。
(ん?誰かいるのか
九内の口調ってかなりキザで皮肉屋だったよな…)
「あー…その…何だ。君に言葉は通じるか?」
「逃げてください!」
近くに現れたモンスター。
「この可愛くない化け物は、君のペットかな?なら大人しくするようにしつけてほしいんだが…」
「早く逃げてください!これは悪魔です!」
「矮小なる人間…血肉を捧げよ」
「怖っ!」
主人公、めっちゃ顔怪我くらってますよ。
「お前…なんのつもりだ」
一瞬で怪我治った。そして強い…。一瞬で倒してしまいました。
ボクっ娘
(俺はゲームシステムのすべてを知り尽くしているが、こんなモンスターを作った覚えはない。
この子にしても同じだ)
「ま…魔王様。食べないでください。僕はおいしくありませんから!」
「ふざけんなよ!人をなんだと思ってやがる!」
(ん?言葉が通じる?)
「安心したまえ。いくらなんでもそこまで腹は減っていない。
私は九内という。魔王などとは無縁の存在だ。それで、君の名は?」
「僕は…アクといいます」
吹き出してしまう主人公。
(魔王とアクって!)
異世界飛んできて混乱してるかと思いきやギャグに笑える余裕さが。
「ここは聖光国と言いまして、人々は智天使様を信仰しています。
智天使様は、さっきの怪物を過去に封じた偉大なる存在です。その下に3人の聖女様がいて。聖堂騎士団、聖堂教会といった組織もあります」
(んー…よくあるファンタジー世界そのものというところだなぁ。しかし、オッサン呼ばわりにリーチがかかってるただの社会人を呼んでどうすんだか…
呼ばれたのは九内伯斗であって、俺は巻き込まれたってことなんじゃ…)
「その泥を落としてくればどうだ?」
「えっ?いいんですか?」
キレイな水で行水。
(こんな透き通った水に浸かるの、生まれて始めて)
その間に主人公は別の場所でアクセスを。
「管理機能が使えるようになったー!
アイテムファイル」
そこから取り出されたのは…。
「そのバスタオルと、この石鹸を使え」
優しいな!見た目魔王の主人公!
「…え?まさか、これってシャボンですか?」
「シャボンて!江戸時代か!
…なんでもない。私は念のため、この辺りを一通り見てくる」
(スキルポイントがガンガン減るなぁ…INFINITY GAME同様、スキルを覚えたりするためのポイントが戦闘でも得られるようだ。
ゲーム内なら、自分と相手のレベル差により手に入るポイントが大きく増減するはずだよな…)
さっぱりしたアク。良かったですね。
おぶって走る姿秀逸
「…アク。あいつの巣穴や寝床を知らないか?もう少しスキルポイント…ごほん!もう少し調べてみたい」
「グレオールは、この森にある願いの祠に封印されていたと聞いてます」
「おぶってやるから背中に乗れ」
「とんでもない!魔王様の背中に、僕の穢れた身を乗せるなんて!」
(おーい泣くほどイヤってことかー!?さすがに傷つくんですけど…)
「ぼ…僕は昔から、村の厄介者なんです」
村での仕事内容を聞く主人公。
「要するにゴミ処理だの下水処理ってことだろ。大切な仕事だろうが
そんなことで人間が穢れたりするもんか。人間の体なんざ、洗えばいつだって新品になるんだよ」
主人公の書いたメモが読めるアク
(どういうことなのか理屈はわからんが、言語体系は同じということか。ま、通じるに越したことないな)
おんぶでシャカシャカ走ってるの面白い。
「アク。ここで待っていろ。中は危なそうだ」
祠の中で人が死にまくってます。
「なるほど。確かに魔王である。幾多の願いを叶えてきたが、おそらくはこれが最後になるであろう」
奥にあった神像が語りかけてきます。
「ちょっと待て。お前何を知ってる。もしかしなくても、俺を選んだのはお前か」
「我ではなく、そこの者たちと言うべきか。魔王を降臨させよ、とな」
召喚者死んでます。
「じゃ何か!?グレオールって化け物も、こいつらが呼んだのか」
「グレオールは自力で封印を解き、復活した。そして近隣の森をねぐらとし、近くの村に生贄を捧げさせていた。
魔王の降臨を願うと、それを阻止するためグレオールが現れ…この者たちを皆殺しにした」
「なら、俺を元の世界に戻してくれ!」
「それは叶えられぬ。召喚者の願いに反する。
だが…最後の来訪者となるお主には、これを与える」
呪いのアイテムかな?ドクロの指輪がハマりました。抜けません。
「お前ふざけんな!こんな指輪つけて歩くとか、罰ゲームだろうが!」
「我とて、元は白き姿であった。長きにわたる人間の邪悪な願いが、この身を変えた。お主の願い…叶うことを祈る」
灰になってしまいました。結局何もしてもらえず…。
そうだ街を目指そう
「アク…この辺りに大きな街はあるか?」
「それでしたら、聖光国の神都でしょうか」
「そこでいい。地図を描いてもらえるか?」
「魔王様!僕も…一緒についていっちゃダメですか?
(この世界の住人が隣にいれば心強い、か…)
主人公はOKを出しました。
「その前に僕の村に寄ってもらえませんか?少ないですけど持ち物があるので」
当然のようにおんぶしてやる主人公。早いんですよね(笑)
「僕の村の周辺はグレオールの呪いで大地が枯れ果て、地下に流れる水も毒に犯されてしまっているんです。さっきみたいに、きれいな水で思いっきり水浴びするなんて生まれて初めての贅沢でした」
隠密姿勢のスキルを使う主人公、村人にはアクの姿しか見えません。
(アクへ。聞こえるか?)
(あ、あれ?頭の中に魔王様の禍々しい声が…)
(禍々しいは余計だ!私のことは気にしなくていい。近くにいるのでな)
こいつ…脳に直接…!
戻ってきたことで投石されるアク。主人公は怒りを覚えます。
「不快に思うなら粛清すればよい…不適切だと断じた者を処分するその権限が、私にはある」
ドクロ指輪が喋った!!!
「ふざけるな。あれはGAMEの話だろうが!」
「妙なことを言う…そんな権限を、INFINITY GAMEのシステムを、あんな狂った国を作ったのも全部…お前がやったことではないか…
お前こそが諸悪の根源なのだ…私は400万の人間を粛清した外道であるが…お前はさしずめ、全世界に破滅をもたらす」
幻聴だと振り切る主人公。隠密姿勢のスキルを解きタバコを一服…。
「アク。早く荷物を取ってこい」
「わかりました。魔王様」
魔王とか呼んじゃったせいで疫病神扱いされるアク。
主人公は懐から火のついたナイフを村人のすぐ近くに投げます。
麦わら小屋に火付けたらあっという間に燃え広がりそうですね。
おんぶして村を去ります。
「アクの荷物を回収できず、すまない」
「そんなことより、大丈夫なんですかあれ?」
「誤解するなよ。あれは暖を取ってやったのだ。むしろ私の優しさと言っても過言ではない!」
そ、そうなんですか???
「魔王様。どうして僕なんかを助けてくれたんですか?」
「なんかってなんだ。お前は立派に生きてるだろうが。他人に自分の価値を決めさせるなよ」
主人公いいこと言うなぁ。かっけぇなぁ…。
「では、神都とやらに行くぞー!」
「はい。お供させていただきます!」
ずっとおんぶしてますけど、魔王様って乗り物なんですか?
またこれ津田健次郎さんのちょっと若めの現世キャラと転生後の魔王キャラの渋キャラ演技が両方聞けて美味しい。
なんかどっか違うとこで見たことあるような外見のボクっ娘が居ますね。
とてもかわいいです。
ゲームを知り尽くしてるはずの主人公が知らないキャラが出てくる世界・・・。
同じゲームでは無いのでしょうか。
ED視る限りまだまだキャラ増えそうですね。