前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 大学に勤めるワトソンが出会ったシャーロック。彼はその頭脳と落語を持って難事件を解決していく変人探偵だった。
- 元は事件を持ち込む側のワトソンだったが、うっかりベッド送りにさせてしまったシャーロックの面倒を見るためにも探偵長屋に居候することになる。
- 今回は…新たな依頼が舞い込み、調査を開始する探偵たち。シャーロックに多少は信用されているのか、部屋の掃除を任されたワトソン。しかし他の探偵に情報を流してしまい、シャーロックから出禁を食らってしまう。落ち込むワトソンに手を差し伸べたのは、ジェームズ・モリアーティ少年だった。
【歌舞伎町シャーロック 2話 アニメ感想】泣きぼくろ見つめ隊はいかが
新たな依頼
「この探偵長屋では、みなさんが一斉に依頼を受ける感じなのでしょうか?」
「そういえば依頼したいんだったわね。この長屋では依頼は3種類に分けてるの。まずはA級。依頼人が直接探偵と契約を結ぶいわゆる普通の探偵仕事。次がS級並盛りで報酬は100万以上。長屋の探偵たちにまとめて依頼できて報酬は勝った探偵の独り占め。でもって最後がS級特盛。成功失敗問わず全ての経費が依頼者から支払われるから参加率も解決率も大幅アップってわけ!」
システムが分かりました。ちなみに、探偵長屋にはシャーロックを含めて6人の探偵がいます。
ワトソンはA級でシャーロックに依頼したいようですが、ハドスン夫人いわく「彼の場合はお金より事件の内容」が重要らしい。
「それ(スーパーヤサイ人)で何か作れ。最近轢き逃げにあってなぁ~。足が痛いんだ」
「部屋の片付け選択掃除食材の買出し、あと便所掃除もだ。というのも最近ひき逃げに遭ってなぁ~」
ワトソンはシャーロックに言われるがまま家事をこなすのでした。
痛いところを突いてくるな( ̄▽ ̄;)
《2週間前コブラと名乗る強盗に盗まれた金塊の行方は未だに掴めていません。これを受けて銀行は懸賞金を出す予定です――》
シャーロックの気を引いた事件です。何かある?
「召集だ。いいぞ」
「……」
車椅子に移る動作が俊敏な猫のようでした。もう治ってるんじゃないの!?(笑)
「は~い!よろしく!シャーロックの助手?」
「い、いや。そんなんじゃ///」
デレデレのワトソンくん!
「・・・・・・・・・・」
「(お兄さん!?)」
お兄さんに睨まれました( ̄▽ ̄;)
綺麗な兄妹ですね!
「私、アイドルになりたいんです!!」
今回の依頼人は花屋の店主・高峰富士子。
「んじゃ、改めてどうぞ」
「事の発端は…」
アルバイトのサオリが”新時代アイドル泣きぼくろ見つめ隊”のアイドルオーディションを持ちかけてきたことでした。
『合格です!完璧な泣きぼくろだ!私、スタープロモーションの歓多いと申します!一週間後の歌舞伎町祭りで公開オーディションを開催し、泣きぼくろ見つめ隊のお披露目をします。一足先に合格された高峰さんにはそれまで毎日みっちり歌と踊りのレッスンを受けていただきます!』
『任せてください!私がしっかり店番をやりますから!私知ってるんです、富士子さんがアイドルを目指してたこと!夢を、夢を掴んでください!』
サオリもオーディションも怪しすぎる!(笑)
「今日が公開オーディションの日だったんです。でも、スタープロモーションにお電話しても喜多さんという方は会社にいないって。調べていただきたいんです、喜多さんがどこへ行ってしまったのか…!」
詐欺だったんだな…( ̄▽ ̄;)
しかし何のために富士子さんを騙したのでしょうか。
報酬は100万。経費は持ち出し。メアリいわく「あまりオイシイ仕事じゃない」との事で京極は早々に不参加を表明します。
「今日は外泊か?」
「オーディションの後ホテルに泊まる予定だったので。今からキャンセルしても全額取られるしどうせならってサオリちゃんが―――」
「どうも冴えない依頼だねぇ。バカいっちゃいけないよ、コイツは思ったよりデカイ山だ……」
シャーロックはブツブツと呟きます。メアリと兄がアイコンタクトをとりましたが…?
「俺!必ず富士子さんをアイドルにしてみせます!うおおおおおお!」
探偵の一人・小林は富士子さんに好意を抱いているようです。
「ちょっと!?足治ってたんですか!」
「ヒビが入っただけだ。歩くのに支障はない」
「えぇ……」
やっぱり歩けるんじゃないか!(笑)
「人を部屋に入れるなんて珍しい」
「本当。これまではジェームズくらいしか入れなかったのにねぇ~」
ワトソンは信用されているんですね。
再びアイコンタクトを取るメアリと兄。ワトソンを利用する気か…?
「洗い終わったら洗濯干せよ」
「はぁ」
「あとこの部屋には誰も入れるなよ。誰もだ!!」
シャーロックはひとり出て行きました。汚部屋掃除に取り掛かるワトソン。
メアリ「ジョンく~ん、居る~?」
ワトソン「あっ//」
入れるなよ!絶対に入れるなよ!←
捜査開始!出禁と救いの手!
「シクラメンをくれ。見当たらんから聞いておる」
「えっ、…じゃ、じゃあ売り切れですね~~…」
変装したシャーロックは花屋を訪れます。相変わらず距離感がおかしい(笑)
しかしこの時、接客バイトのサオリの制服に「白い粉」と「何かの破片」が付いているのを確認します。
「犯人はサオリだ」
もう事件の全容を掴んでいました。
「いま写真を送った。棚に前科者のファイルがある。至急照らし合わせて相棒の男がわかり次第画像を遅れ」
ワトソンは家事を中断して調べることに。
しばらくして、シャーロックの携帯に写真が送られてきます。それは今まさに、花屋の店先でサオリに接触するひとりの男。
「!?」
少し離れた場所で、花屋の様子を伺うメアリとその兄を発見します。
「おい、なぜあの女をマークしてる?」
「商売敵に教えるわけ無いでしょう!」
「―――あいつか!」
自宅に戻ってワトソンに詰め寄ります。
「メアリを部屋に入れたな!?」
「入れてないですよ!ドアのところでは少し喋ったけど…」
ハドソンはメアリから掃除道具一式を受け取りました。その中にはエプロンもあって。
シャーロックはワトソンを押し倒し、エプロンをカッターで切り裂きます。布の中から出てきたのは…。
シャーロック「盗聴器だ…。出て行け。今後俺の前に姿を表すな」
やってしまった(´Д`;)
「元気ないからあげる」
「ありがとう、お嬢さん」
駄菓子屋の前で落ち込むワトソンに女の子がお菓子をくれました。優しい子だなぁ。
「やめとけって。遊撃隊特製・睡眠チョコだ。食ったら10秒で夢の国だよ」
警告したのはシャーロックの事務所で出会ったジェームズです。
「チッ!なんで言うのよぉ!?」
「!」
先ほどお菓子をくれた優しい少女が豹変!!(笑)
周囲にいた子供・歌舞伎町遊撃隊もみんなグルでした(笑)
「気をつけなきゃダメだよ、同じ新宿区でも壁の向こうのウエストとこっちのイーストじゃ全く別の国みたいなもんだし」
イーストの人間にはワトソンのような人間はかっこうのカモです!
「シャーロックに追い出されたんだって?そもそもなんでシャーロック」
「ちょっと厄介事に巻き込まれて」
「でも探偵は他にいるじゃん?」
「実際に会うと信用できそうで。あの人しかいない気がして…」
そんなワトソンに、ジェームズは「良い事」を教えてくれました。
解決!
事件解決のためシャーロックを張っていたメアリと兄は、マスコットキャラの着ぐるみを追いかけます。しかしそれは、歌舞伎町遊撃隊の子供達でありシャーロックの陽動で。
サオリ「騙されたわ!」
遊撃隊の少年「残念でしたぁ。タイムアップです~~」
探偵長屋から事件解決の知らせが!?
「なぜ分かった…!?」
「聞きたいか?」
シャーロックは花屋の一室でサオリと喜多を捕縛していました。
「聞きたいか?本当に??」
「え、えぇ。聞きたいわ」
「にひっ…ぐへへへへ」
「!?」
推理落語のスイッチ入った!
「富士子じゃないよ、オーディションがインチキだって言ってんだ」
「じゃあ何のために開いたんだよ?」
「お前さん、サオリって子はってるかい?」
シクラメンが冬の花だと知らない彼女は、花に興味が無い。
制服についていた白い粉はコンクリートの破片だとシャーロックは言います。
「レッスンで富士子を追い出して、せっせと壁に穴を開けていたのさ。その壁の向こう、花屋と背中合わせに立っているのは――」
「質屋・弁天堂か!確かに金目のものはあるだろうが、壁に穴を開けてまで取るものがあるのかね?」
「オーディションの面接をしていた喜多って男の異名はマングースの鬼太郎」
「コブラの!?」
「そう、喜多はかつてコブラのライバルだった男でね。コブラが弁天堂をマネーロンダリングに使っていたことも知っていた」
冒頭の金塊強盗がここで絡んできました!
富士子はサオリと喜多に騙され、利用されたのです。
「アイドルとかけましてこれから強盗に入る奴とときます。その心はどちらも不安でいっぱいです。丁度お時間でございます」
「ふっははははは!ひゃはは!」
「コブラか!」
話をすればコブラ緊急参戦!Σ(´∀`;)
「シャーロックホームズ。あばよ」
引き金に手を引くコブラですが背後からワトソンに殴り倒されます。
シャーロック「なぜここに…」
ワトソン「大丈夫ですか!?」
イケメンだ――――!!
「たどり着けるわけ無い…。お前のツルツルの脳みそでは絶対に!人がいいだけで他になんの取り柄もない、お前みたいなロリコン野郎にたどり着けるわけがないーっ!!」
助けたのにボロクソ言われてますが( ̄▽ ̄;)
一難去ってまた一難
「俺は死ぬまで富士子さんの親衛隊長ですから!」
「ふふふ」
小林と富士子さんは良い仲になるのかならないのか。
「金塊を盗まれた銀行から二千万の謝礼金か~!棚からぼた餅だなぁ」
「くそう!!」
京極どんまい!
「僕を騙したんですね」
真面目な顔でメアリに声をかけるワトソンです。
「てへっ✩ごめんなさいっ♥」
「僕は……。僕はあなたを…!」
ワトソンの頬が高揚してきました(おい(笑)
「あんたをなんだって?」
「僕は今メアリさんと話してるんです!これはとても大事なことで!」
「だからお兄さんは入ってこないでほし…」
「姉だ」
「え?」
「兄じゃない。姉だ」
なん、だと…!?( ゚言゚;))))
「そ、そんな…!!」
(ギュムッ)
「ふぎゃーっ!!」
後ずさりした際、パイプキャットの看板猫のしっぽを踏んでしまいました。
ひとりと一匹の怒りを買った男の断末魔が響く!
ジェームズ「こんちはー!」
ワトソン「あぁ…」
シャーロック「そういうことか、余計なことするな」
シャーロックは二人が通じていたのを察します。先の「良い事」のおかげでワトソンはシャーロックのピンチに間に合ったようですね。
「よろしく。僕、ジェームズ・モリアーティって言います」
探偵6人の中でもシャーロックは頭ひとつふたつ抜けているように見えます。
彼はなんだかんだワトソンを信用しているらしい。
「人が良いだけで何の取り柄もない」と言ってたけどワトソンの家事スキルはかなりの物ですよ!?スーパーヤサイ人のおば様も無自覚にたらし込んでたし(笑)
ジェームズはなぜ親切にしてくれるんだろう。気に入られてるだけなら良いけど、何か裏があるのでは、と疑ってしまいますね!
メアリのお兄さんはまさかのお姉さんだった!美形姉妹~。
ワトソンは特にメアリに無防備になるので心配!ハニートラップには気をつけてください!( ̄▽ ̄;)