前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ラースの最終不可実験から人界を守るべく、カーディナルはライトキューブクラスターに保存されている全てのフラクトライトを削除しようと試みていた。この提案に乗るキリトだが、アンダーワールドを平和に存続させる方法は模索し続けると言う。
- キリトとカーディナルは共闘関係を結ぶ事に。整合騎士を元に戻すには、彼らの額に挿入されたモジュールを除去し、アドミニストレータに奪われた本来の記憶の欠片を手に入れる必要があった。記憶の欠片を求めて図書室を後にしたキリトとユージオは再びセントラルカセドラル内部に潜入する!
- 今回は…剣を取り戻し、さらに上階へ向かうキリトたち。だがそこに紅蓮の整合騎士が現れて…。
【ソードアート・オンライン3期 14話 アニメ感想】紅蓮の騎士
紅蓮の整合騎士!
「あった!」
武器庫に到着したキリトたちは黒剣と青薔薇の件を取り戻しました!
敵の警備もなく、意外と楽だったよ(笑)
「ねぇキリト、協会はいずれ自前の軍隊でも作るのかな?整合騎士だけで十分だろうに…」
武器庫にはたくさんの鎧や盾、剣が蓄えられていました。
「逆だな。軍隊を作るためじゃない。作らせないために武具をここに集めたんだ」
「どういう意味だいそれ?」
「つまり協会の権威を一番信じていないのは最高司祭様本人かもしれないってことさ」
トップに立てば奪う側から奪われる側になるわけで…。
アドミニストレータも自分の地位を維持するのに必死なんですね(´-ω-`)
「どうするキリト?鎧も借りてく?」
借りてく?ってナチュラルに聞くけど盗むんだよな…(笑)
「いや、俺たち鎧なんて着たことないだろ。慣れない事は方はしないほうがいいよ。あの辺にある服だけ頂こう」
武器庫になぜ洋服が(ツッコンではいけない!
でもキリトの破れた服がずっと気になってたので新調できてよかったです!(*´∀`*)
「ッ!!」
武器庫を出た直後、紅蓮の鎧をまとった騎士の攻撃を受けます!
矢の勢いが凄い…当たったら即死ですよ!(;゚д゚)ゴクリ
「キリト!無事か!?」
「な、なんとか」
間一髪で全ての弓をかわしますが…。
紅蓮の騎士「システムコール」
キリト「まずい!これは…属性攻撃じゃない!武装完全支配術だ!!」
武器の力を最大に引き出してしまうという、例の術ですね。
紅蓮の騎士さんを本気にさせてしまったようです(;´Д`)
「なるほど。騎士エルドリエ・シンセシス・サーティワンと渡り合うだけの技はあるようだな咎人共よ。しかしならば尚の事許せん。正しき騎士の戦いではなく、穢れた闇の術によってサーティーワンを惑わした事がな」
誤解ですよ!(;´Д`)
全身を炎に包まれた紅蓮の騎士はかなりの迫力です。
「違う!僕らはエルドリエさんが整合騎士になる前の話をしただけで…」
「騎士になる前だと?我らに過去など存在しない。我らは天界より召喚されたその時から常に高貴ある整合騎士である」
アドミニストレータに偽りの記憶を植え付けられているんですね…。
「生かして捉えろと命じられているゆえキサマらを消し炭にまでせん。だがこうして熾焔弓を開放した以上は腕の一本なりとも焼け落ちると覚悟せよ」
キリトとユージオの覚悟!
「何か策はある!?」
「連射は不可能。そう信じる。初撃をどうにかするからお前が切り込むんだ」
「信じるって…」
キリトはニヤリと笑ってみせます。
ため息をつくユージオですが(笑)
「――分かった!」
キリトを信じて戦うしかありませんでした。
こういう相棒を持つと苦労しますね( ̄▽ ̄;)
キリトの神聖術と紅蓮の騎士の熾焔弓が激突します!
キリトさん、ローアイアス使えたのか…(違
何重にも渡る氷の壁ですが、次々と突破され、ついに熾焔弓が最後の一枚に到達しました。
「うわっ!?」
「キリト!!」
「止まるな、ユージオ…!」
吹き飛ばされたキリトに変わり、ユージオが紅蓮の騎士に立ち向かいます!
(そう。大切なのはそれだけだ。今度こそアリスを助ける。だから頼む、青薔薇の剣。力を貸してくれ!僕は前に進まなきゃいけないんだ!)
紅蓮の騎士と互角の接近戦を繰り広げます!
想いの強さが剣の強さに反映されてるようです。
「こんな炎なんかに!負けるかぁ―――――っ!!!!」
青薔薇の剣に侵食された騎士の体が、氷り始めました!Σ(´∀`;)
その隙に2連撃を打ち込んだユージオは、とどめの一撃を見舞います!
「グハッ!!」
紅蓮の騎士はついに倒れました。といっても息はありますが。
「小僧。はじめに使った秘奥義の名は、なんだ?」
「アインクラッド流剣術・二連撃技。バーチカルワーク」
「二連撃技…。そっちの、貴様が使った技は?」
「俺が使ったのはアインクラッド流防御技・スピニングシールドだよ」
「…人界の端から端まで、その果をも超えた先まで見てきたつもりだったが。この世にはまだ我の知らぬ剣、知らぬ技があったのだな」
キリトのはアンダーワールドのじゃないんで落ち込まないで…(´・ω・`)
「貴様らの技には真摯な修練を積み重ねた重みがこもっていた。貴様らが穢れた術によって騎士エルドリエを惑わせたというのは我の誤りであった。名を教えてくれ」
紅蓮の騎士さん、意外と良い人っぽい…?甲の隙間から優しい目が覗きます。
少なくとも話は通じる相手のようです。
ユージオとキリトは順に名乗りました。
紅蓮の騎士デュソルバート・シンセシス・セブン
「カセドラル50階。レイコウの大回廊にて、複数の整合騎士が貴様らを待ち受けている。生け捕りではなく天命を消しされとの命を受けてな。先刻のように真正面から突撃すれば刹那のうちに息の根を止められるだろう」
教えてくれた!?Σ(゚д゚lll)
キリトはもちろん心配します。そんなことを話して大丈夫なのか、と。
実際、大丈夫なわけがありません。しかしアドミニストレータの命令を完遂できなかった以上、騎士の鎧と神器を没収され無期限の凍結刑に処されると騎士は言います。
「そのような辱めを受ける前に、貴様らの手で天命を絶ってくれ」
「!!」
死ぬつもりだったんですね…。
「迷うことはない。貴様らは堂々たる剣の腕によって我を倒したのだからな…」
「我、整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブンを」
紅蓮の騎士の名前を聞いたユージオ。次の瞬間、雰囲気が一変します。
「あんたが…あの時の…!!」
デュソルバートは幼いアリスを連行した整合騎士でした。
やっぱりですよね!このダンディボイスはそうですよね!(;´Д`)
「天命を絶ってくれだって?堂々たる勝負だって…?たった、たった11歳の女の子を鎖で縛り上げて連れ去った奴が今更そんな口を聞くな――――!!!」
激高したユージオは青薔薇の剣をふり下ろそうとします。
が、デューソルバーの自ら首を差し出す仕草にその手は止まり…。
その様子を見たキリトがユージオの肩に手を触れました。
「…なんで止めるの、キリト…?」
「そのオッサンもう戦う気はないよ、そんな相手に剣を振るっちゃダメだ」
「こいつが!こいつがアリスを連れて行ったんだよ!?」
「このオッサンはきっと覚えてないよ。ルーリットの村からアリスを連行したことを。忘れたんじゃなに、記憶を消されたんだ」
「その黒髪の小僧の言うとおりだ…。我が幼き少女を捕縛し飛竜で連行しただと…?そのようなことをした覚えはない」
「覚えていないのか?たったの8年前なんだぞ!?」
あれは彼の意思ではなかったんですね。アリス連行の主犯も、デュソルバートの記憶を捏造したのもアドミニストレータのしわざ…。
「あんたの功績とは、整合騎士アリス・シンセシス・サーティを見出したことだ。アドミニストレータはアリスをこの塔に連行したことをあんたの手柄としながらもその件に関する記憶は消さなければならなかった。整合騎士に過去は存在しない。なぜなら天界から召喚されたからだ。あんたはそう言った。きっと最高司祭が、騎士として目覚めた直後のあんたにそう教えたんだろう。整合騎士になる以前の記憶が無いのもそのせいだと納得させるために…。でもその話を押し通すためには整合騎士が、自分が人間だった頃の記憶だけじゃなく、自分以外の騎士の誕生に関する記憶も残してもらっちゃ困るわけだ」
「覚えていない、何も…」
「あんたはアドミニストレータに大事な記憶を奪われ、代わりに協会への忠誠心を植m込まれて整合騎士へと仕立て上げられたんだよ。あんたは俺たちと同じ人間なんだよ」
「我がそなたらと同じ人界の民…?信じられぬ。最高司祭猊下が、我にそんな術を…」
信じられないのも無理ないです。
「でもそれが真実なんだ、あんたの中にもなにか残っているはずだ。どんな術式でも消しきれない大切な記憶が…」
「…人界に降り立った頃から、何度も同じ夢を見た。我を揺り起こす小さな手と、その指にはめられた銀の指輪…」
大切な奥さんじゃないんですか!?(´Д`;)
「しかし目覚めるとそこには誰も…」
「あんたはその手と指輪の持ち主の記憶をアドミニストレータに奪われたんだ。これからどうするかはあんたが決めることだ。アドミニストレータの元に戻って処罰を受けるか、傷を治療して俺たちを追ってくるか、それとも…」
ここでユージオに殺されるか。
しかしユージオはデュソルバートを見つめた後、剣をしまいました。
アリスを捕縛した男が目の前にいるのに、何も覚えていない。しかも最高司祭に利用されて苦しんでいる…。
ユージオの胸中も複雑ですよね。相当な葛藤があったと思います。
ここで感情を抑えたのはすごい。
新手か…!?
最上階を目指して階段を登るキリトたち。
「次が29階だよ。あと30分も登れば問題の50階だと思うけど…。正面から乗り込むのかい?」
「そうだなぁー…。さっきのお前とオッサンの戦闘を見た限り、やっぱりあいつら連続技には慣れてない。というかほとんど未経験なんだろうな。一対一の接近戦に持ち込めれば勝機はあると思いたい。でも的が複数な上に準備万端で待ち受けてるんじゃそれも難しい」
となると、残された活路は武装完全支配術だけ。
「50階へ突入すると同時に先制で完全支配術を使って、なるべく多くの騎士を無力化できれば…」
「そのことなんだけど、ボクの完全支配術はさっきの整合騎士みたいな大威力の直接攻撃って感じじゃないんだ」
「そうなの?!」
「だって術式を書いたのはカーディナルさんだし!そりゃどんな技にするか思い浮かべたのは僕だけどさ…」
ユージオの術式を見たキリト。意外と好感触でした。
「確かに攻撃的とは言いづらいけど、でも使い方次第で充分役に立ちそうだぞ!俺の完全支配術とも相性悪くなさそうだし」
「へぇ!キリトのはどんな技なの?」
「それは見てのお楽しみだ!」
ドヤ顔でもったいぶるキリトさん!!(笑)
「!」
ユージオがふと目線を上げると、2人の少女がこちらを見ていました。
キリトも少女たちに気づきます。
「君たち、誰?」
名乗ってくれませんでしたが、腰には剣を携えていました。
整合騎士なのか…!?
ユージオ(青薔薇の剣)の力を引き出せるのはやっぱりアリスですよね。
デュソルバートさんが思ったよりいい人で同情してしまう…(´・ω・`)
アリスを連行した張本人とはいえ彼も被害者なんですよね…。
後々キリトと共闘してくれそうな雰囲気でしたがどうなるんでしょう?
最後の少女は双子ちゃんですかね?
もし整合騎士なら戦わなくてはいけない…。キリトが少女たち相手に本気を出せるとは思えないのですが…。
ある意味デュソルバートより強敵かも!?