前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 対馬軍が蒙古に背走するなか、迅三郎ら率いる罪人達が反撃を仕掛け、宗助国と馬次郎の首級を奪還する！
- 国府へ向かう兵と別れた迅三郎は、蒙古に夜襲を仕掛けると宣言！総勢64名で蒙古の野営地に向かうが、仲間の裏切りで事態は急変！さらに迅三郎を庇った照日姫が斬られてしまい…！？
- 今回は…リスクを承知で奇襲作戦開始！刀伊祓・長嶺判官らの助太刀で攫われた女子供の奪還に成功した夜襲組は、その足で国府へ向かう！
【アンゴルモア元寇合戦記 4話】国府へ【アニメ感想・名場面】
蒙古の新手が続々登場！！
「太刀筋も悪くない。胆力もあった。惜しい男だ…」
銀七は迅三郎によって葬られました。
裏切りたくて裏切ったのではない。大切な家族のためにそうせざるを得なかったのが辛いですね…。
銀七に斬りつけられた照日姫は前線から下がり手当に専念することに。
「どうする朽井殿、本当に攻め入るのか？」
「それともケツまくって逃げ出すか？」
「ケツまくるだと…？お主ら、これを見てなおまくるケツがあるか！？」
彼らの前には、惨殺された島人たちの姿が…。それを見た者が「地獄」と比喩する光景でした。
先の裏切りで敵方に夜襲がバレ、成功する確率はぐんと下がってしまいました。
それでも覚悟を決めた迅三郎らは一気に蒙古の陣営に攻め入ります！
「ほぉら！！陣に穴があいたぜ野郎共ぉ！長ぇのも短ぇのもぶち込みやがれぇ！！」
鬼剛丸も酒瓶を割られてようやく重い腰を上げました！
敵の矢を歯で受け止めたかと思いきや、そのまま矢尻を粉砕！？Σ(ﾟдﾟlll)
見た目にたがわず強靭な肉体で敵の防壁を次々と破壊していきます！迅三郎も思わず笑みをこぼすほどの活躍です。
やれば出来るんじゃないか！(￣▽￣;)
一方、高麗国陣営で夜襲の報告を受けた金方慶は、敵数の報告を受けるも、その曖昧さに冷淡な顔をチラつかせます。
「暗闇は恐れを生み、敵を大きく見せる。音をよく聞き感じるのだ。――対した数ではない。せいぜい60～70人」
その場で耳を研ぎ澄ませると、夜襲兵の数を言い当ててしまいました！
野生の獣並の聴力ですね！？
金方慶の息子は、先の一戦で迅三郎に討ち取らたようです。
幕の奥から馬頭琴の雅な音色が響いてきましたね。
弾いているのは蒙古軍副元帥・劉復亨。元帥には内緒で上陸したと言います。
「この島には千人長を討ち果たした狼が一匹いるそうじゃないか？」
金方慶の息子の話題をここで振るとは！嫌味でしょうか？！
こんなお偉いさんがわざわざ前線に来る理由とは…。まぁ、彼の言う「狼」を狩りに来たとしか思えませんが。
迅三郎個人を狙う敵がどんどん増えてきます。
刀伊祓・長嶺判官の助太刀で人質の奪還に成功！！
「もたもたするな！袋の鼠になりたいのか！？」
夜襲開始から一時も経たないうちに、迅三郎は撤退を命じます。
と同時に海辺から女子供の人質の気配が！しかし助けに行けば全滅の可能性も…。
迅三郎も一旦は救出を諦めますが、突如、蒙古軍に矢を向ける新手が出現しました！
「刀伊祓？」
「古より本土から送られ続けた歳守の末裔とか。北方の山中に勢力を貼り、地主様にも太宰府にもまつろわぬ者たちです」
先週の怪しげなお面集団だーっ！？Σ(´∀｀；)
夜襲軍に味方してくれてるようですね！
数は150ほどで、なかなかの強兵です！
「これで少しの猶予が生まれた！さぁ者共、波打ち際まで駆けろ！！」
夜襲軍による人質奪還戦が始まりました！！
「お前が義経流の武者か？」
「朽井仁三郎だ。お前は？」
「刀伊祓・長嶺判官。我らはこれで引く。これ以上地頭勢のために兵を失う気はない」
迅三郎を訪ねてきたのは長嶺判官と名乗る男でした。
怪しげな面を取ったらただのイケメンじゃないか！！←
今回の助太刀は彼ら自身の意思ではなく、「さるやんごとなきお方」の命によるものらしいです。
照日姫の母でしょうか？それとも、もっと地位の高い…例えば帝とか？(´・ω・｀)
迅三郎がふさわしい人物であればいずれお目にかかれるだろう、と言いますが…。
長嶺判官の掛け声と共に、刀伊祓は去って行きました。対馬にこんな勢力がいたとは、驚きです！
（朽井迅三郎…。我らに安寧をもたらす者とは思えん。帝はなにゆえあのような男を…。）
長嶺判官は迅三郎に非協力的なようにも見えますが…。一応味方、と思って良いのでしょうか？
劉復亨VS迅三郎！！
「てめぇは蒙古の中でも相当な親玉だろう？」
「ただの雑草ではなさそうだな。こいつは私が仕留める。狩り甲斐がありそうだ…！！」
「やってみっか！？」
夜襲兵から離れて単騎行動していた鬼剛丸と、狼狩りに出ていた劉復亨が遭遇！そのまま戦闘になだれ込みます！
鬼剛丸の棍棒の威力はすごいですね！！一振であたりを吹き飛ばしてしまいましたよ！
「ちぃっ！割り込んで来やがって！」
剣戟の最中、足元をすくわれた鬼剛丸。劉復亨の大刀の餌食になりかけますが、そこへ駆けつけたのは迅三郎でした！
主人公っぽい登場だ！！←
鬼剛丸も劉復亨も図体が立派なせいか、迅三郎は随分と小柄に見えます。
ここの戦闘シーン気合入りすぎでは！？
格好よすぎて思わず見入ってしまいました！！
劉復亨の大刀を受けた刀が湾曲してますね。凄まじい威力であることが分かります(ﾟдﾟlll)
しかし迅三郎は躊躇なく刀を大刀に沿って滑らせ、劉復亨の頬に血を浮かび上がらせたのでした。
「ああ、そうか貴様か――。貴様が今宵の狼か！！」
一戦交えただけで迅三郎の力量を見抜いた劉復亨もやっぱりすごい…(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ
手に汗握る迅三郎VS劉復亨の戦い！
ですが一帯に太鼓のような音が響き渡ると、迅三郎は鬼剛丸と共に姿を消します。
追いかけようとする劉復亨。そこに彼の部下の制止が入りました。
「副元帥！」
「なりません！あれは元帥からの召喚命令です！」
迅三郎はこれをいち早く察して退却したんですね！！
劉復亨は元帥に内緒で船を降りた手前、戻らないわけにも行かず…。
2人の勝敗はお預けになってしまいました(´-ω-`)
劉復亨「あの男、必ず今一度相見え、四肢から真っ赤な血を吹かせてくれる」
蒙古軍の総大将登場！！対馬軍に残された日数はあと7日！？
「劉復亨はまだか？」
「召喚のご指示、副元帥のお耳にも届いたはず。そのうち参られましょう」
「フフ…。あの男にも困ったものだ。副元帥の資質はあるが、やはり自ら戦場を駆けねば気が済まぬらしい…」
劉復亨さん、遅刻扱いになりました(笑)
敵の総大将・蒙古軍元帥のクドゥンがようやく登場しましたが、真っ黒でよく見えませんね。そこから覗く目のまぁ怖いこと…(´・ω・｀)
声のみでも尋常じゃない威圧感が伝わってきます。
「そういえば、お前も先だって必要のない一騎打ちをやったと聞く」
「弁解の余地もございません」
1話で登場したダースベイ…じゃなくて櫻井…でもなくて義経流のもうひとりの使い手！
迅三郎と激闘を繰り広げて唐船に撤退した人ですね！
やっぱり蒙古の仲間だったのか…。
「大いなるテングリ（天神)はご信託を下された…。船出は10月13日が吉日なり、と！」
「あと7日か…。それまでこの対馬の宴、大いに楽しもうではないか。大ハーンと大元蒙古国よ！永遠なれ！」
「「「永遠なれ！！！」」」
あと7日…だと…！？Σ(ﾟ言ﾟlll)
少弐景資が援軍を引き連れてやってくる、と言ったのとほぼ同時ですよね！？
それまでに対馬を制圧するつもりだなんて！持ちこたえられそうにないのですが！！
しかも対馬軍が命懸けで戦ってるのに蒙古軍は「宴」と来た…。
圧倒的な戦力差を嫌でも見せつけられますね(￣▽￣;)
いざ国府へ！銀七の息子と迅三郎の誓い！
国府に向かって山越えをする対馬軍。
道中、人馬を休めるのに最適な場所で休憩することになりました。
夜襲が効いたのか、蒙古の追っ手は来ていないようです。
「お前たち、やっと参ったか。お前たちだけでも…本当に…やっと…皆で帰れるな…。国府へ…！」
一足先に到着していた照日姫が皆に声をかけていました！
安静は必要でも命に別条はないみたい！元気そうで良かったです！(Ｔ▽Ｔ)
「あの子は笹丸って言いまして、銀七の子です」
「銀七の…」
「助け出した人質の中に居たんですが、母親は見つからずで…」
夜襲に加わった兵には、依然家族が蒙古に攫われたままの者もいました。
にも関わらず、裏切りの者の銀七の子供が助かった…。
兵たちの怒りと憎しみは、笹丸に向けられてしまいます。
笹丸「おっとうを殺した奴…」
迅三郎「どうした？顔を上げて睨んでみろ。父の仇だぞ！」
笹丸は父の形見である刀を手にしますが、剣を抜くことができませんでした。
「どうした？できんか？…似とらんな。お前の父親は勇敢な男だった」
「ゆ、ゆうかん…？」
「そうだ」
「我が妻と我が子と守るため、自分より遥かに強い相手に挑みかかった。笹丸、お前も強くなれ。父の仇を討ってみろ！」
迅三郎、器のでかい男ですね…(´；ω；｀)
「……分かった。おれ、強くなって、いつかお前を斬ってやる！」
「逃げも隠れもせん！」
彼が守ろうとしたのは、銀七の父親としての威厳でしょうか。
自分を復讐の相手にする事で、笹丸の気持ちを奮い立たせたようにも見えます。
汚れ役を引き受けたわけですね…。笹丸もいつかそれを理解する日が来るのかもしれません…。
蒙古軍のお偉いさんが一挙に登場しましたね！聞きなれない外国人名ばかりなので覚えるのが大変ですが(;´д｀)ちょっとずつ覚えていきたいと思います。
戦闘に興じる劉復亨は格好よかったですね！
蒙古の声優陣が豪華すぎて驚きました。
もうひとりの義経流の使い手（櫻井孝宏さん）、劉復亨（子安武人さん）、クドゥン（速水奨さん）。ラスボスを張るような人が3人揃いだし勝てる気がしません！！(笑)
対馬軍の劣勢状態はどうにかならないんでしょうか。まともに戦えるのって夜襲作戦に参加した数十名だけですよね。
圧倒的に不利な状況だからこそ、逆転すれば面白いのですが…。今のところ救いがなさすぎて。
宗家や刀伊祓とも共闘する必要がありそうです。
なんとか仲良くやれないもんですかねー(´-ω-`;)