前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 地下水道に乗り込んだ一行は、ゴブリンの王・ゴブリンチャンピョンに遭遇する!モロに攻撃をくらったゴブリンスレイヤーは戦闘不能に。女神官のプロテクションも崩壊し、次々とゴブリンの餌食になっていく…。
- 仲間の悲鳴で覚醒したゴブリンスレイヤー!妖精弓手・鉱人道士・蜥蜴僧侶と協力してゴブリンチャンピョンを葬ることに成功する!が、そのまま倒れてしまい…!?
- 今回は…剣の乙女と女神官は、生死の境をさまようゴブリンスレイヤーを「奇跡」によって復活させた。地下の捜索を続ける妖精弓手たちは混沌の眷属を発見するが…。
【ゴブリンスレイヤー 8話 アニメ感想】囁きと祈りと詠唱
ゴブリンスレイヤーさん生きてた!!

「決めるのはテメー自身よ。何かをやると決めてブン回した時点でテメーの勝ちだ!運、知恵、そっから根性だ!やるかやらないか最初はそれだ!とにかくやるんだ!!」
幼いゴブリンスレイヤーが「先生」と呼ぶ男はそう言いました。
つまり師匠ですよね!?
人間じゃなかったのか…!( ゚д゚)
「謎かけだ!死にたくなけりゃ素早く答えろ!」
「はい、先生!」
「よぉし…。神々よりも正義!邪神よりも邪悪!富豪に必要、貧者に不要!それは何か!?そぉ~ら気をつけろ!潰されるぞ~!」
「何もない…答えは何もない!」
「そうだ!こいつはどうだ!?奴はいつ如何なる時でも必ずお前のもとに現れる!絶対にお前を逃すことはない!お前は八尾と話すこともできない!そら来たぁお前のとなりだ!諦めろ!」
「――答えは死。死だ!!」
「よぉし、上出来だ」
幼いゴブリンスレイヤーはいつ死んでもおかしくない状況で正解を導き出します。すごい集中力ですね。
師匠は結構スパルタだったんだな…( ̄▽ ̄;)
「最後に答えろ。わしのポケットに何がある?」
「……」
「何がある?」

時は現在。
ベッドの上でひとりの男が目覚めます。
っていうかゴブリンスレイヤーですよね!!Σ(´∀`;)
鎧兜を脱いだところ初めて見ました。
なかなか男前な雰囲気です。
隣を見ると、ゴブリンスレイヤーの腕に抱きつく女神官(全裸)が…。
………はっ?え?(;´Д`)!??(´Д`;)←大混乱
「お目覚めのようですわね」
剣の乙女がやってきました。
目隠し取ってます!
「どうでしたかしら?私と、彼女と、褥を共にして」
「悪くはなかった。これが処女同衾の奇跡…リザレクションか」
ただの添い寝だった、という解釈でいいんですかね?
いずれにせよ男性視聴者が「うらやまけしからん」とか言いそうな奇跡だ…←
「ご存知だったのですね」
「知識としては」
「最も、私の方はもう、清らかとは言えませんが」
剣の乙女の悪夢…。ようやく全員揃った!

「ゴブリンか?」
「えぇ。もう10年も前になりますか…ゴブリンに捕まって、洞窟の中で…」
ゴブリン許せませんね。
「でもね、見えてるんです。ぼやけているけど、貴方の影みたいな佇まいもちゃんと。どこにでもいる、けれど目を離すとふいに消え失せてしまいそうな影のような人…。私、不安なのです。怖いのです。おかしいでしょう?剣の乙女ともあろう女が、毎夜毎晩恐ろしくてたまらないのですよ」
悪夢にうなされているのでしょうか?
10年前の事がついさっきのようにフラッシュバックしたり…。
「こんな世界ですもの、助けとなるものはいくらあっても…。ほかの方にはきっとわからないでしょうけど、ね」
「そうか」
「そうか…ですか」
「何がおかしい?」
「だっておかしいではありませんか。かつて魔神を討伐した女ですのよ、私。それが子鬼を怖がっているだなんて…」
ゴブリンを知り尽くしているゴブリンスレイヤーだからこそ、剣の乙女の気持ちをおかしい、なんて思わないのでは?
「ね、わたくしを助けてくださいますか?」
そう言った剣の乙女は、ゴブリンスレイヤーの返事を待たずして部屋を後にします。
10年たった今でも、彼女はまだ救われてないんですね…。
「はっ!!!はっ…あ、えっと…!」
女神官おはよう!起き方が可愛いぞ!(笑)
「み、見ましたか!?」
「ああ。安心しろ。傷跡は残っていない」
傷跡の事じゃないと思うのですが…( ̄▽ ̄;)
「ゴブリンスレイヤーさん」
「なんだ」
「その…無理とかしてませんか?」
「なぜそう思う」
「何か…いつもと違うような…」
「いや。何も変わらんさ」

「二人共ーっ!目が覚めたって聞いたわよ!大丈夫?平気?」
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶が心配して来てくれました。
「全員無事か」
「それオルクボルグが言う?」
ただの人数確認なのか、仲間への気遣いなのか…。
今のゴブリンスレイヤーなら後者の意味合いが強そうですね。
「ていうか、オルクボルグが一番危なかったんだから!彼女、目が覚めた途端”ゴブリンスレイヤーさんーっ!!”って泣き出して大変だったのよ~」
「ちょっと!言わないって約束っ」
「言わなきゃ伝わらないでしょ!」
「~~っ!」
言わなくても、ゴブリンスレイヤーは気づいてるような…
女神官分かり易いし(笑)
「ともあれ、これで憂いなく探索を続けられるというわけですな。その前に武具を誂えたほうがようございましょうが…」
ゴブリンスレイヤーの鎧は全身ボロボロです。
「ばっかオメェ鱗の!その前に飯だわいな~!」
「おっと、これはしたり!」
「「ははははは!」」
「誰もまだ、食事を取っていない…?」
「はい。約束したじゃないですか。ひと山越えたらみんなでご飯を食べようって!約束は守らなくっちゃ、ですよ?」
実質デート回
美味な食事を堪能したゴブリンスレイヤーたち。
その後、妖精弓手・鉱人道士・蜥蜴僧侶は地下の探索へ。ゴブリンスレイヤーと女神官は装備修理をしに行くことになりました。
「装備がない戦士なんぞ危なっかしくて連れていけんわい!」
「すみません」
「頼む」
ゴブリンスレイヤーが仲間を頼った!
「皆さん、きっと大丈夫ですよね」
「ああ」
「怪我はもう大丈夫ですか?」
「ああ」
「無茶はもうしちゃダメですからね?」
「ああ」
「………」

「…どうした?」
「どうした、じゃありませんよ!ゴブリンスレイヤーさん、さっきから”ああ”ばっかりじゃないですか!」
「そうか?」
「そうですよ!」
「そうか…」
「あと、”そうか”も多いです!」
ニュアンスは違いますけどね(笑)
「うむ…善処しよう」
「そうしてください!それで、買い物したいって言ってましたけど…」
「ああ」
「…」
さっき言ったばかりなのに!(笑)
武器や防具を見に行くと言うゴブリンスレイヤー。
女神官もついていくようです。破けた鎖帷子を直すために。
「買い換えたほうが早いだろう」
「嫌ですよそんなの…」
「なぜだ?」
「だってこれ、ゴブリンスレイヤーさんが最初に褒めてくれたものじゃないですか…」
「そうか。そうだったな…」
イチャイチャすな(´Д`;)
でも女神官の気持ち、分かる気がします。
鎖帷子ではなく、ゴブリンスレイヤーとの思い出を捨てられない、と言ったほうが正しいかもしれませんね。
武具修理と補充を終えた2人は街中を散策します。
「不思議ですよね。誰もこの足元にゴブリンがいるなんて思ってない」
「ああ」
「もちろん被害は出ていて、それは怖いなって思うんでしょうけど」
「…小さい頃」
「?」
「一歩踏み出したら地面が崩れて穴に落ちて死ぬんじゃないかと。そう思って、歩くことさえためらっていた時がある。ありえん話じゃない。だが誰もそんなことは気にしていない。俺はそれが不思議だった。姉やあいつにも笑われたが、怖かろうが歩くしかないと気づくまで随分かかった」
「そういうものですか…」
「そういうものだ。だが俺は、今も怖くて仕方ない。手伝ってくれるのはありがたいと思っている。しかし手伝う必要はないんだ…」
「好きにするって言ったじゃないですか」
「そうか」
「そうですよ」

「本当、仕方のない人ですね」
小麦粉は武器になる!

「ゴブリンスレイヤーそこか!テメェ人をわざわざ手紙で呼びつけといて!!」
「おやめなさいな。呼ばれたのは、私」
槍使いと魔女が声をかけてきました。
こんな所で会うとは思いませんでしたよ!(°д°)
魔女「こっちに用あったから、一緒に、ね?ほら」
槍使い「ほらよ!」
ゴブスレ「すまん、助かった」
槍使い「ったく、俺は運送屋じゃねーんだ。こんなもん運ばせるなっての!」
槍使いが担いでいた袋。そこそこ重そうです。
中身は…?
「どうしてわざわざ?この街でも手に入る、でしょ?」
「こちらのものではダメだ。目の細かいものでないと」
「何に使うんだそんなもの?」
「決まっているだろう。ゴブリン退治だ」

再び地下水道にやってきたゴブリンスレイヤー一行。
先の探索で妖精弓手たちがぶち当たった「厄介事」を処理しに行きます。
「何ですかあれ!?」
「わかんない。けど、目玉、だとは思うわ」
「見るからに混沌の眷属でありましょうや」
今までにないタイプ、というかこの世のものじゃない感じがしますね。
目玉の視線を食らった柱は一瞬で溶解し、蜥蜴僧侶の竜牙兵は無効化されます。分解と解呪の特性を持っているようです。
「試してみたい方法がある。確認するが、ここはもう街の外でいいな?」
「結構歩いたし、感じとしてもだいぶ離れとるじゃろ」
「なら問題ない」
目玉の部屋に突入した妖精弓手と鉱人道士。彼らが陽動役に徹する隙に、ゴブリンスレイヤーが先ほどの袋の中身を空間に分散させます。
「オルクボルグ、それ何?」
「小麦粉だ。吸い込むな。奴に矢をいかけろ。当てればいい。即座に入口にプロテクションを張れ。お前が要だ。失敗すると死ぬぞ」
「はい!」
全員が退出するのと入れ替わりに竜牙兵が室内へ入ります。
プロテクションを張る女神官。矢を射掛ける妖精弓手。
「この密閉…!おいまさか!」
「耳をふさいで口を開け屈め!!」
次の瞬間、凄まじい爆発音と振動が辺りを襲います!
室内に充満させた小麦粉、そして竜牙兵に反応した目玉の熱線により粉塵爆発が生じたのでした。
「やりおったわい!!」
目玉に勝利しました!!
ゴブリンスレイヤーは粉塵爆発のことをカナリアと同じ炭鉱夫に聞いたそうです。
「思いのほか準備が面倒だ。引火誘爆の可能性も高い…これではゴブリンども相手に使えん」
「ていうか爆発って!」
「火責めでも水責めでも毒気でもないぞ」
「そういう問題じゃなくて!あぁもう、いいわ」
妖精弓手、諦めました!(笑)
「あの、爆発しなかったらどうするつもりだったんです?」
「通路から弓矢を撃ち、正気に戻る前に逃げる。それを死ぬまで繰り返す。手間だが確実だ」
「それ…一番大変なの私じゃない?」
せめて妖精弓手に前もって相談したり…するわけないですよね。
ゴブリンスレイヤーですもんね( ´_ゝ`)
「さてそうすると、気になるのはこれですな…」
目玉を倒した部屋の奥に、巨大な鏡がありました。
一瞬波打ちましたね。普通の鏡じゃないことは明らかですが…?

ゴブリンスレイヤー完全復活ですね!一時はどうなることかと(´Д`;)
先週なんてもう死んだのかと思いましたよ!
兜を脱いだゴブリンスレイヤーの素顔は見えたような見えなかったような…(笑)
けど女神官の反応がアレだし後ろ姿だけでも格好いいので多分イケメンですね←
ご想像におまかせします、な演出は個人的に好きです。
兜だけ装着して刀を研ぐゴブリンスレイヤーはシュールだったな~(笑)
女神官のヒロイン力が増してきたのは嬉しいけど幼馴染ちゃんが…。
鏡も発見したし剣の乙女に助けて、と言われたし、まだまだ帰れそうにないですね。