前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ルーリット村を出て2年が経過した。キリトは、この世界においてイメージ力がパラメーターに大きく影響する事を突き止める。
- 修剣学院の傍付き初等錬士として、忙しい毎日を送るキリトとユージオ。ある日、ウォロ主席に目をつけられたキリトは懲罰という名目で実剣の立ち合いをすることになり…!?
- 今回は…キリトVSウォロの真剣勝負が始まる!勝ったのは…!?リーナ先輩の卒業!キリトとユージオは上級修剣士に昇格!
【ソードアート・オンライン3期 8話 アニメ感想】剣士の矜持
キリトVSウォロ!
勝負の直前、リーナがキリトに話しかけてきました。
ウォロは入学以前から実剣による一本先取勝負を幾度となく行っており、その自信が恐るべき豪剣を生んでいる、と。
(そうか!イメージの力か…!剣に強敵の血を吸わせれば吸わせるほど強くなるという、リーヴァンテイン家の家訓がウォロの剣に力を与えている!)
「奴はお前の剣力をも吸い取り、糧とするつもりだ。しかし繰り返すが、私はお前を信じている。あやつに容易く食われる剣士ではないとな。昨日、私に約束したこと忘れてはいないだろう?」
「約束…。ええ!俺の全てを先輩に見せると約束しました!」
「ならばここで見せてくれキリト!」
「はい!約束、果たしてきます!」
リーナ先輩の信頼も力に変えて…!気合十分だ!
ウォロの指名でリーナが立会人を引き受けます。
「リーヴァンテイン上級修剣士とキリト初等錬士による、一本先取の手合わせをこれより始める!なお、双方の合意により両者共に実剣を使用する!」
両者剣を抜き、戦闘態勢に入ります。
ウォロは初手から秘奥義の構えです!
イメージの力で攻撃力が上がっていると判断するキリト。
(でも避けるわけには行かない!リーナ先輩との約束を果たすためにもやつの一撃を受けきらなくては!)
キリトはバーチカルスクエアで応戦することを決めます。
振り下ろされたウォロの秘奥義を一撃、二劇、三撃とギリギリのところで止めます。
(これを凌げば俺にはまだ四撃目がある…!)
(!?これは、ウォロが背負っているリーヴァンテイン家の…!)
歴代から積み上げられてきた実績、自信、誇り、でしょうか。
これがウォロの強さ、イメージ力の力の源でした。
(でも俺だって…!!俺だって!!ここで負けられないんだ!!)
ユージオ、リーナ先輩、SAOを共に生き抜いた仲間、直葉、そしてアスナのために!
直後、キリトの黒剣が変化します!
エフェクト美しいですね~~!(*´д`*)
ウォロ(剣が伸びただと!?)
ウォロはキリトの背後にギガスシダーを見ます。ちょっと面白い絵面だ(笑)
ギガスシダーの生命力なのか加護なのか…周囲のソルスの力を吸収する特性が関係してるのかな?
キリトの剣がウォロの服を掠めます!
接近した両者が剣を振りかざし、決着がつこうとした、その時です。
「そこまで!!!」
戦いを止めたのはアズリカ先生でした。
「あの方の裁定ならば、従わぬわけにはいくまい」
「な、なぜです?」
「あの方は、七年前の四帝国統一大会における、ノーランガルス北帝国第一代表剣士だからだ」
「えぇ!?」
すごい人だったんですね!
「キリト錬士の懲罰はこれにて終了とする!今後は誰かに泥を跳ね飛ばさぬよう気をつけることだ」
「あ……」
会場が歓声に包まれます!キリトの大健闘に対して、ですね。
黒剣は元の大きさに戻っていました。一時的なものみたいです。
リーナ「斬られた…と思ったぞ!」
キリト「お、俺もそう思いました」
リーナ「なのに降参しないとは!この大馬鹿者め!…見事な、素晴らしい戦いぶりだったぞキリト。礼を言わせてもらうよ。独り占めできなかったのは残念だが、お前は約束通り私に全力の戦いを見せてくれた!」
勝負は引き分けでしたが、ウォロ相手にそれは引き分け以上の価値がありました。
「お前の戦いぶりに、私は大切な…とても大切なものを学んだ!」
キリトの戦いがリーナに変化をもたらす!
その日、リーナの部屋で祝杯があげられました。
招待したユージオとゴルゴロッソは既に酔いつぶれてます(笑)
「実はな、キリト。我がセルルト家は、遠い祖先が皇帝の不興を買ったがゆえに、正当剣術たるハイノルキア流の伝承を禁じられているのだ。そのため実践的、いや、変則的な剣術を磨くしかなかった…。それがセルルト流だ。不満に思っているわけではない。むしろ私は我が流派を誇りとしてきた。だが心のどこかには迷いがあったのかもしれない」
ハイノルキア流のウォロに勝てなかったのはその迷いが原因だったのではないか、とリーナは語ります。
「だがお前は違う。同じように独自流派の使い手でありながら、正当流派のものたちにまるで引け目を感じていない。一年間そばで見てきて、そして今日のウォロとの立ち会いを見て、その理由がようやくが分かった気がしているよ。私は私がセルルト流の後継者であることをいま心の底から誇りに、そして嬉しく思っている。お前の指導生となれたこともな」
キリトを傍付きにしたのは独自流派の使い手だったから、という理由もありそうですね。
「リーナ先輩、最後の修剣士検定試験では今度が先輩がウォロ主席に勝って下さい!」
「ああ!」
ゼフィリアの花が!謎の声の主は…!?
自寮に戻ったキリトに貴族モブが突っかかってきました。
「貴殿の見事な戦いぶりに賛辞を送ろうと思ってな!」
「ま、あのような曲芸じみた剣術には指物主席殿も多少面を食らった、というところですかな?」
「「フフフフフ」」
嫌な奴らだなぁ…
「貴殿の曲芸、いや検討を讃えこれを進呈しよう。受け取ってくれ。では我々はこれにて失礼する」
「いい気になるなよ!」
胸ポケットに何かを入れられましたね。
確認したキリトは愕然とします。
大切に育てていた青い花のつぼみでした…。
花壇を確認しに行くと荒らされており、花は全てだめになっています。
酷い!!
(初めは、ただの実験だった。北帝国では決して咲かないと言われているゼフィリアの花。リーナ先輩が好きだと言っていたその花を、オレのイメージ力だけで咲かせることができるのかどうか…。でも俺はいつしか、異国の土で懸命に咲こうとしているこの花たちに、自分自身を重ねていたんだ)
(現実世界から、親しい、愛しい人々から切り離され、いつ再開できるかもわからない苦しさや寂しさを花たちと分かち合おうとしていたんだ…!)
2年という月日は確実にキリトの精神を追い込んでいたんですね。
てっきり余裕なのかと思ってました。
そうですよね…現実世界との連絡は一切取れず、なぜ自分がここに来たのかも分からないんですから…。
『信じなさい。異国の土でここまで育った花たちの力を。そしてその花をここまで育てたあなた自身の力を』
どこからか女性の声が聞こえてきました。アリスのものとも違う…
誰!?
声の主を探すキリトですが、姿が見当たりません。
「みんな死んでしまった…」
『大丈夫。土に張った根はまだ生きようとしているわ。それに、感じるでしょう?この花壇に咲くたくさんの生花たちが小さな仲間を助けたいと思っているのを…』
「無理だ、俺にはそんな高等な神聖術は使えない」
『あらゆる術式は真意。貴方の言うイメージを導き、整える為の道具に過ぎないわ。さぁ、感じて。花たちの祈り。世界の理を―――』
キリトは泣くのをやめました。
花壇の花たちが光り始めます。
「頼む。力を、命を、ほんの少しだけ分けてくれ」
花の生命力が自身を導線としてゼフィリアの花に流れ込むよう、イメージします。
花々の光がゼフィリアの花壇を包みました。
ゼフィリア復活!!
高等な神聖術を使うことに成功しました!良かったですね(T▽T)
「っ!さっきの声は………?」
声はもうしません。今のキリトに正体を突き止めることは不可能でした。
「…ありがとう」
リーナ先輩の卒業!キリトとユージオは上級修剣士に!
後日行われた修剣士検定試験の決勝戦で、ウォロとリーナが激突します。
勝ったのはリーナでした!
心の迷いを捨てたおかげで、今までにない力を出せたようです。
負けたウォロですが、リーナの勝利を称えるような表情をしています。
いろいろあったけど、根はいい人なんだな、と思いました。
《こうしてリーナ先輩は、北セントリア修剣学院を第1位の成績で卒業していった》
リーナ先輩、ありがとうございました!
視聴者にとっては2話の付き合いだったけど( ̄▽ ̄;)
素敵な先輩でした。
卒業祝いにゼフィリアの花も渡せて、良かったですねキリト!
笑顔が美少年だったよ!←
さらに修剣士検定試験で5位6位の成績を収めたキリトとユージオは、上級修剣士に昇格!おめでとうございます!
キリトの傍付き・ロニエとユージオの傍付き・ティーゼ。
可愛いらしい女の子ですね(*´∀`*)
「ユージオ上級修剣士殿!ご報告します!本日の掃除、完了致しました!」
「ご苦労様、ティーゼ。今日はもうこれで寮に戻っていいよ」
とても優しいユージオ先輩!
「で、えっと…」
「・・・・・」
「ごめんねロニエ、あいつには何度も部屋の掃除が終わるまでには戻ってこいって言ってあるんだけど――」
「い、いえ!報告を完了するまでが傍付きの任務ですから!」
「僕からも言ってあげるから、傍付きを他の人に変わってもらっても良いんじゃないかな?あいつについてると一年間苦労するよ、間違いなく…」
「とんでもありません!」
キリトの傍付きは大変そうです(笑)
「おいおい!人の留守に何を言ってるんだ?」
キリト先輩窓からキタ(笑)
ロニエは清掃報告を完了します。お疲れ様、と労うキリトでした。
「あのねキリト!彼女たちはお前の何倍も忙しいんだから、掃除が終わるまでには戻ってきてやりなよ。大体なんで窓から帰ってこなきゃならないんだ」
「東3番通りから帰ってくる時はこの窓が最短コースなんだよ。ロニエとティーぜも覚えておくと将来役に立つぞ!」
「「は、はい!」」
「妙なこと吹き込むなよ!」
悪い先輩だ(笑)
「東3番通りってことはその袋…!?」
「欲しければ素直にそう言いたまえよ~!ユージオ君?」
キリトは紙袋からはちみつパイをひとつ取り出してユージオに渡します。
自分もひとつ頬張って、残りのパイを紙袋ごと傍付きに渡すのでした。
「寮に戻ったら部屋のみんなと食べろよ」
「「わぁっ!!」」
「あ、ありがとうございます上級剣士殿!」
「頂いた物資の天命が減少しないよう全速で寮に戻ります!それではまた明日!!」
傍付きちゃんたち嬉しそうですね。どうやら人気店のはちみつパイのようで。
キリトとユージオ、いい先輩してますね!
「むー…」
「なんだよ?」
「いや、別になんでも。ただキリト上剣修剣士殿は、なんで僕らがここにいるのか忘れておいでじゃないでしょーねと思っただけだよ」
「忘れるかよ!ようやくここまで来たんだぜ?」
「――うん。もう少しだね」
検定試験ではリーナがウォロに勝利し、キリトが高位神聖術を使ったりと、「イメージの影響力」を強調するシーンが多かったです。
先週、ゼフィリアの花を育てるキリトに違和感を覚えたんですよね…。
いくら先輩のためとはいえ、随分熱心だな、と。
しかし、心の支えになっていたと知って納得です。ゼフィリアは彼の人間らしい弱さの象徴でもあったんですね。
謎の声の主は重要キャラなのかな?
塔にいるっぽい長髪の女性くらい(OPと2話ラストに出てきた)しか心当たりがないのですが…。
上級修剣士になったキリト&ユージオの活躍も楽しみですね!