前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 自分を召喚したアルテナ王女が「尻姫」と呼ばれている事など知る由もない源蔵は、今日も溢れんばかりの愛を獣達に注いでいた。しかし多くの獣に花子、カーミラまでもが仲間に加わると食費がかさみ、家計は火の車になってしまう。
- 大金を得るために引き受けたグリフォン討伐退治クエスト。だが、源蔵は獣愛ゆえに死にかけの子グリフォンを救出・連れ帰ってしまう。増える食費はさらに家計を圧迫。シグレはいざという時、カゲロウからパクった伝説級の武器を質屋に入れてなんとか食いつなぐという犯罪的な方法を編み出すのだった。
- 今回は…宿敵・ケモナーマスクが行方不明になり、ケモナーマスクロスと診断されるほど心にダメージを負っていたMAO。しかし彼は魔王が配下・イオアナによって異世界召喚される!
【旗揚!けものみち 5話 アニメ感想】ケモナーマスク×MAO
MAOのその後
(ついにここまで来たか!この世界タイトルマッチで宿敵ケモナーマスクをマットに沈めることができれば…!今日こそ貴様を墓場に送ってやる!今日こそは!今日こそは!今日こそはお前に勝つ!!)
何度も何度もケモナーマスクに敗北したMAO。今回の試合に全てを賭けていたんですね。
しかしケモナーマスクは異世界召喚されてしまい…。
「ケモナーマスク!どこ行きやがった!?やつは逃げやがった!タイトルを賭けた試合で逃げやがったんだ!こんな奴はチキンナゲットと呼ばせてもらう!!負けるのが怖くて逃げるとはレスラーの風上にも置けん!早く戻って決着付けろやぁ!!」
チキンナゲットは違うけど(笑)
「このままじゃまずいっすよ」
「新しい対戦相手を探してやれよ」
「ケモナーマスクとじゃないと戦いたくないって」
「ケモナーマスクだけだもんなぁ。あいつが勝ったことないの…」
着信拒否したりひとり号泣するほどケモナーマスクの失踪がショックらしい。
自室にはケモナーマスクの特集記事などがたくさん置いてありました。倒すべき敵であると同時にファンだったんですかね…(´・ω・`)
街を彷徨うMAO。しんみりとしたBGMが悲壮感を醸しますね…。
無意識にケモナーマスクを捜しているのでしょうか。
「どこ行っちまったんだよぉ―――――!!!!!」
着ぐるみがケモナーマスクに見えるあたり重症だよ(笑)
「言い訳はもう結構です!」
「言い訳じゃないぞこれは!やめろ!待ってくれ!!」
「ほら、ひろゆきさんも留守番を任せてくれって言ってますよ」
「ワンッ!」
「うおーっ!マサオ――ッッッ!はぁぁ!」
「花子さんとカーミラさんも待ってますから~」
MAOの気持ちなんぞ知ったこっちゃない源蔵は、今日もシグレに引きずられながら仕事に向かうのでした。
「……ねぇ、本当にやるんですか?」
「見たことない獣だぞ!マニアの間でどれほどの値が付くか!想像できないほどの代物だ!頂くしかねーだろ」
源蔵の留守を狙い、ひろゆきを狙う兄貴とミーシャです。
ミ「あんなド変態、もう関わらないほうがいいと思うんですけど…」
兄「それじゃ俺の腹の虫が収まらねぇんだよ!俺のことをあんな目に合わせやがって!!」
一時的に懐柔されたアレ
「まぁ訊け、俺の完璧な計画をな!ふふ。まず高級ハムを投げるとあいつが来るだろう?」
「来ますかね?」
「そしてそのまま外へおびき寄せ…。引き寄せたらミーシャ、お前が素早く袋に入れてそのままトンズラよ!なぁ、バッチリだろう?」
「そうっすかね…?」
なぜだろう、失敗する予感しかしない。
一方、ドラドラドゴラを見つけに森へやってきた源蔵達ですが。
「まて、何か嫌な予感がする!今日は戻ろう!本当なんだって!なんか、俺の大事なカワイコちゃんたちに何かったんじゃないかって!虫が知らせてるんだァ!」
鋭い(笑)
「――においますね、嘘の匂いが。本当はドラドラドゴラが植物だから源蔵さんは興味がないだけじゃないですか?」
「違っ…」
「トシヒコの時は嘘でしたよね?」
返す言葉もない源蔵は帰宅を許されませんでした。
「おい、ミーシャ!?」
「エドガーさん…。それが…」
兄貴とミーシャは倒れていました。一体何が!?Σ(゚д゚lll)
『あの野郎の泣きっ面ついに拝めるぜ!』
『だといいんですが』
『よし行くぞ!』
『はい…』
ハムを餌に、ひろゆきをおびき寄せる事に成功します。しかし…
ひろゆき『ワンッ!』
兄貴『!!!』
『あれ?なんだこいつ…結構可愛くね?うへ、うへへへ///』
『何やってるんですか兄貴!?早く袋に!』
『んふふふ♥おいちいでチュか~~っ?///』
兄貴が壊れていく(笑)
『ワンッ』
『あぁ~^そうでチュか~///可愛いねぇ~♥』
『兄貴!!』
ガサッ
『ん?』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
足音のした方を見ると、巨大なアリが立っていました。まさかのアリ!
「私は逃げ足が速くて助かったんですけど、兄貴は…」
「あ、アリが…巨大なアリが…!助けてぇ…」
「またトラウマが増えたみてえだな…」
マンドラゴラ
「あああああああああああああああああ――――!!」
「源蔵さん!?どうしました!?」
「もしやドラドラドゴラの犠牲に!」
「ついにくたばったか源蔵!我は残念でならぬぞ!」
笑みを隠しきれないカーミラです。
「源蔵さ~ん!?」
「安心しろ!亡骸は吾輩かに加えてやるぞ!」
「あ、源蔵さん!」
「チッ。生きていたか」
おいカーミラ(笑)
源「おい、こいつらやっぱり植物じゃねーか」
シ「だからってそんなにがっかりされても、仕事ですから…」
源「全然可愛くない。ただのオッサンだろこれ、じゃあ俺行くわ」
シ「ちょっと待ってください!!」
無事マンドラゴラを発見しますが、相手が動物ではないという理由でやる気皆無になる源蔵です。
シ「ほ、ほら!よく見てくださいよ~!なんか可愛くないですか!?」
カ「可愛い?シグレ、お前の目はどうかしているぞ。大丈夫か?」
カーミラさん空気読んで(笑)
「俺は金では動かん!俺の動機はただ一つ、有り余る動物愛のみだ!」
「といいつつ源蔵、お前動物と同じくらい金が好きなのではないか?」
「無い!断じてそれはないぞ!」
「あぁもう!御託はいいです、とにかく仕事をしてください!!」
「――ん?」
「ドラドラドゴラの…」
「声が聞こえんな…」
花子の口がムシャムシャ動いていました。そしてドラドラドゴラは一匹も残っていませんでした。
「花子、お前、まさか…」
「(プイッ)」
完食した(笑)
アリさん有能!源蔵のお仕置き!
「何っ!?ひろゆきを誘拐されそうになって撃退しただと!?」
「(コクコク)」
「で、その不届きものはどんなやつだったんだ!?」
帰宅した源蔵は、アリさんから報告を受けました。
アリさんは紙にペンを滑らせ、サラサラと何かと描いていきます。
画力高いな(笑)
エドガー「いいか、あのド変態へのリベンジは俺が考えるからお前ら手を出すなよ!」
兄貴「はい。あいつにはもう二度と…」
源蔵「おらあああああああああああああ!!お前らかぁ!」
「「「ひいいいいいいいいい!」」」
源蔵「俺の大事な相棒に怖い思いさせやがって!モフモフだからって大目に見ていたがどうやらその根性を叩き直す指導が必要だろう!!!」
兄貴、ジャイアントスイングの刑!!
「いいかコルァ!二度とうちのひろゆきに手を出すんじゃねぇぞ!!」
愛犬を守る飼い主の鑑
その見事な技に通行人は拍手喝采。
偶然、銀行員のクラウスも通りかかりましたね。融資の面での伏線か!?
(久々にプロレスっぽいことをやっちまったな。あの最後の試合以来か…)
獣一筋だけど彼なりに思うところはあるらしい。
医者「ケモナーマスクロスですね」
MAO「…ロス?」
医者「あなたはケモナーマスクに囚われすぎている」
MAO「そんな訳はねぇ!あいつが俺を恐れて逃げやがったから!」
医者「それを執着というんです」
MAO「え…!?」
MAOにまさかの診断が下る!!(ていうか自覚無かったのか
医者「なにか他のことに打ち込んでみるといいです。なにか無心になれる物」
チョイスしたのは編み物でした。無駄に上手いな!!
「……んっ!?ぬあああああああああああ!!!!!くそぅ!」
しかし隙あらばケモナーマスクの柄を編み込んでしまいます(笑)
それMAO違いですよ
「エドガルドのアルテナ姫が勇者を召喚したと思われる。これは由々しき問題だ。そこで闇の四大公爵が一角、ヴァンパイア一族の次期当主であるこのイオアナが、魔王様に志願した、勇者を倒すと。今ここで召喚するのは異世界の魔王と呼ばれるもの。そして私は、その魔王とともに勇者を討ち取ってみせる!」
あっ(察し
イオアナ「闇の暗黒よ!我らに力を与え給え!!」
魔法陣から現れたのはMAOでした!召喚キタ━(゚∀゚)━!強そうに見える!
「闇の暗黒神に魅入られし異世界の魔王よ。ともに勇者を倒すべく戦うのだ!」
「……あ?」
「名はなんという?」
「MAO、だ」
「お前が異世界の魔王か…!」
ただのダブルミーニングじゃねーか(;´д`)
完全なる魔王(MAO)違い!構図としては源蔵と敵対するにふさわしいけど。何となく結果が見えてしまうよ(笑)
MAOさんケモナーマスクの事好きすぎでは。ケモナーマスクロスは笑う。
今回は巨大アリが大活躍でした。一家に一匹欲しい!
兄貴は自業自得、と言いたいところですが流石に可哀想だった(笑)
ひろゆきの愛くるしさは無敵ですね!