【八男って、それはないでしょう! 9話 アニメ感想】大食いヴィルマ可愛い!カマトロパーティーがカオス!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • ドラゴンバスターズとして冒険者デビューを果たしたヴェルたちに王国から古代遺跡捜索の強制依頼が舞い込む。指南役のブランタークと共に遺跡へ向かうヴェルたちだが、古代魔法文明時代のトラップにはまり最下層から地上を目指すことになるのだった。
  • ヴェルたちが消息不明になって丸5日が経過。王宮ではヴェルたちの死亡説が囁かれ、噂の大元であるルックナー財務卿の弟・会計監査長はヴェルの兄でバウマイスター長兄・クルトにヴェルが死亡したと嘘の便りを送る。しかし時を同じくしてヴェルたちは古代遺跡の攻略を完了。遺跡の制作者にして、かのイシュルバーグ伯爵の莫大な遺産を手に入れる。
  • 金貨1000万枚という多額の報酬を手にしたヴェルだが、そのせいであちこちから妬みや恨みを買っているのではないかと改めて指摘される。そんな矢先、屋敷に現れる謎の気配。冒険者家業に専念したいヴェルは王都に残す屋敷の警護を”ある人物”に任せることにする。

【八男って、それはないでしょう! 8話 アニメ感想】3年後、ヴェルは冒険者に!どさくさに紛れてキスするエリーゼかわいい!

2020.05.22

【八男って、それはないでしょう! 9話 アニメ感想】嫌われ者って、それはないでしょう!

 怪しい影と新たな仲間

「王国強制依頼のため報酬は増額され、冒険者ギルドからも報酬増額があり一人頭の報酬は――」
「いくらだルックナー財務卿」
「ひとり金貨200万枚!」

ざわつくのも無理はない。

ヴェル(200万枚ってひとりえーと…いっぱい!?)

思考を放棄した(笑)

「冒険者家業はブライヒブルクを拠点にやっていこうと思って」
「そうか。寂しくなるのである。しかしそれもまた人生!某はバウマイスター男爵があとくされなく旅立てるよう死亡説を流した犯人探しに全力を注ぐのである!」

ここで初めてヴェルは自分の死亡説を知ります。

アームストロング「成功者とは、妬み嫉みで知らぬ間に知らぬ者から嫌われるのである」
ルイーゼ「そこに今回の金貨200万枚だからね!ねっちねちねっちねち妬まれるんだろうなぁ」

ねっちねち(´・ω・`)

元からヴェルに十分な報酬を貰っているイーナたちとエリーゼ。
多すぎる財は求めない。ねねっちねち妬まれるのも好ましくない。
ギなのでルドの分配金制度を逆手にとって、今回の報酬は全額ヴェルに譲られることになりました。

ヴェル(嫌われ要素増し増し…!ラーメンじゃないんだからッ!)

斜め上のツッコミ好きだよ(笑)

「あの小僧、生きておったとは…」
「まぁいいではないか。バウマイスター男爵やそれに群がる者たちの事を面白く思わぬ同志が、こうして集まることが出来たのだから」

ルックナー監査長の狙いはこれだったんですね。
本当にねっちねち付きまとってきます。

「――!」

屋敷でお茶をしていたヴェルは何者かの気配を察知。似たようなことがしばらく続くのですが…。

この子、隠れるの下手くそすぎて可愛い。

「この屋敷なんだけどさ、ブライヒブルクに引っ越した後、誰かに見張ってもらおうと思って」

ヴェルの提案はもっともでした。

「腕っぷしが強くて屋敷の切り盛りも出来てヴェルに忠実な人じゃないと…」

武芸大会・槍術部門優勝の腕っぷし。
商家の育ちで財務会計はお手の物。
3年間ヴェルにスルーされながらもめげずにラブコールを送ってくれた人(ストーカー)が!居る!

「「ローデリヒさん!!」」
「ええええ!??」

さっそく屋敷にローデリヒさんを呼んで、ケーキを用意しました。

「本当、今更で申し訳ないと言うか…。あの、もしまだうちに興味があるならで良いんで…」
「うぐっ…」
「え?」

「うおぉぉぉっ!嬉しいです!!!」

泣いてる(笑)

「本当にこの人で良かったのかな」
「まぁ怪しい人よりはね…ある意味怪しいけど…」

違う意味で怪しい。

3年の努力が実りました。良かったですねローデリヒさん(´;ω;`)

「――!」

また謎の気配。今度はルイーゼ達も気づきます。

「誰かいる!!」
「伏せてろ!」

エルに頭を押さえられ、顔面を強打するヴェル。

「もしかするとバウマイスター卿の…否!我が親方様の死亡説を流した奴やも知れません!このローデリヒ!必ずや見つけ出して見せましょうぞ!」

頼もしいけど どんだけ口にクリーム付けてんだよ(笑)

「王都は危険です、一刻も早く離れて頂くのが賢明かと!」
「それが、まだこっちでやりたいことがあって…」

 イメージしろ!

「おぉ!遺跡の魔法陣を売ってくれたバウマイスター男爵殿だな!?」

研究施設を訪れたヴェルたちは、室長のルーカス・ベッケンバウアーに出迎えられます。
お目当ては、イメージしたものを引き寄せる魔法陣。

室長「これがそうだよ。まだ試作品でね。理論上は何でも引き寄せ可能だ」
エル「すげー、下着泥棒なら大喜びだな!」

エルの思考が犯罪過ぎる(笑)

「欲しいものをしっかりイメージして!」
「イメージですね。分かりました。じゃあ!イメージ、イメージ…!」

「パンティ」

それは研究所員のパンティでした。
ごめんよお姉さん(´・ω・`;)

「違うから!なんか下着泥棒の話しとか聞いて想像力が別の方にドライブしたっていうか!!」
「分かったよ、お前がド変態なのもお前のせいで良いから。さっさとお目当ての物手に入れよぜ」
「ド変態じゃないから!ムッツリだよ…」

小声で訂正しなくても(笑)

「さぁ、来い!」

もう一度パンティを召喚する。なんてボケはかまさず、今度こそお目当てのブツを召喚しました。

「まさか…」

研究所を出てきたヴェルたちを見張る謎の少女。
残存臭を嗅いで荷の中身が食べ物であることに気付いたようですが…。

 マグロ―パーティーしようぜ!

「世話になった人たちに礼がしたい、か」
「バウマイスター男爵らしい処世術なのである!」
「しかし胸焼けするメンツだな」
「はっはっは!!皆、色んな意味でバウマイスター男爵が大好きなのである!」

屋敷でパーティーを開きました。

「皆さん!先日、魔導ギルドの魔法陣を使って北の海から取って来た、マグロです!!」

マグロの刺身(笑)

これを、開発期間3年を経てついに完成したヴェル特製の醤油につけて食べる。
最初はフォークが進まない来客たちですが、ひとくち食べて虜になります。

「醤油でマグロ!美味である!」
「おぉ!」

食レポ ~完~

窓の外では例の女の子が(*´Д`)ハァハァしている…。お腹が空いてるのかな?

「死亡説を流したのはルックナー会計監査長です。ルックナー財務卿の弟です」

ローデリヒさん、仕事が早い!

「俺、会ったこともないよな…?」
「親方様は利用されたのです。親方様と繋がりが強い兄を、財務卿方引きずり下ろすために」
「仲悪いんだ…」
「それと、もし本当に親方様が無くなっていた時のことも考え、親方様のご実家に遣いを送っていました」

バウマイスター男爵の跡継ぎを、長兄クルトの嫡男にすることで貸しを作り、強い影響力を握ろうとしている件。

「実家まで巻き込むなんて」

遣いの者が出発したのは数日前。辺境の実家に到着するのはまだ先です。

ローデリヒ「しばらくは大人しくしてくれるはずです。手を打っておきましたので」

時を同じくして、ルックナー会計監査長に暗雲が。

「貴殿、噂になっているぞ!バウマイスター男爵が近い咳で死にかけたのは貴殿の陰謀なのだと!」
「誰がそんなデマを!?」
「あなた!王宮から遣いが来ています!陛下がお呼びであると…!」
「ちぃっ…!」

ローデリヒが流したウソの噂でした。

「噂には噂で対抗しようと思い」
「ばれたら大変なことに」
「知らぬ存ぜぬでどうにでもなります」
「所詮は噂、つまりあっちも?」
「多少の調べは受けるでしょうが、罰せられることはないでしょうね」
「でもよく分かりましたね犯人が」
「最初から目星がついていたのです。そういう男ですから。あいつは拙者の父親です」

なんだと。

「とはいえ拙者の事を自分の息子と認めていません。母はしがない商人の娘で、正妻どころか側室にも慣れませんでしたから」
「そうでしたか」

ローデリヒも苦労してきたんですね。
ただの槍お馬鹿だと思ってたのに、有能だし株が爆上がりしてます。

「お仕事の話はお済ですか?ローデリヒさん、よろしかったらどうぞ。先ほど、ヴェンデリン様に教えて頂いたカマトロ、というそれはそれは美味しい所で…」

エリーゼがカマトロを持ってくる図インパクトありますね。

 なんだこのカマトロ娘は

「もう無理」

エリーゼが持ってきたカマトロを窓越しに見て、謎の少女は呟きました。

ルイーゼや来客が構える中、扉を破壊してパーティー会場へ入って来た少女。
エルを一瞬でのしてしまうとか一体何者…!

彼女の目的はヴェル…ではなくその近くにあったカマトロでした。

「おいしい…」
「「!?」」
「いやぁ、遅れてすまん。ヴィルマ、もう自己紹介は終わったのか?」
「知合いですかエドガー軍務卿?」

「俺の娘だよ。お前に紹介しようと思ってな」

少女ヴィルマは、ヴェルに敵対する者ではなかった。

「どうだヴィルマ、バウマイスター男爵は」
「私、ずっと調べてた。ちゃんと食べさせてくれる人かどうか…」

みんなでしたお茶の時も、ケーキの時も。そして今回のパーティーとカマトロ。

「合格」
「合格はありがたいんだけど…」
「カマトロ。カマトロ。カマトロカマトロカマトロカマトロカマトロカマトロカマ」
「お代わりですか?少し待っていてくださいね」

ヴィルマはエリーゼについて会場を後にします。

「すまんな、ヴィルマにとっちゃ飯が何より重要でな」

彼女は魔力が常に全身の筋肉にまとわりつき、身体強化の状態が継続する体質らしい。

「だから怪力だったりする」
「ただし四六時中魔力を消費し続けるからな。とにかく食ってエネルギーの補充をしないといけない。つまり食費があれなんだが。バウマイスター男爵なら心配は無用だろう!はっはっは!」

なんか押し付けられてますが(笑)

「どうだ、身辺警護にでも。何なら結婚相手でもいいぞ」

食費が掛かるからってそんな()
でも戦力にはなりそうですし、カマトロなヴィルマは可愛い。

「俺、ブライヒブルクに戻ったら冒険者として地味に狩りとかする予定なんです!だから身辺警護なんて、必要ない、っていうか…」
「狩り?化け物退治に行くんだろう?」
「は?」
「そうだよな、ブライヒレーダー辺境伯」
「どこでその話を」
「あの、何のことですか」
「実は依頼したいことがありまして」

知らぬところで話が進んでいた。

「ヴェンデリンが死んだ!?」
「亡くなったバウマイスター男爵の爵位と資産は私たちの子供が相続すべきだと…」

一方、バウマイスター本家にルックナー会計監査長からの便りが到着。
クルトは不敵な笑いを漏らします。妻は少なからず、不安とショックを受けていますが…。

「きゃああああああ!?」
「――!?」

窓の外に立っていたのは、死んだはずのヴェルたちでした。
何のホラーだ(;´Д`)

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今回、新たな仲間が登場!大食いキャラのヴィルマは末っ子ポジションになるのか、その活躍が楽しみです。

ローデリヒさんは味方になった途端、有能さを発揮するあたり好感度高い。血縁者との不仲という点ではヴェルと共通するものがありますね。
初登場時はモブキャラだと思ってたのに、ここまで出世するとは思わなかったよ(笑)

そしていよいよお家騒動に発展していくのかな。
帰って来たヴェルたちの強者オーラ(?)が凄い。あのタイミングだしクルトが焦るのも無理ないですね(;´∀`)
ブランタークが同行してるのでブライヒレーダー辺境伯の依頼も絡んでそう。その内容も気になります。
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