前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 刑事のリョウコはセカンドロストの捜査をする中でユキと出会う。組織に囚われていたユキが何をされたかを知りラクーナ系列の研究所へ向かうが門前払いを受ける。それどころか警察上層部に圧力をかけられてしまい、疑念を強めた彼女は単独で捜査を続行。ようやくロストとケミカル社の繋がりを確信するも、後輩で組織の協力者だったシュンペイに致命傷を負わされる。
- 日高探偵事務所の日高ケイゴはリョウコからの依頼でタクヤの身辺調査を始める。ユキはユミコからソウマの生存を聞かされ、助けようとするのだが…。
- 今回は…組織との繋がりが疑われるアーティファクト、月の涙の秘宝が発見された。奇術師ヨシアキの兄は怪盗団Xのリーダー・ツバサである。兄との再会を望む彼は、タクヤにとある取引を持ちかける。
【消滅都市 5話 アニメ感想】情愛
追い詰められる者達!アーティファクトとは?
「上に立つお方ほど末端の動きには目を配っておかないと。とにかく今回の処理は頼みますね、大臣」
ケミカル社の緑髪の女性は電話越しにそう言いました。
政治家と繋がりがあったのか!Σ(´∀`;)
今回の処理、とはリョウコの暴走の件か…。
日高探偵事務所にて、ケイゴと後輩の男性が落ち合います。
「仇討はどうなった?」
「リョウコの相棒だった青山が水死体で発見されました」
な、なんだって!?ヽ(´Д`;)ノ
仇討ということはリョウコは死んでしまったのでしょうか。
そして彼女を手にかけたシュンペイも…。
組織の仕業かと思ったけど、先の大臣が連絡を受けて、口封じを命じたのかもしれません。
「上からの指示で捜査本部は解散、課長は飛ばされました。先輩悔しいのは俺も同じです、知っていることは教えてください!あの組織、あいつらは一体何あんですか!?」
しかし、後輩の問いを遮るように来客が現れます。
マジシャンのヨシアキでした。
ちょうど同じころ、19世沖初頭に所在不明となった”月の涙”が発見されたとのニュースが世間を騒がせます。
「ソウマも同じようなの持ってた…」
「だとするとそれはアーティファクトかもしれないな」
「アーティファクト?」
研究者の男いわく、作った人や何世代にも渡って所有する人間の思いが凝縮し、物に不思議な力(魂)を宿らせる事があるそうです。さらに人間が本来持っている能力を増幅させる効果まで。
なんかファンタジーになってきた!
「組織が世界中から買い集めているとの噂もある」
噂、とは言いますが集めているのは事実なんだろうな…。
「屋敷の周りをうろついてた。タクヤに用があるって言ってたけど。どうする?」
外を警備していたリョウコから連絡が入ります。
交渉
タクヤに接触を図ったのはヨシアキでした。ケイゴから情報を得たようです。
「俺になんのようだ?」
「怪盗団Xってご存じですよね?前に何度かやりあったことありますよね?」
それはタクヤが探偵だった頃の話。リョウコにも覚えがありました。
「リーダーのツバサは僕の兄です。でももう10年以上会っていません、ある日突然いなくなったんです」
「それで?」
「僕と取引しませんか?」
ヨシアキは両親を早くに亡くし、唯一の肉親である兄と再会したい様子です。
怪盗団がこれまで盗んできた者は億単位の美術品ばかり。その中にソウマが持っていた”星の涙”も。
”星の涙”と今回発見された”月の涙”は対になる秘宝でした。
「必ず狙いに来るはずです」
「兄貴を捕まえる手助けをしろってのか?こっちに何のメリットがある」
「怪盗団からお宝を取り戻したくないですか?捕まえれば密売ルートもわかるはずです」
怪盗団が盗んだ星の涙が組織に渡っている…。両者の繋がりは一目瞭然です。
リョウコ「これは罠よ」
タクヤ「ああ。―――悪いが、情報源をあかせないあんたを信用することはできない」
ヨシアキ「…いいんですかね?マネージャーに言ってあるんです。僕に何かあったら警察とマスコミに伝えろ、と」
兄に再会するチャンスを逃すまいと脅しに出ました。彼も必死なんですね( ̄▽ ̄;)
「あの、アーティファクトって持ち主の性格も買えちゃうんですか?月の涙を調べればソウマを戻す方法が分かるかも…」
「……」
タクヤはユキの願いを優先することにしました。
一行はさっそくトラックに乗って移動を始めます。いつの間にかこんな大所帯に(笑)
後ろには備考するケイゴと後輩の車が。
ケイゴ「このタクヤという男、リョウコちゃんが最後におっていた人物だ。しかも過去に組織と関係していると思われる」
タクヤが組織の関係者だった…!?Σ(゚д゚lll)
「え、何今の!?」
「まぁ、マジシャンですから…」
ヨシアキはフクロウの羽を消してみせました。タマシイの芸当と似てるような?
『月の涙は俺たちがいただく!』
タクヤ達が乗るトラックが後ろから走ってきた車に強襲され、走行不能になってしまいます。
怪盗団Xの宣戦布告ですね!
「ふざけやがって!」
「月の涙の保管場所は突き止めたよ!」
「研究塔じゃないの?」
「今夜だけ別の場所に移されるみたい。明日関係者が大勢見に来るんだって」
「いずれにせよこのままでは動けないな…」
「兄さんが…こんなこと…!!」
ツバサはケミカル社とつながっている?
緑髪の女性の回想。
ロストが派生する前、ある工場の跡地が売りに出されるもラクーナケミカル社が落札を取り消した場面です。
そこに現れたのは怪盗団のリーダー・ツバサでした。
ツバサはケミカル社の社長(?)を狙いますが、緑髪の女性が身を呈して庇ったので目的を達成することができず。
「失敗作め」
ケミカル者の社長はツバサにそう吐き捨てて去って行きました。
失敗作って何なのこと…?
ヨシアキが知る兄は、思いやりに溢れた優しい子供でした。
『泣くなって。ほら、ちょっと見てみ?』
ツバサはヨシアキがつまづいた石を消してみせます。
またこの能力だ…。
失敗作、と呼ばれた事といいケミカル社と関係がありそう。
月の涙争奪戦!?
「君らが例の怪盗団?」
夜になり、月の涙を奪いに来た怪盗団の前に、ソウマが現れます。
「つかなんで、お前がそれ持ってんだよ…!?」
ソウマがもっている星の涙に反応した怪盗団。それは彼らがかつて”ボス”のために盗んだ秘宝でした。結局それはニセモノでしたが。このボスってケミカル社の社長と似てる様な…。声が今と違うけど同一人物じゃないですか?
「結局本物は見つからずじまいだった。お前、一体何者だ?」
「さぁね」
「ちょうどいい、月の涙と一緒に頂いちまおうぜ」
「団長も喜んでくれるわ」
「君たち馬鹿なの?」
仮にボス=ケミカル者の社長だとしたら、怪盗団はそれを知らないのかもですね。
ソウマが「馬鹿」と言ったのはそのことに対してなのか?自分を倒そうとしていることに対してなのか?
一方、建物内に侵入したタクヤとユキ、ヨシアキは、月の涙が展示されている場所に到着しますが、既に月の涙はありませんでした。
ヨシアキ「まさかもう兄さんが…?」
ちなみに怪盗団はまだ月の涙を奪っていません。一体誰が…。
少女の悲鳴を聞いて屋上に駆け上がったユキは、ソウマと再会します。
「良かった、無事で本当に良かった…!?」
「お前らあのガキの仲間なのか!?」
「そっちこそやつの手先だろう!?お前らが盗んだ星の涙、どうしてやつが持ってる!?」
何だか話がこじれてますね(´Д`;)
何者かが裏で画策しているのでは?
怪盗団はソウマに攻撃を仕掛けますが、まるで刃が立ちません。
ソウマ「早く教えなよ、今まで盗んだアーティファクトの隠し場所、じゃないとあの子死んじゃうよ?」
怪盗団の少女が人質に取られています。
「やめてソウマ!!」
「つかお前…なんで生きてんだよぉ!??」
ソウマはタクヤに攻撃を加えますが、タクヤが傷つくことはありませんでした。
その代わりに鳴ったのは銃声…。
ソウマ「なるほどね。久しぶりだね、アキラ」
ピンチの時のアキラキタ――(゚∀゚)――!!
アーティファクトは重要アイテムになるみたい。
ソウマは思っていたより強い!母の死が原因でアキラとは不仲だった様子…。というか、ソウマは今どういう存在なのでしょうか?タマシイかと思ってたけど実体みたいだし…?
ヨシアキとツバサの能力はいつどこで手に入れたのか?
タクヤが過去に組織と関係していた、なんて初耳ですが!!Σ(´∀`;)
謎が増えていきますね。
次回、ソウマVSアキラの展開きそう!