内容をカンタンに説明すると…
- 暗闇の中ウォール・マリアへと向かうエレン達。失敗が許されない状況で不安を覚えるエレン。ミカサとアルミンが心配するが気丈に振る舞う。
- 奪還作戦をすすめていても巨人がでてこない。アルミンは推理を始める。導き出したのは壁の中。隠れるとしたらそこだと。そして…ライナーが居た。
- 今回は…ライナーの狙いは馬。逃げ場をなくして持久戦に持ち込もうという策だ。エルヴィンは各自に指示を出す。囮役のエレンはライナーをおびき出すように動き始める。
【進撃の巨人 Season3 51話】雷槍【アニメ感想】
頭脳戦
「エルヴィン。鎧が登ってくる」
爪硬化して壁登るライナー。
(あの四足歩行型…荷物を運ぶ鞍がある。先ほど一斉に巨人化したものではないな…だとすればあれが敵の斥候か?)
「あの四足歩行型の巨人も知性を持った巨人だ。いや…もっといてもおかしくない」
(ウトガルド城の襲撃の時と同じく奴がまず狙うのは馬。敵の主目的はエレンの奪取であるがそのためにまず我々から撤退の選択肢を奪う)
エルヴィン、考えてますね…。解説図、絵がかわいい。
(依然巨人の領域であるウォール・マリア領から我々が馬なしで帰還するすべはない。馬さえ殺してしまえば退路を閉鎖するだけで我々の補給線は断たれる
1週間でも1か月でも動ける者がいなくなるまでただ待てばいい。
敵は交戦のリスクを冒すことなく虫の息となったエレンを奪い去ることができるのだから)
持久戦になったら勝ち目は無い
(まさに今敵の大型巨人が隊列を組んで動かないあたりそれ自体が檻の役割を担うものだと確信できる。
何より今危惧すべき課題はライナーとベルトルトになすすべなく馬を殺されることか…ならば…)
「ディルク班並びにマレーネ班は内門のクラース班と共に馬を死守せよ!!リヴァイ班並びにハンジ班は鎧の巨人を仕留めよ!!
今この時!この一戦に!人類存続のすべてが懸かっている!今一度人類に…心臓を捧げよ!!」
各自の役割
「待て!リヴァイ、アルミン。リヴァイ班と言ったがお前だけはこっちだリヴァイ」
「俺にエレンでなく馬を守れと?」
「そうだ。そして隙を見て奴を討ち取れ。獣の巨人はお前にしか託せない」
獣の巨人にやにやしてます。
「アルミン。鎧の巨人用に作戦がある。人類の命運を分ける戦局の一つ…その現場指揮はハンジと君に背負ってもらうぞ」
アルミンまたしても重役!
上に来たライナー。
(リヴァイ兵長がどれだけ強かろうと俺達の戦士長には到底敵わない。
危なかった…あの時意識を全身に移すのが一瞬でも遅れていればあのまま即死だった)
エルヴィンからガン見されてますよ。
(エルヴィン・スミス…いや…迷うな。先に殺すのは馬だ)
と、エレンが巨人化して動き出しました。
(まさか南から壁を越えて逃げる気か!?奴一人なら馬がなくても巨人の力でトロスト区まで逃げられる。そうなっては俺達がここに留まって戦う理由もなくなる…
ここで調査兵団を壊滅させることはできても2か月で硬質化を身につけてきた奴を再び壁内に戻すのはまずい…
奴が完全な座標の力を身につけた後では手遅れだ!
奴らの狙いは俺の目標を馬からエレンに移すことか!)
ライナー、降りちゃいました。
これはライナーのことを知ってるからできる策。
「ベルトルトがまだどこかに潜んでいます。前回エレンはライナーをあと一歩のところまで追い詰めましたがベルトルトの強力な奇襲を受け連れ去られるに至ったのです。
単純な対策ですが壁から離れた位置で戦いましょう!」
アルミン有能。
(お前には…ここがどこだかわかるか?
俺の!俺達の!故郷があった場所だ!
取り返してやる。お前らをぶっ殺してお前らに奪われたすべてを…)
硬質化パンチ!効いた!
リヴァイ「今のうちだ!急げ!小せぇのをさっさと片づけろ!獣の巨人が動く前にだ!損害は許さん!一人も死ぬな!」
かっこいいですねぇ…。
(3~4m級に苦戦し数か所で負傷者を出している。今の調査兵団には以前のような力はない…。だがそれだけの損害がなければ決してここまで辿り着けなかった)
エルヴィンは今までのことを振り返ります。
(私だけが…自分の夢を見ているのだと)
散っていった仲間たち
(築き上げた屍の山の上に私は立っている。
それでも脳裏にチラつくのは地下室のこと。この作戦が失敗しても死ぬ前に地下室に行けるかもしれない。グリシャ・イェーガーが残した地下室…世界の真相に)
夢を追いかける。
『中央憲兵が隠し持っていた新技術を導入してね。私の要望とはつまり鎧の巨人に対抗できる武器が必要ってことだ。
私達の刃は鎧の巨人に無力だった。敵が硬質化の隙でも見せてくれない限り私達はただエレンと鎧の戦いを眺めることしかできなかった。』
ハンジ達は機会を狙っていました。
新兵器
『壁の穴を塞ぐのも重要だが我々は何よりも壁の破壊者であるライナーとベルトルトを殺さなければならないのだから』
エレンだけに負担をかけられないという感じでしょうか。
外で実演。
『威力は見てのとおり。雷が落ちたようだろ?だから雷槍って呼んでる』
エレンとライナーの戦いは肉弾戦と言うかもはやレスリングというかプロレス?
(兵士が動いた!?
さっきから周りを囲まれていたのはわかっていた…だが兵士の刃が何だと言うんだ。そんなもんじゃ全身をくまなく硬質化で覆った俺には傷一つ付けられは…)
ライナーの目を潰した!ハンジの計画は順調にいったようです。
(雷槍はその破壊力ゆえに撃った本人にさえ危険が及ぶ武器
通常の刃の斬撃のようにして巨人にアンカーを撃ち込めば飛び込んだ先で巻き添えを食らう。
したがって雷槍で攻撃できる条件は目標の周囲に十分な立体物がある時に限られる。雷槍で攻撃できるチャンスはこのような条件下しかない!)
「やったぞ!効果ありだ!うなじの鎧が剥がれかけている!」
「もう一度だ!!もう一度雷槍を撃ち込んでとどめを刺せ!!」
躊躇する者たち多数。元は仲間だったんですもんね。
「お前ら!!こうなる覚悟は済ませたはずだろ!?やるぞ!!」
ジャンが気合を入れます。
成功なるか?
絶望しかないような状態での頭脳戦、ドキドキします。
ライナーのことを知ってるというのは有利かもしれませんね。
エルヴィンの回想、死亡フラグでしか無いですね。
それにしてもエレンだけでよくぞここまで来たなという感じですね。
雷槍、成功するでしょうか。