【八男って、それはないでしょう! 4話 アニメ感想】準男爵になったヴェルは米麹をGETし味噌作りを極める!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 冒険者予備校に入学したヴェルは、魔法の才能ゆえに彼自身も知らぬところでクラスメイトとの距離を広げてしまっていた。
  • ある日、特待生クラスの全員がブライヒレーダー辺境伯の園遊会に招待される。ヴェルはそこでアルフレッドの師匠ブランターク・リングスタットと出会い、謝礼金か千枚とア古れっどがあ所有していた屋敷を譲り受けることになる。ルイーゼ、イーナ、エルのパーティメンバーも出来た!
  • エーリッヒ兄の結婚式に参列するヴェルは友人やブランタークを伴い王都へ!しかし道中、古代龍のアンデッドに遭遇してしまう!古代龍討伐と乗客乗員の命を守った功として国王直々に第六位準男爵位を賜ったヴェルは、念願の米麹をGETし味噌作りを極めるのだった!

【八男って、それはないでしょう! 3話 アニメ感想】ヴェルのボッチ生活スタート!実は一目置かれる存在だった!?アルフレッドの師匠と対面!

2020.04.17

【八男って、それはないでしょう! 4話 アニメ感想】しがらみって、それはないでしょう!

 古代龍のアンデッドに遭遇!

ヴェルは友達を連れてエーリッヒ兄の結婚式へ向かっていました。

ルイーゼ「じゃじゃーん!選びに縁だこのドレスなら参列した貴族たちが僕たちを雇いたくなること間違いなし!だって派手だから!」

小林幸子かな?

「俺は信用しない、船が空を飛ぶなんて」
「安心しろよ。魔導飛行船が落ちるなんてことはまずない」

師匠の師匠、ブランタークも同行しています。
王都に領土の現状報告をするついでにヴェルたちの引率役です。

「それって王都のガイドブック?」
「実はずっとほしかったものがあって!」

ヴェルのお目当てとは。

「堕ちないのか~(安心」
「まぁ…絶対ではないけどな。そりゃでけぇ龍に襲われちまったら堕ちるしかねーだろ」
「「!?」」

たちまち周囲に暗雲が立ち込めます。
現れたのは古代龍のアンデッドでした!

混乱する船内。船員を罵倒する乗客貴族たち。

「俺には倒せんぞ」
「え!?」

アンデッドに唯一有効な聖魔法をブランタークは使うことが出来ません。

「安心しろ、魔法使いならもう一人いる」
「え!?無理ですよあんなの!!」
「お前の師匠なら笑顔でやってくれるのになぁ~」
「いや……」

そう言われたらやるしかないでしょう!

ヴェルは飛翔魔法を駆使してアンデッドに接近!
魔導船はブランタークが巨大な防御障壁を張って守ります。

「守ると言ったろう、弟子の弟子」
「さすが師匠の師匠!」

戦いに集中できます!

「もっとだ、もっともっと、高濃度の聖の光を!」

ヴェルは集めた聖の光をビームにして放ちアンデッドに浴びせます。

「これで終わってほしい―――!!うわあああああああ!」

願望と絶叫!

もがき苦しむアンデッドは次第に動きを鈍らせ、音を立てて崩れていきます。倒したどー!

「おい坊主、袋使って回収しろっていったろうが!骨!」

師匠に貰った4次元ポケット(?)でアンデッドの骨を回収。動力源になっていた魔石のようなものもGETしました。

「無事王都に行けるみたいだぜ」

 王様に謁見!爵位GETだぜ!

「アルテリオ、お前もこれに乗っていたのか」
「高みの見物をさせてもらったよ、龍退治!」

声をかけてきたのは冒険者時代のブランタークの仲間。
今は王都で大きな商会の当主、政商をしているらしい。

「あ、あれ見て!」
「これが王都…スタットブルク」

テンプレ王都じゃないだと…!?

「俺はちょっと野暮用があるんで。後は頼む。一切合切何もかも」
「逃げたか…」
「逃げた?」

王都に到着早々、ブランタークはヴェルとアルテリオを置いてどこかへ行きます。

騎士「陛下が城にてお待ちです、こちらへどうぞ」
ヴェル「へ?陛下…?」

大勢の兵士と豪奢な馬車のお出迎えが!!向かう先は勿論…。

「面を上げるがよい。本当に若いのぅ…」

国王と対面してしまいました。

王「古代龍を討ち、魔導飛行船の乗員乗客の命を守った功績をたたえ、汝に第六位準男爵位を授けることとする」

ヴェル「わが剣は王国の為、民の為に振るわれる!――え?俺今、準男爵になった…?」

父親より上の爵位(笑)

ブランターク「実家は騎士爵だったな」

ヴェルは実家から籍が抜けて新しいバウマイスター家の当主になるらしい。

「ウハウハの大出世じゃん!」
「う~ん。確かにウハウハな面もあるとは思うけど…」
「坊主も今頃堪能してるだろうよ。貴族社会のしがらみってやつをな」

貴族のしがらみ

(高額で売れるから回収させたのか…)

ヴェルが得た古代龍の骨と魔石の買取額を巡ってお偉いさんたちが争いを繰り広げていました。ただ値段を言い争っているならまだいいのですが…。

アルテリオ「お前に恩を売って教会勢力に囲い込みたいホーエンハイム枢機卿、お前を利用して軍備を増強させたいエドガー軍務卿、とにかくお前にかかる予算を削りたいルックナー財務卿って図式かな」
ヴェル「はぁ…」

色んな思惑が絡み合っているようです。

「バイマウスター卿!まずはご覧あれ!我が奥義・総術大車輪!うおーっ!はぁぁぁーっ!!」

なんか来た(笑)

ヴェル「あれは大道芸人ですか?」
アルテリオ「お前に雇ってもらいたい士官志望者だろ」

200年以上誰も貰っていなかった創竜勲章まで手に入れた将来有望な貴族として認識されるようになっていたヴェル。

衛兵「何やってんだ!」
衛兵「家でやれ!」
アルテリオ「これからはああいう士官志望者や娘を嫁に~なんて豪商が殺到するぞ。ご立派な貴族様の有名税ってやつかな」
ヴェル「不自由なんですね…」

先が思いやられる!!

「お久しぶりです」
「ヴェル、元気だったか」
「元気ありませんね、兄さんたちは?」

エーリッヒ兄の結婚式に到着。実家からの祝儀が届いていないそうです。非常にまずい。

「新郎の御実家は礼儀も知らない下品な貴族なんだって参列者から思われちまう…」
「ざっくり要約すると、金がないから俺とパウル兄で建て替えてくれ、と」
「警備隊風情の俺たちに何を期待しているんだが…」

貴族の見栄の象徴でもある祝儀。豪華で派手でなくてはいけません。

イーナ「でもさ、これってブライヒレーダー辺境伯様にまで恥をかかせることになるんじゃ?」
ヴェル「なんでそこまで!?」

「バイマウスター家はブライヒレーダー辺境伯様と寄り親、寄り子の関係だからなんだ。寄り子が祝儀を用意できない時なんかは寄り親はお金を貸すべき立場にあるんだよ」
「そもそもうちの実家が辺境伯様にお金を貸してくれ、と伝えてないのが悪いのに!」
「まぁ返す当てがないからだろうな…」

このままではブライヒレーダー辺境伯がお金を貸し渋ったと誤解されてしまう。

「あの、俺が出しときましょうか…?」

ヴェルの機転でエーリッヒ兄の結婚式を無事に終えることが出来ました。

「なんか面倒くさいな貴族って…」

発酵貴族

「うちじゃ扱ってなかったから、付き合いのある貿易商に頼んだよ」
「まさか!見つけてきてくれたんですか?!」
「北から手に入れたらしいが。なんなんだい、そのコメコウジ、ってのは?」

突然の米麹!「お目当て」ってこれでしたか。

「もしかして商売しようっていうのか?もしそうなら俺に一声かけてくれても――」

ヴェルはアルテリオの言葉そっちのけで、米麹のツボを眺めるのでした。

エル「実家の頃から挑戦してたんだろ?ミソ作り、だっけ?」
ヴェル「そう!でも発酵が上手くいかなくてさ。いつも腐らせちゃって、やっぱ米麹使わないと難しいんだなって」

異世界で友達と一緒に味噌の下準備をする男

(本当はこのまま一年くらい寝かせるんだけど…)

(ここは魔法で!頼む!次こそは発酵してくれ!(切実))

魔法で味噌作ってる(笑)

(商社のサラリーマンだったころ、味噌作りの職人さんに聞かれたな。発酵と腐敗の差は何だと思う?確か正解は…どっちも同じ現象で、人々にとって有用なのが発酵、害なのが腐敗だった気がする)

そういえば元サラリーマンでしたね!

(貴族だって同じかもしれない。いろいろ面倒なこともあるけどこの世界で生きていくしかないんだし。それなら皆に発酵貴族だって思われるよう、要領よくやっていく方が良い気がする)

???????

「お呼びですか、おじい様」
「おぉ来たか。エリーゼ、お前の夫を決めたぞ」

どこかの御屋敷にて。ヒロインの風格漂うお嬢様が来た!!

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オジキャラのダンディボイスが素晴らしいぞこのアニメ!
見る人の感覚にもよるでしょうが、ヴェルは「俺また何かやっちゃいました?」をやらかしても全く嫌みがない不思議…。
王都に到着早々、国王と対面するとは思いませんでした(笑)
「エリーゼ」という名のお嬢さんの夫候補はもしかして…!?
実家では腐らせていた味噌も、自分のツテのツテでGETした米麹を加えてついに完成!「発酵貴族」への第一歩を歩み出した、という事なのでしょうか。
ヴェルが益々コクと香りの深い味噌になっていくかと思うと楽しみですね←?
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