内容をカンタンに説明すると…
- いつもどおりの様子を装うエマとノーマンは自由時間に脱出の計画を進める。自分たちには発信機がつけられているため目立った行動は困難で。
- レイにも協力を頼もうとするが…。ハウスに新たな子供と大人がやってきた。シスタークローネ、敵が増えたのである。
- 今回は…発信機が体のどこかに取り付けられていることはわかるのだがそれがどこにあるのかがわからない。新しく来た赤ん坊の耳のあたりの傷がそれだと推測するエマ。シスター・クローネは虎視眈々とママの座を狙いながらハウスの子どもたちと仲良くなるために全力の鬼ごっこを提案する。
【約束のネバーランド 3話】181045【アニメ感想】
的か味方か
「発信器に気を取られて大人が増えるなんて考えもしなかった」
シスタークローネの追加はエマたちにとっては不利でしか無い。
「あれから体中探したんだけど埋められた痕なんてなかったよ」
発信機はどこについているのか。
「人間の科学技術の常識から考えればおそらく電波を使った発信器。でもそれには電池がいる。電池寿命が10年以上で手術痕が残らないほど超小型。2015年当時じゃ多分実現不可能な代物。
仕組みを予想して場所や壊し方を特定するのは困難。まして鬼独自の技術ならお手上げだ」
「えっ?詰んでない?」
「詰んでる」
レイとエマのやりとり。
ノーマンは違う方向から考えます。
「考えるんだ。敵の立場で。どこにどんな発信器を埋めれば都合がいい?」
クローネとイザベラの会議。
「先輩のお噂はかねがね。最年少でママ、飼育監に抜擢。上物以上の育成数は全プラント歴代トップとか。尊敬する先輩の下で働けて光栄の至りです」
「私の可愛い子供たちの資料よ。今ここで覚えなさい。毎朝フルスコアを取るよりは簡単でしょう?」
「ところで私は何の仕事で呼ばれたのですか?」
「秘密を知られた」
「標的は然るべき手順で処理する。貴女は見張り…何も考えず見張りでいればいい。このハウスのママは私。貴女は私の補佐役。いいわね?シスター・クローネ」
うーん、間違いなく仲良くはないですねこの二人…。
シスタークローネ部屋に戻ってぼろぼろのあかちゃん人形をあやしながら大きな独り言を…あなたの部屋子供部屋と子供部屋の間ですよね?声抑えてください!聞こえますよ!
「ちょっと待ってもしかしてこれってチャンスなんじゃない?
私がママになるの!いつかじゃなくて今なんじゃな~い!? だって私が秘密を知った子供を捕らえて違反を告発したらイザベラはクビよ~!だったら言うこと聞くフリしてママの座奪う方が早いんじゃな~い!」
ミュージカルかな?
「あのシスター、ここへ来たのは監視の為だけじゃなさそうだね」」
「どういう意味だ?」
「見る目が違った。きっと疑っているんだよ、僕ら年長者を」
ノーマン察しが良いですね…。
発信機の在り処
エマは新しく来た赤ん坊の耳のあたりに傷を発見します。
「聞きたいことがあるの…あの日の夜…」
ギルダが質問しようとしていますが聞こえてない様子。
「これは…病気の検査の為に採血した痕だって昔ママが…」
「なにそれ虫刺され?」
エマひとつのことしか考えられない系ですか?
挙動不審で怪しまれてますよ……。
イザベラは本部との定期連絡を。
「よいですかイザベラ。今年は総じて他のプラントの実りが良くないティファリで捧げる一番の上物を出荷出来るのは貴女のプラントだけなのです」
「はい。元より承知しております。ボスにお伝え下さい。万事順調いつでもどの子でも、と」
このアニメ、サブキャラの声優陣大御所レベルまで持ってくるんですね…。強そうだ…。
「お手柄だよエマ!これで発信器の場所や形大きさが分かった。次に進める」
「まぁ簡単に壊せるかどうかは置いといて、俺たちに埋められている発信器は機能としては割と甘い。
何故なら個人の信号を特定出来ない。確認無しには位置が分からない。門や塀に近づいても通知一つしない。壊れた時だけアラームとかですぐ分かるようにしようってことだよ。まぁ通知なんてものがあればの話だけど」
誰かに見られてるようなカメラワークです、年長者三人誰かに見られてる…?
「それなんだけど、この形と大きさちょっと思い当たることがある。この件は俺に任せてくれないか」
ノーマンの提案に委ねます。
「あとは全員を連れ出す方法。問題はみんなママを信じ切っていることと、多分真実に耐えられないことだな」
「鬼ごっこ。」
エマの提案に最初は??となるレイ。
「ノーマンが鬼でみんなが逃げるの」
「遊びのフリをした訓練ってことか。それならママにもバレない」
アイデアですね!頭のいい子たちです。
「焦るな。考えろ。どうすれば逃げ切れるか」
「風を読め。逃げ易いのはどっちだ?」
「自分の痕跡残すだけじゃダメだ。相手の痕跡も見ねぇと」
レイが他の子供達にアドバイスを。
尋常じゃない身体能力
「楽しそうね、鬼ごっこ。私みんなと仲良くなりたいの。鬼ごっこしましょう。勝負の時間は20分。私が鬼よ。みんな逃げ切ってね~」
シスター・クローネ参戦キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「これ、ノーマンが鬼の時よりペース速いよ…」
走り方がもう陸上選手。そして顔が怖いです。小さい子供を抱えて逃げるエマも追い詰められます。
「二人抱えて走り続けて疲れたでしょう?エマ」
息を潜める…。こんなに恐怖を感じる鬼ごっこなかなかないですぞ…。
「知ってる?ノーマンの弱点は体力昔体が弱かったんですってね。レイの弱点は諦めが少し早いところ。判断が早い分切り捨ててしまうのも早いのね~。そしてエマ!
貴女の弱点は甘さ!追われているのに他の子抱えて逃げちゃうような甘さよね!諦めて出てきなさ~い!」
こいつ…わ、わかってやがる…。
「悪いようにはしないわ!ねぇエマ。もし貴女があの日収穫を見たのなら…私は貴女の味方よ」
見つけられてしまいました。いちいち顔が怖いんですってば!
「ママは自分で動かなくてもいいように陰で手を回したんだよ。
ママにとって一番楽な状況って何?それは何もしなくても僕たちの動きを知れること」
「既に他の見張りがいる。多分子供たちの中に…」
「内通者がいる」
レイとノーマンによってもたらされた事実にエマは周りの誰が敵なのかわからない疑心暗鬼状態に。
これはつらい…。
監視カメラや盗聴器はつけていないハウスのため自由時間は意外とがっつり考えが話せますね。
あ、でも今回森の中での作戦会議は誰かに見られてたっぽいですが…。
シスター・クローネ裏切る気満々ですやん!
全話ラストだけだとイザベラの息がかかった敵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って感じでしたが
そうでもなさそうでワクワクしますね。