内容をカンタンに説明すると…
- 音奴の手伝いで芸者の格好で座敷に上がる芽衣と鏡花。流行会での岩崎桃介のエレキテルの未来への話が投資家に理解してもらえない。
- 電気の便利さを知っている芽衣はいかに重要かを言葉にし始める。無事に福沢諭吉からの融資を受けれることになった岩崎から感謝される。
- 今回は…再度黒猫探しの旅に出た春草と芽衣は途中で八雲に猫が集まるおすすめのカフェがあると誘われる。行く途中で川上音二郎、泉鏡花も加わって。訪れた場所はなんと藤田五郎邸であった。
【明治東亰恋伽 8話】真砂町猫カフェー事変【アニメ感想】
ヤキモチ春草
「いい調子だ。さすがは僕の小リスちゃん。ドレスを着た美しいフィアンセを世間にお披露目できる日が今から楽しみだ」
鴎外と芽衣は社交会に向けてダンスの練習。
「オレ、黒猫探しに行ってきます」
「しかしまだ外は明るいが?」
「何もしないでここに居るよりはマシです。猫の集まる場所くらい見つけておきたいので」
「だったら…私も行きますね。春草さん待ってください」
ダンス練習の途中で、芽衣はついていってしまいました。
鴎外何か思うことがある様子で微笑んでいました。
「どうして来たの?鴎外さんとダンスの練習をしていたほうが良かったんじゃないの?」
「あの春草さん、なにか怒ってます?」
歩みを止めて…
「別に…」
や、ヤキモチでは…。
「オーマイフェアリー!こんなところで偶然出会うとは!やはり私とあなたは運命のレッドワイヤーで結ばれているのですね」
突如八雲さん登場!テンション高い!!
ネコ探しの事情を説明する芽衣。
「でしたら今から私が行くカフェがちょうどそんな場所です。ご一緒にいかがですか?」
みんな芽衣が大好き…!
道中、ポストの近くで鏡花ちゃんと謎の高身長イケメンが。
「誰だこの小娘…オレの読者か?」
「先生その子は…」
「先生?」
「おいおい、東洋随一の作家、尾崎紅葉の名を知らないってことはないだろ?」
「あ~金色夜叉の!?こないだお芝居を見ました!」
「そうか感想を教えろ、今からオレの家へ来い」
「じゃあ夜でもいいぜ?お前のためにこの体磨いておいてやる」
何…言ってるんですか…(笑)
鏡花は犬のしっぽを踏んでしまい追われるはめに。そしてなぜかそれを追う芽衣、春草、八雲。
曲がり角でぶつかったのは川上音二郎でした。
「オレはこれから飯にいくとこなんだがお前も一緒にどーだ?」
私が先約だというスタイルを押していく八雲。でも最終的に
「みんなで食べたほうが美味しいですもんね」
着いた先は…。
「人の家の敷地に不法侵入したばかりか覗き見とはどういう了見だ」
「すみません。カフェがまさか藤田さんの家だったなんて」
「なんのことだ」
そもそもが匂いにつられて芽衣が入ってしまったのが原因のようですが。
「ま、なんだせっかく来てやったんだから茶くらい出せよ」
「また牢屋に打ち込まれたいのか川上」
飼っては居ないが藤田になついてる猫の姿が。
「ねぇ言ったでしょ、カフェ藤田は猫が集まる猫屋敷なんですよ。ここならきっとお探しの黒猫も立ち寄るはずです」
八雲得意げ。
「そうかも知れませんね春草さん!」
「君が言うならそうなんじゃない」
藤田は春草の絵の猫のこと知ってるんですね
「その化け猫が悪さをしないと言い切れるのか」
「しません。もししても私は責任を持って止めます」
今までのことを思い返す藤田。
泉「すごいこの家ほこり一つない。こんな衛生状態のいい民家は初めてだ」
小泉「こうみえても藤田さんは炊事洗濯家事全般が大得意なんですよ。
カフェ藤田の五郎飯を食べさせてくださいませんか」
包み隠さない芽衣の腹の音。勝手に押しかけて皆なんという…。
藤田の手料理を食べたい!
「誰が料理を手伝えと言った?」
「こちとら不法侵入の詫びをしようってんで慣れないことしてるんだからよ」
誰も何も手伝えてません。
一方縁側で芽衣は猫に名前をつけていました。
全部肉の部位です。黒猫はいませんでした。春草に声をかけます。
「元気だしてください。台所からいい匂いがしてきたし引き寄せられる可能性だって…」
引き寄せられて来たのは鴎外でした。鼻から上しか見えて無くて怖いです。
「用事で警視庁に出向いたら藤田警部補が非番だと聞いたものでね。
今日は宴会かな?実に楽しそうじゃないか是非ともお邪魔させていただこう」
芽衣ちゃんの食レポすごい!
芽衣に酒をすすめる音二郎、
「それは私がいただこう」
芽衣にぬか漬けをあーんしようとする八雲
「僕がいただこう。芽衣は僕のフィアンセだ。川上さんも小泉くんも必要以上の接近は謹んでくれたまえ」
鴎外さんしっかり邪魔しますね。
「酌くらいでヤキモチとは大人気ねぇなぁ」
「森さん、こうなったら芽衣さんのあ~んをかけてトラトラで勝負です」
「うん、受けて立とうではないか」
とらとらというお座敷遊び最後まで見たかったですね。
春草は芽衣にお酌をしてもらえて照れてますね
「付き合いきれん」
一人洗い場に行く藤田は過去のことを思い出します。早乙女という人物にとりついたモノノケは藤田の刀に取り憑いた様子?
真実と勧誘
「藤田さん…藤田さん?洗い物お手伝いします」
芽衣の呼びかけで思いにふけていたところから戻ってくる藤田。
「藤田さんのサーベル、どうして目に見えないものが映るんですか?」
「あれは昔持っていた刀を打ち直した。モノノケの取り憑いた刀をな」
なるほど謎が解けましたね。
「ほつれているぞ」
袂、さきほど猫にがしがし引っかかれたところです。
「お裁縫もできるんですね?私藤田さんのこと誤解してました。怖い人かと思ってたけどほんとはその…まるで…」
「なんだ」
「お母さんみたい」
なんだかいい雰囲気…。
「娘、オレのところへ来い。妖邏課なら玉依の力を十分に活かしてやれる」
「私にモノノケ退治をさせるためですか?」
「そばにいればオレがお前を守ってやれる」
いつの間にか芽衣の手を握っている藤田。
「オレはもう誰も化物の犠牲にはさせない」
「何かあったんですか…?でもごめんなさい。私妖邏課には行けません。ジェーンさんも白雪さんも怖いだけの存在じゃなかった。人間と同じようにモノノケの中にも事情や理由があって優しい心もあるように思えるんです。だから私その事を確かめたいし知ってあげたいと思って」
いきなり芽衣がふらつきました…。
「ちょっとめまいが…」
「大丈夫か、無理をするな」
抱きかかえる形になっている状態の所に八雲さんやその他大勢が。
「本性を表しましたね、この藤田さん。いえ、むっつりポリスマン」
みんな酔ってる…。鴎外さん軽く病んでる…。
うなぎ書いてる春草さんに盛り上がる川上、泉、小泉。
「藤田警部補、一杯どうだい?」
「貴殿は何用でここへ?」
「他でもない大切なあの子を妖邏課の君なら僕にはできない方法で守れるのではないかと
考えてね」
「それはできん、さっき断られた」
鴎外と藤田、二人でお酒を。
鴎外「あんないい子は他に居ない」
相変わらず酔っ払い達が煩いです。
藤田「騒がしい奴らだ…でもこんな夜も悪くはない」
鴎外「あの子のおかげさ」
とっくりを持ってきた芽衣。皆はおかわりだと思ってますが…。
「飲みすぎてるからお冷で~す」
お冷入りとっくり
最終的に結構グイグイと恋愛方面ではないですがセリフはそれっぽいセリフをいっぱい聞けて満足です。
藤田さん、家事万能だったんですね!ほんとただの怖い戦士かと…(失礼)
鴎外さんどこにでもあらわれますね。心配で仕方ない様子…?
八雲さんのテンションの高さ、嫌いじゃないです(笑)
酔っ払ってるときの後ろのガヤも面白かったです。