内容をカンタンに説明すると…
- 11歳のエマはグレイス=フィールド(GF)で同じ境遇の子どもたちと一緒に過ごしていた。いつかは出ていかなければならないとわかっていても幸せな日々が続いていた。
- ママと一緒にコニーがハウスから出ていった後、お気に入りのぬいぐるみを忘れていることに気づいたエマはノーマンと共に届けにいくことに。そこでコニーが殺されている事実、門の外の事実を知る。
- 今回は…いつもどおりの様子を装うエマとノーマンは自由時間に脱出の計画を進める。自分たちには発信機がつけられているため目立った行動は困難で。レイにも協力を頼もうとするが…。
【約束のネバーランド 2話】131045【アニメ感想】
バレないように
「おはよう、エマ」
朝ごはんの用意しながら浮かない様子のエマに対し、いつもどおりのノーマン。
その後自由時間にノーマンと話をします。
「笑って、エマ。いいかい、エマ。普段どおりに振る舞うんだ。僕たちは昨日規則を破って門に行った。でも何も見なかった。」
「けどリトルバーニィ」
「ああ、きっとママは見つけただろう、でも誰の仕業かまではわからない。」
「ママ笑ってた。全然顔に出さない。」
「僕らもそうするんだ。顔に出せばママは気付く。負けちゃダメだ、笑おう?」
「私達はただ無差別に出荷されるのを待つだけ」
「無差別じゃない、鬼が言ってたろ?」
多分、年齢=ランクだとノーマンはいいます。
「6歳で並と言うなら一番の上物は…」
「12歳。じゃあスコアは?テストで良い点取っても肉は美味しくならないよね?」
「6才以降スコアの低い順に収穫されていくんだ。そして12歳になれば無条件に出荷される」
「つまり私達はフルスコアだから出荷を保留されてた」
「6歳から12才ってのにも理由があるのかな?体の大きさ?」
「…!脳の大きさ…!脳が一番うまいんだろ、それも発達した脳」
脳目当て…こういう選別の仕方をするくらいの高級品扱いなんですね。
「今までの周期から考えて次の出荷は二ヶ月後。それまでに全員で
脱出する方法を考え出さなければならない」
昼間森を抜けて外へ出る。
それが可能かどうかは柵の向こう側次第。
ということで確認ターイム。
塀の幅が2~3メートルある。そしてとにかく高い。
でも見張りは居ない。
そして集合の合図が鳴る。
「あれ、二人足りない?」
そのうちの一人が泣きながら戻ってきました。
「森でライラとはぐれちゃった!いっぱい探したけど見つからないんだ」
懐中時計のようなものを取り出すママ。
「大丈夫よ。みんなここから動かないで、いいわね?」
抱っこして連れて帰ってきました。
遠くから見ていたエマとノーマンは戦慄する。
「あれは時計じゃない。発信機。僕らの体のどこかに埋められているのかもしれない。しかも僕らにわかるようにわざと見せた。誰であろうと逃さない、ママが言いたいのはそういうことだ」
「ママは」
「敵だ」
でも懐中時計みたいなものを確認するまでは位置はばれない。
常に位置を見ているわけではない。未だ犯人がわかっていないからこそのまわりくどい警告。
腹の探り合い
廊下でエマがコニーに思いを馳せていた、そのとき…。
「どうしたのエマ、顔色が良くないわ、そういえば今朝はいつもより元気がなかった」
頬を触られる…。ママの目が最高に怖い…。ホラーですよこれ。
「なんでもないよ、ただ私ももうじきハウスを出るんだと思うと寂しくなっちゃって」
「エマはハウスがすき?」
「ハウスもママもだーいすき!」
抱きつき演技で乗り切った~~~~~。うまい。
でももうこれ心理戦ですね。
「夕飯準備できたよ、ママ」
レイが呼びにきました。
ノーマンはエマと合流して食堂へ。階段を降りていく途中にママは二人に声をかけます。
「あなたたち二人、昨日門へ行った?」
「行かないよ?それが規則だし。昨日はおにごっこに夢中だったし、ね?」
「そうそう」
「どうして?」
「いいえ、それならいいの」
にこやかに降りていき…見えなくなったところで脱力する二人。
エマは過呼吸気味です。でも一瞬でもとに戻るのは強い。
鍵開けもできるノーマン。倉庫に侵入したのでしょうか。
翌日塀の近くへ。
「でも考えたね、テーブルクロスなんて」
「これだとロープ代わりになる」
テーブルクロスを木のくぼみに隠しました。
協力者がほしい
「レイには話しても大丈夫じゃないかな?」
「それは僕も考えてた。レイには僕から話すよ。エマは一度ハウスに戻って」
「なんで?」
レイいました。
「わりぃ。つけてきた。いい加減気になるから問い詰めようと思って」
二人を羽交い締めです。
「あの夜、門で何があった?だって明らかに様子おかしかったし。
間に合わなかったのにお前ら手ぶら。」
「鋭い」
「何もねーわけねーだろ、吐け」
事情説明
「鬼、農園、ママが敵?やばくね?」
「飲み込みはやっ!っていうか超すんなり信じてくれてるんだけど」
「当然だろ?ノーマンがこんな間抜けな嘘つくかっての。エマならともかく。」
逃げるとなると、と考え始めるレイ。
「全員で逃げたいんだ」
エマの言葉にレイは驚くしか無いですよね。
「全員?冗談だろ。全部で37人。大半が6歳未満だぞ。
ママ、鬼、発信機。ただでさえ簡単でない脱走の難度が桁違いに跳ね上がる」
重要なことをわかってないエマに対しレイがはっきりいう。
「エマ、ここを出るだけじゃダメなんだぞ。この外がどうなっているのかわからない。でも出荷される先がある。農園があるという事自体で予想はつくだろ。
外に待つのは鬼の社会だ。人間が生きる場所なんて最悪どこにもないんだよ。
無理なんだよ、全滅は見えてる。置いていく、それが最善だ」
「…やだ。無理でも私は全員で逃げたい。
全滅はやだよ、でも置いてくって選択肢はない。コニーで終わりにしたいの、もう誰もあんな姿にしたくない。
ないなら作ろうよ外に。人間の生きる場所。変えようよ、世界。」
譲らない、エマ。
「私は折れない、決めたから。だからレイが折れて。ごちゃごちゃ言わずに協力して。」
エマらしい強引さですね~~。ノーマンが笑います。
「あのばかなんとかしろ」
「ねー、でもよかった元気で」
あくまでノーマンはにこにこしているのです。
「エマが泣いたんだ。最初は怖くて泣いてるんだと思ってた。僕は自分が死ぬのが怖かった。
けどエマは家族が死ぬのが怖くて泣いてたんだ。すごいよね、あの状況で何かを守ろうと考えられるんだ」
「でも正しくない。泥舟だぞ」
「僕も泥舟を作りたいんだ」
なかなかのギャンブラー発言をするノーマン。
「好きだから、エマには笑っていてほしいんだ」
「それでエマが死んでも良いのかよ」
「死なせない、そのために僕は僕を利用する。僕は幸いやろうと決めてできなかったことは一度もないんだよ。
泥も焼けば器になるでしょ?泥舟が必ずしも沈むとは限らないよ」
ノーマン、エマのことが好きだったんですね!
「くそ…ほっとけるわけないだろ」
レイも苦しそう。
早めの集合の合図の音が。
新しい子供と黒人の大人の女性が…。
「紹介するわ新しい妹キャロルよ。そしてシスタークローネ。ママのお手伝いに来てもらったの」
「大人…」
「敵が増えた…」
「今日からここで一緒に暮らします。どうぞよろしく」
ママ、もう怖すぎです。笑顔と真顔両方出てくるようになって怖い怖い。
あの廊下でエマの心配をしたとき、思わずヒッってなってしまいました。
レイくん頭いいのでぜひともがっつり協力してほしいですよね。
やはりあの3人は特別に仲いい感じがしますね。
ノーマンの恋心、偽ることなくレイに言うのかっこいいです。
シスター増えた!見た目だけならもう脱出諦めるしかないんですけどこれどう動いていくのか…。