前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 可愛いものが好きだと言えないサルガタナスはお忍びでヒゲもこフレンズカフェに来店する!偶然一緒になったアザゼルと同じ悩みを共有し、ちょっと仲良くなるのだった。
- ミュリン・アザゼルと海に行く約束をしたベルゼブブとベルフェゴールは、アドラメレクのもとで水着選びを始める。しかし台風接近で海に行くことは叶わなかった。
- 今回は…ベルゼブブの近侍を辞めるかもしれない、と冗談半分で言ったミュリン。ここから2人の痴話喧嘩が始まる!そしてアザゼルに告白する夢を見たベルフェゴールはいつにもまして頻尿になってしまい!?
【ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。9話 アニメ感想】ふたり、ときどきすれ違い。/夢を見たから。
ミュリンが近侍を辞める!?
とある日。ミュリンが所要で、執務室を退席しました。
ベルゼブブは意気込みます。
「急ぎますよ、書類仕事!ミュリンが戻るまでに終わらせて驚かせるんです!」
ビックリさせるだけじゃなく、褒めて欲しいみたい(*´∀`*)
「ふふ…ふふふふんっ!」
((和むわ~))
部下の言葉に完全同意です(笑)
それから2時間後、やっとミュリンが帰ってきました。
「遅かったですね!」
「すみません。ちょっと図書館で捕まって…。閣下はどうですか?って、全然進んでないじゃないですか!」
「ミュリンが遅いから休憩してました」
「なんすかそれ?」
「ふふふ…!なーんて、実はもう全部っ…」
「そういうこと言ってると俺、図書館に移動願い出しちゃいますよ!」
「え………え?」
ベルゼブブの冗談が通じず、すれ違いが発生!(´Д`;)
ミュリンはダンタリオンに「うちに来ないか」と誘われたそうです。モレクが全く働かないんですね…( ̄▽ ̄;)
「だから!閣下が仕事をサボり続けるなら図書室行っちゃいますから!」
「そ…」
「そうですか…」
「え、ちょっ、閣下?」
ベルゼブブは動揺を隠しきれません。言葉もどこかたどたどしくなってます(笑)
「あれ?仕事終わってるじゃないですか!」
「いや、ですからミュリン様…」
「?」
「あ、お昼休みですね…出てきます…」
「「あ~あ…」」
「え、何!?俺が悪いの!?」
部下の目線が痛い!!
ただの痴話喧嘩じゃないか!
「私…ミュリンに嫌われてるんでしょうか…」
「考えすぎだよ!ちーとした冗談じゃろっ?」
「分かってますけど、ちょっと自分でも衝撃を受けたというか…」
困った時のごっちん相談!
「あれはミュリンのポロっと出した本音かもしれないですし…」「ミュリンが他の場所で働きたいなら私にそれを止める権利はないですし…」
思いつめすぎでは(笑)
「はっ!私も一緒に移動しましょうか!」
「それはダメじゃろ!もしミュリンくんが本気でもベルの権限で引き止めたら良いとちゃう?今ベルはパンデモニウムで一番偉いんじゃから…」
「それは横暴です!」
どんなに引き止めたくても職権は乱用しないベルゼブブ。
相変わらず部下を思いやれる良い上司だなーと思ったのですが…
「そういうことはしたくありません。嫌われたくないですから…」
今回はそっちの理由でした(*´∀`*)
ベルゼブブには「ミュリンに嫌われるようなこと」をした心あたりがありました。
「ちょっと前のことですけど…お見舞いでミュリンの家に行ったことがあって…」
「え!?」
「自分でも、なんでそんな事しちゃったのか分からないんですけど…。その、ミュリン寝てたから私…私!」
(ま、まさかキっ…キっ…!)
「オデコで熱、測っちゃったんです!」
大胆っちゃ大胆ですがキスほどでもなく。
リアクションに困るベルフェゴールでした(笑)
「ベル。私カミオさんが近侍じゃなくなったら悲しいと思うよ…。マカロンをお食べ?」
これがベルフェゴールにできる、精一杯の励まし!
一方、ミュリンはアスタロトとアドラメレクに相談していました。
2人は大方ミュリンがやらかしたのだろう、と察します。
「いやでも、母ちゃんとか良く言いません!?」
『もぉ~!言うこと聞かないんだから!母ちゃん他所ん家の母ちゃんになるよ!』
「あとは、”お前は橋の下で拾われた子なんだよ!”とかいうやつ」
「お前はベルの母ちゃんじゃないだろ?」
母ちゃん目線で接してどうするんですか(笑)
プレゼントでのご機嫌取りは賄賂みたいで気が引ける、ということで
「なんか難しいな…俺そろそろ帰ります。ありがとうございました…」
ミュリンは”ちゃんと話し合うのが一番だ”と自己解決し、さっそく実行に移すのでした。
「閣下、あの…」
「いいです。好きなところに行ったらいいです」
「ちょっ!どんだけこじれてるんですか!冗談に決まってるじゃないっすか!」
「別に、ミュリンと会えなくなっても寂しくないですから。大丈夫ですから」
「いや、絶対に異動願いとか出さないですし!仮に職場変わっても、会えばいいじゃないですか!普通に!」
「えっ」
「え?」
「――――――っ」
だんだんと顔が赤くなっていくベルゼブブ。かわいすぎでは!?(*´`)
「す、すみません…仕事でもないのに会うなんて、よく考えるとおかしいですよね…」
「おかしくないですっ!!」
2人とも、顔が真っ赤ですよ(笑)
「面倒な態度を取ってしまい、すみませんでした…」
「いや…俺のほうこそ…すみませんでした…」
ちゃんと謝れるのはいい事ですね~(*´∀`*)
仲直りしたあと、2人きりの執務室にはちょっとぎこちないような、でもふわふわしたような、不思議な雰囲気が漂っていました。
《無自覚痴話喧嘩だった》
ベルフェゴールがアザゼルに告白するも…!?
中庭にアザゼルの姿がありました。ベルフェゴールは駆け寄ります。
『アザゼル様!好き…好きです!私、ずっと前からアザゼル様のことが好き――』
ついに告白を!?
「きゃあああああああああああああああああああっっっ!!!!???」
ベルフェゴールはベッドの上で目覚めました。
さっきの告白は夢か~( ̄▽ ̄;)
(はぁ~、恥ずかしい夢を見てしもうた…。あんな夢見ただけでも恥ずかしいけど…)
思い出すだけでも恥ずかしい。そして尿意が…(笑)
(夢でなら、あんなふうに好きって言えるのにな…)
夢は深層心理を反映していることもあるそうですよ。
アザゼルのことが大好きなんですね。
(アザゼル様はどんな本を読むんじゃろう?私も同じ本が読みたいな…アザゼル様と一緒に本が読めたらいいのにな…)
図書室にやってきたベルフェゴールは、一冊の本を手に取ります。
好きな人と一緒に同じことをしたい…。
「(この本面白そう。ドラゴンに攫われてとうに幽閉されたお姫様を王子様が救いに来るんだ。素敵…!そして出会ったふたりは熱い抱擁を…)ぴゃああああああっ!!!」
王子をアザゼルで脳内再生したせいで!(笑)
(好きです、っていつかきちんと言えるじゃろうか?今はお話もできんのに…。好きです…好きです。大好きなんです。アザゼル様とお話ができたらいいのに。アザゼル様が私のこと好きになってくれたらいのに…)
溢れんばかりの「好き」が伝わってきますね~。
上の方にある本に手を伸ばすベルフェゴール。なかなか取れないでいると、誰かが取ってくれました。
《これか?》
「きゃああああああっ!!!!」
アザゼルキタ――(゚∀゚)――!!
《ベルフェゴール!大丈夫か!?怪我はないか?どこか打ったか?痛くないか?》
アザゼルはぶつかって倒れた脚立からベルフェゴールを守ります。
身を呈して…!アニキイケメン!!
《すまない、俺が声をかけたから…》
「(違う…ごめ…ごめんなさい…っ)あ、あの…」
《ベルフェゴールが取ろうとしてたのはどの本だ?一緒に落としてしまった…》
「あ、アザゼル様……」
「?」
「―――しゅき、です」
噛んだ――――ッッッ!(T▽T)
好きです、って言いたかったのに!(笑)
アザゼル《手記か!》
勘違いされちゃったよ!(T▽T)
「うわああああああああああああああっっ!!」
尿意が限界になったベルフェゴールはトイレに走り出します!
(最悪っ!なんで今言ったの!?あ、でもアザゼル様”手記”って!それじゃ私逃げたの余計おかしい子だ~!)
それもこれも全部、あの夢を見たせい!
《これが借りたかったんじゃないのか…》
アザゼルから見れば、いつも通りのごっちんの退場でした(笑)
イタズラ禁止!
業務に励むベルゼブブとミュリンですが、難解な案件が重なり、連日徹夜をしていました。
ミュリン、目のクマがすごいですよ(笑)
「ご苦労様。じゃあ先に上がってください。あとはこっちで進めておくから」
「でも…」
「大丈夫。二人は早く帰って休みな」
「ありがとうございます。それじゃあお言葉に甘えて…」
「お先に失礼します」
「お疲れ様~」
部下を帰して残りの仕事を請け負うなんて…!
ミュリンは上司の鑑ですね!
「閣下、これができたら完了ですよ」
「…」
「閣下?」
ベルゼブブは執務席で寝ていました。
(珍しい。よっぽど疲れてるんだな。…やっぱり、綺麗だな。こんなにまじまじと顔を見るのは初めてかも…。何緊張してんだ俺!?起こさなきゃ!いやでももう少し寝かせてあげておきたい気も!!)
葛藤してますね(笑)
ベルゼブブはなかなか起きません。
(閣下を起こさないと!……もう少しだけ見てるぐらい許されるよな?残業のご褒美的な…。いやその発想キモいよッ!上司だよ上司!?)
落ち着いてください(笑)
(髪の毛…顔にかかってる)
髪をずらしたおかげで、ベルゼブブの顔がよく見えるようになりました。
完全に無防備だ!←
また寝顔が可愛いんですよねこれが…(*´∀`*)
「閣下―――」
「ミュリン様、せめて差し入れを…」
「のわああああああっ!!!すいませんすいません!何も!何もしてません!」
「え?」
部下が気をきかせて飲み物を持ってきてくれました。
タイミング悪いけど、来てくれなかったらミュリンが何をしてたか分からないような気も…(笑)
「あっちで貰う!あっちの部屋で貰うから!」
「いやちょっ、閣下にも…」
「いいからぁぁ!」
ミュリンは部下を強引に連れて執務室を出ていきました。
残されたベルゼブブは…
(び…びっくりした…!)
ええええ!!起きてたんですか!?Σ(´∀`///)
《途中で目が覚めたけど、気まずくて起きられない閣下だった》
いつから起きてたんだろう!?
髪を触った時は確実に起きてましたよね…(笑)
ベルゼブブとミュリンの痴話喧嘩はいつまでも見てられますね~。和んでしまう部下の気持ちがよく分かります。
告白し損ねたベルフェゴールも頑張りました!
自分で止められない恋心…。
「好き」が「手記」になっちゃったけど、またいつかチャレンジできるといいですね…(´∀`)
ショートギャグも面白かったですね。
個人的にツボったのは、ダンタリオンを覗き見するエウリノームとそれを妨害するモレクでした(笑)
モレクは暑苦しいけど憎めないんだよな~。
ベルゼブブとミュリンの距離が本当に少しずつですが縮まって来てます!最終回までに自分の気持ちに気づけるのだろうか…( ̄▽ ̄;)