「ファンから要望が来てますよ。IDOLiSH7の皆さんにはライブで手を繋いで上に上げるポーズがありますが陸君と一織君はやっていません。SOUND SHIPでは是非見せてほしいです。だそうだよ」

「やらないでしょ」

「一織とはやらないよな」
「いやいやいやファンは見たいんじゃない？」

「ちなみにナギ君と三月君がやったら三月君が吊られてるみたいで可哀想なんだって」

「わー連行される宇宙人…ってうるさいわ！」

「MEZZOの2人はやるの？」
「うちはそういうグループじゃないので」
「ドライにやってるんで」

「はい！MEZZOがやったらやります！」

「勝手に決めないでくださいよ！」

「はいもう聞きました！取り消せません！」

「残った俺たち3人は連行された宇宙人やるか」

「ヤリマショウ！」
「宇宙人言うな！」

「最後にSOUND SHIPへの抱負を聞かせてもらおうかな」

「はい！SOUND SHIPでは会場のお客さんとテレビの前の皆にフルパワーの俺たちを見せたいと思います！」

「ぜひ応援をよろしくお願いします！」

「この番組共々頑張ってね！」
「はい！」

「ねぇそろそろ始まるよー！」

「待ってー！」

「さぁ始まりました！日本に元気を届けるミスター下岡のTHE テレビマンショー！僕のアシスタントをしてくれるIDOLiSH7のみなさんでーす！」

「よろしくお願いしまーす！」

「いやぁすごい人気だねぇ。まさに飛ぶ鳥を落とす勢い」

「とんでもないです」
「恐縮です」

「大和君は主演ドラマ決まったんだって？」

「カッコいいね！似合うよー！」
「そうですか？」

「主題歌も君らなんだって？」
「はいそうなんです！」

「ドラマにモデルにバラエティーに、いいねぇ忙しいねぇ！」

「あんた、ケーキ食わねぇ？」
「えっ!?」

「残すと天が怒るからな」
「あの…」

「無理やり勧めたら可哀想だよ」
「女は甘い物が好きだろ？」

「な？」

「えぇ!?」

「いただきます…」
「召し上がれ」

「ねぇなんで新曲出さなかったの？デビューシングル、既存曲だったでしょ。どうして？」

「そういえば…」
「えっと…それはそのちょっとした事情がありまして…」

「IDOLiSH7最近忙しそうだよね。活躍楽しみにしてます」

「ありがとうございます」

「大和くんすごいな～ドラマの主演だって！」
「へ～なんてやつ？」

「ネメシスっていうSFサスペンス。復讐物でラブストーリーもあるんだって。かっこいい～～」

「最近アイナナの露出増えて来たよね」

「バラエティのレギュラーも決まったんだけど」

「観覧一緒に…行く？」

「これアイナナの？」

「そうそれミスター下岡のやつ」
「まってやばくない？」
「やばいじゃんアイナナ」

「やばいんだよ絶対見て」

「連ドラの主題歌が決定しました！」
「「やった～！」」

「やったねマネージャー」

「お祝いに今日は出前を頼んだんだ」

ピンポーン

「丁度来たね」

「毎度どうも～そば処山村で～す」

「ここにお願いします」

「はい、天ぷら１０個、熱いよ～」

「わお月見そば？」
「天ぷらそばだよ」

「すげ～。いいの？」

「天ぷらかぁ、美味しそう」

「あのお代を…」

「あぁ、はいはい」

「と、TRIGGERの八乙女楽さん!?」

「あははは、よく言われますけど違いますよ。あんなイケメンじゃないんで」

「すみません、そっくりだったから」

「じゃ、毎度ありー！」

「本当にそっくり…」

「でもまさか蕎麦屋で働いてるわけないもんね」