【歌舞伎町シャーロック 6話 アニメ感想】漢だよ寅太郎!歌舞伎町遊撃隊の毒舌炸裂!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 予備校に通いたいという愛妹の為、借金をして200万円を調達したルーシー。しかし彼女が憧れてやまない力士・近江山関の付け人が同額を無くしてしまったと知り、手元に有る現金をすべて渡してしまう。
  • 付け人から200万を盗んだのは近江山だった。ここ最近、成績が振るわない彼は八百長に手を染めようとしていたが、すんでのところで踏みとどまったという。全てを見透かし、推理し、事件を解決に導いたシャーロック。メアリのお願いに振り回されたルーシーは借金返済のため体で支払うことになり、人気ホストとなった。
  • 今回は…寅太郎のかつての兄貴分・杉本が帰ってきた。歌舞伎町遊撃隊の少年ヨシオは、兼古組の中でも危険因子として知られる杉本から金をスってしまい、絶体絶命のピンチに追い込まれる!

【歌舞伎町シャーロック 5話 アニメ感想】ルーシーが男前すぎる!八百長力士とまっすぐな姉妹愛!

2019.11.09

【歌舞伎町シャーロック 6話 アニメ感想】漢 小林、やるっす

やべー奴が帰ってきた!

とある朝。泥酔明けの寅太郎は歌舞伎町遊撃隊の子供たちに発見されます。

体に酷い落書きされてる(笑)

「お前ら朝っぱらから何してたんだ?」
「通勤時間は稼ぎ時だぜ~!」
「ちゃんと金持ちからとってんだろうな?」
「もちろん!」

スリは朝飯前( ̄▽ ̄;)

「ん?なんだあいつ?」
「シュッ!シュッシュ!!」
「面白いな、行ってみようぜ」
「おっさん、何してんの?」
「切ってやる太陽…眩しぃ太陽…!」

クレイジーな人来ましたね!

「杉本さん…」
「ん~~?タマ?」
「帰って来てたんですね…」

寅太郎の知り合いでした。突然ラップを披露したりと変わり者で、出所してきたばかりらしい。部下のポッターを引き連れています。
寅太郎の乳首を捻ると去って行きました(なんでだ

「あのクレイジーなおっさん誰?」
「兼古組の杉本さんだ」
「つかタマって昔のあだ名?金玉!?」
「ちげーよ」

発想は分からんでもない←

「将来の夢かよ!ダリーなそれ!」

モリアーティの宿題がきっかけて子供たちは将来の夢について話し始めます。

「じゃあ大人に聞いてみたら?」
「それいいね!ねぇ、ごっくん(京極)って探偵が夢だったの?」
「いや、夢は大金を手にウエストに行って…」
「無理無理!!」
「だってごっくん童貞じゃん」
「な!何の関係が!!」
「ドーテーってなに?」
「体からロケットビーム出したことのない人の事を言うんだって」

新手の解釈来た(笑)

「ねえ、みんなの夢はなんなの?」

歌舞伎町遊撃隊の口々から生々しい夢が語られる中、「この街を守るリーダーになる」と宣言したのはヨシオと呼ばれる男の子でした。

「無理無理!隊長がいるじゃん!」

モリアーティは信頼厚いな。

「そういえば虎って探偵になる前、兼古組にいたんだよね?」
「そうだったんですか」
「なんでやめたの?」
「探偵という天職に出会えたからだー!」
「うそだ!」
「…破門された」
「一番だせぇやつじゃん!」

虎太郎は嘘をつく時しゃくれる…。
それにしてもなぜ破門されたのでしょうか。

「なぁもう宿題いいだろ!秘密基地行こうぜ!」
「隊長は?」
「俺はパス」
「またぁ?」
「つーか懐かしい響きだな。お前たちの秘密基地はどこなんだ?」
「破門金玉には教えてやんねーよ!」
「そーかよ」

せめて破門か金玉かどっちかにしてあげて(´Д`;)

事件発生!

「今月の出せ!あと例のブツも出せぇ!」

歌舞伎町遊撃隊は駄菓子屋で杉本を発見。
茶封筒と入手困難なドッキリマンシールを店主から脅し取っていました。

「…ちょっと用事思い出した!先行っといて!」
「なんだ?」

ヨシオは来た道を引き返します。

「あのシールって、結構高値で取引されてんだよな」
「キラは最低でも10万、最強シールは100万超えるって」
「すげー!」
「おっさん自分でうるきだな」
「クズだ!」
「キモいし!」

女の子の顔が(笑)

「ごめんよ」

ヨシオは杉本にぶつかります。裏路地に入って獲物を確認。

杉本がもっていた茶封筒じゃないか!スったのか!

「オヤジのやり方は生ぬるいんじゃ!今に見とけ!資金が貯まったら独立するけん!兼古組のシマ乗っ取っちゃるけん!」

金目の物を強奪していたのもそれが理由だったんですね。
しかしすぐに金がスられたことに気づきます。

「クロスカウンターッッ!!」

杉本とポッターが真っ先に向かったのは、寅太郎のところでした。

「兄貴は金とドッキリマンシールが入った封筒スられたんだぜ!犯人はお前と一緒にいたガキどもだYO!今すぐ場所を教えろ!」
「知らーねっす!」
(寅太郎の携帯に着信音)

「ガキか?」
「ちがいまっしゅ」

しゃくれてるぞ寅太郎!

「抑えろ」
「離せこのマッチョ!!」

捕縛された虎太郎の代わりに携帯に出たのは、外国人のふりをした杉本で…(なりすましやめろぉ

『あ、タマタマさ!店の食物パクってきてくれない?』

どんなお願いだよ(笑)

「ドモー!小林君ノ友達ダヨ!彼ハ今ウンコダヨ。伝エルカラ場所教えるアル」
『元歌舞伎ボウルの6階!うんオッケー!よろしくね!』

歌舞伎町遊撃隊に危険が迫る!!

「小林さん!?」
「一体何があったの」

偶然店にやってきたシャーロック、ワトソン、モリアーティのおかげで寅太郎は助かりましたが。

「ガキ共があぶねぇ!兼古組のやべー奴が秘密基地に!最近出所してきた俺の兄貴分だ!」
「杉本か。シャバとムショを行き来している兼古組一のクズだ」
「なぜそんな人が子供たちを」
「金をスっちまったらしい!」
「頭を冷やせ、秘密基地の場所も分からんくせに」「しかし秘密の場所なら探しようがないね」「相変わらず諦めの早い男だね。方法もなにも聞くだけさね。小林に」
「「え!?」」

寅太郎は裏切り者

「モリアーティって誰かしら?」
「俺たちの隊長だ!」
「その隊長が封筒返しに来るだよ」

寅太郎の携帯(杉本が持っている)にモリアーティから連絡が入りました。小林に聞くだけ、というのはそういうことか。

「よーし暇つぶしじゃ。あいつがなんでタマか教えちゃろうやないか。あいつは、ワシらを裏切ったんじゃ…」

なんだかシリアスな雰囲気に…!?

『若造逃げやがった!』
『取立てに何てこづずっとんじゃいボケカスハゲェ!』
『す、すいません!』
『おまん、まさか逃がしたな!?』
『い、いや!俺は――知りましぇん』
『しゃくれとるで!嘘やないかい!』

逃げる寅太郎ですが、最後には捕まってしまい。

『お前は弱虫丸出し!寅太郎なんて名前台無し!どっちかっつーと猫だし!今日からお前はタマで小林!なぜか俺は欠むき出し!』

そんな安易なネーミングだったの!?

「おいでなすったぜ」
「――あっ!?」
「てめぇ!何しに来やがった!」

秘密基地に現れたのはモリアーティ、ではなく寅太郎でした!

シャーロック「あいつが組みを破門になったのは、馬鹿なくせに優しすぎるからだ」

『ははは!最高だなこれ!』
『つーか取り立てしなくていいの…?』

借金取立ての為に若造の家へ通っていたと太郎は、ある日若造が描いたマンガを発見します。それからというもの、売れないマンガ家の作品を見て、最高だな、と褒めて笑いました。

『こんなことしたら寅が!』
『いいから行け!』
『あなんでここまでしてくれるんだ!?』
『お前みたいなやつに初めて会ったんだ…。ガキの頃から俺の周りには人生諦めたロクでもねーやつばっかりだったからな。だから、よくわからねーけど…お前には夢見てて欲しいんだ』

逃がしただけでなく、若造が踏み倒した借金は自分が返す、と兼古親分に伝える寅太郎。お人好しすぎるよ!

「小林!」
「大丈夫!?」
「早く外へ…!急げ!」

そして今回も自分が身代わりになってほかの人間を逃がそうとします。

「行こう…!」
「おい、何してんだ!?」

ヨシオは寅太郎を見捨てられませんでした。仲間を逃がして一人現場に戻ります。

「盗んだのは俺だ!返すから小林を離してくれ!」
「小林!」
「どっちでもいいわ今更」
「に、逃げろ… !」

頭にボーリングボウル投下は痛い

「こいつの右腕あげあげしろ。お仕置きだよ…二度と悪さしねぇように」

ヨシオの腕を折る気ですか!

「や、やめろ…」
「やっぱお前はくるくる頭、誰も救えない人生金玉猫は虎にはなれねーYO!タマァ!」

それは借金を全額払い終わった日のことでした。書店で一冊の漫画雑誌を目にします。

若造の作品載ってた!しかも寅太郎が主人公のモデル…。

寅太郎は嬉し涙をこぼしました。

「俺はタマじゃねぇ…俺は、寅太郎だ―――!!」

落とし前

「小林さん!ヨシオくん!」
「杉本。落とし前つけぇ」

兼古組キタ━(゚∀゚)━!登場かっこいい!
ワトソンたちが助けを求めたようです。

「これか?ドッキリマンシールっちゅうのは」

足元に落ちたシールを見てシャーロックがなにかに反応します。

「観念せえ。杉本」
「う…あぁぁぁ!!うわああああ!アイキャンフラーイ!!」

杉本はガラス窓を突き破り、地上6階から落ちていきました。死に際までクレイジーな男だったよ…。

「小林」
「親分」
「相変わらず馬鹿やっちょるの」
「すいません…」
「探偵、頑張れよ」

兼古親分の器のでかさよ!
ポッターも彼らに連れていかれて事件は一件落着です。

「うーし!これを返しに行くぞ!今日は特別だ、なんでもおごってやる」
「まぁ駄菓子屋だけどねー!」
「…隊長、俺なんだ。封筒」
「お前は仲間を危険な目に合わせた。でも最後はちゃんと勇気を見せた。お前ならこの街のリーダーになれんじゃね?」
「…っ」

「ヨシオ!隊長!早くー!」

ヨシオはみんなのもとに走りますが、モリアーティの動きが止まります

「隊長、どうしたの?」
「……やっべー!俺このあと学校の友達とライブ見に行くんだった!」
「なんだよー!」
「じゃあまたね、モリアーティ」
「うん!」

なんだろう、この距離感というか雰囲気というか…。そして彼の足元には踏みつぶされた四葉のクローバーが。

「な、何してんの?」

すぐうしろにニヤニヤ顔のシャーロックがいました。

落語推理はなかったけど落語ラクダをGETした!

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寅太郎掘り下げ回でした!
今も昔も困っている人を放っておけない性格なんだな。しかもちゃんと労働で稼いだお金で返済しているあたり彼の本質を表していると思います。
若造の借金踏み倒しは褒められたものじゃないけど( ̄▽ ̄;)マンガ家になれたことで寅太郎の夢も叶ったのではないでしょうか。
歌舞伎町遊撃隊の言動が毎度辛辣で笑うのですが、いろんな意味で凄い大人成長するに違いない!ヨシオの夢も叶うといいですね。
そして不穏要素のモリアーティ。踏み潰された四葉のクローバー。何かが起こる前触れか…?
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