内容をカンタンに説明すると…
- 会長の妹、中等部の白銀圭が高等部の生徒会へやってきた。かぐやは外堀から埋めようと圭を懐柔しようとするが…。二本目は期末テストが近づいてきての勉強に対しての心理戦。
- とにかく会長は1位を死守したい。三本目は石上の赤点を防ぐべくかぐやのワンツーマン指導が始まる。かぐやが見離さないといえば絶対にどこまでも面倒を見るのである。
- 今回は…台風の影響で電車が止まり帰れなくなった会長をドライブデートがてら送り届けたいかぐやだったが思惑は失敗し、大雨で待ちぼうけをした結果風邪をひいてしまった。お見舞いに行くために神経衰弱対決を提案する藤原書記。彼女が使うトランプにはどうやら細工が仕込まれていて…?
【かぐや様は告らせたい 9話】かぐや様は送りたい/藤原千花は見舞いたい/四宮かぐやについて①【アニメ感想】
ドライブデートがしたい!
「雷がそんな怖いか?」
雷を怖がっていたのは藤原書記。
「耳塞いだらおへそ隠せないじゃないですか!普通考えたら分かるでしょ!普通考えたら分かるでしょ!普通考えたら分かるでしょ!」
(普通ってなんだっけ?)
音声で「ふつう」検索する白銀。出てきたのは「不通」で……。
「台風のせいで電車が止まってやがる!」
迎えに来てもらうこともできない白銀はピンチです。
(そうだ、うちの車で送って差し上げればいいじゃない。あれ?それってドライブデートじゃ…!)
《厳密には運転手を含めれば二人きりではないが、かぐや基準ではこれは立派なドライブデートにあたる》
(そうよ。会長が自分から乗せてと言えば問題はない。守銭奴の会長がタクシーを選ぶとは考え辛い。だとすればおのずと私に頭を下げてくることは明白)
かぐやは考える考える…。
(あっあれ!? 電車復旧してる!なんでこのタイミングで?もう少し頑張りなさいよ台風!)
状況がかぐやにとって悪い方向に!
(どうやらアレをやるしかないようですね)
対白銀 7つ道具①バッテリー切れ充電池!!
(会長がトイレから戻ってくるまでおよそ1分。その間に会長の充電池を入れ替える)
ピッタリ1分で仕上げました。玄人の仕事です。かぐやなんでもできるな…。
充電切れたのを見届けていそいそと帰るかぐや。門の前で待っていました。
(ここで待ってさえいれば…)
会長は…チャリで爆走していきました…。
お見舞いに行こう!
「四宮が風邪を引いたそうだ。そんで家にプリントを届けに行かなきゃなんだが…」
「私!私が行きます!私一度だけお見舞いに行ったことがあるんですが、風邪を引いたかぐやさんは…すっごく!甘えんぼさんになるんです!
超可愛いんですよ。もうねどれだけ抱き締めても怒られないんですから」
「ふ…ふ~ん」
白銀興味津々のふ~ん(笑)
「じゃあ誰が行くか…神経衰弱で決めましょう」
そのトランプですすめていくうちに白銀気づきました!
「イカサマトランプじゃねーか!」
石上「うーわ、マジじゃないですか。藤原先輩せこっ!姑息!しかも一応掛けておいた保険でバレるとか!いっちばん恥ずかしいやつ!」
会長のかぐやに対する妄想がただの変態な件。でも妄想なので誰も突っ込めないですよね。
《場所移動!それは必死に覚えた記憶を破壊する非常にウザったい戦略である》
石上「まぁあれだけびしょ濡れになってれば風邪くらい引きますよ」
「びしょ濡れ?四宮が?あいつ車で帰ったろう」
石上「校門の前で立っていて…誰か待ってたんですかね?」
(確証はない。もしそうなら…何が甘えんぼ四宮だ。ろくでもないことばかり考えてバカか俺は!だとしたら見舞いに行かなきゃならんのは俺だろ!)
白銀奮い立つ!そして…藤原トランプ二度目のイカサマバレました!
「だ…だってだって…お見舞い行きたかったんだもん!」
石上「これだからアナログゲーマーは浅はかというか…自分で掘った穴にはまったようなもんじゃないですか」
幼くなったかぐやさま
(これが噂の四宮別邸…ネットで見たことはあったけど実際スゲーな。お土産に飲み物やゼリーは失敗だったかもしれん)
「ワタクシ、かぐや様のお世話係を務めさせていただいておりマース。スミシー・A・ハーサカと申します。以後お見知りおきを」
カラコンに胸パットを入れた早坂がお出迎えです!
「…会長だ!どうして会長がいるの!?えっ!今日からうちに住むの?聞いてない!」
「住まない!住まないから!」
早坂「ジークムント・フロイト曰く人間の行動は欲望・イドと理性・エゴによって決定されるそうです。
人間の本能はイドを生み出し続け、エゴはそれらを抑制するブレーキの役目を持つ。ですが、エゴの源である思考力が何らかの理由によって失われたとすれば人はイドによって動く獣………
即ちアホになるということでーす。普段から脳をフル回転させてる人ほどこういうとき反動が大きいんですよね」
ただのアホ…だと…。
「さて私はそろそろ仕事に戻らないと。かぐや様のお相手をお願いシマス。
いいですか?この部屋には3時間ほど誰も絶対に入りマセ~ンが、変なことをしては絶対にいけマセ~ンよ?
その上この部屋は防音完璧デスし、かぐや様の記憶は残りマセ~ンので何したってバレっこないデスから。絶対に絶対に…変なことしちゃダメデスよ~」
いや、それってオススメしてますよね…?
「四宮…もしかして俺のせいで風邪引いたのか?昨日、俺を送ってくれるつもりだったんじゃないか?」
「分かんない。そうだったような、そうじゃないような…」
舌足らずで幼い!かわいい!
「私ね、いつもね、どうしたらいいか分からないの…初めてのことばかりだから、分からないの。
だから…私が知ってるやり方しか出来ない。他のやり方を知らない。こういう風にしか、出来ないの。
だから今日はね…一緒に寝よ」
ええ~~~~!!大胆!!
「照れてるんですか?お可愛いこと」
(ちょっと待て!四宮は今起きたことも忘れてしまい部屋には誰も入ってこない!
このあまりに都合のいい状況!さすがに俺も自分を抑えられる自信がない!)
いや、これどうなっちゃうんですか!!
……会長寝不足で速攻爆睡してました。
起きたかぐや、もちろん正気を取り戻して横に会長が居る状況にびっくりして追い出しました。ただの添い寝で終わった!(残念)
「は…早坂、私どこまで会長と…」
「さあ?」
「めちゃくちゃ…めちゃくちゃ耐えたのに!頑張ったのに!」
会長は夜の街を一人走って行きました。

まさかの結構大人な展開…!?にはならなかった~~~~。でも風邪を引いたかぐやさま別人度すごいですね。
お可愛い…。
よほどかぐやのベッドが気持ちよかったのでしょうか。
白銀、惜しい…。いや紳士というべきでしょうか。
妄想すごかったのに手を出しませんでしたね。
今回見舞い行きたいバトルの藤原書記と石上のやりとり面白かったです。
石上、めちゃくちゃ言いよるんだなと(笑)