前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- メディママが真人や真々子に対抗心を燃やす中、調理実習と水泳授業でのモンスター討伐授業が行われた。
- 結果を問わず息子の頑張りを褒める真々子に対して、「一番でなければならない」と執拗に娘を追い立てるメディママ。次第に本音を漏らすメディの様子に真人と真々子は気づいていた。
- 今回は…急遽行われることになった学園祭。メディママは模擬店の売上で勝負を挑んできた!母の暴走はしかし娘の、自分のためだと我慢するメディだったが、母の本当の気持ちを知り、ついに闇堕ちしてしまう!
【通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 7話 アニメ感想】学祭の主役は学生だ。それはただ制服を着ている人も含まれてしまうのだがな…。
学園祭が始まる!
「親のことで悩んでどうしようもない気持ちが沸いてくる感じとか、分かるからさ。他人事に思えないんだよ。俺はあの親子を何とかしてやりたいと思う。だから力を貸して欲しい。頼む!」
真々子とワイズ、ポータも賛同してくれました。当然のごとく混浴してます。裸で会議ってこういうことね( ̄▽ ̄;)
「あらあら、ポータちゃん!?湯あたりしちゃった?」
「ちょっ、やばいじゃんポータ!」
真々子とワイズがポータを抱えて風呂場を後にしました。
鉄壁の光規制で見えねぇ!くそぅ!←
「これは突発的なイベントに対しどこまで熱烈に参加できるかを調査するためのもの。重要な抜き打ちテストだ。出し物は自由、何でもアリ!」
突然の学園祭が始まります!なぜか母親たちも参加を許可されます。
テストの言葉に反応するメディママ。
「マー君マー君、学園祭の出し物、模擬店なんてどうかしら。お母さんね、お料理ならちょっと自信あるわよ」
「それいいじゃん!私賛成!」
「自分も賛成です!ママさんと一緒にお店したいです!」
「そちら模擬店にするならこちらも模擬店にします!そしてそれぞれの売上で勝負よ!勝つのは私たちですからね!」
あまりのしつこさに言葉をなくす真人達。
後ろではメディの目がどんどん闇に呑まれてます。そろそろ本当に限界が近そう。
「好きです真々子さん!!俺と付き合ってください!!」
学園祭準備のさなか、母親が生徒に告白される現場を目撃した真人!
「真々子さん大人気なんですよ。下駄箱にもラブレターがたくさん入っていました」
「そ、そうなのか。でも俺はマザコン魔王じゃないから相手に戦いを挑んだりはしないぞ」
メディが話しかけてきました。メディは先の母の言動を代わりに詫びます。
「メディが謝ることじゃ・・・」
「お母様の行動はすべて私のため。娘を一番にしたいという親心がそうさせているんです」
「もう少しだけ・・・勝手なものいいですがどうか辛抱してください」
「メディは、それでいいのか?」
「周りにご迷惑をお掛けするのは心苦しいですけど・・・。私はお母様を信じています」
毒親といえど母親です。メディなりに親子の絆を大事にしていたんですね。
波乱の学園祭!
学園祭が始まりました。
そこに行列をなす人気店がひとつ。
真々子の模擬店でした。お店の中はお客さんでいっぱい。接客の真人達も大忙しです。
”お母さんの背中”ってなかなかのネーミングセンス(笑)
「お腹を空かせた子供たちが待っているんですもの!お母さん頑張っちゃうわ!」
「ぼくお母さんのお手伝いすゆ!」
「僕お箸運ぶぅ~~!」
「みんないい子ね。お母さんとっても助かるわ!」
客を幼児返りさせて手懐けた最強真々子です!!
「どうしてあんな店が私たちのカフェより・・・!?」
メディとメディママの店は閑古鳥が鳴いていました。
「あなたの水着姿を餌にしてあちらの客を私の店に誘うのよ!どうしてもというならM字開脚も許可します!」
娘を売るのか!!ヽ(`Д´)ノ
娘をひん剥いたメディママ。そこへ真人がやってきます。
「メディは学園祭楽しんでるかな~、と見に来たところでした・・・」
相変わらずタイミングが悪い真人です(笑)
メディの裸体を見た罰として、メディママに技をかけられ棺桶送りになりました。
「え?勇者真人、数々の即死により死亡形態から浮遊形態にレベルアップ?」
ワイズの処置のおかげで新たななスキルを獲得しました。
霊体になった真人はメディにもメディママにも見えません。
「あの、お母様。真人くんを早く蘇生してあげないと・・・!」
「そんなものは後でいいわ!それよりこの開放の力で貴方の魅力をもっともっと引き出してあげる。真人くんを骨抜きにして操り、自分たちの店をめちゃくちゃにさせなさい!そうすれば私たちの勝利は確実よ!」
流石に卑怯なのでは、というメディですがメディママは聞く耳を持ちません。メディママの頭には勝利しかありませんでした。
「何なんだよあの人・・・」
真人もドン引きです。
ワイズ「Hey蘇生!」
真人「ヘイ!」
蘇生の仕方雑(笑)
「私、こうやって学園祭を恋人と回るのが夢だったんです!あ、私ったら恋人だなんて何言ってるの、嫌だもう恥ずかしい!てへっ」
「・・・・」
真人を学園祭巡りに誘ったメディ。先ほどかけられた魔法のせいかキャラが変わっていました。
「でも夢が叶う瞬間に隣にいるのが真人くんなんて、やっぱり真人くんは私の運命のヒトかも、なんて。言いすぎですよね!」
「うん・・・言い過ぎだな。ていうかさ、ちょっと話をしよう。俺、分かってるから。」
真人は、メディがメディママに命令された現場を見た、と正直に話します。
「もう馬鹿みたい・・・なんなのこれこんなことしたくなかったのにあの得体の知れない杖で開放の力を与えるとかそのせいでこんなことに!!あぁもうあの毒母!!!」
「メディ?」
メディの感情が爆発しかけた時、背後からメディママが現れます。
「勝負のためにメディに無理させるのとか、そういうの全部やめてほしいなって思います・・・。お願いします!」
頭を下げる真人ですがメディママは戦う姿勢を崩しません。
「決着ならもうついてるんじゃないですか?」
「まだよ!これよ!」
「ミスコン!?」
「お互いの店の看板娘同士で直接対決をしましょう!」
真々子が優勝する未来しか見えないでしょ!!
本当の気持ちは
「今回のミスコンはこの声援測定器が皆様の声援の大きさを測定し優勝者を導き出すシステムになっております!」
仮装大会のアレだ(笑)
ミスコンが始まりました。
エントリー1はメディ。8がワイズで、その間は全てモブです。実質メディVSワイズですね。
メディ「よろしくお願いしま・・・っ」
マイクにごっつんこ☆
「す、すみません!うぅ~~恥ずかしいっ////」
これはぶりっ子じゃないように見えますね!(本当はぶりっ子?
90点獲得!メディママは優勝を確信します。
真人「爆死確実なこの状況でなんであんなドヤ顔決められるんだ?まさか勝算があるとか?」
エントリーナンバー8、賢者ワイズは優勝候補の出番ね、とマイクの前に立ちます。
ポータ「頑張ってくださいワイズさん~~」
ワイズ「あいたっ!あぁっ、すいません~、私ドジっ子でっ、てへっ☆」
静まり返る会場!
これは確実にぶりっ子だった!二番煎じなのもよくなかった!(笑)
「あんたたちこういうの好きなんでしょ!!?だったらもっと盛り上がってもいいじゃん!」
ポータの必死の声援で2点獲得しますが余りにも情けない結果に!勝敗は喫したかのように見えました。が!
司会「言うまでもない結果を発表しなければならないので―――ここで飛び入り参加の方を募集します!どうぞ」
メディママ「!?」
真々子「あら、だったら少しお邪魔してもいいかしら」
本命キタ――(゚∀゚)――!!
真々子が味噌汁の入った鍋を持って壇上に上がってきました。店のコンロが壊れたそうで、ワイズの火を借りに来たらしい。味噌汁は一瞬で温まりました。
「せっかくだからお店の宣伝をしていこうかしら」
「みんな~!お味噌汁できたわよ~!でも熱いから、お母さんがフーフーしてあげるからね。食べに来てね~~」
999という異次元の得点を叩き出した真々子が堂々の優勝です。やっぱり美味しいところは真々子が持っていくよ!
悔しさを爆発させるメディママ。真人はメディの腕を引っ張ってその場をあとにします。ワイズ、ポータもついていくことに。
真人「なんとなく俺の本能?子供としての直感がすぐにアノ場から逃げろって・・・」
ワイズ「あぁ、そういう事。娘のことでまた暴走しそうな母親がいたのね」
メディも察します。
4人は腹を割って話し合うことに。
ワイズ「あんたさ、どこまで親の言いなりになれば気が済むのよ?私だったら絶対嫌、だって私には私の意思があるし!あんたは違うの?」
メディ「私にだって意思はあります・・・!ちゃんとあります!」
ワイズ「だったらちゃんとそれを言いなさいよ。あんたは今どうしたいの?大丈夫、ここには私たちしか居ないわよ」
せっかくの学園祭。友達と協力して模擬店をやって、いっしょに笑って騒いで。もっと純粋に、普通に楽しみたい。とメディは言います。ようやく本当の気持ちを話してくれましたね。
「でも私には友達がいません。だから・・・・」
「そんなことはないぞ!」
「そんなことはないわ!」
「そんなことはありません!」
真人、ワイズ、ポータが同時に反論します。
「友達ならここにいるぞ!俺がいる!」
「私もいるし!」
「自分も!自分でよければ!」
み、みんなぁ・・・!(´;ω;`)
「メディが自分の意志で自分のやりたいことを言うのなら俺は友達として一緒にこの学園生活を楽しみたい」
「でもお母様がたくさん・・・・・・ご迷惑を・・・・・・・・」
「こっちも親では苦労してるからな。同じ悩みを抱える者同士として仲良くやっていけるさ!」
3人はメディの手を取って微笑みかけます。
「みなさん・・・・・・。私っ、友達と一緒に思い切り遊びたいです」
「お母様の命令なんかじゃなくて!自分が思うとおりにみんなと楽しいことをして!パーっと騒ぎたいです!」
メディママの本心とメディの暴走
「一体何をしているの?何を言っているの?」
「お、お母様・・・。あの、私は。私と仲良くしてくれる真人君たちと、仲良くしたくて、だって、初めて出来た友達で」
命令通りに動かなくなったメディに、メディママが黙っているはずがありませんでした。
「友達なんてどうでもいいでしょう!あなたがすべきことは一番になること!それだけなのに!あぁもう!!あなたって娘は―――!」
杖を振り上げるメディママ。そこに双剣の真々子が立ちふさがります。
「またあなた!?どうしていつもいつも!本当に目障りね!」
「申し訳ありません、でも、それでもお話させてください。自分の子供が一番であること、それは母親にとってとても嬉しいことですよね。そのお気持ち、よく分かります」
「そうでしょう!」
「でもだからと言って子供に辛い思いをさせるのはどうなんでしょうか!?」
子供が傷ついて獲った1位の価値は・・・。
「メディには1番になってもらわなければ困るのよ!だって娘が1番になれば、育てた私は1番の母親を名乗ることができるもの!!」
メディママは叫びました。
これが本音か(´・ω・`)
娘のため娘のためと言ってきたのは全て自分のためでした。
メディ「もう、いいです。もういい」
メディママ「?」
真人「メディ!?」
メディ「わたしはずっと耐えていたんです。お母様がすることはどれも痛くて苦しくて悲しくて。それでもお母様は私の為にそうしてくれてるんだって、信じていたから頑張れた」
「なのにそれが全部自分が1番の母親になるためだったとか・・・・・・・・・・・・・。こんな裏切り、ありえませんよね???」
メディの闇落ちも必然でした。
「杖よ!私の全てを解き放って!!!」
メディが発する禍々しいオーラは次第に範囲を広げます。
「モウ何モカモ!!許セナイ!!!」
メディの魔獣化!?
( ゚∀゚)o彡おっぱいドラゴンだ!!
それだけメディママが手強いんですよね。
毒親でも母を想っていたメディ。しかしメディママは自分のことしか考えてなかった…。メディに苦痛を与えて彼女の意思まで踏みにじり、それすらも娘のためだと言い訳をして自分の欲望を叶えようとするなんて!親以前に人として、あまりにも身勝手です。
次週で決着つきそうですが、メディママを改心させるだけでなくおっぱいドラゴンになったメディも闇堕ちから救わねばなりません。
真々子がいるから一応大丈夫だと思うけど…この親子、どうやったら和解させられるんだ!?(;´д`)