【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 19話 アニメ感想】マーリン徒歩で来た!山の翁、降臨!ギルガメッシュ&キングゥの最期!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • キングゥに接触したギルガメッシュは「思うままに事を成すがいい」と告げその場を後にする。いよいよ最終決戦が開幕。
  • ケツァルコアトルの宝具により大量のラフムと乱入した牛若丸、帰還した弁慶は消滅。しかしティアマト神を倒すには至らなかった。ケツァルコアトル、藤丸の令呪をもってしても勝機が見えぬ中、ゴルゴーンが復活して…!?
  • ゴルゴーンの宝具でもティアマトの侵攻を止めることができない。ディンギルを一斉照射するギルガメッシュ王も狙撃されてしまう。キングゥの参戦。そしてつながる地上と冥界。エレシュキガルも想定外の反撃をティアマトが見せるなか、颯爽と現れたのは花の魔術師だった。

【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 18話 アニメ感想】ゴルゴーン復活!ケツ姉の超戦闘!ギルガメッシュのカリスマ性!

2020.02.23

【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 19話 アニメ感想】絶対魔獣戦線メソポタミア I

致命傷じゃねーか!

ゴルゴーン再降臨!?
敵か味方か…((((;゚Д゚))))

「俺たちに力を貸してくれるのか…?」
「力を貸すだと?むしろ貴様らは邪魔ものだ。ティアマトの翼は私が砕く。地を這うのはヤツのほうだと教えてやらねばな」
「任されることなど何もない…」
「――!」

藤丸は何かに気付きます。
もしかして…

「早く行け」
「うん。ありがとう。さようなら」
「待ってください先輩、あのゴルゴーンはアナさん…」
「マシュ!分かってる」

(さよならは言えませんでしたが私にはこれで十分です。ごめんなさい。あなたたちにはこの姿を見せたくなかっただけ。きっと余計な傷を負わせてしまうから)

その声は憎悪に満ちたゴルゴーンのものではなく、アナの面影を残していました。

「けれどティアマト神、あなたには本当の傷を与えましょう!」

宝具発動!

「お花、ありがとうございました」

今度こそ本当に退場…。穏やかな最期だった。

「だめだ、飛行は封じたが黒泥を生み出す限りウルクへの侵攻は止まらない!」

なん、だと…

「二柱の女神、考えうる最大の戦果を出しよった。女神にもましな連中がいるということか」

ギルガメッシュが神を褒めるのって珍しいのでは?

「王!!」
「戻ったか。見るがいい。ウルクの全容を。これがあと一歩で地上から消え去る一つの世界の終焉だ」

黒泥の浸食、ラフムの侵攻、わずかに残った生存者もついに絶えます。

「来たぞ、我らが母のお出ましだ」

「今よりティアマトへ、ウルクの最後の意地を見せてくれよう!そこでしかと見届けるがいい!」

ディンギル一斉掃射キタ――(゚∀゚)――!!

「俺を誰と心得る!このウルクに設置したディンギル360基、すべて俺が作り魔力を込め統括するもの!死ぬ気でこの体を酷使すれば一斉に操れるわ!ティアマト神の足止め、ここで見事に果たして見せよう!!」

王の死ぬ気顔は貴重!!(顔がいい

「エレシュキガル!冥界の準備を!」
「あと少し!あと少しだけ持たせて!」

その時、藤丸めがけて攻撃が放たれます。

「あ……」

しかし藤丸は無傷でした。
こぼれ落ちる血…!ギルガメッシュ王の腹に穴が!!

「狙撃とは小癪な。狙いもいい。やるではないかティアマトめ」
「ぎ、ギルガメッシュ王、私が!」
「はっ!気にするな、致命傷だ。貴様らが無事ならそれでよし!」

こんなん格好良すぎてついていくしかないでしょ

「やめてください、いくらなんでもその体ではもう!」
「無理だというか!俺は限界だと!?もはやウルクは戦えぬと!?貴様もそう言うのか」
「――いいえ」
「!」
「いいえ!ウルクはここに健在です!!」
「よくぞ言った、では俺もいよいよ本気を出すとしよう。…まぁ初めから全力だが。見栄というやつだ!」

 勇姿

「数が多すぎる、こんなの!こうなったら冥界に叩き落すためにためた魔力、ぶっ放させて…」

そう言ったイシュタルの背後から、ラフムに向かって無数の鎖が放たれます。

「うそ、あの鎖…」

キングゥキタ――(゚∀゚)――!!

「なぜ生きている!キングゥ!」
「こんな量産型にてこずるなんて。旧人類は本当に使えない。それでよく僕相手に大口をたたいたものだ」

藤丸、それにギルガメッシュ王も。

「人間の味方なんてするものか。僕は新しい人。ただ一人の新人類・キングゥだ。だけど…」

ギルガメッシュ王の言葉で気づいてしまった。

「母親も生まれも関係なく本当にやりたいと思った事。僕にはそんなものはない。無かったんだよギル…。でも思えば、一つだけあったんだ。君に会いたかった。君と話したかった。この胸に残る多くの思い出の話を、その感想を。友として君に伝えたかった…!でもそれは叶わない。それは僕ではなくエルキドゥの望みだ。僕、キングゥの望みは変わらない。僕は人の世を維持するべく生命を受けた。さようなら。母さん。あなたは選ぶ子供を間違えた。この体はやるべきことを覚えて言える」

「ティアマト神の息子、キングゥがここに天の鎖の名を示す。エヌマ・エリシュ」

キングゥの巨大な鎖がついにティアマトの動きを封じます!

「俺は2度友を見送った。一度目は悲嘆の中、だが此度は違う!その誇りある勇姿を永遠にこの目に焼き付けたのだ!礼を言うぞ藤丸。この時代のすべてを動員してもおそらくここ止まりだっただろう。貴様は異邦人であり、この遺物であり余分なものだった。だがぞの余分な物こそが、我らだけでは覆しようのない滅びに対して最後の行動を起こせるのだ時は満ちた。すべての決着は貴様たちの手に委ねるものとする」
「はい!」

そしてイシュタルの「山脈震撼す明星の薪(アンガルタ・キガルシュ)」によりウルクと冥界が繋がります。

「マシュ!」
「はい、マスター!」

手を取り合う藤丸とマシュ。

藤丸が最後に見たギルガメッシュふつくしかった…
すべては託された!

 冥界へ!

「エレシュキガル!」
「ようこそ冥界へ。特例で冥界での存在権と浮遊権を私が付与したわ!あなたたちはいま、冥界において生命としてカウントされていません。本当の本当に特例なんだからね?」
「助けてくれてありがとう!」
「そ、そう?ならいいのだわ」

相変わらず可愛いのだわ!

「藤丸もマシュもあれを観なさい」

ティアマト神の誘導に成功。
イシュタルの宝具級の熱量がティアマトを絶えず焼き尽くしています。

「冥界において断りもなく生者が侵入した際の防衛機工よ。これはウルクという世界が定めたルール。これはティアマト神も決して例外じゃないわ」

エレシュキガルだけの特権!ドヤ顔にもなるはずです(笑)

「冥界の主人として決めさせてもらうのだわ。この者に我等が冥界の鉄槌を!」

ティアマト神といえど冥界ではただの神。エレシュキガルとガルラ霊の総攻撃の前にはひとたまりもない!…はずでした。

「!? ティアマトが泥をかぶった!?」
「ケイオスタイド浸食!まずいぞ、このままでは冥界を乗っ取られる!」

「ええええっ!?なな何!?何が起きるのだわ!?」

あたふた可愛い。
エレシュキガルのターンオワタ(笑)

霊気の神代回帰、ジュラ紀まで進行、冥界に落ちた際の損傷も復元していきます。

「そこにいるのは紛れもない、神そのものだ!ケイオスタイドの波が来れば終わりだ!何とか抑えられないのかい!?」
「やってみるのだわ…。やってみるけど、こんなの浸食が圧倒的過ぎて…」

冥界全体の出力も落ちる中、一刻の猶予もありません。

「ここで倒さなければ跡がない!推測だがティアマトはいま一番弱い状態なんだ!冥界から抜け出す前に仕留めないと…!」

これで!?(;´∀`)

「覚悟を決めなさい!エレシュキガルーー」

直後、藤丸たちを飲み込まんばかりの泥が視界いっぱいに広がるのでした。

 花の魔術師と死神

「?! ケイオスタイドが加速度的に無害化してるぞ…?」

黒泥が反転、花に。冥界に美しい光景が広がります。

「ラフム排出数0、じゃあ、あそこに見えるのはただの…」
「まさか!!」
「よーし間に合った!」

「泥が命を生むなら無害な命に代えてしまえばいいじゃないか作戦、大成功だ!」

ここでまさかのマーリンだぁぁ!!!
フォウくんが怪訝な顔になったの笑う。

「私は本物。正真正銘のマーリンだ。慌ててアヴァロンから走ってきたのさ!」

徒歩で!

「僕は悲しい別れとか大嫌いだ。意地でも死に別れなんてするもんか。だからここは心条を曲げるときだと判断したのさ。これは花の魔術師、その二つ名の面目躍如というわけだ。称賛しておくれ」
「再会できてうれしいです」
「本当に来てくれてありがとうマーリン!」

藤丸たちの反応に嬉しそうなマーリン。
冥界の出力も低下します。が、ティアマトはまだ飛ぶ気でした。再会を喜んでいる暇はないらしい。

「これこそは人間が置き去りにした、人類史に最も拒絶された大災害。七つの人類悪のひとつ、回帰の理を持つ獣・ビーストⅡだ」
「飛翔を開始するぞ!ウルクに戻ったら冥界の防御も無効化される!何よりまた死ぬことがない無敵の状態に戻ってしまう」
「藤丸君、マシュ。この特異点における君たちの旅はどこよりも激しくそしてあの獣は何よりも強かっただろう」

神々と王の全力をもってしてなお倒せない敵。あとマーリンの綺麗なだけの花も(´・ω・`)

「実に多くの手を尽くしてきた。だがまだ足りない。あれはまだ恐怖を知らない。天敵を知らない。”彼”という死を知らない。”彼”を呼んだのは他ならぬ君だ、藤丸くん。彼がこの地に現れる条件は整っていたんだよ。抑止の獣に対抗する世界の兵器、すなわちグランドクラスのサーヴァントがね。だから君たちの戦いにはすべて意味があったのさ。さぁ、天を見上げるがいい原初の海よ!そこに貴様の死神が立っているぞ」

藤丸たちが見上げた先に誰かがいる!

「幽谷の淵より、暗き死を馳走しに参った。 山の翁、ハサン・サッバーハである」

ジウスドゥラ、グランドアサシン!!

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アナとゴルゴーン、入り混じるような声に胸が熱くなりました。改めて別れの挨拶をできたのも救いか。
神、人、王が最後の時まで抗う姿に惹かれますね。
ギルガメッシュ王は本当に最後まで格好良かった!!キングゥの勇姿もしかと目に焼き付けましたよ!
そしてまさかのマーリン復活で歓喜せざるを得ない(^O^)
アニメ組なので山の翁をよく知らないのですが強キャラ感半端ない…!
残り2話、藤丸たちの戦いを見届けたいと思います!
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