内容をカンタンに説明すると…
- デイルの故郷へと向かう道中で、美しい港町・クヴァレを訪れたデイルとラティナ。レストランで食事をとることに。
- そこでラティナは、楽器を演奏している女性の腕輪が、自分の持っている腕輪と似ていることに気づいて…。
- 今回は…近くまで迎えに来てくれた獣人族の男はデイルの親戚のヨーゼフだった。紫の神 (バナフセギ)のお告げという言葉を聞いて動揺するラティナ。その後、デイルの家へ近づくと攻撃をくらうはめに。
【うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。8話】青年、故郷に着く。【アニメ感想】
親バカ達
「そうか。獣人族を見るのは初めてか。そろそろ来る頃かと迎えに来たんだが脅かしちまったな」
「このヨーゼフは俺の親戚なんだ。こいつの母親が俺の親父のまたいとこなんだよ」
先週ラストに意味ありげに出てきた謎の男はデイルの親戚でした。
「しかしヨーゼフが親父になってたとはな」
「もう2歳になるんだ」
獣人族だから、子供がまんま獣。人間味ゼロなんですが。
「目元はお母さんに似てるけど顔はヨーゼフさんに似てるね」
「そうだろうそうだろう」
「奥さん綺麗な人だね」
「そうだろうそうだろう」
(獣人族の見分けがつくのか…俺にはさっぱりだ~)
ラティナ見分けつくようです。
「そういうお嬢ちゃんもいい毛並みだな~」
(褒める所はそこなのか!)
料理の準備をしている奥さんのところへ行くラティナ
「山菜がそんなに珍しい?」
「クロイツの近く、山ないから」
「手伝ってもらえるかい?」
「うん!」
「こんにちはマーヤちゃん。ラティナだよ」
「ウーテさん。シチューおいしい。何のお肉?」
「猪だよ。このあたりは多いからね」
「明日は村の男連中総出で狩りに出る。うまくいけば保存肉とか持たせてやれるぞ」
「そんなに大掛かりな狩りなのか?」
「紫の神 (バナフセギ)の巫女さんのお告げが出たからな」
ラティナ明らかに動揺しています。
( 紫の神 (バナフセギ)…未来を垣間見ることができるという加護を与える神…もしかしたらラティナが故郷を追われたのは…)
察しの良いデイルに察しの良いマーヤちゃん。マーヤちゃんはラティナの様子を見て痛い痛い?と心配し、号泣。
「小さい子供ってのは周りの感情に敏感だからね。ラティナちゃんも泣きたい時はちゃんと泣いとくべきだよ」
ラティナも泣きます。
イノシシ(超巨大)狩りのあと少し離れた場所でラティナはデイルに話をします。
「ラティナ悪い子なんだって。だからもう生まれた所には帰っちゃいけないんだって。ラティナそう予言されたんだって…家族はね。違うって言ってくれたの。ラティナ悪くないって。
でもね!でもね!ラティナのせいでラグ死んじゃったんだよ。ラティナと一緒にいてくれたから…予言通りなの…ラティナきっと悪い子なんだよ…」
「予言の詳しい内容、覚えているか?」
「わかんない…周りの人にいっぱい言われてすごく怖かったから…」
「ラティナ。神の言葉は人には難しいもんだ。人の運命を読み取るみたいな高位の予言なんてものは特にな。
だからラティナの家族がラティナは悪くないって言った言葉の方が正しかったのかもしれない。
少なくともラティナの家族は予言の言葉をそうは捉えなかったんだ。ラティナの事を完璧に断言する言葉じゃなかったんだよ」
一時お別れの時。
「マーヤちゃん!また遊びに来てもいいかな?」
マーヤギャン泣き。
「あ~もう…いいからもうお前ら出発しろ!そのうち諦めるから…」
「あてぃあ~!」
実家の洗礼
実家に近づくにつれ割と冗談では済ませられない罠がそこかしこに
仕掛けられていました。
「こんの…クソババァー!!」
「ばぁちゃんにクソババァなんて言うもんじゃないよ!」
「おふくろもおふくろだ!久しぶりに会った息子をガチでやる気かよ!」
「やだねぇ。ちょっと入り口塞いだだけじゃないか」
「デイル…家族と仲悪いの?」
「いや…あのなラティナ…」
「「女の子!?」」
「あの…ラティナっていいます。初めまして。お世話になります」
「あらあらかわいらしいこと。ごめんね怖い思いさせちゃったね」
デイルが少しミスったら大怪我するとこでしたよ。
「ティスロウって村の名前じゃないの?」
「ああ。この村に住む俺達一族の名前だ」
「村には特に名前がないからそう呼ばれてる。うちの村の人みんなティスロウだから家名ってのもないんだ」
「でもデイル、いつもデイル・レキって名乗ってるよ」
「ああ。この村には役割名ってのがあるんだ。俺のレキってのは一族の古い言葉で”外に出て戦う者”って意味だ」
「靴を脱ぐの?」
「うちの一族はずいぶん昔によその土地から流れてきたらしいからラーバンド国とは違う習慣も多いんだ」
デイルのことに一気に詳しくなれましたね。
おばあちゃんに抗議をするデイル。
「前と同じようならいっちょ根性叩き直してやるのもいいだろうって。ランドルフ達が気張ってな。
どこで見つけてきた?この童子」
「拾った」
「おばあさんはデイルのおばあちゃんなの?」
「そうだよ。お嬢ちゃんの方がうちのバカ孫よりちゃんとしてるねぇ」
「デイル、ラティナにいっぱいよくしてくれていっぱい教えてくれたりするの。だからデイルバカじゃないの。
ラティナ、デイルのおばあちゃんでもデイルのこと悪く言うの駄目だと思うの。
それでもね。デイルもおばあちゃんのこと悪く言うの駄目だと思うの」
しっかりしてるな~~~。
「ふくれっつらもかわいいな~ラティナ」
「お嬢ちゃん。飴っこ食うか?」
「くそ…油断ならねぇババァだ」
「デイルは家族と仲悪いんじゃないんだよね?」
「ああ」
「じゃあなんで喧嘩してたの?」
「あ~…ちゃんとやれてるか確認されたって感じかな。前回帰ってきたのはラティナと会う少し前だったからな。俺が一番駄目になってた頃だ…心配かけてたんだろうなぁ」
そのあたりの話し、詳しく聞かせてください。
「俺もラティナのおかげで幸せになれたってことだよ」
勘違い
デイルの父が話を切り出します。
「ところで手紙で知らせた結婚式の日取りだがな」
「結婚…式?」
ラティナ動揺。
「ああ。で、相手は誰なんだ?」
「相手…」
ラティナがショック受けてます。
「下の村長の娘に決めた」
「フリーダか!」
Σ(゚д゚lll)ガーン 青ざめまくり。
「おかえり兄貴」
弟のヨルクが入ってきました。
「ヨルクの結婚式にはラティナの晴れ着も用意させるからな」
「結婚式って弟さんの…」
ほっとするラティナ。
「デイルの部屋の隣にベッドの用意してあるからね」
ラティナのわずかな声も聞き取るデイルすごいな…。
部屋に入るとなぜは部屋の隅っこに。
「目が覚めたらラティナ怖くなって…でもデイルどこだかわかんなくて…デイルいないの怖かったの…」
やっぱり一緒に寝ることに。
朝、デイルを起こしに行ったデイル母が見たものは…。
「母さんもね。人はそれぞれだと思うんだけどね。それでもラティナちゃんはまだ小さいと思うのよ」
「おふくろの頭の中の俺がどんなんなってるかは聞かねぇけどな!それ違うからな!絶対!」
デイル父「そういう嗜好だったのか…」
「真面目な顔でそういうのいらねーから!」
「デイル…ラティナわがまま言ったから…ごめんなさい」
「ほら~!ラティナが本気にしちまっただろ」
「まぁまぁ。ほんとにいい子だね」
「うむ」
「ラティナ。おふくろ達は俺をからかってるだけだから…」
その後もいじられ続けるデイル。これはきつい…。
「やっぱり俺の癒しはラティナだけだ~!!」

1年に一回くらい帰ってるのかと思いきや数年レベルで帰ってなかったんですか?獣人族って狼さん達が二足歩行してるって感じの認識でいいんでしょうか?
マーヤちゃん小さすぎて人っぽさがほぼないです。
デイルの家族はノリがいいんですけど少々やりすぎでは…。
あんなにいじられたら家出ますって(笑)
駄目だった時のデイルのエピソード少しでもやってもらえませんかね?