【フルーツバスケット 21話 アニメ感想】花ちゃんの弟登場!愛と嫉妬は表裏一体!素子の由希愛!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 羊の十二支・草摩燈路は自ら透に会いに来るも、何故か敵対心を剥き出しにしていた。その裏には透を「お姉ちゃん」と呼んで慕う杞紗への恋心と嫉妬が。そして慊人が起こした杞紗への暴行事件も暗い影を落としている。
  • 屁理屈と身勝手で透を困惑させる燈路だが、実は自分の子供じみた振る舞いに嫌悪感を抱いていた。「草摩燈路さんは何もできなくないです。草摩杞紗さんを守る素敵な王子様になっていけます」。透の言葉に勇気づけられた燈路は、大切な人を守るために少しづつ成長していく。
  • 今回は…草摩由希のファンクラブ、通称プリンス由希3年代表の素子は彼と親しげにしている透の排除計画に乗り出す。しかしその前に、障害となる電波女・花島咲を倒さねばならなかった。花島家に乗り込んだ素子は咲の弱点を握ろうとするが!?

【フルーツバスケット 20話 アニメ感想】燈路は生意気小学生!?杞紗への想いと慊人の影!

2019.08.17

【フルーツバスケット 21話】売られた電波は買わなくちゃ【アニメ感想・名場面】

由希ファンクラブ、動く!

魚ちゃん「見ろ透!花島が木下たちとだべってる!」

珍しい光景でした。

「次の新聞で電波の特集を組みたいから、放課後、取材も兼ねて私の家によっていいかって」
「そんな特集してどうすんだ?」
「さぁ?でもなんだかよからぬ電波をひしひしと感じたわ」
「え!?」
「OKしたのか?」
「もちろん。売られた電波は買わなくちゃ」
「よっしゃそうこなきゃな!」

あからさまに怪しいですね!
興味津々の魚ちゃんは花ちゃんの家へ行くことにしました。

「透くんも来る?」
「あ、」すみません、今日もバイトで…その後杞紗さんと燈路さんがいらっしゃるので……」
「そう。仕方ないわね」

申し訳なさそうな透。花ちゃんもどこか残念そうです。

「あぁ、なぜでしょう!?今日の由希は一段と美しく輝いて見えます!あれは王子の輝き!由希の天性の光なのです!」

由希ファンクラブの人、お久しぶりです。今日も絶好調ですね(笑)

「素子先輩!電波女潜入計画成功です!」
「でかしました!でかしましたよ!」

先ほど花ちゃんと喋っていた子達がやってきました。
集結したのはプリンス由希メンバー1年代表山岸澪、2年代表木ノ下南、3年代表皆川素子。

「私たち3人の手で必ずや成功させるのです!本田透駆除政策を!」

な、何だと!?

《プリンス由希。それは海原高校に存在する草摩由希のファンクラブである。その会員数は海原女子半数にのぼり、みんなで我が校に舞い降りた王子をたたえ、愛し、守るをモットーとする。平たく言えば抜け駆けすんなよこのアマ!である。クラブの決まりは厳格かつ絶対。これらに反したものはクラブ以外のものでもお仕置きを受けるとか受けないとか》

透が標的になるのも当然でした。由希のとなりで笑い、登下校を共にし、由希の親戚(夾)とも親しげにしている彼女の振る舞いが、プリンス由希メンバーとしては許せないらしい。

面倒くさいな!透も由希も大変ですね( ̄▽ ̄;)

素子達にとって透は「由希を騙す魔女」という認識です。そんな魔女を庇護するのが魔王。電波を操る電波女もとい花ちゃんでした。

なんとなく流れが読めてきたぞ( ̄▽ ̄;)

「魚谷ありさはヤンキーだけど人間です!まだ太刀打ちできるすべはあります!でも花島は!あいつはもう人間じゃないです!」
「えぇ、えぇ。全くその通りです!」

酷い言われ用だ(笑)

「魔女を駆除したくばまずその前に立ちはだかる魔王を退けなければなりません。だからこそ今回の電波女宅潜入計画の失敗は許されません。なんとしても魔王の弱点を見つけ出し、それを持って毒電波を封じるのです!それはつまりいたいけな由希の心を守るためでもあります!」

花ちゃんに弟が!

放課後、駅を降りて花ちゃんの家に向かいます。

「二人共、臆してはなりません!強気です!」
「はい。でも花島先輩の家ってどんな感じでしょう?」
「え!?」

周りに十字架のお墓があって、蔦がそこらじゅうに蔓延るレトロな洋館で、いつも空が曇ってて、部屋には謎の魔法陣とか像が転がってて、儀式なんか始めちゃったりして…。

プリンス由希メンバーの妄想が止まらない(笑)

「着いたわ。ここよ」
「早」
「普通の家だぁ~~!!!」
「も、もうっ!澪さんてば驚かせて!」
(決戦の時は今、ですわ!)
「「はい…!」」
「参りましょう!」

来客3人を2階の窓から見つける人物が・・・。怖いよ!

しかし家の中も見た感じ普通でした。素子達は少し安堵します。

「お茶を淹れてくるわ。私の部屋は2回の突き当たり。あと。この家の中では本名を語らない方が身の為よ」
「!?(なぜに・・・!?)」

安心するのはまだ早かった!(;´д`)

素子「魔王がいない今がチャンスです!魔王の弱点を探すのです!」

花ちゃんの部屋に到着!
人の部屋を勝手に漁るのは良くないですよ!
部屋は黒寄りの紫、服も黒、化粧品も黒、意外にも少女漫画がありましたが弱みになりそうな物はありません。

「いざとなれば下着であろうとなんであろうと!使えるものは何っ・・・でも・・・・・・・・」

クローゼットを開けた素子は少年のようなものを目撃してしまいました(笑)

「お待たせ」
「花島さん!今襖の向こうになんか!!」
「あぁ、恵?」
「恵!?」
「私の弟。靴があったから学校から帰ってきたのは分かってたけど・・・」
(弟なんていたのかぁ!)

そういえば前に家の様子が映された時、弟っぽい子がいたような( ̄▽ ̄;)

「隠れてないで挨拶なさい」
「・・・どうも」
(シャキっと出てこいや!)

幽霊を使役しそうな感じの独特な雰囲気をまとっています。
顔も花ちゃんとそっくりでした。姉弟揃って美形だな~(´-ω-`)

「透さんとありささんじゃないんだね・・・。新しい友達?」
「いいえ。偶然同じ高校に通う偶然同じ性別の赤の他人よ」
(嫌味か!)

せめて「同級生」とか!

「あの、恵くんもその、電波とか、飛ばせるのですか?」
「そんなことできない」
(ホッ)

「俺ができるのは人を呪うことだけ・・・」

少なくとも今の素子達には「電波女」と同じかそれ以上の驚異でした。
花島家どうなってんだ(笑)

恵「特技は呪詛返しを更に返すこと。これ、ちょっと自慢・・・」
花ちゃん「変な子よね」

「あんたが言うな」の総ツッコミ不可避!

恵曰く、対象の名前を知ることでどんな呪いをかけることができるのだそう。

「そういえばまだあなたたちの名前・・・」

このタイミングで聞くの!?(笑)

好きだからこそ

「花島先輩には弱点とかありますか!?」
「要点すぎるわ!」
「あるわよ」
「!?」
「何!なになに!?」

恐怖と帰りたい衝動で直に訪ねてしまった素子たちです。

「―――そういうこと。貴方たち、草摩由希が最近透くんと仲がいいのが気に食わないのでしょう?」
「うっ!」
「透くんをバッシングしたいのでしょう?でもそれをするには私が。怖い、のかしら?でも弱点なんて、随分子供っぽいやり方ね」
「き、汚いわよ!電波を使って心を読むなんて!」
「読んでないわよ」
「読まなくてもバレバレ」
「おやめなさい!仕方ありません。バレてしまったのなら回りくどいことはやめましょう」

素子は正直に話しました。魔女・透が気に食わないことを。

「あなたから言って頂けませんか?由希ともう少し距離を保ちなさい、と」
「そんなことふたりの勝手でしょう。嫉妬心からくる行動は醜いだけよ」

嫉妬じゃない、頭にきているだけだと反論する澪と南ですがどう見ても嫉妬です。

「愚弄される透くんが可愛そうだわ。草摩由希ごときのせいで」

如き(笑)

素子「わたしは!!私たちは由希のことが本当に好きです!愛しています!本田透の行動が、そんな私たちの想いをどれほど踏みにじっているか分かりますか!?由希に好かれているのは自分だけのような顔をしてっ・・・!」
恵「・・・好きなら何を言っても許される、なんて思ってはいけない」
素子「!」

「好きなら何をしても許されるなんて思っているなら、反省したほうがいい。一方的に高まった愛情をぶつけると相手の重荷になったり、傷つけてしまう時もあるのだという事を、忘れてはいけない。相手の気持ちを尊重し、思いやる心を忘れてはいけない。でないと―――」

「しまいには嫌われてしまうよ?南さん、澪さん、素子さん」

花ちゃんの弱点

素子達は花島家を飛び出していきました。

「・・・俺余計なことした?」
「いいえ」

むしろグッジョブだよ!

「あなた、いつ3人の名前調べたの?」
「なんのことはないよ。咲がお茶を入れてる間に呼び合ってたんだよ」

そうとは知らない素子達には、さぞ不気味に思えたでしょう。

「私もね。本当は少し、嫉妬していたの」

透は学校で杞紗と燈路に会うのだと言っていました。

「透くんが草摩の人たちに取られてしまったようで、少し寂しかった。でも・・・」

花ちゃんは思いやる心を忘れませんでした。

「そうよね。だからって、わがままを言ってはダメね。あの3人のようになってもダメね」
「反面教師だね」
「おっす!」
「花ちゃん!」

透と魚ちゃんがやってきました!

「お久しぶり透さん、ありささん」
「うっす」
「はい!お久しぶりです恵さん!」

花ちゃんは透がバイトの時間をずらしてまで来たことを魚ちゃんから知らされます。

「あの、木下さんたちは」
「みんなは帰ったよ」
「え、あ、あの何かあったりしませんでしたか?」
「大丈夫」

花ちゃんが透を大切に思っているように、透も花ちゃんを大切に思っていました。

(誰かを大切に思うのは、少し辛い時もあって、さびしくもなったりして、でも嬉しくしてくれるものよね)

花ちゃんの弱点は透でした。

嬉しそうな姉の顔を見て笑顔になる弟の図も素敵ですね(´∀`)

「昨日は酷い目にあいましたわ・・・」

翌朝、素子達はげっそりしていました。電波女とその弟の夢を見たからです。

廊下で花ちゃんと透とすれ違います。

「昨日は不覚にも逃げ出しましたがプリンス由希はあなたたちに決して屈しませんよ!」
「どうぞご自由に。あぁ、呪いの効果は3日後よ」
「!??は、花島さん、まさか本当に呪っ・・・」
「さぁ?答えは3日後」

本当は呪ってなんかないんでしょうけど( ̄▽ ̄;)
ハッキリ言わないことで素子達の不安と恐怖は倍増します。

「魔王です!あなたは心身ともに魔王です!」

本人の前で言うな(笑)

「如きなんてひどい言い方をして悪かったわね」
「えっ?」
「思えばあなたも苦労しているのね」
「は??」

訳の分からない由希が可愛い(笑)

熱烈な好意を大勢から向けられるのはもちろん、自分と親しい人が嫉妬で攻撃されるなんてたまったもんじゃない( ̄▽ ̄;)

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花ちゃんVS由希ファンクラブ回でした。
由希愛が災いして嫌な奴っぽくなってる素子だけど、普通に可愛いですよね。これを機に透への嫉妬もいくらか和らぐといいのですが( ̄▽ ̄;)
個人的には目覚まし変わりのオカンの声が気になるよ(笑)

恵は中学生なのに大人顔負けの名言を連発。
相手のことが大切だからこそ自分の気持ちをぶつけるのではなく、相手の気持ちを尊重する。とても大事なことですね!
花島姉弟が大好きになりました!

草摩のみんなとつるむことも多くなった透ですが、花ちゃん魚ちゃんとの友情も蔑ろにしない所が嬉しいです。この友情、ずっと続いて欲しい!
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