内容をカンタンに説明すると…
- グリシャの過去が日記には記されていた。それは世界の真実だった。壁の外の世界、大国マーレ。
- 差別を受けるエルディア人の元々の由来。知性を持たない巨人の群れの謎が明かされる。
- 今回は…クルーガーが巨人化して次々とマーレの兵士達を殺していく。クルーガーは自分の秘密を明かし、グリシャに自分の巨人を継ぐように言う。その巨人の名は…進撃の巨人
【進撃の巨人 Season3 58話】進撃の巨人【アニメ感想】
13年の寿命
<当局の兵士は皆果実の搾りかすのようになり海に投げ入れられた>
表現えげつない…。
<海とは何かを説明しなければならない。海とは地表の7割を占める広大な塩水である>
「フクロウ…あんたは何者だ?」
「俺はエレン・クルーガー。今見せたとおり九つの巨人の一つを宿している。つまりはお前と同じユミルの民だ」
エレンの名を持つ男。これはこの男の名前を息子につけたということでよろしいか。
「マーレ人に成りすまし当局に潜入したのか…?血液検査はどうした!?」
「医者に協力者が一人いれば済む話だ。医者は諜報員に向いている。
実際お前はよくやってくれた。結果こそは…グライスが嘆いたとおりだったがな」
「そのとおりだ…俺は駄目な父親で駄目な夫で駄目な男だった…
なのになぜ…俺だけが人の姿のままここに…」
グリシャさん全部ダメな男だったんですか。
「なぜ俺だけ生かした!?
あの巨人でもっと早く暴れていればみんなも巨人にされずに済んだんじゃないのか?
俺達は何のためにここで巨人にされたんだ!?」
「同胞…だけじゃない。何千人ものユミルの民の指を切り落としここで巨人にしてきた。女も子供もだ。すべてはエルディアのためだったと信じてる。
時間がない…グリシャ。お前に最後の任務を託す。他の誰かではなくお前にだ」
「教えてくれフクロウ…俺に残された任務とは何だ?」
「これから壁内に潜入し始祖の巨人を奪還しろ。俺から巨人を継承してな」
「なぜあんたがやらない?」
「九つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ。俺が継承したのも13年前になる。」
回想でありエレンが話してる内容でもあり。
「フクロウはそれをユミルの呪いと言っていた…13年は始祖ユミルが力に目覚めてから死ぬまでの年月に相当する時間だと…」
「僕はあと13年…エレンは…」
「残り8年…もないな」
ミカサだけ一人残されるんですか…。
タイトル回収
「九つの巨人を宿す者が力を継承させることなく死んだ場合…巨人の力はそれ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される。
ある継承者は道を見たと言った。巨人を形成する血や骨時には記憶や意思もその道を通り送られてくる
そしてその道はすべて一つの座標で交わる。つまりそれが…」
「「始祖の巨人だ」」
同じエレンでセリフ合わせる演出良いですね。
「始祖ユミルの正体は一体何なんだ?」
「マーレ政権下では悪魔の使い。エルディア帝国の時代では神がもたらした奇跡。
有機生物の起源と接触した少女…そう唱える者もいる。」
「…は?」
「この世に真実などない。それが現実だ。誰だって神でも悪魔にでもなれる。誰かがそれを真実だと言えばな」
深い…。
「俺は務めを果たした。お前もそうしろ。ここから生きて壁まで辿り着けるのは巨人の力を宿した者ただ一人だけ」
「正直に言って…俺に務まるとは思えない」
「お前がやるんだ。
立て。戦え。エルディアに自由と尊厳を取り戻すために立て!」
一枚の紙をグリシャの目の前に持ってくる。
「見ろ。お前の家から持ってきた」
「見られない…」
「見られない。立てない。戦えない。タマもないか?マーレに去勢されたか?」
「俺に憎しみを思い出させようとしても無駄だ。俺に残されたのは…罪だけだ」
グリシャは泣いていました。
「それで十分だ。お前を選んだ一番の理由はお前があの日壁の外に出たからだ。
あの日お前が妹を連れて壁の外に出ていなければいずれ父親の診療所を継ぎ大人になった妹は結婚し子供を産んでいたかもしれない。だがお前は壁の外に出た。
これは…お前が始めた物語だろ」
罪を背負って進めと。
「九つの巨人にはそれぞれ名前がある。これからお前へ継承される巨人にもだ。
その巨人はいついかなる時代においても自由を求めて進み続けた。自由のために戦った。名は…
進撃の巨人」
タイトル回収キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
厨ニ病認定
エレンが決め顔で「進撃の巨人…」って言ったもんだからハンジさんにいじられることに。
「進撃の巨人…ってやってたよね?今。
ほら!今のは何だったのエレン?」
ハンジさん真似しないで(笑)
「君の巨人の名前でしょ?何で誰もいないのに独りで喋っていたの?」
「もういいだろハンジ…こいつは15だぞ。そういう時期は誰にでもある」
中二病をわかってくれる兵長。
「出ろ」
「懲罰ならまだ10日ほど残っていますが…」
「終わりだ。10日分の罰なら今ハンジが与えた」
10日分の罰……ハンジにいじられたことでしょうか?
ヒストリアはユミルからの手紙を読んでいました。
<親愛なるヒストリアへ。今私の隣にはライナーがいる。
私が恋文をしたためる様子を覗き見している。悪趣味な野郎だ。絶対にモテない。
だがお前にこの手紙を届けると約束してくれた。あの時こいつらを救った借りを返したいのだと。
私はこれから死ぬ。でも後悔はしてない。そう言いたいところだが正直心残りがある。まだお前と結婚できてないことだ。ユミルより>
ユミルさんのラヴレター到着ですね。
「バカだなぁユミルって…バカだったんだ。照れくさくなるとすぐごまかす。これじゃわかんないよ…」
ヒストリア、姿が様になってますね~~。
「陛下」
「陛下」
「陛下」
「や…やめてよ。まだ公の席じゃないんだから」
エレン、ミカサ、アルミンから陛下呼びされて慌てるヒストリア。
会合が開かれました。
ザックレー「グリシャ・イェーガー氏の半生。巨人と知りうる歴史の全て壁外世界の情報、
この3冊の本の存在を知る者はこの部屋にいる者のみである。
これは彼ら調査兵団9名とここにはいない199名の戦果だ。
本日は女王の御前で今一度我々の状況を整理しこの会議の場で意思の共有を図りたい」
ハンジ「我々が相手にしていた敵の正体は人であり文明であり言うなれば
世界です。
手記によれば我々は巨人になれる特殊な人種ユミルの民であり再び世界を支配する可能性がある。だから世界は我々ユミルの民をこの世から根絶するのだと」
クルーガー曰く
「壁の王は民から記憶を奪い壁外の人類は滅んだと思い込ませた。無垢の民に囲まれそこを楽園だとほざいている。
最早民を守らぬ王は王ではない。必ず見つけ出して臆した王から始祖の巨人を取り上げろ。それが俺達の使命だ」
とのこと
ハンジ「イェーガー氏はその後使命を果たし始祖の巨人は息子エレンに託されました。始祖の巨人がその真価を発揮する条件は王家の血を引く者がその力を宿すこと。
だがその者が始祖の巨人を宿しても壁の王の思想に捕らわれ残される選択肢は自死の道のみとなる。おそらくそれが不戦の契り。
しかしながら過去にエレンは無垢の巨人を操り窮地を逃れたことがあります。王家の血を引く者ではないエレンにもその力を使える可能性があるのかもしれません」
ダイナの巨人に触れたから?
あの時エ巨人ダイナは、何を思ってエレンに手を差し出したのでしょうか。
「まさか!?」
いきなり立ち上がるエレン。
ハンジ「びっくりした…どうしたの突然?」
ザックレー「続けたまえ。我らの巨人よ」
「何でも…ありません。会議を妨げてすいません…」
ハンジ「何でも彼は今そういう時期にあるようでして突然格好つけたり叫んだりしてしまうようです」
ザックレー「あぁそうか。それは気の毒に…年頃だしな」
ハンジもうやめてあげて!!
厨二病に理解のあるザックレーもなんなんですか(笑)
(あのことは二人にも話していない。母さんとハンネスさんを殺したあの巨人が父親が前に結婚してた相手だったなんて…。
何よりこんなことを話したら…王家の血を引く者を巨人にして俺が接触すれば始祖の巨人の力を扱える…かもしれない…
かもしれないだ。だが…その可能性があると言えば兵団はヒストリアをどうする?)
エレン一人で考え中。アルミンめっちゃ見てますね。
何故その名前を…。
「家庭を持て。壁の中に入ったら所帯を持つんだ。
壁の中で人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を同じ過ちを何度も。
ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」
クルーガーから出てきた名前…まだグリシャが出会ってすらいない二人の名前…。
「ミカサ?アルミン?誰のことだ?」
「…さぁ?わからない。誰の記憶だろう?」
未来の記憶も流れてくる?
謎が解明され始めたと思ったら新しく謎をかぶせてこられて…。
そしてクルーガーの名前がエレンってのもアツい。
グリシャは多分ダイナの事を忘れることはなかったんでしょうね。
でも世界を変えるためにクルーガーの作戦を実行したといいましょうか。
未来の事を何故知ってるのか気になるから早く教えてほしいです!
あと、急にエレンが年上連中から厨ニ病扱いされて理解されてるのほんとに面白かったです。