前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- メンテナンスを行い、暦が知る斧乃木余接になった斧乃木ちゃんが暦の前に現れた。
- キスショットに会わせてあげる、と言われ、斧乃木ちゃんに行く暦。到着したのは元の世界で学習塾跡地があった場所。しかしそこにはとんでもなく豪奢な城が建っていた。そして暦の前に現れたキスショットは、吸血鬼ではなく人間だった。
- 今回は…その高貴と美しさに当てられた人間は自害してしまう…。キスショットは人間でありながら人間を超えた存在だった。キスショットに肯定された案を実行すべく、斧乃木ちゃんを連れて神原家の風呂場に向かった暦はそこで思わぬ人物と遭遇する!
【フルーツバスケット 4話】こよみリバース其ノ肆【アニメ感想・名場面】
人間のキスショットと対面!暦の様子がおかしい!?
(僕を吸血鬼の被害者であることを知りつつも、しかし吸血鬼なんて知らないという矛盾がみんなの中にはあった。実際この世界に吸血鬼はいない。だが吸血鬼がいない=忍野忍がいない、ではなかった)
600年前、忍は人間でした。城を己の一部とするようなお姫様が、忍野忍の裏面。
でも600年前に生きた人間がどうして今も生きてるんでしょうね?(・ω・`)
(なんてことだ。カーテンの向こうから発せられる、吸血鬼ではなく人間である高貴なオーラに反射的に跪いてしまっていた)
この辺りから暦の様子がおかしくなります…。
「このままカーテン越しで失礼します。顔も見せずにお話する無作法をお許し下さい」
あぁ~姿は見せてくれないんですね(T▽T)
声だけでも神々しく、雰囲気を醸すには十分すぎるほどですが。
(この世界の阿良々木暦は「あの方」とか言われてるのか?斧乃木ちゃんのパンツを脱がそうとしたり、老倉のおねだりを聞いてあげたり、キャラクターが全く読めない。それが僕の裏面なのか?扇ちゃんじゃないのか?)
私もてっきり扇ちゃんだと思ってたのですが。違うみたいですね?
暦はキスショットの願いに応じて、事のあらましを急ぎ話しました。
「――私が吸血鬼とは。なりたいものですね、鬼に」

キスショット「残念ながらそちらの世界の私と違って人の身であるこの私には異世界への扉を開くような技は成せません」
暦(なんと恐れ多い…。姫様にそんなことを言わせてしまうなんて!僕のほうが申し訳ない!責任を取ってそんな話をした喉を潰すべきか!?…なんだこの考え方?なんで喉を潰さないといけないだ?先刻、時間がないとの言葉を受け、僕が考えたようなことを姫様は仰った。姫さまと思考が一致するとは、なんという光栄なことだろう。いや、姫様のお考えを恐れ多くも読んでしまったなど、万死に値する礼を死した行為かも知れない!……だからなんだこの行為は!?)
暦さっきからどうした(笑)

キスショットは暦がこの世界に悪影響を及ぼしていると言います。(目だけでも、ふ、ふつくしい…!
(僕こそ何らかの災害に巻き込まれた被害者のような気持ちでいたのだけれど)
被害者ヅラが気に食わねぇ、という忍野の言葉を思い出した暦。
(そんなつもりはなかったけれど、僕はいつの間にかそういう考えをしていたのだろうか。姫様はそれを指摘してくれたのだろうか。なんとありがたい!)
気づけば姫様信者になっていた()
これは人間のキスショットが成すものなのでしょうか…。吸血鬼の時よりすごいのでは。
「僕は、この世界では、どんなやつだったのでしょうか…?(油断したら自ら首を掻き切りそうなほど今の僕は罪悪感に苛まれていた)」
「それは…教えて差し上げられません」
「そ、それは離せないほどにもうお忘れになられたということですか?」
「いいえ。まだその段階ではありません。斧乃木、あなたも余計なことを言わないように」
「もちろん一言も言ってないよ」
(斧乃木ちゃんは堂々と嘘をついた)
眉一つ動かさず嘘をつきました。さすが斧乃木ちゃんだ(褒めてない
この後も暦の状態は悪化するばかりで「姫様を煩わせるくらいなら自決しよう」という考えに支配されます。
斧乃木ちゃんは暦の襟をつかみ、アンリミテッドルールブックで城から離脱しました。
なんだったんだ…(; ゚д゚)
暦がおかしいのではない(多分)
斧乃木ちゃん「あのお姫様は長く話していると危険なんだよ。簡単に言うとその以降に当てられて死にたくなってしまうっていうのかな」
時間がない、というのはそういう事でした。
斧乃木ちゃんがその影響を受けないのは既に死んでいるからかな?
「だからああやってカーテンから出てこないのか?」
「そう。彼女の美しさを直接その目で見たりしたら、鬼のお兄ちゃんなんかその場で自分の腸を引きずり出すよ」
「なんでそんな凄惨な自殺の仕方を選ぶんだ」
人間だった時の忍が必ずしもああだったとは言えないようですが。

「謁見するだけで人を殺す高貴さなんて、革命につながりかねないからね。人間でありながら人間の範疇を超えている」
城に隠棲しているのはそのためでした。
「えっと、なんて言ってたんだっけ。”進んでいる道は間違っていない”。つまり神原家のひのき風呂が突破口になるという考えは間違ってはいない、ということか」
「だけど女性を頼まなければダメだとも言っていたね」
「斧乃木ちゃん、どうだい、君にはここあたりはないかな?」
「レイニーデビルに匹敵する破壊力と戦闘力を持ち、かつ今回の件の事情を知っていて、鬼いちゃんの立場に対して理解を示し、危機感を共有し、故に解決に向けて動こうというモチベーションを萎えていて、もちろん専門的な知識を少なからずもつ、さらにいざという時の脱出方法を持つキャラクターか~。…そんな奴いるのかな?」
「お前だよ!!!」
斧乃木ちゃん、気づいてて気づかないふりをしましたね。面倒くさいのかな( ̄▽ ̄;)

(忍がいうところの、僕がもたらす悪影響。同居し、同じ部屋で数字の上では最もボクと長く過ごしている老倉はそれを最も強く受けるのかもしれなかった)
老倉が違和感を覚えたのはそのせい…。
妹と童女とイチャイチャ
顔を洗おうと洗面所に向かうとパンツ一丁の月火がいました。

「お兄ちゃんは可愛い妹に顔を洗ってほしいんだね。はい、じゃあ構えて」
「どんな”じゃあ”だ。自分で洗うに決まってるだろう」
「私じゃダメか?」
「なんで少女漫画風なんだよ。そして僕がヒロインサイドなんだよ」
何してんだこの兄弟(笑)
攻めイケボ月火が無駄に格好良い(笑)
もみくちゃにされながら顔を洗ってもらった暦。洗面所に水が溜まります。
その時、水面に映った自分が、ニヤリと不気味な笑みを浮かべていました。((((;゚Д゚))))

再び斧乃木ちゃんと合流しました。
髪をハンドル替わりにするのやめて(笑)
「すごく大事なことなんじゃないの、それ。異世界へのゲートはやっぱり猿のお姉ちゃんの家じゃなくて僕たちの家の洗面所にあるんじゃないの」
「僕たちの家ってサラッと言うな。でも本当、一瞬だったし。見間違いだったかもしれないし。再現もできなかった。何がきっかけなのかも分からない」
最初は鏡で、2回目は水鏡でした。
「期間を目標とするなら忍とか忍とコンタクトが取れるやつが写ってくれないと」
「となるとやはり今日のミッションが大事になってくるわけだ」
「あぁ。できれば今日、終わらせてしまいたい。老倉あたりにはもう悪影響が出ているようだし」
そんなことを話しながら神原家に向かいます。
「こちらの世界に骨を埋めるには、僕はあちらの世界に余りにも多くのモノを残してきている。希望がある限りはそれを追求する。例え命を危険にさらすことになろうともだ」
まさかの人物と遭遇!!
「着いたよ。じゃあ、あとは予定通りに。適当に時間稼いどくから屋敷内をゆっくり捜索してきてよ。なんだったらひとっ風呂浴びてきてもいいよ鬼いちゃん」
「そんな精神的余裕があるか!」
「でも時間的余裕はあるさ。僕だったら5分と言わず5時間は稼げるから」
斧乃木ちゃん有能!!
そして猛スピードで迫り来るレイニーデビルを迎え撃ちます。家壊れる(笑)
暦はさっそく神原の家の檜風呂へ直行。
(そうだ、風呂の水面に将来結ばれる相手が映るのは入浴中なのだった)

「は~。気持ぃ~」
入るんかい( ̄▽ ̄;)
「じゃねーよ!!」
と一人ツッコミをかました所で、全裸の女性が入ってきました。
完全にアウトだよ(´Д`;)
女性「ん!?誰だお前」
暦「人に名を聴くときはまず自分から名乗るものだぜ」
不法侵入の分際で何故そんなに偉そうなんだ…。

「私は臥煙遠江だぜ。で、誰お前?次答えなかったら成仏させるぜ?」
ちゃんと名乗ってくれたけど物騒な人だ(´Д`;)
しかし臥煙遠江といえば!神原駿河の母ですよね!
元の世界では故人だったけど…Σ(゚д゚lll)

まさかまさか臥煙遠江さん登場でびっくり!!怪異を知る彼女なら、元の世界につながるゲートを開く方法も知ってるかも…!?
暦への第一印象は最悪だろうな…(笑)なんとか協力してくれるといいんだけど( ̄▽ ̄;)
人間キスショットのお姿は拝見できず!(残念!
暦に好意的、というかかなり柔らかな物腰で接してくれましたね。
抗う暇もなく跪き、自害しようとする暦に腹を抱えて笑ったのですが、彼女を前にした人間が皆ああなるのかと思うと案外冗談では済まないのかも…。
いつか人間だった頃の忍の話も見てみたいです。