前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 変幻自在の攻撃を繰り出す手鞠鬼。愈史郎の視覚を借りた炭次郎はそれがもう一体の矢印鬼の能力との合わせ技であることに気づく!
- 禰豆子、愈史郎は共闘して手鞠鬼を追い詰めることに、激闘の末、炭次郎はついに矢印鬼の首を吹き飛ばすことに成功する!
- 今回は…矢印鬼を倒した炭次郎。禰豆子と愈史郎が手鞠鬼と死闘を繰り広げるなか、ついに珠代が動く!鬼舞辻の名を口にしてしまった手鞠鬼は呪いによって自滅。炭次郎は禰豆子の安全を考え、妹を珠代に預けようかと悩むが…。
【鬼滅の刃 10話 アニメ感想】ずっと一緒にいる
禰豆子がパワーアップしてる!?
(疲労で刀を握れない。早く行かなければ…!鬼はまだいる!すぐ行くから、無事でいてくれ…!どうか無事で…!)
矢印鬼を倒した炭次郎は、体を引きずりながらも懸命に禰豆子達のもとへ向かいます。
一方、手鞠鬼の攻撃は「矢印」を失い単調になっていたものの、その威力は増すばかりです。
愈史郎への攻撃を遮ったのは、回復した禰豆子でした。
「このガキ…!私の鞠を蹴り変えるようになってきたとは!生意気な!!!」
先ほど足を吹っ飛ばされたのが嘘のようです!
禰豆子と手鞠鬼の強烈な応酬。サッカーみたいになってきました(´∀`)
「私が使ったのは回復薬です。鬼専用の。体を強化する力はない、禰豆子さんの力です。人の恥肉を喰らわずに彼女は自分の力で。急速に強くなっていく…。(しかし相手も強者。全力でつぶしに来られたらひとたまりもない。私がなんとかしなければ…)」
ついに珠代が動く!!
「そこの十二鬼月のお嬢さん。ひとつだけお聞かせください。あなたは鬼舞辻の正体をご存知なのですか?」
「ッ!!! 何を言う貴様!」
あからさまに動揺する矢印鬼。物理攻撃より精神攻撃が有効らしい!
「鬼が群れることできない理由を知っていますか?鬼が共食いする理由を。鬼たちが束になって自分を襲って来るのを防ぐためです。そのように操作されているのです。あなた方は」
「黙れ!黙れ黙れ!あのお方はそんな小物ではない!!」
この時、珠代の後ろに立っていた愈史郎は彼女が術を使っているのに気づきます。
「あのお方は誰よりも強い!!鬼舞辻様はっ…――――!!!」
鬼舞辻の名を口にしたのに気づいた直後、手鞠鬼は口を押さえます。が、既に手遅れでした。
「その名を口にしましたね。呪いが発動する」
白日の魔香。脳の機能を低下させ、虚偽を述べたり秘密を守ることが不可能となるものでした。
実質、自白剤!
「可愛そうですが…。さようなら」
呪い
あとは珠代たちが直接手を下す必要もありませんでした。
鬼舞辻に許しを請う手鞠鬼ですが、容赦ない制裁が待っていました。
体内から生えた巨大な腕に、手鞠鬼は潰されてしまいます。
名前を口にしただけでこの仕打ち…。あんまりです(´Д`;)
駆けつけた炭次郎は絶句するしかありませんでした。
「死んでしまったんですか…」
「まもなく死にます。これが呪いです。体内に残留する鬼舞辻の細胞に肉体が破壊されること。基本的に鬼同士の戦いは不毛です。意味がない。致命傷を与えることができませんから。陽光と鬼殺の剣以外は。ただ…鬼舞辻は鬼の細胞が破壊できるようです」
そして衝撃の事実が判明します。
手鞠鬼は十二鬼月ではなかったのです。
珠代曰く、十二鬼月の眼球に刻まれているはずの数字がありませんでした。矢印鬼もまた同じ…。
「この血が、治療薬を作るための手がかりになると良いのですが…。私は禰豆子さんを見ます。薬を使った上に術を吸わせてしまったので。ごめんなさいね…」
珠代と愈史郎は禰豆子を連れて建物へ戻ります。
「あそぼう、あそぼう…」
(小さい子供みたいだ。たくさん人を殺しているだろうに)
原型をとどめす、身動きすら取れない矢印鬼に近寄ります。
(十二鬼月だとおだてられ、騙され、戦わされ、そして鬼舞辻の呪いで殺された。救いがない。死んだあとは骨すら残らず消える。人の命を奪った報いなのか…?)
気づけば空に太陽が昇り、手鞠鬼の死体が消失。
炭次郎は最後を看取りました。
(鬼舞辻。あの男は自分を慕う者にさえこの仕打ち。本物の鬼だ…!!)
禰豆子の愛と珠代の涙
炭次郎を呼ぶ声のする方へ向かうと、地下に珠代、愈史郎、禰豆子がいました。
「朝を迎える前に光が届かないこの地下に移動しました」
愈史郎「貴様!珠代様から離れろ!失礼だろ!」
珠代「やめなさい愈史郎。いいんですよ」
愈史郎「はい…!(お優しい珠代様!美しすぎるぞ!)」
禰豆子「(ナデナデ)」
愈史郎「やめろ!」
珠代「先程から禰豆子さんがこのような調子なのですが。大丈夫でしょうか?」
禰豆子には珠代と愈史郎が「家族の誰か」に見えていました。炭次郎もそれを理解していました。
「禰豆子はおふたりを人間だと判断してます。だから守ろうとした。俺、禰豆子に暗示かかってるの嫌だったけど、本人の意思がちゃんとあるみたいで良かった…」
珠代の目から涙が溢れます。
炭次郎「すみません!!ねずっ、禰豆子!離れるんだ!!失礼だからァ!!」
珠代「ありがとう…。禰豆子さん、ありがとう…!」
鬼である自らを人間として見てくれた禰豆子に救われたようでした。
(本当に人でなくなっても生きたいと?このままあなたは病で命を落とすでしょう。ですが、人でなくなることはつらく悲しい。それでもあなたは生きたい、と…)
愈史郎は鬼になる直前、まだ人間だった頃にかけられた珠代の言葉を思い出します。
ずっと一緒にいる!黄色い変な子キタ
鬼舞辻に近づきすぎてしまった、と身の危険を感じる珠代、愈史郎は、この土地を去ることにしました。
「炭次郎さん。禰豆子さんは私たちがお預かりしましょうか?」
「えっ!!!」
「え…?」
「絶対に安全とは言い切れませんが、戦いの場に連れて行くよりは危険がすくないかと」
愈史郎の顔(笑)
(…そうかもしれない。確かに、預けたほうが禰豆子のためにも…)
一度はそう思う炭次郎でしたが。
禰豆子の決意は固いようです。
「珠代さん、お気遣いありがとうございます。でも俺たちは一緒に行きます。もう離れ離れにはなりません。もう、二度と」
「…分かりました。では、武運長久を祈ります」
炭次郎は礼を述べ、一足先にこの地を去ることに。
「炭次郎!」
「えっ?」
去り際、愈史郎に初めて名で呼ばれました!
続けて発せられた彼の言葉に、炭次郎の顔がほころびます。
「お前の妹は…美人だよ」
愈史郎ツンデレ~!!←
先々週は「お前の目は節穴か」なんて言ってごめんよ(・ω・`)
「頼むよ!頼む頼む頼む!結婚してくれぇ~!いつ死ぬかわからないんだァ!たのむよぉ~~!」
炭次郎が新たな任務地・南南東(めっちゃ大雑把)へ向かっていた道中、村娘に求婚する黄色い男の子に遭遇します。
選抜試験で扱いが雑だったネタキャラだ!!
禰豆子の力の源は「家族を守りたい」という気持ちなのでしょう。
愈史郎も根はいい子なんですよね。他人への態度が蔑ろになるのは珠代様愛がデカすぎるからで(笑)
せっかく倒した手鞠鬼と矢印鬼が十二鬼月じゃなかったのはショックですね!(´Д`;)
黄色い男の子は相変わらず小心者というかネガティブというか…。
なんで鬼殺隊に志願したんだろ( ̄▽ ̄;)
次回から炭次郎と共闘してくれるのかな?また賑やかになりそうです!