前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 月龍を人質に、屋敷から脱出した英二。ギャングに絡まれていたところをシンに助けられ、ショーターの死の真相を話す。
- 一方、センターに囚われたアッシュは帰国したディノと再開。「這い上がって見せろ!どこまでも追い詰め、駆り立ててやる!」。タイムズスクエアじゃちっとは知られたシンガーとなったアッシュは、センターからの脱出を図る!
- 今回は…ドースン博士を連れて脱出劇を繰り広げるアッシュ!それと同時にマックス、伊部も動き始める!ザハレフらが包囲網を如く中、果たしてセンターから脱することはできるのか!?
【復刻版BOX】念願の復刻版登場しています!!
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【BANANA FISH 16話 アニメ感想】哀しみの孔雀
アッシュとドースン博士の脱走劇開幕!
アッシュ脱走の報せが、センターを訪れていたザハレフの元に届いていました。
「なんだ、子供か」
「それがただの子供では…。何十人も殺害した凶悪犯罪者で、それもIQ200以上の天才なのです!」
「それにしても子供なのだろう?早く捕まえることだな」
ドクターマナーハイムの忠言をよそに、ザハレフはアッシュを舐めて掛かります。その隣にはディノの姿も。
(そうだ、そうして舐めて掛かるといい。お前などに分かるはずもないのだ)
(あれは私が作り上げた、この世で唯一の魔性の生き物なのだからな。知性と力、強靭な精神力。比類なき気品と美貌。それを生かすも殺すも、その権利は創造主たる私の物なのだ)
創造主って言い切るあたり、支配欲が凄いです(知ってた
いずれにせよディノのアッシュ愛が重い!
一方、システム室でドースン博士の居場所を探り当てたアッシュは彼を連れて脱出を図ります。
ザハレフの指示で次々と病棟が閉鎖されていき、早く逃げなければ閉じ込められてしまう緊急事態です!
アッシュ「走れ爺さん!!」「行くぜ爺さん!!」
勢いよく突き飛ばされるドースン博士!顎からスライディングしましたよ!
アッシュ「すまねぇな爺さん。ちょっと我慢してろよ」
お次は踏み台にされるドースン博士!無言で耐える姿がシュールです(笑)
大事な生き証人ならもうちょっと優しく扱ってあげて(笑)
エレベーターに避難した後もアッシュ達に次々と災難が襲いかかります。
アッシュ、とてもよく頑張りました!傷口が開くんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ!(;゚∀゚)=3
一時、マックスと伊部さんに急接近しましたが、合流するには至らず…。もどかしいですね!
ディノの駆け引き!マックスと伊部が捕まってしまい…!?
一方、包囲網を敷くザハレフですが獲物が掛からず焦っていました。
職員「大変です!アッシュ・リンクスがドースン博士を連れ出しました!」
ディノ「フフフフ…」
ザハレフ「!」
「いやぁ、これは失礼。いつの間にか逃亡者が4人に増えたわけですな。一体どんな魔法を使ったのやら?」
「君は面白がっているのかね!?」
「いやぁとんでもない。憂うべき状況だと思っておりますよ、男爵」
ワシのアッシュ、すごいだろう?お前なんかに捕まるわけないだろう?
という幻聴が聞こえてくるような、こないような(笑)
「私ならまず、盗まれたIDカードをクローズしますな」
「すぐに処理しろ!」
(今更遅い。奴ならもうとっくに必要な情報を引き出しているはずだ)
あれ、これ褒めてます?アッシュのこと褒めてますよね!?
「それから?」
「それだけです」
「…よしわかった。もう頼まん!今日のことは財団にも報告しておく!」
「どうぞご自由に」
ディノ、随分余裕ですね。何か策があるのでしょうか?
ザハレフは部下に北エレベーター全てをロック、セキュリティを各階に配置、そして少年を見つけ次第射殺しろと言います。
「生かしておいては危険なのだ!その小僧はよりによって、ドースン博士を連れ出したのだぞ!?やつが世間の目にさらされたらどうなると思うのかね!?」
ザハレフもようやく事の重大さに気づいたようです。でも、もう遅い…!
(確かこの階には、メインダストシュートのダクトがあったな…)
エレベーターが動かなくなり、下へ向かう手段は限られていました。
アッシュはドースン博士を連れて、ダクトに向かいます。
「…こいつらみんな患者なのか?」
「どうも妙だな。まるっきり生気ってもんがねぇ。まるで人形みたいだ…」
一方、アッシュを救出するために入院病棟へ潜入したマックスと伊部さん。
明らかな部外者である彼らを見ても、入所者は何も反応しません。
「ちょっとあなたたち!?誰か!!」
「走れ!!」
看護師に見つかってしまいました!
逃げるさなか、マックスは倒した警備員をダストシュートに放り込みます!
アッシュ「!? 頭を下げろ!!」
警備員は、ダストシュートを降りていたアッシュ…厳密には彼におぶられていたドースン博士に直撃しました(笑)
巻き添えを食らったアッシュも、真っ逆さまに落ちます!
「バカじじい……っ!臭ぇ…!誰だ、こんなもん(警備員)捨てやがった奴は!!?」
一応怪我はなかったみたいで良かった!頭にバナナの皮乗ってますよ(笑)
ドースン博士と警備員は気絶してるみたい。
「そこまでだ!」
「「!!」」
あっ…。マックスと伊部さんが捕まってしまいました…!(´Д`;)
(最新の警備システムだって?ざまーみろ!)
アッシュは地上に出ることができましたが、問題はこのあとです。
「無駄口を叩くな!」
「だ~か~ら~迷っただけなんだって~!」
(まずいことになったな…)
(こうなったらシラを切り通すんだ!)
見知った顔が、アッシュの前を通り過ぎて行きました…。
それは、警備員に連行されるマックスと伊部さんでした…(´Д`;)
ジジイどもを救え!バーバラアッシュ、セクハラされる!
「なんであいつらがここに……。一体何しに来やがったんだ?よりによってこんな時に…!なんで俺はいつも年寄りに足を引っ張られるんだ!ふっざけんなあの馬鹿ジジイども!!死ぬ思いでやっと出てきたんだぞ!?戻れってのかあの中に!?冗談じゃねぇ!絶対ゴメンだ!!!」
さすがにアッシュが可愛そう!
ディノ、マックス、伊部さんはともかく、年寄り組に入れられて不服そうな英二(笑)
「勝手に死にやがれ馬鹿野郎!……………」
一人で逃げようとするアッシュですが。立ち止まって、踵を返します。
やっぱり助けに行くんですねー(*´∀`*)
それからほどなくして、個室に隔離されていたマックスと伊部さんのもとにアッシュが駆けつけます。
「「アッシュ!」」
「やっぱり生きてたんだな!!」
「助けに来たぞ!」
どっちがだよ!!(笑)
「・・・・・・・・・・・」
「え?どうしたんだよ?まさかお前までヘンになっちまったんじゃ!?」
(我慢しろ、我慢するんだ、ここでキレちゃいけない、そんな場合じゃないんだ)
「うっ、なんかお前臭いな?ずっと風呂に入れてもらえなかったのか?」
「バッカヤロ――――――!!!!!」
我慢の限界超えました(笑)
警備員が駆けつけないうちに、マックスと伊部さんはアッシュを抱えて逃げ出します!
アッシュ「奴らはまだ俺が北病棟にいると思ってる!逃げるなら今しかない!この際に資材運搬用のエレベーターが…」
しかし警備員が立ちはだかります!咄嗟に空いた部屋に隠れるアッシュたち!
部屋から出てきたアッシュたち…
って何してるんですか!!?( ´ ⊙ ω ⊙` )
マックスはドクターに、アッシュはナースに、伊部さんは死体役に扮しているようです。
ナースアッシュ、意外と似合いますね!ミニスカだ!(笑)
途中、警備員とすれ違いましたが気づかれませんでした。
エレベーターに乗り込んだ時、ひとりの職員と同乗する事になるのですが。
「おや?見かけない子だね?バーバラ?」
「新しく入ったばっかりで…」
「随分ハスキーな声だな。それにすごく背が高い!でもセクシーで素敵だ!」
女装姿でも絡まれちゃうの!?どんだけなんですかアッシュ!!
「風邪ひいちゃって…ゴホッゴホッ」
「そりゃいけない!僕が診てあげよう!君みたいな子が風邪なんて可愛そうだ!」
モブによる壁ドンやめろ(笑)
「結構です…」
「そんなつれないこと言わないでさぁ~!君と知り合えて嬉しいよ」
「えぇ…あはは…」
「せめてコーヒでも付き合ってよ」
「いい加減にしろ!!!」
どさくさで尻を触られたアッシュはモブにアッパーを食らわせます。ナイスです!
セクハラジジイはこうやって倒すんだよ!←
「ドースン博士!?」
「バナナフィッシュの実験体にされたんだ」
「えぇ!?」
「ここにいる囚人たちもそうさ。犯罪者の医療更生施設なんてとんでもねぇ」
救急車に乗り込んだアッシュたちは、ダストシュートに置いていたドースン博士を回収して出口に向かいます。緊張の瞬間です!
マックス「マナーハイム先生の命令で患者を移送する」
警備員「OK、後ろを開けろ」
バーバラアッシュ「ハーイ」
警備員「ハーイ、ご苦労さん」
アッシュのおかげでチェックがゆるくなりました(笑)
そしてついに…!
マックス「ヤッホー!!やったぜざまぁみろ!!」
アッシュ「浮かれてないでしっかり運転しろよ」
一時はどうなることかと思いましたが無事全員で脱出に成功です!!
やったー!ヽ(*´∀`)ノ
「また会っちまったな伊部さん」
「あぁ…」
「英二は元気かい?」
「……あいつは居ない…居なくなっちまったんだ!どこへ行ったか分からないんだ!」
ディノの偏愛!アッシュは英二を捜しに…!
アッシュを取り逃したと知り激昂するザハレフ。
ディノはそれを冷静に見つめます。
「えぇい!!」
「起こるべくして起こったのだ」
「!?」
「だから言わないことではない。あなたには無理なのだ。初めから」
「なっ、何を言うか!元はといえば貴様のせいだ!この始末はきっと付けてやるぞ!財団の査問委員会に掛けて…」
ザハレフが言葉を言い切ることはありませんでした。
ディノはおもむろに銃を取り出し、ザハレフを射殺します。
「やかましい負け犬めが!このプロジェクトは私がゼロから計画したのだ。誰にも邪魔はさせん!小僧め…よくやった、褒めてやろう」
「お前の息の根を止めるのはこの私なのだからな。貴様は誰にも渡さん!」
凄まじい執着ですね((((;゚Д゚))))
死なせたくないから助けたのではなく、自分で殺すために助けるなんて…。
アッシュの事を考えるディノは、冷静を保てなくなりますよね…。
「もうセントラルパークだ」
「どのくらい寝てた?」
「30分かそこらだ。博士を安全な場所に隠そうと思ってな。ロングアイランドにジョージの親父さんが持ってるサマーハウスがあるんだ」
「じゃあ住所を教えといてくれ」
「住所って、一緒に行かないのか!?」
「俺はやることがある。停めてくれ」
アッシュ、英二を捜しに行く気なんですね…。
「気持ちは分かるが、お前は疲弊しきってる。お前の体は休養を取る必要があるんだ」
「分かってる。でも駄目なんだ…」
「あいつが無事でいないと、俺は駄目なんだ」
それを聞いたマックスはもう何も言えませんでした。
「アテはあるのか?」
「この街は俺の庭だぜ」
英二を捜しに夜のマンハッタンへ繰り出すアッシュ…。
「俺の庭」って格好よすぎませんか!
去り際の姿もすごく美しかったですね。
一番喜んでるのはディノかもしれませんね(笑)
マックスたちがアッシュに救出される展開になるとは思わなくて(笑)
遠回りしたけどドースン博士も奪還できたし、結果オーライですかね?
バーバラちゃん可愛かったなぁ~。
ハラハラドキドキ、笑いも止まりませんでした。゚( ゚^∀^゚)゚。
しかしアッシュには心休まらない状況が続きますね。英二はシンと一緒かな?早く合流出来るといいのですが。
一応「死亡」ってことになってるから、警察の追っ手は気にしなくて良いけど、ディノがこのまま見逃してくれるはずもなく…。
これからどうなるの!?