内容をカンタンに説明すると…
- 増大したポータルの光、誠が手をかざすことでサラの呼びかけが聞こえるように。目的地を目指すジャックと誠が襲撃され捕らわれる。
- 囚われた先で出会ったのはハンク・ジョンソンという男だった。ここにあるのは世界に数か所しかないダークXMの赤のポータル。そこへSEが強硬に攻め入ってきて。
- 今回は…SEとの戦闘、数の多さに太刀打ち出来ないと思っていたが誠が能力を使い大昔の抜け道を発見する。そしてゴーグルに埋め込まれた秘密。なんとか逃げたが再び追手が忍び寄り…。
【INGRESS THE ANIMATION 7話】Nature – Civilization – Soul【アニメ感想】
八方塞がり
「敵が多すぎる」
ジャックもどうしようもない状況。
「今なら…」
いや、なんで誠このタイミングで飛び出したんや…。ハンク怪我してしもたやん…。
「かっこつけすぎたか」
「あなたが助けてくれた」
「三人じゃもたない。皆と合流しよう」
けが人だらけです。
「突破できるか?」
「難しいなここで踏みとどまるしか」
SEが新たにバズーカ砲のようなものを向けてきました。
「ここごと爆破するつもりか!?」
ジャックが敵と打ち合おうとするが厳しいです。
「何か方法があるかも知れない」
床に右手を置く誠。何かを発見したようである場所を三人で押すことに。
「こんな抜け道があるとは」
「ここははるか昔に作られたものだろ。アズマティ族にさえ忘れられた場所か」
「お前に借りができたな」
アズマティ族がジャックに言いますが。
「おれじゃない、あいつだ」
誠の方を指します。誠は能力で先を探ります。
「この先に出口がある。行こう」
高台の上から施設を見下ろせる場所へ。
多数のアズマティ族の死人が。
大きな組織の存在
「戦場には慣れてるつもりだがあんな奴らは初めて見た。まるで何かに取り憑かれているような…」
SEの様子が普通の戦士とは違うようです。ハンクは心当たりがある様子。
「コラボレーターズだ。ヒューロン、SE、全てはもっと大きな歯車の一つに過ぎない。黒幕は常に見えないもんだ。
その力は世界中に渡る。XM企業、軍需産業、警察や政治家に至るまで各国の政府を操作し権力を拡大する壮大な多国籍組織。
それがコラボレーターズ。」
「劉はその一員ということか」
「我々が生き延びるには彼らの狙いを突き止める必要がある。それから奴らの手口も。もしかしたら君たちは理由があってここに導かれたのかも知れないな。
アズマティに捕まった時君たちはお互いをかばいあった。私はその姿に驚いた。
陣営の違う者同士が共にお互いを助け合う。思えば我々を救うことも何かの導きなのかも知れないな。
ここはもう大丈夫だからスイスへ急げ。
移動手段はまかせてくれ。この辺には顔が利く」
頼もしいハンク。
ジャックは何かまだ思うところがあるようで
「少し引っかかってな…陣営対立を煽って利益を稼ぐつもりならなぜ彼らを殲滅しようとする?抗争が終わったらそれ以上稼ぐことはできない。ダークXMの採掘と金のことだけとは思えん。まだなにか裏が…」
劉からSEへの通信。
「戦闘映像でこの二人を確認したが死体は回収したか?この二人は確実に殺せ」
「そんなよそ者にかまってる必要はない」
劉の指示が暗号化されてサングラスに送られる。
その後はSEが素直に指示を聞くようになりました。
「空港までの足を用意した」
ハンクは車を持ってきてくれました。
情報量が多い回
「ハンク、ダークXMは身体にも心にも影響すると言ってましたね」
「人間の細胞、シナプス、遺伝子レベルまで干渉する。ナイアンティックプロジェクトが
続いていればもっとわかっただろうにね」
「ナイアンティックプロジェクト?」
「CERNの研究によってXMが人間の精神を変化させることが判明した。
ダークXMとなるとその効果が強烈になり身体にも影響を与える。他にもまだ解明されていない効果がたくさんあるのかもしれない」
ヒューロン側がどこまで把握しているのか。
でも確かによく知っているということは誠が京都の施設を訪れた時に
見えた光景で知っている。
「京都の施設もここで起きてることも全てコラボレーターズの一環だ。
奴らは人の感情を操る技術を研究していた。ダークXMを組み込んだこのゴーグルを使って。
ハンクが言ってたようにその効果を強烈に引き上げているんだ」
「信号…グリフ…そういうことか!」
「サラの能力だ。ポータルネットワークを通じてグリフを送信できる力。
そのために彼女を誘拐した」
場面変わって、何やら劉が眠ったままのサラに話しかけていました。
「初期のレジスタンス科学者はXMが脳に影響していることを解明した。
彼らはそれをシェイパーマインドウイルスと呼ぶようになった。
その時点では原理がまるでわからなかったがね。その後も研究は進みシェイパーマインドウイルスの鍵はグリフだと判明した。グリフは直接脳に影響を与えるまるで生命共通の言語だ。
君に自らの意志でグリフを発することができる能力があることは分かっていた。
それをトータルネットワークを通じて送信できることもね。
その能力の解析が我々の研究には不可欠だった。グリフをコンバートすることで
送信可能にしていたとはね。なぜもっと早くわからなかったのか。それと、
君があの男を助けるために送った信号も全てデータとして採取させてもらったよ。
それも今後の研究に大いに貢献するだろう。君の献身的な協力、感謝するよ。サラ。」
長文説明乙です。
ゴーグルの汎用性
「ゴーグルは奴らの信号を受け取る端末か!」
「恐らく、グリフ自体の効果は微弱なものなんだろう」
「グリフの力とダークXMの力を合わせるとなると」
「ダークXMを得るためには聖地を守るアズマティ族が邪魔なんだ。だから傭兵たちを預かって皆殺しにしようとした」
誠と後ろの荷台に乗ってるジャック。荒野の運転だと騒音で会話なんて聞き取れないと思うんですが…。
追手がきました。
派手なカーチェイスを開始。
右にジャックの陣営のポータルが見える
ジャックの力の発動により未来視で全滅する未来が見えてしまいました。
必死に銃撃するが…
「限界…かな」
ハンクが何か悟った様子。
「私が引き付ける。君たちはいけ。あの森に入れば飛び降りろ。西に向かえば空港になる」
「でもあなたは?」
「心配ない。修羅場はくぐり抜けてきた。人にはそれぞれ自分の戦い方がある。ここで見たことは忘れるな」
「お守りだ。君の道を開く助けになる」
ブレスレットを誠に渡す。ハンクが原住民の女性にもらったような回想が
飛び降りた誠とジャック。そして一人車で追われるハンク。
彼は切り替えして…敵に特攻していきました…。
「あなたは誠たちを…みくだしていたんじゃないの…?」
サラが目覚めていました。かすかな声で劉に話します。
「確かに彼らには驚かされた。とても残念だよ。有能なセンシティブを二人も失うことになるからね」
「どうしてそこまで…」
「定めた目標は必ず実現する。それが私、劉天華だ。私達は似た者同士だ。幼い頃から異能者として迫害を受けてきた。君にも覚えがあるだろう?この重みをお互いに背負っている。呪いのようにね。
社会は能あるものを廃し、凡人がその上に立とうとする。その歪みを正すためには自分が上に立つしかない。」
「サラ、共に未来を描こう。私達だけで」
近い近い近い!
飛行機も手配してくれてたんですね。
「ハンク…」
「彼には大きな借りができた。約束を果たさなければならない。スイスに着いたら戦闘になる機内で休んでおけ。」
「そのゴーグル…敵が装備してたのと同じか」
「少し型が古いがな」
「あんたも操られたりしないよな」
「それはない。これはブラントが作ったものだ。ブラントがかつてヒューロンん協力していたことは話したな。
彼は連中に依頼され新型ARゴーグルを設計していた。視神経に直接映像
状況を送り視覚障害者でも使える品だ。だがその完成を前に開発から手を引いた。理由は俺にもわからなかったがようやく理解できた。自分の開発したARゴーグルが悪用されることを拒んだためだろう」
「日本に居て気づかなかったのか?なんども広告を見たはずだ。
ヒューロンはあのARゴーグルを世界中に広めようとしている。その裏にはきっとコラボレーターズがいる。発売は…」
「明日?」
「何百万人、いや何千万人がこのゴーグルの被害者になる。止めるなら今しかない」
劉の前には数多くの戦闘員が。
初めて聞く組織やプロジェクト。そして発売間近の
ARゴーグル。タダの黒グラサンじゃないことはわかってましたが…。
あまりにも危険な存在ですね。
ハンクさんわずか2話で退場…。出会ったばかりの二人を命をかけて助けるとは
すごい御方です。
ブレスレットの謎もおいおいわかるんでしょうか?
謎美女さんがすごく気になります。