内容をカンタンに説明すると…
- ネオポリスのギャング組織、パッショーネ。ジョルノは組織に入るためのテストを受けに刑務所のポルポのところへ。その試験とは24時間ライターの火を絶やさずにいることであった。
- 掃除のおじさんの水で火が消えてしまった。おじさんが再点火したことでブラック・サバスに捕らわれ殺される。見たものも同罪扱い。
- 今回は…ブラック・サバスとの攻防戦、影を移動するスタンドで勝ち目がないかと思われたが…。侮辱するという行為には殺人も許されるといったポルポにジョルノは一矢報いる。
【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 4話】ギャング入門【アニメ感想】
再点火絶対許さないマン
(こいつ…僕の影から!こうやって魂を引きずり出しているのか!)
魂=スタンド。引きずりだした魂がすでにスタンド(ゴールドエクスペリエンス)なんですが……
「チャンスをやろう!向かうべき二つの道を!一つは選ばれるべきものへの道!さもなくば…死への道!」
(じいさんは魂をこの矢に刺されて死んだ…が…僕はどうなるんだ!?スタンドが攻撃されたなら!)
「やむを得ない!たとえポルポが組織の幹部であろうと僕の夢を阻みあのじいさんのように関係のない者をゴミクズのように殺す奴であるのならば倒さねばならない!」
ジョルノはなんだかんだで無関係の人間巻き込むのが嫌なんですね。
「無駄無駄無駄ァ!」
「ゴールド・E。お前の感覚だけが暴走し全ての動きがゆっくりと見える」
ポルポのスタンド範囲も広くて力も強いって最強??
「影だ!やっぱり影の中!こいつは影の中だけを伝ってものすごい速さで移動してくる。どうやら日光の中は追って来れないようだ…」
なんか可愛いなブラック・サバス
「もしこいつを無理矢理日光の中に引きずり出したらどうなるのだろう…試す価値はある。だがどうやって引きずり出す?どうする…こいつは待っている…日が暮れるのを慌てる必要なく待っている」
ジョルノのデカイ独り言
「君は!何をやってるんだジョルノ・ジョバァーナ!一体階段の下に倒れてる人は何なんだ!?君はその人に何をしたんだ!?」
康一がやってきました。
「見てたんだぞ!君があのおじいさんと話をしてるのを!僕は窓から見てたんだからな!」
「見てた…だって!?まさかライターの火を着けるのを見たのか!?」
ああ、これは再点火許さないマンの手に…。キター!!
「その手すりの影を踏むな康一君!影から出ろぉー!!」
「これは一体…あの矢は!」
康一くんは矢の事知ってるんですね。
「階段の手すりを朝顔に変えて垂れ下らせた。貴様は手すりの影から出た!」
GE有能です。なんとか日のもとに。
矢とは?
「このライターを点火したじいさんは殺された。それを見てしまったから僕も君も攻撃の対象になっているって事さ…」
「その事じゃない…今のは…「弓と矢」のあの「矢」だ!」
「ライターの点火は僕の行動が原因だ…あのじいさんはどうしようもなかった。すごく嫌な気分だ。自分の行動は正しいと信じてるがとてもドス黒い気分なんだ。
しかし…そうだとしてもこのジョルノ・ジョバァーナには正しいと信じる夢がある!」
「…2年前、僕はあれによく似た矢に刺されてスタンド能力を身に着けた。もし能力に目覚めなければ刺された人は死ぬんだ」
(能力が目覚める!?そうか…選ばれるべき者とはこれのことだったんだ!スタンドが目覚めた者!そしておそらくそれこそがポルポの試験の狙い!)
「矢のルーツは知らない…だけどあれに似たタイプのスタンドに以前出会ったことがある。遠隔自動操縦型だ!あのスタンドは!」
便利ですな!
「決められた単純な動きしかできないが目的を遂げるまで攻撃を止めないんだ!一番いいのは本体を見つけて叩くことだ!」
「とにかく今は校舎の影から出られないから今のうちに太陽の当たる側に回り込もう」
「カラスだ!飛行するカラスの影に潜んで校舎の影から移動してきたんだ!」
「Act3!3FREEZE!指を離すはずだ…こいつの手全体を重くしたんだ!指を曲げてなんかいられないはずなんだ!強い…何が何でも離さないつもりだ…」
(だ…駄目だ!スタンドが受けたダメージはそのまま本体に跳ね返る!このままではジョルノの足の骨が砕けてしまう!)
「Act3!3FREEZEを解除…」
「いや。そんなことはするな康一君。この重くなる能力、解除なんかとんでもない。これがいいんだよ。君がやってくれたこの能力がいいんじゃあないか!」
勝利BGMとともに勝ち目が見えてきました。
「向かうべき道は二つあるって言ってたがお前にはそんな多い選択はあり得ない。康一君。すまないけど少し右へどいてくれませんか?」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
やっつけた?のでしょうか?
「とはいえ…組織に入団できるのだろうか?困った…」
「やっつけただって…?君は勘違いしている。今のスタンドは日光に当たって攻撃をやめたってだけのことで本体はダメージなくピンピンしてるさ!」
???
「生きてるも何も遠隔自動操縦型ってのは本体にはまるで影響がないんだ。奴は戦いがあったこと自体気付いてないさ」
遠隔自動操縦型とかいう基本チートみたいな性能しかいないスタンド。
組織へのこと。ギャングのこと。
「君にだけは話そう…康一君…」
ただでは帰らない
しれっと、火が消えてない体でポルポに提出するジョルノ。
ポルポにとってでっかいピザは飲み物
こいつ1日何キロカロリー摂ってるんでしょうね。
「すまない。食事をすると頭がぼーっとするなぁ。胃に血が行くからかな」
「我々は侮辱するという行為に対しては命を懸ける。殺人も神は許してくれると思っている。それを忘れるな」
ん?
「おめでとう!君の入団を認めるよ」
「我が組織・パッショーネのバッチだよ。それが合格の証明だ。しばらくはブチャラティの指示で行動したまえ」
口では信頼がどうこう言っても、結局は「利用できるかどうか」で選ぶポルポ。
閉めたはずの冷蔵庫が空いている。
後日、ブチャラティの元へ行くジョルノ。
「一緒に来い。ジョルノ・ジョバァーナ」
(侮辱するという行為には殺人も許されるだって?なるほどお前の言う事は本当に大切な事だ。お前はあの無関係なじいさんの命を侮辱した。
だからお前の拳銃を一丁バナナに変えてきた。最後の食事、よく味わって食べるといいぜ)
ポルポ自分の拳銃を自分に向けて撃ってしまうことに。
「俺のチームに会わせる。全員スタンド使いだ」
って思わず叫びたくなるほど陰湿ですね。
康一くんのおかげで謎がとけましたが。遠隔自動操縦型とかもうチート!!
ジョルノの頭脳のおかげでなんとかできましたが…。
ポルポはスタンドに命令はできても外のことがわかるわけではないのですね。
見事な報復でした。やっぱりゴールド・エクスペリエンスは強い!
組織入る前から幹部一人殺すとか幸先いいですね…?