前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 魔法帝の密命で海底神殿があるリゾート地・ラクエに向かった黒の暴牛一行(※ゴードン先輩を除く)。
- ヤミ団長は、ノエルの水魔法で団員全員を海底神殿まで運ぶよう命じる。期限は7日後。それまでにノエルは水魔法をコントロールしなければいけなくなった!
- 今回は…海辺に響く美しい歌声を辿っていくと、アスタとノエルの前にひとりの少女が現れた!彼女の正体は一体…!?
【ブラッククローバー 41話】水の娘成長物語【アニメ感想・名場面】
アイドルを目指す少女・カホノとの出会い!
アスタとノエルは、謎の少女が奏でる幻想的な歌声に聞き惚れています。2人の気配に気づいた少女は歌うのを止めるのですが…。
「キャーッ!!聞いてたの!?恥ずかしい!!キャーッ!!」
第一印象とは打って変わっておてんばなリアクション(笑)
活発そうな少女は、自分をカホノと名乗りました!
初対面のアスタとノエルに「仲良くなりましょ~」と話しかけてきましたよ。滅茶苦茶フレンドリーですね!
「私、夢があるの!歌って踊れて魔法も使える、アイドルになる夢が!!」
そのために、お気に入りのこの場所で歌の特訓をしていたそうです。
アイドルになって一旗揚げてお金持ちになりたい、という生々しい動機もセットでしたが(笑)
カホノ「おや…!?」
アスタ「なんだぁ?」
急に真剣な表情になるカホノは、アスタの体が弱まり、筋肉に疲労が溜まっている事を見抜きます。
「歌回復魔法!ヒールララバイ!」
カホノが発動した回復魔法!キラキラしてて幻想的ですね~(*´∀`*)
部分部分のピンポイント(疲労がたまっている箇所?)に、緻密な魔力が溶け込んでいきます!
「おおっすげぇ!!どこも痛くねぇ!体が軽~い!筋肉の疲れが取れた!!」
ノエルも初めて見たという歌回復魔法。
魔法帝が見たら喜びそうだなー、と思ってたらプチクロで大金巻き上げられた挙句ドルヲタと化してて笑いました。
魔法帝なにやってんの!( ̄▽ ̄;)
「はい!一回100ユールね!」
「金とるんかい!!」
「冗談~」
「なんだ…」
「じゃないわよーっ!!」
「本当に取るんかい―ッ!!」
カホノ、ちゃっかりしてます(笑)
この期も回復魔法を使うたび金銭を要求してきました。金にがめつい性格のようです(笑)
談笑を続けているとアスタもノエルもカホノも15歳であることが判明しましたよ。
なんという偶然!いや必然なのか!?
意気投合した3人はさっそく友達になりました!!コミュ力の塊ですね!
すごいな…私も少しは見習わなければ…(°д°)
ノエルが魔法をコントロール出来ない原因は?
秘密事項は避けつつも、今回の目的をカホノに伝えたノエル。
アスタの口から「海底神殿」のワードが漏れちゃったけど(笑)ギリギリセーフですかね?( ̄▽ ̄;)
「なるほど。魔力をコントロールしたいのね…。ねぇノエル、ちょっと魔法を見せてみて?」
先ほどの特訓場所に戻ったノエルは水魔法を発動します。
途中まではうまくいくのですが、破裂してしまい、コントロールには程遠い状態です。
「そっかそっか、ノエルお疲れ!じゃあ友達になった私からアドバイス!ノエルは魔法を使うとき、マナを抑えつけようと力みすぎてるかも!」
カホノはリラックスした状態で、ありのままで魔法を使うことが大事だといいます。本当の集中は、安らいだ心の中にある、とも。
「ノエルが安心できる一番優しい記憶は何?」
「優しい記憶…?」
「うん!例えば家族のとか!」
あっ……(察し)
ノエルが思い出したのは、父から、兄姉から浴びせられた心無い言葉でした。
『なぜお前のような者を生むために、母上は死ななければならなかったのか…。お前が母上を殺したのだ』
他の家族と違って何も言ってこなかったノゼルにノエルは話しかけますが、今までで一番辛い言葉を浴びせられてしまいました…。
ノエルに対するやけにキツい態度の裏には、お母さんの死が関係していたんですね。
お母さんは「鋼鉄の戦姫」の異名を持つ凄い魔法士だったそうです。
全くの八つ当たりですが、ノゼルの気持ちも分かる気がします…。
とはいえノエルに罪があるわけでもなく…。
ノエルは平静を装ってその場を後にしました。
「疲れたらいつでも言ってね!王族なら100…ううん、1000ユールで癒してあげるから!」
ちょっとカホノ!傷心のノエルから金をむしり取ろうとするな!!(笑)
しかも無自覚に人の地雷を踏んでますからね!?ドSなの!?
(優しい記憶…!シスター、お元気ですか!?)
一方のアスタは、愛しのシスターの記憶を思い出していました。
シリアスとギャグの振り幅がすごくてついていけない(笑)
ノエルの「優しい記憶」はすぐそこにあった!!
アスタやカホノが応援するなか、特訓の日々が続きました。
フィンラルがナンパしている時も、ゴーシュが巨大なマリー砂像を作っている時も、グレイが海を満喫している時も、バネッサが泥酔している時も、ゴーシュがひとりアジトで泣いている時も、ノエルは水魔法の練習に勤しみます。
そして迎えた満月の前日。今夜が最後のチャンスだというのに、水魔法をコントロールできる気配はありません…。
焦るノエルに、アスタはひとつの提案をします。
「いいこと思いついたァ!!ノエル!もうあれこれ考えるのはやめて魔力を解放させろ!!」
逆転の発想ですね!
アスタは黒の暴牛アジトで暴走したノエルの魔法が一番海中を行けそうだと言います。
そう言われてみればそうかも!(便乗
「ばっ、バッカじゃないの!?うまくいかなかったら…」
「言っただろ!そん時は俺の剣で助ける!だから悩まず行け――っ!!」
アスタ格好良いよアスタ!!!。。・゚(つωஇ`)。゚・。
魔力を解放すると、ノエルの水魔法は先程とは比べ物にならないくらい巨大な水の塊を発生させました。
しかしコントロールができていないため、ノエル自身も水の中に呑まれてしまいます。
(結局、ダメなのね私…。だって、私の中に優しい記憶なんてなかった…)
ノエルが諦めかけたその時です。地上から聴き慣れた声が聞こえてきたのは!
「いつも威張ってるくせに何だそのザマはぁ!?それでも黒の暴牛の一員かてめぇ!」
「すーごい魔力なのに勿体無いな~!早く使いこなしてボクと一戦やろうよ」
「大丈夫大丈夫~!失敗しても死ぬわけじゃないし気楽に気楽に~!」
「お腹は空いてないかー!?ほら!とっとと終わらせてこれ食べなさい!」
「落っこちても優しくお姫様キャッチしてあげるよ!」
「落ちたら蹴り上げるから、とにかく成功させろ」
「とにかく気張れオラー!!」
「ノエル!お前ならできる!」
暴牛のメンバーが応援に駆けつけていました!
文字だけでもどれが誰の声援か分かるほど個性がにじみ出てますね(笑)
自分を信じて、応援してくれる仲間たち。ノエルはその光景に「優しい記憶」を見出します。
「戦う気があるならウチ来れば?最低最悪の魔法騎士団・黒の暴牛。落ちこぼれの吹き溜まりだ。お前にピッタリだよ」
救いの神ヤミさん!!!(T▽T)
入団直前、2人の間にこんなやりとりがあったんですね!
何年も一緒に過ごした家族とは、全くいい思い出がありませんでした。でも黒の暴牛に入団して数ヶ月で、数え切れない程の思い出と優しい記憶がノエルの中に溢れていたのです。
(こんな私を認めてくれた、任せてくれた…!私はみんなの役に立ちたい――!!)
その瞬間、ノエルのグリモワールに新たな魔法が刻まれました!!
魔力のコントロールに成功!!ノエルの新魔法でいざ海底神殿へ!!
水創成魔法”海竜の揺り篭”
それがノエルの新しい水魔法でした!
中には団員全員が入れるほどの広い空間が出来上がっています!これで海底神殿に行ける!!
「や、やった…!やった!!」
何より素晴らしいのは、見返してやろうとか、完成させなくちゃとかではなく、みんなの役に立ちたい、という思いが魔法を完成させた事ですよ!
その場にいるみんなが成功を喜んでいます!
よかったねノエル…!頑張ったもんね!(T▽T)
「ば、バカスタ…!」
「やったなノエル!」
ノエルを空中キャッチからのお姫様抱っこしたのはもちろんアスタでした!
鍛え上げた肉体の瞬発力と反射神経は尋常じゃないですね…!
邪な気持ちのフィンラル先輩どんまい!(笑)
「気安く触んないでくれる!!!!」
「ええええええ!!!」
ノエル必殺・照れ隠しビンタがアスタに炸裂しました(笑)
一瞬ゴードン先輩が出てきたような…?(´・ω・`) 気のせいか!←
アスタに同情する反面、あれだけ顔を真っ赤にしても恋心に気づいてもらえないノエルもちょっとか可愛そうだなーと思ったり( ̄▽ ̄;)
ヤミ「超えられたじゃねぇかノエル。限界をよ…。それじゃま、行きますか、海底神殿」
カホノは海底神殿の住人!?
「いい仲間いるじゃん!やっぱり最後は仲間が励ますべきでしょ!よかったよかった。それじゃ待ってるよノエル!神殿の奥で、ね」
ノエルの魔法が完成したのと同時に姿を消したカホノは、そう言って海の中へと消えてきました。
登場した時から普通の子じゃないとは思ってましたが…
もしかして海底神殿の主だったりするの!?(´Д`驚)
ヤミ団長が直接話しかけることはありませんでしたが、ノエルを信じる気持ちは十二分に伝わってきましたよ。
ノエルの努力はもちろん、仲間の応援や信じる心があったからこそ「海竜の揺り篭」が完成したのだと思います!
みんなの優しい記憶が詰まった素敵な魔法は、きっとこれから大活躍してくれることでしょう!(*´∀`*)
次週はいよいよ海底神殿へレッツゴー!
人数も多くて、心強いです!どんな戦いが繰り広げられるのかワクワクしますね!
アスタ達が来るのを待っているというカホノの正体も気になります!