前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 宿敵・ケモナーマスクが行方不明になってからというもの、彼をライバル視するMAOは深刻なケモナーマスクロスに陥っていた。
- 闇の四大公爵にしてヴァンパイア一族の次期当主であるイオアナは尻姫ことアルテナが召喚した勇者に対抗すべく異世界の魔王を召喚する。召喚されたのはMAOだった!
- 今回は…リンダブレアよりも先に勇者を討伐せんとするイオアナ。双方の従者も巻き込んだ彼女たちの因縁が明らかになる。
【旗揚!けものみち 6話 アニメ感想】ポンコツ×ご主人様
リンダブレアとイオアナの出会い
「こいつはエドガルド王国の王女・アルテナに召喚された勇者」
「召喚されたが逃げ出しこの手配書に…」
「なんだと!?あいつ!こんなところに居やがったのか!」
「お前の役目はこいつを倒すことだ」
「ふふふ、はははは!言われなくてもやってやるぜ!ケモナーマスク!
「異世界の魔王、もしやこの勇者とは因縁が?」
「因縁?そんなもんじゃたりねーな!俺らの関係を語るならその2つ3つ上の言葉が必要だぜ!」
MAOのやる気がみなぎります!
「私の因縁とあの異世界の魔王の因縁。この二つが重なり合えば暗黒面の力が増すことになるだろう。今度こそあいつを完膚なきまでに叩きのめしてくれるわ…!憎きリンダブレア…!」
そしてイオアナの回想が始まります。
『いいですよイオアナ様、この調子では優勝も夢ではないですよ』
しかし勝ったのはリンダブレアでした。
『(こんな奴に負けるなんて…)』
『じゃあ始めますか?』
空腹を満たしたリンダブレアに再戦を申込みますが、何度挑んでもイオアナは叶わず…( ̄▽ ̄;)リンダブレア強いんですね。
(武闘で私に始めて敗北の2文字を知らしめたのはあの女。それから事あるごとにあの女を意識するようになり、やつの強さが一体どこにあるのか観察を続けたが、やつの強さのひみつがどこにあるのか。いやむしろ、なぜこの私が食い気しかないいい加減な奴に負けたのか理解に苦しむことになった。そうだ。あの時も…!)
カーミラ『急いでくださいお嬢様!4大公爵の子息が一堂に会するパーティーですよ、張り切って行きましょうお嬢様』
リンダブレア『え~』
カーミラ『なんでも国一番のシェフが腕によりをかけた料理が振舞われるとか』
リンダブレア『そうなのっ!?急ぎましょう!』
イオアナ『ちょっと!』
リンダブレア『?』
イオアナはリンダブレアを待ち構えていたのですが…。
イオアナ『久しぶりだな、リンダブレア!』
リンダブレア『・・・・・・・・・・・・・えーっと?』
イオアナのことを覚えてない(笑)
『あぁー。ごきげんよう。さようなら』
『まてーい!!』
『何ですか?先を急ぐのですが!』
『相変わらずの食い意地だな』
『お褒めに預かって光栄ですわ』
『褒めてない!ふっ…。確かお前の家臣はレッサーヴァンパイアだな?』
ヴァンパイアには3つのクラスがあります。上から真祖・エルダー・レッサー。イオアナの従者・ローゼはエルダーでカーミラは一番下のレッサー。イオアナはそれを引き合いに出し、カーミラが四公爵家令嬢の臣下にふさわしくないと指摘します。
『せめて家臣は選ぶべきだと思うが?私の権限でそのような家臣ではなく、我がローゼと同じエルダーの家臣を与えてやっても良いのだぞ。どうするリンダブレア』
『う~ん…』
『考えるんですかお嬢様!??』
流石にカーミラも泣くよ!
『(コイツの代わりに私の息の根が掛かったヴァンパイアを送り込み、リンダブレアの弱味を握ってやろう…)』
『お気持ちだけ頂きますわ』
『気にするな。ではすぐに手配を…え?いま、断ったのか?』
『はい。ではこれで』
『ま、待て!お前は分かっていない!』
イオアナ『そいつはかなり無能だぞ!?』
リンダブレア『知ってます!』
少しは反論した方がいいのでは(笑)
イ『そのようなものを令嬢に仕えさせていては我が一族の名折れにもなる。そこでどうだろう、うちのローゼとカーミラを勝負させるというのは。それで勝つほどの実力なら私も認めよう』
リ『カーミラ!』
カーミラが首を横に振った結果…
リ『分かりました!』
カ『お嬢様ぁぁ!!!』
強制参加です。
『では詳細は後ほど!早くしないとお料理がなくなっちゃうから!』
『いやいやだからって!私絶対負けますって!』
『カーミラ、私のお付きでいたいのなら頑張りなさい!』
リンダブレアなりにカーミラを信じている…のかもしれません(多分(おそらく
しかしエルダーとレッサーの実力差は歴然。イオアナは勝利を確信します。
カーミラVSローゼ
イ『勝負の前に確認させてもらおう。ローゼが買ったらカーミラを即刻解雇し私が推薦するエルダーヴァンパイアの家臣を雇うこと』
リ『分かりました』
ロ『では。行くぞ!』
月下で決闘とはこれまたオツな!
カーミラとローゼが激突!プロレス以外のバトルも良く動きますね!
『勝負、ありましたね』
『まだまだ…!』
カーミラはローゼの鎌の餌食となり、劣勢に追い込まれます。
イ『力の差が歴然としている。レッサーヴァンパイアが叶うはずがない。早く止めてやれ、それが今まで仕えたものに対するせめてもの優しさだぞ』
リ『…』
カ『例え好みが滅んでも絶対に負けは認めない!エルダーだろうが真祖だろうがお嬢様のため!!』
ロ『いい加減あきらめが悪い方ですね。実力差というものを…』
カーミラ『負けるわけにはぁあああぁぁぁ』
ローゼ『こら!やめろ!スカートを掴むな脱げる!あぁ!やめっ!』
卑怯にもスカートを狙う(笑)
『負けるわけにはぁああああああああああ!ううううう』
恥も外聞も捨てて…。 必死なんですがシリアスぶち壊しだよ(笑)
イオアナの勝利
『試合中止をお願いします。カーミラはもう勝てません、続けても無意味です』
そう言ったのはリンダブレアでした。
『ふん!勝負にならなかったな!』
『お嬢様!お願いです!!』
『往生際が悪いぞ。新たな家臣は明日にでも送ってやる。連れて行け』
『待ってください。確かにカーミラはポンコツですがこのまま見捨てるのは忍びない。できれば雇用を継続したいのですが』
『はぁ?何を言い出すかと思えば…。約束を反故にするならそれなりに誠意を見せてもらいたいものだ』
『誠意、ですか』
イオアナは地面を指さします。
カーミラ『お嬢様…何をなさって…!?』
リンダブレアはイオアナの指示に従い、躊躇うことなく土下座したのでした。
ポンコt…カーミラのためにそこまで(´;ω;`)
イオアナ『(始めて勝った気がする…!)ふふふ、あははは!あーはっはっはっは!』
リンダブレアへの劣等感が原因なのかもしれないけどイオアナ性格悪い(笑)
リンダブレアの落とし前
『リンダブレアなど私の敵ではない』
『本当、あの無様な格好と言ったら!』
『あはは!』
帰りの馬車で談笑するイオアナとローゼ。しかし道中で事は起きます。
馬車が止まり、外に出ると、そこにリンダブレアが立っていました。
リンダブレア『今夜は綺麗な月が出ていますね。先ほどは失礼致しました。全くカーミラときたら見苦しいばかりで。何をやらせてもダメダメでまれに見るポンコツで救いようのないおバカで。ですが…例え方向性が間違っていたとしてもあれはあれで、主である私のために一生懸命で。カーミラがいると場が和むのです。それゆえ私にとっては大事な家臣なのです』
イオアナ『カーミラに謝ってほしいとか認めて欲しいとかそんな事をいいに来たのか?』
リンダブレア『いえ。あの子がポンコツなのは元からなのでしょうがありません。勝負は勝負。負けたことにもとやかく言う気はありませんので。ヴァフニールは四大公爵家イチの武闘派です。あの子が負けたまま当家が何もしなかったと吹聴されると家の者がうるさいもので』
イオアナ『カーミラが負けたことを誰にも言わずなかったことにして欲しいと?既に土下座という屈辱的な謝罪はもらった。ならそれ以上の事をしてもらわないと…』
リンダブレア『そんな事を言うつもりはありません』
『ただ、ちょっとだけお付き合い頂ければ』
突然の脱衣!
はリンダブレアの本気の証でした。
『あんな馬鹿な子でも大事な家臣。あの子もこのままでは悔しいでしょう。だから主として仇討ちでもしてあげようか思いまして。リンダブレア、イオアナ様に決闘を申込みますわ』
ドラゴン化したリンダブレアを前にイオアナ達がどうなったのかはお察しですね( ̄▽ ̄;)
ドラゴンフォームがよく見えなかったので全体像が気になります!
イオアナ「――今思い出しても地が煮えたぎる想い出!リンダブレアのやつ、勇者が召喚されたと聞いてすぐさま城を後にしたとのこと。おそらく誰よりも早く勇者を倒し手柄をあげるつもりだろう」
ローゼ「食い意地だけの女と思っていましたがまさか裏をかくとは!」
イオアナ「勇者討伐は私の手で成し遂げる!遅れることがあってはならない!必ず見つけ出して今度こそ完膚なきまでにたたきつぶしてくれるわ!」
「クエストで受けた傷をこの浮上の土の中で癒すまでは我は一歩も動けん」
場面は変わって源蔵サイド。カーミラはまた埋まってるしワームに食われたらしいし相変わらずのポンコツぶりです(笑)
源蔵「仕事したような口ぶりじゃないか。オラ!とっとと出てきて少しは働け!オラ!」
往復ビンタの嵐でした(笑)
『お嬢様!お戻りになったのですねぇ!よかったぁ!てっきり私の不甲斐なさに失望して家出をされたのかと心配しておりました!一刻も早く傷を治しお嬢さまをさがしに行こうと思っていたところです!もう心配で心配で夜も眠れなかったんですk…』
リンダブレアこと花子の回想。イオアナ達に落とし前をつけた後、カーミラの出迎えを受けますがすぐそばに酒瓶が転がっていました。
腹パンしてそのまま屋敷に回収。容赦ないな(笑)
花子「全く、馬鹿な子なんだから」
これで源蔵VSMAO、花子VSカーミラの構図が出来ましたがどうも源蔵チームの方が一枚上手のように見える(笑)
落とし前をつける花子が格好よかったですね。カーミラのことをあそこまで大切に思っているとは。そういえば源蔵に制裁を食らった時も制止したのは彼女でした。もし仕えるならイオアナじゃなく花子がいいな、と思ったり。
MAOは武器装備与えられてましたがいつものレスラー姿で現れるんだろうな(笑)
木陰からこちらを見ていた人は初弟子なのでしょうか!?またひと騒動ありそうな予感!