タクヤは何故一匹狼の運び屋となり、人一倍契約にこだわるようになったのか。それはかつて彼が「希望の光養護学園」で潜入調査をしたことがきっかけだった。学園とラクーナの”黒い繋がり”を示す証拠を探せ！

高校を卒業した翌日、鏡の世界に引きずり込まれた阿良々木暦は、背が低い火憐や浴衣を逆に着る月火、表情豊かな斧乃木余接らと遭遇する。困り果てた彼は神様・八九寺真宵お姉さんのもとへ向かうことに。全てが反転した世界で元の世界に戻る方法を模索するが…！？

新たな任務地・浅草へやってきた炭次郎と禰豆子。初めての都会で歩くのが精一杯のなか、炭次郎は「家族が殺された現場に残っていた鬼の匂い」を察知する。その先に居たのは鬼舞辻無慘…！しかし彼には人間の妻子が居て！？

謎の人物から泉鏡花に依頼が。その中身は入社祝いと書かれた紙で鏡花の両親が死んだ日の出来事が記されていた。後半は敦の話。乱歩さんの強制代理で訪れた事件現場。その死者は敦にとって忌むべき存在であった。

草摩本家を訪れた透は紅葉とはとりの出迎えを受ける。「草摩と関わった事を後悔する前に出て行け」。透に対するはとりの厳しい言葉には、彼がカナという女性と育んだ恋の悲しい結末が関係していた。

カパゾンビを倒せなかったことでカッパの状態の三人。春河が玲央に連れ去られてしまう。玲央と真武は帝国軍の人間だった。春河を助けるために存在を消そうとする一稀