内容をカンタンに説明すると…
- 文化祭当日、ヤヒコがどうやら侵入している様子。気配を完全に消しているため芦屋や安倍でも見つけられない。
- 学校中にポルターガイスト現象が。モジャのおかげで事なきを得、安倍はヤヒコの相手をすることに。
- 今回は…コモン殿の依頼を果たす時期が来たようだ。アオイの居た時期に小さかった雛鳥達は立派に大きくなった。しかし一匹だけが飛べない?それには兄弟で話し合った理由があった。
【不機嫌なモノノケ庵 續 11話】帰居【アニメ感想】
満を持して
「今はオレが物怪庵主です」
「大変だねぇあんたの前の奉公人も居なくなったそうだし」
「なにかご存知なんですか?」
「アオイ殿がちらっと話したのを聞いただけさ。
なんでも奉公人になる前は妖怪を殺したり封印したりするような物騒な奴だったとか。
でもそれを聞いたのはいなくなった後だしね。いや~主が齊でよかったよ」
なにそれ怖い…。え、それが芦屋父ですか?
「紹介しよう、こいつがちゅんいち、ちゅんじ、ちゅんぞう、ちゅんよん、ちゅんご」
「どれが誰だ?」
「五匹全員ようやくこれだけ育った」
なるほど前回は小さすぎて断られたんですね。
「これであたいの肩の荷も降りるってもんさ。
聞いたかいあんた達隠り世に行けるよ」
「それでは準備を」
「隠り世へ行く準備ができてるのは5兄弟のうち4匹。このチュンゴはまだ祓わなくていいよ。この子だけが未だに飛べないのさ。足並みを揃えないと他の兄弟の足手まといになる」
「コモン殿念の為一度飛ぶ姿を見せていただけませんか」
練習場へ。
芦屋の声とっても響く…。
チュンゴに羽ばたきを教える齊かわいいですね。
吊橋の方は突風が吹くのでコモンが風に振り落とされそうに。
助けるために普通に飛んだちゅんご。
(いまさっきまでまともに羽ばたきもできなかったやつが…飛べなきゃ隠り世へは祓えない。
やっぱり…そういうことか)
兄弟喧嘩が始まりました。
「あたいもこいつらの言葉はわからないんだ」
「大体の原因はわかる。ちゅんご殿が飛べないふりをしていたことだろう。
おそらくちゅんご殿は飛ばなければ現し世に残れると思ったのでは」
『あまり世話をやきすぎないようにご注意を』
「あの時アオイ殿がおっしゃってたねぇ。こういうことか…
どうやらあたいは世話を焼きすぎて現し世を居心地よくしてしまったみたいだね」
(大事に世話したのが逆効果になっちゃったってことか)
別れを決意
「よし決めた。あたいはあの住処を捨てて引っ越すよ。
住処がなけりゃこいつらの住む場所もなくなる。そうすれば隠り世へいくしかなくなるだろ?」
思い出の靴下なども出てきました。雛だった頃5匹を守るために存在した靴下。
隠世の扉を崖で出すのは失敗でした…。
あやうく安倍が落下するところでした。
二回目となると…。
とりあえず物怪庵の中に一時移動することに。
「コモン殿もどうぞ中へ」
「あたいは行かない。夜になる前にひとまず今日の寝床を決めないとだしね。
物怪庵に足を踏み入れる時はあたいを隠り世へ祓ってもらう時と心に決めているのさ」
ありがとう、すき、さようなら
ちゅん達の通訳を物怪庵がしてくれてます
「飛べないふりしてごめんなさい。とおっしゃってるようですよ」
「兄弟全員の門出を見送る今日この日あたいも世話役卒業だ」
そして物怪庵の入り口は閉じました。
兄弟会議?
お互いに兄弟喧嘩したことを謝ってるそうよ
チュンゴ゙さん失敗しちゃった
兄弟みんなで考えたのに
物怪庵が芦屋に説明してくれます。
外に居た春齊に説明をしにいく芦屋。
「安倍さん飛べないふりの本当の理由がわかりましたよ。
飛ぶ練習を始めた頃に兄弟皆で決めたそうです。兄弟一人だけコモンさんの元に残して行こうって。
コモンさんは自分たちのことが大好きだから拾ってくれたお礼としてひとりだけプレゼントするつもりだったそうです。
でも言葉が通じないから現し世に残れるよう一人が飛べないふりを…って物怪庵が通訳してくれました。
だけど…一人のほうが喜んでくれるなら僕はいらない。一人のほうが気ままみたいだ。それなら兄弟と一緒に隠り世へ行こうってことだそうです」
安倍はチュンゴに向き合います。
「コモン殿に言われたから隠り世へ、兄弟と決めたから現し世に。それでチュンゴ殿あなたご自身の考えはどちらでしょう?
ご兄弟とともに隠り世へ行きたいですか?それとも…コモン殿の元に帰りたいですか?」
兄弟が後押し。チュンゴは靴下を持ってコモンの元へ。
「後でコモンさんからクレーム来るんじゃないですか?一人気ままにって言ってたのに」
「かもな…だが、コモン殿のあれが気ままなふりだったらどうだろうな」
なるほど…。
コモンの寝床は新しいとこではなく兄弟たちを育てた場所。
そこにチュンゴが戻ってきてました。
幸せそうな寝顔です。
(そうだよね誰だって一人より二人がいい)
過去に迫っていく晴齊
「物怪庵、オレの前に人間の奉公人が居たことがあるのか?」
答えはNOでした。
安倍の今回の報告書を立法へ届けに隠り世へ。
立法にも過去のことを聞いてみることに。
「知りたいことと関連があるかわからないが齊が奉公人として雇われる以前に現し世で事件があったんだ。
司法の白洲獄に記録が残っているはずだよ」
しかし調べることはかなわない。司法や行政に感づかれることになるから。
でも侵入して覗き見することは可能だと。
難易度高いですね…。
とぼけた顔がものすごくかわいい。
物怪庵が通訳してくれるのがまたいいですね。
飛べないふり。気ままなふり。そして結果はこれで良かったですよね。
あと2話で最終回だったような気がするのですが芦屋の父の謎の解決でクライマックスなんでしょうかね。
ものすごく気になっています。
妖怪を倒すような人だったのが奉公人…。