【やがて君になる 4話 アニメ感想】槙くんが燈子と侑のキスを目撃!元生徒会の「七海澪」って誰!?

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 生徒会応援演説の直前、侑は燈子が緊張しているのに気づく。みんなに失望されたくない、と理想の演技をしていた燈子。
  • 侑の応援演説のおかげもあって、燈子は無事に生徒会長に就任。侑は生徒会メンバーの一員となった。
  • 今回は…今年の文化祭で生徒会演劇を復活させよう、という提案がされる。放課後、燈子とキスした侑は、それを生徒会メンバーの槙に見られてしまい…!?

【やがて君になる 3話 アニメ感想】燈子が侑を好きな理由!燈子の弱さと本当の姿!

2018.10.20

【やがて君になる 4話 アニメ感想】好きとキスの距離/役者じゃない

 燈子の提案!七海澪って、誰?

新生徒会が発足し、早速活動を始めます。

「普段はともかく、行事の時は結構ハードだから覚悟しておいて!中でも一番大きな行事といえば~…はい、小糸さん!」
「は、え、えーと、文化祭?」
「そうです!文化祭!」
「私たちは裏方。生徒たちが全力で楽しめるように調整するのが役目です」
「場所や時間を割り当てたり、委員会に仕事を割り振ったり!」

目立たないけど大変な仕事ですね!さっそく忙しそう(´Д`;)
そして今年、燈子は生徒会で是非ともやりたい事があるそうで。

「生徒会劇の復活!」

劇ですか~!楽しそうですね(*´∀`*)
定番だけど生徒会がやるって珍しい。

遠見東高校は演劇部がありません。
以前は手芸部や美術部が舞台セットを作り、生徒会が役者不足を補っていたそうです。
毎年恒例の伝統になっていた劇ですが、7年前から途切れていました。

「復活させれたら面白いと思うんだけど、どう?」
「うん、面白そう!俺はやってみたいっす!」
「本当っ?」

前生徒会長の紹介で入った堂島はノリノリですね!そういう事好きそうだもんな…。
しかし侑と槙くんは乗り気ではありませんでした。本来の仕事だけでも忙しいし、元々劇をするなんて聞いてない、と。一理あります。

「そっか…まぁ、これはまだ提案だから。文化祭まで時間もあるし考えてみて」

一旦保留になった劇ですが、提案者は燈子だし、実行されそうですね(笑)

「資料の整理ですか…」
「代替わりしたところだからね。ここにある資料を、それぞれのファイルに分けてもらいたいの。活動報告書と予算表は生徒会室で保管するから、それは別にしといて」

資料とファイルが山済みです。これは大変だ~( ̄▽ ̄;)

「あ。これってもしかして、昔の台本?」
「あぁ、そんなところにも挟まってたのね」

侑は資料の隙間から劇の台本を見つけます。

「生徒会室にも古いのが残ってたのを燈子が見つけて、復活させたいって話してたの」

主演者の名前をよく見ると七海澪の文字が…!?
七海って燈子の苗字と同じ…。何か関係あるのでしょうか?

「伝統だったのに、なんで7年前で途切れちゃったんだろう…?あ、先輩」
「今は仕事中だよ」
「あはは、ですよね~。は~い」

燈子に台本をそっと取り上げられちゃいました。話題を逸らしたようにも見えたけど…。考えすぎかな(;´・ω・)?

 

 燈子と侑のキス!それを目撃したのは…

仕事が終わり、侑と燈子は生徒会室で2人きりになります。

「私も別に用無いです」
「君って本当…」
「流されやすい、でしょう?分かってますよ」
「ううん。優しい。ねぇ侑―――キスしたい」

そんな直で言いますか!!

「好きでいるだけでいいって言ったくせに結局そういうことしたいんですか!」

燈子はグゥの音も出ません(笑)

「言ってることコロコロ変わって、生徒会長がそんなことでいいんですか!?」
「だって…」

「変わるよそんなの!侑がいつも許してくれるから!もっと、欲しくなっちゃう…」

恋に我慢なんて言葉は通用しませんでした。

「侑のせいだよ?」
「…いいな。私も変わりたい」
「?」
「いえ、何でもないです」

侑にはまだ「キスしたい」気持ちが分からないんですね…。

「いいですよ、別に。しても」
「本当にっ!?なんで?」
「別に嫌なわけじゃないですし。それに興味がないって言ったら、うそだし」

キスが嫌なわけじゃないって、キスしたいと同義なのでは!?とか思ったり。

「なにそれ…好きじゃないのにキスしたいとか、侑…エロい」
「なっ!?」

燈子の言い方もエロいよ!←

「バカ言ってるとさせませんよ!」
「待って、やだ!する」

イチャイチャしてますねぇ…。いいぞ!もっとやって!( ̄∀ ̄)

あ~、美しいです、絵になりますね~(絵だけど

2人きりの生徒会室。完全に油断していました。

「…ん?誰か筆箱忘れてる。槙くんの、かな?」

同じ頃、生徒会室に入ることなく来た道を急いで引き換えす男子生徒の姿が…。

筆箱を取りに戻った槙くんです!!

キスしてるの見られちゃいましたよ!?( ;´ ⊙ 言 ⊙` )

 槙くんが動き始める…!

「槙くんも反対派?」
「やらなくて済むなら、是非そうしたいですね」
「そう。生徒会の仕事じゃないから強制はできないけど、1年生のうち2人も反対とは…読みを誤ったわね」
「僕は小糸さんほど断固反対ってわけじゃないですけど」

沙弥香とファイル整理をする槙くん。舞台裏で活動し、人をサポートするのが身に合っていると言います。

「あの子、燈子があれだけ説得してるのに…」
「七海先輩って、小糸さんのことすごく気に入ってますよね」

「・・・・・・・・・」

沙弥香の顔が(´Д`;)
槙くん地雷踏んでますよ!

「あの二人って、もとから知り合いとかじゃないんですよね?」
「えぇ。どこをそんなに気に入ったんでしょうね」
「小糸さん、いい人じゃないですか。応援演説も頑張ってたし」
「そうね」
「演説が佐伯先輩じゃなかったの、実は根に持ってます?」
「そう見える?」

無自覚かと思ったけど、わざとっぽいですね?

「ま、きっと後輩ができたのが嬉しくて浮かれてるだけで、そのうち落ち着くでしょう」

書類室を後にする沙弥香。その背中を槙くんは意味深な顔で見つめます。
分からない…槙くんの考えていることが…。一体何をする気なの!?(´Д`;)

「劇は阻止しようね!」
「そんなに嫌なんだ」
「うん!」
「でも、もう美術部とかの部活には話を通してるんじゃないかな?先輩とかの様子じゃ準備してたみたいだし」
「やる気満々か!」

侑と槙くんが2人きりに。
ドキドキしてきました。嫌な意味で。

「先輩のことよくわかってるんだ?」
「え?まぁそれなりに仲はいいと思うけど、せいぜい知り合って1ヶ月くらいだし…」
「ふーん」
「?」

「小糸さんと七海先輩って、付き合ってるの?」

ダイレクトにキタ━((((;゚言゚))))━!

 傍観者と役者

「昨日見ちゃったんだ、ごめん」
(見られた…知られた……もし、広まって……)

今まで誰とも付き合わなかったくせに。後輩の女子と。彼女だから応援演説も彼女をさせた。
そんな噂をされたらどうしよう。

侑は学校で燈子の立ち位置が危うくなるのを恐れます。

「小糸さん、大丈夫だよ。見たからって僕は別に…」
「槙君。七海先輩には言わないで。見ちゃったってこと」
「君がそう言うならそうするけど。どうして?」
「先輩はその、忙しいし、考えなきゃいけない事もたくさんあるし、余計な事を言って、怖い思いさせたくない。お願い」
「…最初にする心配がそれなんだ。面白いな!人の恋って、本当に面白い!」

槙君のリアクションに強烈な違和感を覚えました。

自分そっちのけで燈子の心配をする事を言ってるのは分かりますが、面白い…?何を言ってるんですか槙君…!?(´・ω・`)

(姉二人と妹に囲まれて育ったせいか、僕は不思議と女の子の相談相手になることが多い)

槙くんに恋愛相談する人の気持ちが分かる気がします。
彼が醸す雰囲気は中性寄りというか、「性別:槙君」みたいな、特殊な立ち位置のタイプですよね。こんな子クラスに居たな~。

(でも面倒とは思わない。女の子は恋の話が好きだから。次から次へとやって来る恋の物語)

客席に座って役者たちの恋を見守る槙君。歪な演出ですね。
いろんな相談を受けて、いろんな恋を見てきたようです。そんなある日のこと。

『槙君!あのね、私、話聞いてもらってるうちに、槙君のことが―――』
(なんだそれ。役者が観客に恋するなんて、がっかりだ…)

えぇ…そこは普通、喜ぶ場面では…(;´д`)

(そんなものはいらない。僕は客席にいて、ただ舞台の物語を見ていたい)

槙君は傍観者に徹していました。自分の恋愛にはまるで興味が無いようです。
多分、恋をしたこともないんだろうな…。そういう意味では侑と似た部分があるかもしれません。

劇場を去ろうとした槙君ですが、侑と燈子の新しい物語を見つけて…。

(僕だけが知ってる秘密の演目。一番近くで見ていたい!特等席で!!大事に見守らなきゃ…)

燈子や他の生徒に事を言いふらさないのは、そんな気持ちがあるから。
すみません、ちょっと怖いと思ってしまいました…( ̄▽ ̄;)

誰にも広めたりしない、と約束してくれた槙君。悪巧みしてるとかではないようで、良かったです。

「信じるよ…見ちゃったこともわざわざ教えてくれたんだしね」
「これからはもうちょっと周りに気をつけてね」
「は、はい…」

槙君めちゃくちゃいい子じゃないか!疑ってごめんよ!

「でもちょっと意外だったな。七海先輩が一方的に君の事気に入ってるみたいに見えていたけど。小糸さんも、ちゃんと七海先輩のこと好きなんだね」
「え――?」
「だって小糸さん、自分より先輩の心配ばっかして。それって、七海先輩のこと特別なんだなーって」
「好きって…私は……」
「あはは。小糸さんも照れたりするんだー」
「そんなの…だって、これは…」

「別に、普通だよ」

槙君の指摘に侑は混乱します。
やっぱりもう恋はしていて、それに気付けなかっただけなのでは…!?

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草食系男子かと思ってた槙くんが強烈なキャラでした!
彼の恋愛観は、言い方は悪いですが、一番狂ってるのでは!?( ̄▽ ̄;)
しかし槙くんのおかげで、侑が恋を自覚するフラグが立ちましたね。第三者の意見って大切だな~(´-ω-`)

燈子が演劇を復活させたい、といったのには「七海澪」の存在が関係してるようですね。偶然同じ苗字だった、というのは考えにくいです。
前回、職員が言っていた「アイツ」や、幼い燈子がしがみついていた女性と同一人物なのでは?と思ったり。

「後輩ができたのが嬉しくて浮かれてるだけ」と言った沙弥香は自分にそう言い聞かせてるようにも聞こえました。表向きはいつも通りだけど、心の中は穏やかじゃないんだろうな…。

自分の気持ちに少しずつ気づき始めた(?)侑が、燈子とどんな距離感を保っていくのか注目です!
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