前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 成績優秀な貧乏高校生・上杉風太郎は借金返済のため、高収入の家庭教師バイトをする事になる。しかし彼が勉強を教えるのは落第寸前、同級生の5つ子で…!?
- 5つ子たちの反抗を受けながらも諦める様子を見せない風太郎。五月は渋々、彼を家庭教師として迎えることにするが…。
- 今回は…三女の三玖は戦国武将好きだった!他の姉妹も知らない秘密を三玖と共有した風太郎は、そこから手懐けようと試みる!
【五等分の花嫁 2話 アニメ感想】屋上の告白
全員赤点!三玖は日本史が得意?
「今日はよく集まってくれた!」
「私たちの家ですし」
「まだ諦めてなかったんだ…」
中野家にやってきた風太郎。張り切ってますね。
5つ子たちは相変わらずやる気無さそうですが(笑)
二乃「家庭教師はいらないって言わなかったっけ~?」
風太郎「だったらそれを証明してくれ!今からテストを受けてもらう!合格ラインを超えた者には、金輪際近づかないと約束しよう!」
五月「分かりました。受けましょう。合格すればいいんです。これであなたの顔を見ずに済みます」
合格ラインは50点!
二乃「あんまり私たちを侮らないでよね!」
5つ子たちは嫌々受けてくれました!自信満々だけど結果は…!?
風太郎「採点終わったぞ!すげぇ!100点だ!…全員合わせてな」
全員赤点でした(知ってた)
翌朝、登校中に5つ子と鉢合わせますが逃げられてしまい…。警戒されてますね( ̄▽ ̄;)
「私たちの力不足は認めましょう。ですが自分の問題は自分で解決します」
「勉強はひとりでもできる」
「そーそー!」
「そうか。じゃあテストの復習は当然したよな?」
「「・・・・・・・・」」
誰もしてませんでした(笑)
「問1:厳島の戦いで毛利元就が破った武将を答えよ」
「…。~~~~~~~っっ」
「無言っ!!?」
答えられない五月が可愛すぎる(*´`)
(分かった事がある。この5人は極度の勉強嫌い。そして俺のことも嫌い…)
距離感がね( ̄▽ ̄;)
(一人ずつ信頼関係を気築くしか…。ん?三玖、さっきの問題正解してる…?)
昨日のテスト結果をまとめた一覧表を見て風太郎は気づきました。
「よぉ三玖!今昼ご飯か?」
「・・・・・」
食堂で三玖に話しかけます。
「350円のサンドイッチに…なんだ、その飲み物?」
「抹茶ソーダ」
「へ、へー…。逆に味が気になるな…」
「いじわるする風太郎には飲ませてあげない」
「…ひとつ聞いていいか、今朝の問題なんだが…」
「っ!」
三玖は何かを答えようとします。
「う~えす~ぎさ~んっ!!」
「四葉!?」
「朝は逃げちゃってすみませんでした!」
「あ、あぁ、それで三玖っ…」
「見てくださいこれ!英語の宿題!全部間違えてましたー!」
雰囲気クラッシャーキタ(笑)
唯一協力的な四葉ですが、一番落第に近い気がします( ̄▽ ̄;)
三玖の告白!
(ん…?三玖から?)
『放課後、屋上に来て。風太郎に伝えたいことがある。どうしてもこの気持ちが抑えきれないの』
自分の席に戻った風太郎は、机の中の手紙を発見します。
もしやラブレター…!?
(三玖が俺を!?また会って三日目ですけど!?)
勘違いパターンのような気も…!?
五月「何ニヤついてるんですか?気持ち悪いですよ…」
風太郎「馬鹿ッ!ニヤついてねぇし!!」
ラブレター(仮)を貰ったのは初めての風太郎!ニヤつきが抑えきれないようです(笑)
「…ほらね!程度の低いイタズラに乗っかっちまったぜ!本当にこられても困るん…」
「よかった…。手紙、見てくれたんだ?」
放課後。屋上で待っていた風太郎の前に三玖が現れました。
「食堂で言えたらよかったんだけど、誰にも聞かれたくなかったから…」
(あれ?この雰囲気、やばくない…?)
「風太郎、あのね……」
「あの…三玖…!?」
「ずっと言いたかったの…す…」
「す!?」
「す…………」
「陶晴賢…!」
すえはるかた…!?(´∀`)
「…よしっ、言えた!スッキリ…」
「ちょ!待った!なんのこと!?ひねった告白とかじゃないよな!?」
”好き”って言われるかと思ったんですけど!
「問題の答え、だけど」
「問題…?今朝の!?」
「…」
「ままま待てって!それを今、なぜこのタイミング…」
「あっ!」
風太郎が三玖を引き止めた瞬間、三玖のスマホが地面に落ちます。
「すまん!!ん?それは武田信玄の…」
家紋を待ち受けにしていました。
「だ、誰にも言わないで……戦国武将、好きなの……」
「は?」
「きっかけは四葉から借りたゲーム…。野心溢れる武将たちに惹かれて沢山本も読んだ。でもクラスの人が好きなのはイケメン俳優やモデルばかりで。私はヒゲのオジサン…変だよ」
もっと他に言い方あるのでは(笑)
「(確かに変な奴。と、切り捨てるのは簡単だがこれはチャンスだ!)変じゃない!自分が好きなったものを信じろよ!」
「え…!?」
「そういえば、前回の日本史、俺満点だったな」
「そうなの!?」
「これが学年1位の力だ!俺の授業を受ければ、三玖の知らない武将の話もしてやれるぜ!」
戦国武将で釣る作戦ですね!
「それって、私より詳しいってこと?」
「え?」
三玖の対抗心に火がつきました!
一問一答や戦国エピソードで盛り上がり…。
風太郎(武将は、勉強から逃げているこいつと日本史を繋ぐ唯一の接点。このチャンス、生かしてみせる!)
戦国武将を利用するスタイル!
「そうだ!次の家庭教師の問題は日本師を中心にしよう!三玖、受けてくれるか?」
「っ!…そこまで言うなら、いいよ」
釣れた――(゚∀゚)――!!
(勉強する場さえ整えばあとはどうにでもなる。俺にも生活がかかってるんだ。悪く思うなよ)
「待って。これ、友好の印。飲んでみて?」
三玖がくれたのは抹茶ソーダでした。
「気になるって言ってたじゃん。大丈夫だって。鼻水なんて入ってないよ。なんちゃって」
「…なんて?鼻水って言った?どういう事?」
「…あれ、もしかして…この逸話知らないの?」
「………」
「そっか…」
「……………」
「頭良いって言ってたけど、こんなもんなんだ」
やらかしたー!!(;´д`)
”鼻水なんて入ってないよ”が戦国武将の逸話だったようです!
「やっぱ教わることなさそう。バイバイ」
理解できなかった風太郎に三玖の興味は失せてしまいました…。
突破口は戦国武将!
「これ!全部貸出で!」
「は、はい…」
(こんなもんだと!?許さねぇ!意地でも俺が勉強を教えてやる!)
図書室に直行した風太郎は戦国関連の本を片っ端から借りました。
プライドが傷ついたんでしょうね…( ̄▽ ̄;)
「三玖、お前が来るのをまっていたぞ!」
「何か用?風太郎」
後日、風太郎は三玖を呼び出します。昨日と立場が逆転してる(笑)
「俺と勝負ッ!」
「は?」
「お前の得意な戦国クイズ、今度こそ全て答えてやる」
「やだよ。懲りないんだね」
「ふっ!唯一の得意分野で負けるのが怖いか?」
「ムッ…。”武田信玄の風林火山、その風の意味することとは?”」
「そんな簡単なこと…」
「正解は、”速きこと風の如く”!」
「あっ!あいつ!また逃げやがった!」
戦国クイズは鬼ごっこに変更です!
(そうだ、あいつらは逃げ続けてる。俺からも勉強からも!もう逃がさねぇ!!)
トリッキーな技で追跡をかわされながらも、風太郎は三玖を追いかけます。
「この前は騙して悪かった!俺はこの2日間で図書室にある戦国関連の本全てに目を通した!」
「嘘ばっかり…!」
「今ならお前と対等に会話できる自信がある!」
追いかけっこの中で”武将しりとり”が始まります。2人ともヘロヘロだ(笑)
「もうダメ…!」
「ううぅぅっえ…!」
「なんでそんな…必死…なの…」
「俺のスピードと張り合えるなんてやるじゃん…」
「私、クラスで一番足遅かったんだけど……」
倒れた頃には日が暮れていました。
風太郎「…喉、渇いたな」
三玖との信頼関係を築けるのか!?
「ひゃっ!」
なにその可愛い反応!
「あ、すまん。これ好きなんだろう?110円は手痛い出費だが、もちろん鼻水は入ってない!」
「!」
「石田三成が大谷吉継の鼻水の入った茶を飲んだエピソードから取ったんだろう?この逸話にたどり着くまでに何冊読んだことか。まぁ結局は、たまたま居合わせた四葉がスマホで調べてくれたんだが」
便利な時代になったもんだ…( ´_ゝ`)
「私が武将好きって、四葉に話したの?」
「いや、言ってないが。姉妹にも秘密にする必要があるのか?」
「姉妹だから言えないんだよ」
「なんで」
「5人の中で、私が一番落ちこぼれだから…」
「あいつらの中じゃお前は優秀だ!この前のテストだって一番上だったろう?」
ちなみに32点でした。
「でも…なんとなく分かるんだよ。私ができることは、他の4人にもできるに決まってる。5つ子だもん」
(待てよ?三玖の言うことが正しいとすれば…)
「だから私なんか諦めて…」
「俺の仕事は5人の家庭教師だ。あいつらも、そしてお前も勉強させる。お前たちには5人揃って笑顔で卒業してもらう!」
「勝手だね…。でも無理だよ。私たち、5人合わせて100点なんだよ?」
「あぁ。絶対にできっこない。そう思っていた。今日までは。だがミクの言葉を聞いて自信がついたぜ。5つ子だから三玖にできることは他の4人にもできる。言い換えれば他の4人にできることは三玖にもできるということだ。これを見てくれ」
先のテスト結果を取り出す風太郎。
5人が正解した問題は一問もかぶっていませんでした。
「確かにまだ平均20点の問題児。だが俺はここに可能性を見た、一人ができることは全員できる!一花も二乃も四葉も五月も、そして三玖、お前も、全員が100点の潜在能力を持っていると俺は信じている!」
「…何それ。屁理屈。本当に…。5つ子を過信しすぎ」
それからほどなくして。
四葉に勉強を教えていると三玖がやってきました。
「来てくれたのか…!?」
「風太郎のせいで考えちゃった。ほんのちょっとだけ。私にもできるんじゃないかって…」
「だから。責任取ってよね」
責任取る取るーっ!←
何気ない言動が小動物みたいに可愛くて、ずっとニヤニヤしながら見てました(笑)
好きなことには熱中できるタイプなんですね。
戦国武将の話になるとあんな饒舌になるし、「関連本はたくさん読んだ」って言ってたし、勉強できないワケではないと思います。
やる気スイッチを入れるのが大変なのかなー。
鼻水の件でもうダメかと思いましたが( ̄▽ ̄;)
真面目に勉強すれば四葉より成長が早いかもしれません(笑)
一人ずつ攻略していく感じかな?
全員が100点の潜在能力を持っていることも判明し希望が見えてきました!
次週は誰メインになるのか楽しみですね!