【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 3話 アニメ感想】ウェイバーになっちゃう師匠かわいい!ルヴィアから聖杯戦争の情報が!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • エルメロイⅡ世のかつての教え子であるメアリの父が、ファーゴ邸内にてバラバラ遺体で発見された。エルメロイⅡ世とグレイは事件の全貌を暴くため屋敷へ向かう。
  • メアリの父を殺したのはアーネスト・ファーゴ氏その人、つまり本人だった。自らが根源にたどり着くのを夢見ていた彼は、不老不死の儀式を執り行った。不完全な状態で復活した亡霊はグレイとアッドによって葬られる。「永遠のものなどない。全ては変わりゆく。それは人間も例外ではない、か」。
  • 今回は…動物科で後釜争いが繰り広げられる中、エルメロイⅡ世行きつけの喫茶店が休業してしまう。その原因が電気系統の故障だと知った彼は現地で調査を開始。すると魔術の痕跡や魔術師の工房の存在がチラついて…。

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 2話 アニメ感想】グレイと魔術礼装アッド!魔術師殺人の真相を暴け!

2019.07.14

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 3話】雷鳴と地下迷宮【アニメ感想・名場面】

 不穏な動き?

「まぁせいぜい、愛しの兄上に苦労してもらおうか」

ライネスはまた何かを持ち込んでくる気のようです。

カラドロン卿が暗殺され、動物科は大騒ぎになっていました。
後釜を狙う者が続発するなか、エルメロイⅡ世の執心はもっぱら聖杯戦争だけ。

「大聖杯だ。本当に存在するなら、いくら極東のローカル術式でももっと騒ぎになりそうなものだと思ったまでさ」
「誰かが情報を握りつぶしている、か?」

 ウェイバーじゃないか

「フラット!貴様というやつは!!結界を貼る術式の授業で破壊する術式を作ってどうする!」

エルメロイⅡ世の必殺アイアンクローが炸裂し教室は盛り上がります。

「いだだだだだ!!!」
「貴様は貴様は!毎度毎度才能にあかせて好き放題!お前みたいな才能があのころの僕にあったら…。僕だってなぁ!!!!」

ウェイバー出てきた(笑)

「師匠?」
「あ。ゴホンッ!取り乱した。講義を続ける―――」

ごまかせてないよ!

講義後、ルヴィアアがエルメロイⅡ世の異変の原因をグレイに尋ねます。

「喫茶店が閉店した!?」
「はい、師匠のお気に入りの店が電気系統の故障で閉店してしまって…」
「いくらイギリス人がお茶好きでもたかが喫茶店のことで…」

そこはエルメロイⅡ世の通い付けの店。論文を書くにもお弁当を買うにもそこがないと仕事がはかどらないのだといいます。

「時計塔始まって以来のショボさですわね」
「でも今夜には支障がお店に事情を聞きに行くって言ってましたから、きっと」
「頼みましたわよ、全く」

ただの電気系統の故障ではなさそうですね。

「…ん?ライネス?」
「少しいいかね、エーデルフェルトのご令嬢。聖杯戦争の話だ」

二人共顔見知りなんですね。
聖杯戦争の話、とは(´・ω・`)

 推理開始

「業者に頼んだんですが、一人が行方不明、もう一人もなにか恐ろしいものを見たっていうだけで、もうこの仕事だけは勘弁してくれって」
「なるほど。少し調べさせてもらえるかね?」

喫茶店を訪れたエルメロイⅡ世。
電気系統は滅茶苦茶にされ、漏電していました。

「げっ歯類?いや違うな。動物科の魔術か。ここから電気が漏れている…いや吸収されている。毛皮あるもの、電気、青…そういうことか」

もう分かったんですか!?Σ(´∀`;)

エルメロイⅡ世は店員に断りを入れて地下水道に潜ります。奥へと続く獣の足跡を辿って。

「稲妻の結界か。やはり魔術師の工房があるな。地下水道、工房、それに稲妻か。懐かしいな―――」

イスカンダルを思い出し、思わずニヤリと笑います。
だから背後から迫り来る獣に気づくのが遅れてしまいました。

「!!!」

獣に襲われたようですが!?(´Д`;)

「すげーよ新入生!」
「カウレスだっけ!?お前最高だな!」
「別に珍しいものじゃないだろう」
「いや~フラットのPCは怖くて触れなかったから」

フラットのPCに一体何が…?( ̄▽ ̄;)

「あ、新型PCだ!しかもマルチモニタ!自作!?」
「あぁ、検索とデータベース管理に特化してるんだ」

フラットとスヴィンもやってきました。

カウレスのPCについて話が盛り上がっていると、フラットの携帯に電話がかかってきます。

「あ、グレイちゃん?うんうん」
「!! いま、グレイたんって言った…?」

スヴィンの様子が…?

先に喫茶店から電話を受けたグレイは、「師匠が地下水道から戻ってこないそうなのだ」と不安気な声です。

「なんでだ!なんで僕じゃなくお前にグレイたんから電話がかかってくるんだ!!グレイたんの声を!!」

あー、スヴィンはグレイが好きなんですね( ̄▽ ̄;)

「あの黄色くて丸くてふわふわの匂いのグレイたんと何があった!」
「それは」
「それは!?」
「ルシアン君が携帯を持ってないからじゃない?」
「―――――そうか。携帯があればグレイたんと電話ができるのかぁ」

電話をもらう以前の問題だった。

「グレイたん!グレイたんグレイた~~~~~ん!!」

携帯ショップに向かおうとするスヴィンを引きずり、フラットは喫茶店に向かいます。
ちょっと変態っぽいですね(笑)

「師匠!!!」

合流したグレイ、フラット、スヴィンは地下水道で座り込むエルメロイⅡ世を発見します。

「やつは電気を食って巨大化する力を持っていた。解除を試みたが純粋なパワー比べだと力にならん」

相討ちにした、と言いたいところですがひるませただけで、獣の足跡が奥へと続いています。

「フラット、マナのバランスを、反転………」

そこでエルメロイⅡ世は気絶しました。

相手が霊体ならグレイが必要であること、そしてエルメロイⅡ世にグレイに近づかないよう言われてるのを踏まえて、スヴィンがエルメロイⅡ世を病院に運ぶことに。

グレイとフラットは獣の後を負います。

「……あの、拙はスヴィンさんに嫌われているんでしょうか?」
「えっ!?」
「いつも睨まれていますし、拙を見ると息を荒くしますし、落ち着かないご様子ですし」

恋のハンター的だからな()

「ルシアンくんはグレイちゃんのこと嫌いじゃないと思うよ」
「そうでしょうか」
「距離感取るの下手な奴だからね。俺に言われたら御終いだろうけど。俺はね、家でも時計塔でもまともに相手をしてもらえなかったんだ。先生と教室のみんなだけがおれをバカ呼ばわりしてまともに人間扱いしてくれた」

フラットの背景が分からないのですが、エルメロイ教室には色んな意味で規格外の人材が集まっているようですね。
人間扱いしてくれた、という言葉に反応するグレイ。

「俺だけじゃない。ルシアンくんもほかのみんなも。先生がいなかったら多分ただの落ちこぼれだったと思う」
「はい。師匠はいつも拙達のことを見てくれています」
「さ、早いこと怪物退治して先生のところへ戻ろう」
「はい、行きましょう」

一方、自室で目を覚ましたエルメロイⅡ世は。

「医者より先に電話をよこせ。連絡するところがある」

 決着

「エサ場ってところだな」
「…いるね!」
「見つけました」

行方不明になったネズミ捕り業者を始め、たくさんの人骨が転がっていました。

「じゃあ行くよ!打ち合わせ通りに!」
「はい!」

「第一段階限定解除!!」

結界魔法(?)で獣の動きを封じたフラット。グレイは魔術礼装でその獣を一刀両断しました。

エルメロイⅡ世のパワーがないのか、二人が強いのか、どっちなんだろう。
両方ですかね?( ̄▽ ̄;)

「先生が言ってたとおりだ。地下の魔力とこいつでけか気を張っていたからその流れを暴走させて反転すれば…」

先程まで無かった新たな道が現れます。奥にあるのは化物の家。そして魔術師の工房。

「よくも面倒なことを。このグルドア・デヴナントの工房に押し入りそれをノックと謳うか。何処の馬の骨だ」
「ロード・エルメロイⅡ世の教室の方から参りました!フラット・エスカルドスとグレイです!」

グルドアは現代魔術科のエルメロイⅡ世を軽蔑するような口ぶりです。

フラット「失礼なこと言わないでください!先生はただの成り上がりではありません!一代でロードの地位を得た時計塔で一番の成り上がりです!!」

成り上がり成り上がりって言いすぎでしょ(笑)

「直人の命の幾千幾万など我らが根源に至るための糧に過ぎぬ!そのような瑣末事で我が工房に侵入したのか!?殺しが目的ではない!過程に過ぎぬというだけだ!」

それがグルドアの主張でした。彼は新たに獣を十数体呼び寄せます。

「これはまずいな。俺が一発派手にやるからグレイちゃんは逃げるんだ!」
「え!?でも!」
「一度言ってみたかったんだよね、こういうセリフ」
「そんな必要はない!」

突如天井を破壊して現れたふたりの男。

「い、痛ってて。もうちょっと穏やかにやれないのかスヴィン」
「すみません、全速力というオーダーでしたから」

「貴様は。ロード・エルメロイⅡ世か」
いいタイミングで主人公キタ――(゚∀゚)――!!
「私はあなたの犯罪を糾弾に来たのですよ。弟子の救出も兼ねて」
その言葉に嬉しそうな顔を見せるフラットとグレイです。
「あなたの魔術は雷と毛皮ある獣を用いたもの、すなわち木星の領域に属するものだ。木星の因子を持つ幻想主、つまりうさぎの化物に雷を集めさせ、雷神ゼウスの力へと変える、この祭壇はあなたが他者を支配する為の礼装だ!」「お望みはゼウスの力による栄達ですか?」
エルメロイⅡ世はグルドアの図星をつきます。
「こちらがこの地区の電力消費量だ。明らかに大きい。小規模な工場並みだ」
電気うさぎの餌に…。
「こちらはこの周囲で続発している連続殺人を扱った新聞記事」
「”ドルイドストリートの行方不明者事件、現代の切り裂きジャックか?”」
「それがなんだというのだ!?」
「20世紀ならいざ知らず現代は情報化社会だ。これらの情報をつなぎ合わせればここに何かあることはすぐにわかる」
カウレスが酷使されたようです(笑)
今はPCの前で爆睡しています。
「拘束させて頂くグルドア卿。あなたは時計塔最大の禁忌、神秘の隠匿を踏みにじった!」
追い詰められたグルドア卿は最後の悪あがきに出ようとしますが。
「それはやめておいたほうがよろしい!あなたのことは既に法政科に告発し、動物科にも受理されている!動物科の皆さんはあなたが失脚するのを大変喜んでおられましたな?」
グルドアのやったことは100年前なら咎められる事はなかったでしょう。しかし現代では違います。
「我々ノーリッチは現代と魔術の融和のためにあるのですよ」
グルドアは連行されました。
それを見送ったエルメロイⅡ世は、実は半分ハッタリだったのだ、グルドア卿が実力行使に出たらどうにもできなかった、と暴露。
「”闇に紛れて逃げ去るのなら匹夫の野党、凱歌とともに立ち去るのならそれは征服王の略奪だ”。昔、どっかの馬鹿が言った言葉だ。時として堂々たる振る舞いは実態以上の結果をもたら…す…」
「師匠!」
「だがもうたくさんだ…こういうのは私の柄じゃ、ない……」
「師匠、今夜は本当にご苦労様でした」
事件は収束しました。
「どんどん食べてくださいよ~!先生はうちの店の恩人だ!」
後日、喫茶店にエルメロイⅡ世とグレイ、そしてライネス、ルヴィアの姿が。
「うまいな!これで論文に集中できる!」
「兄上の脳は本当に単純にできているんだな」
「黙れ!ランチタイムにわざわざ店までやってきてなんの用だ」
「ルビアに調べてもらった情報をわざわざ知らせに来てあげたんだよ。非法なんだけどね」
「?」
「聖杯戦争の協会参加枠二つが締め切られたそうですわよ」
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Fateシリーズの他作品からもキャラが続々登場しましたね!
全部見てたらもっと楽しめたのかな~。
エルメロイⅡ世の謎解きは今回もお見事でした。師匠、先生と呼ばれるにふさわしい成長を遂げた彼ですが完璧超人には程遠く、端々にウェイバーっぽさが残っててかわいいです(笑)
フラットとスヴィンも大活躍でした。スヴィンはクールな青年かと思いきや「グレイたん」連呼でイメージが変わった(笑)
今後は聖杯戦争も絡んでくるのかな?参加枠は埋まったらしいけど…?
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