内容をカンタンに説明すると…
- ある日の後藤家。机のうえには一枚のチラシ。姫が「子犬の飼い主募集」のチラシを持ってきて、可久士にお願いをしているのだった。
- 姫のお願いに悩む可久士は、公園で犬を連れた一子先生に出会う。その夜、可久士は姫に犬を飼うことを許す。姫は大いに喜び、後藤家に新しい家族がやってくる。
- 今回は…後藤家の子犬の名前がまだ決まらない。ひとまず姫は「ゴル(仮)」とするが、いよいよ区役所で本名をつけることに。迷い続ける姫だったが、窓口係のある一言で子犬の名前を決める。笑顔で「最初から名前はついてた!」という姫に、可久士は首をかしげる。
【かくしごと 8話】「おれたちの下描き」「残念記念組」【アニメ感想】
3代目の命名
「名前、決めたのか?登録しないといけないから、早く決めないと」
「じゃあ、とりあえず決まるまで」
ゴル(仮)
「(仮)は良くないと思う。漫画のタイトルもそうだ。企画では(仮)
だが…でもだいたい呼んでいるうちに馴染んでしまい(仮)が取れてそのまま本題になる」
これは…可久士の実体験なのですね
「どーしても愛着が湧いて、変えられなくなってしまうものだからな」
「そういえば保護犬とかも愛着湧いちゃうから、敢えて名前つけないらしいよね」
結局早めに名前をつけてしまおうという感じに。
「ちゃんと決めて…その名を呼んで撫でてやれ」
役所に子供だけで行かすんかい!(笑)
「ご登録でよろしいですか?」
「ごとうろく。すごくいいと思います」
姫ちゃん勘違いしてます!
「決めたのか?名前」
「最初から名前ついてた」
後藤ロク
ご登録…後藤…ロク
「いいのか?自分でつけなくて」
「良い名前なら、誰がつけたかなんて関係ないよ」
姫と名付けたのは義父だったのですね。
そうだなと納得する可久士。
下描きを超える線
「最初の印象が大事と言えばな、ペン入れの線は、どーしても最初の下描きの線を越えられないのだ」
「だったら…下描きのまま載せればいいじゃないですか。
印刷技術も向上している今、全然いけます」
「昭和で止まってる編集上層部を驚かせてやれ!」
担当も作家もやばい!
「いいわけねーだろ!」
ですよね…。
鎌倉に絵を戻しに行く可久士
(最初の印象が全てで…その印象を覆せないとか。早くて忙しくて、社会に余裕がないのかもな)
平凡な未来予想図(仮)と書かれた絵が一枚。
三人で食卓を囲む絵。
(越えられるわけがない。下描きを超える線は…引けない)
「姫ちゃんには、助けてもらいました」
姫の友人が可久士にそう言います。転校してきた彼女は失敗してしまいこのままだめな印象で学校生活を送ることになるんだろうなぁと覚悟していたと。でも姫の屈託のない対応に救われたようです。
「姫ちゃんみたいな救世主がいれば案外、人生取り返せるんだなって」
可久士も救われている一人である。
「下描きを超える線、引けましたか?」
「下描きを超えるペンを入れるには…下描きのレベルを下げればいいんだ」
「天才ですか?」
「いいわけねーだろー!」
2回目(笑)
お祝い
<雑誌でもなんでも中途半端な節目を祝い出したらそれは何らかの危険信号なのかもしれない>
「この号で風のタイツは連載100回目を迎えました」
「見事なまでにスルーされてる」
「十丸院くん。100回といえば、ある程度雑誌に貢献してると思うんだ」
「そんな初代担当じゃないんだし。数えてるわけないじゃないですか。大体100回だからなんだって言うんです?記念日女ですか」
「ここ。モブキャラで、フラッシュモブ描いといた」
祝・100回みたいなモブが居る…。
羅砂さん優しい…?
可久士、意外と喜んでますね。
「姫ちゃんも隠し事するようなお年頃になったんですねえ」
「あれじゃないですか?クラスの男子からもらったラブレターとか」
「びっくりするくらい動揺してるじゃん」
可久士震えてます。
「やっぱり断ってくるね」
(やはり、ラブレターだったのか)
全然違いました。お誕生日会にお呼ばれしてたのを断ろうとしてたようです。
「私のたんじょう会に呼ばないといけないから」
「呼べばいいじゃないか」
「ウチは無理だよ。お父さんだけで準備するの、大変だし。
お飾りも、ケーキもあるし。
唐揚げだってたくさん揚げなきゃいけない」
「あのな、姫。こーゆうのは祝える時に祝っとけ。いつか祝いたくても祝えなくなる日が来るかもしれない。
逆もしかり。祝ってもらえる時に祝ってもらっとけ。
だから来年の姫の誕生日にはたくさん友達呼んで盛大にやろう。
料理の特訓して食べきれなくても食べちゃうような、おいしい唐揚げ揚げられるようになってやる。
だから行ってこい」
うう…ちょいちょいシリアス入れてきますね。そして姫の天使の笑顔に救われます。
可久士の箱もあるんですね、奥様ほんとに用意周到で。
料理教室は諸事情により男性不可となったため家庭教師の要領できてもらうことに。
ワンツーマン指導です。
「誕生会、楽しかったか?」
「うちも負けてられないな。来年は友達いっぱい呼んで盛大にやろう」
「でも…お父さんと2人きりのたんじょう会も捨てがたいな」
「何言ってるんだ。そんなの当たり前だろ?
友達みんなとの誕生会、パパと2人きりの誕生会。毎年2回やるに決まってるだろ」
「でも…2回もやったら、2歳ずつ年とっちゃうかも」
「…かもな。あはははは」
「すぐ大人になっちゃうよ。
……ま、それもいっか」
「よくない」
まじのトーンでの可久士の否定でした。
<この家は本来、私と父と母。家族3人が暮らすはずの家だったのです>
鎌倉の家の現代パートで終わります。ちょっとずつ進んでる。
私も姫ちゃんと同じ気持ちになってしまいました(笑)
姫という名前は義父がつけたものだったのですね。
うーん、たしかにここの義父子因縁ありそうですね~~~。
娘のために精一杯頑張るパパは素敵なんです。